ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
台湾でも大反響! 国を越え、溢れる想い 台湾に日本の新幹線が走る! 巨大プロジェクトに、それぞれの国の人々の個々に抱いてきた想いが繋がる。確かな手触りの感動傑作!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
台湾に日本の新幹線が走る、それを実現させるまでのお仕事小説かな、と思い購入 単純に、新幹線を開通させるまでの苦労話に留まらず、そこに関わるいろんな人(日本人や台湾人)の目線で、物語が展開されていきます 主人公は台湾に新幹線を開通させるプロジェクトに取り組む若手女性社員の春香。春香が、この仕事に携...続きを読むわるきっかけを与えてくれたのが、彼女が学生時代に旅行で台湾に訪れた時に出会った現地の男性、エリックとの出会い。 メインはこの2人が軸に展開されますが、そこに絡んでくる登場人物の人生、生き方、出会い、 台湾そのものの自然、食べ物や街の雰囲気も詳しく描かれていて、想像しながら読んでいると、とても楽しく、魅力的で、むちゃくちゃ行きたくなりました。近々、絶対に台湾行ってみたい!と言う気持ちにさせてくれる内容でもありました。 その時は、絶対に新幹線にも乗らないと^ ^
他人事ではない小説だった この小説の根幹のエピソードとほぼ同じ経験をしているから 学生時代、トランジットで1日いた台北で、ただ道を聞いただけの現地のサラリーマンが1日かけて台北を案内してくれて温泉にも一緒に入ったのに、帰国後連絡先を無くしてしまいそれきりなのだ… 台湾に日本の新幹線が走るまでの、そ...続きを読むの事業に関わる日台の人々の人生が交差するお話 勝一郎が中野から「死ぬなら台湾で死ね」と言われるところはどうしようもなく泣いてしまった このシーンは素晴らしい 人生にとって大事なのは国なんかよりも友人なのだ
台湾新幹線でつながる日台の人々の物語。 たった一度きり、たった一人との出逢いで自分の歩む「路」が決まることもある。たとえ会えなくても、相手を思う強い気持ちさえあればきっとつながっていられる。 登場人物たちそれぞれの「路」を辿り、終始胸がいっぱいでした。 脳内に台湾の光景がぶわあっと広がる美しい描写...続きを読むも最高…! 何度でも読みたくなる一冊です。
少し読みづらい展開でしたが、読み終えてみると人間の感情がよく描かれているストーリーでした。新しい読み物に一歩入ったかな。
吉田修一っぽくはない。でもとても良い。 台湾に日本の新幹線が走る。その巨大プロジェクトに、それぞれの国の人々の個々に抱いてきた想いが繋がっていく群像劇。
コロナで長いこと旅行もできてなかったので、絶対に台湾に行くと決めてこの本を買いました! そしてこの本を読み終わる前に航空券も買いました! 生まれ育った国だから1番自分にしっくりくるというわけではなく、自分に合う環境でのびのびと生活できることは心身ともに良いことだらけだなと実感。 ありきたりですが、本...続きを読む当に台湾に行きたくなる、そんな一冊でした。
偶然出会ってたった半日を共に過ごした二人。同じくほの温かい想いを抱き、互いの安否を気遣いながらも音信不通だった年月。それぞれの現在がしっかりしているせいか、男女が再会する小説にありがちな展開にならないのが心地良い。 台湾からの引き揚げ老夫婦、シングルマザーになった幼なじみに恋する青年、まったく関係の...続きを読むない人物の挿話が、台湾を走る新幹線開通を軸に、少しずつ関わり合っていくのも面白い。 日本人であること、台湾人であること、逃れられない現実を、この物語の登場人物たちはみな、とても前向きに自分の根としてとらえ、その上で、相手の国や国民性を肯定的に受け入れていくから、最終的に清々しく読み終えることができた。
登場人物みな、前を向き歩いて行く姿に励まされる。 それぞれの路。 今すぐにでも台湾に旅立ちたくなりました。 素敵な作品です。
台湾高鉄が開業までの道筋を、日台のさまざまなキャラクターの目線から伝える半分ドキュメンタリーのような小説。 一気に読めました。 台湾の文化や台湾人の考え方や感覚まですごく丁寧に表されていて素晴らしいと思った。 春香が抱いた、 台湾の人が日本を思う気持ちに比べると、日本人が台湾のことを知ろうとする気...続きを読む持ちは、あまりにもお粗末としか言いようがない、 という気持ちにも非常に納得。
つい先日まで波瑠さん主演でドラマをやっていたことと、 台湾新幹線(台湾エクスプレス)の話とのことで、手に取ってみました。 大枠では、台湾新幹線を横糸として、そこに、 4組の男女の物語が縦糸として、彩をあたえていく流れ。 台湾には未だに行ったことがないのですが、風景、人々、食べ物、文化が、 本当に...続きを読む目の前に浮かんでくるようでした、、ドラマのおかげなのかもですが。 1組目は、学生時代に台湾で出会った、台湾人の男性と日本人の女性、 阪神大震災、台湾大震災を経て、台湾と東京でそれぞれの「路」が交差します。 彼らが生きてきた世代は、まんま自分とも重なっていることもあり、共感も一入でした。 2組目は、日本人の男性と台湾人の女性、夜の街での出会いから、 離れていても大丈夫、離れていたら大丈夫ではない、どちらも正解かと。 原作では、そんな家族の在り様の問題も描かれていましたが、、 ドラマでは尺の兼ね合いもあってか、だいぶ端折られていて、残念です。 3組目は、台湾人の一組の男女、幼馴染的な関係性から、 一つの挫折を経て戻ってきた女性と、その息子を絡めての物語。 果たしてこの二人が、どう“台湾新幹線”に絡んでくるのかと思っていましたが、 なるほどなぁ、、と、この時代の台湾の若者、日本とも変わらないよな、とも。 4組目は、戦前・戦中に台湾で生れ育ち、戦後に日本に戻ってきた日本人夫婦、 いつの日か、台湾に“戻りたい”との想いを秘めながらの人生でしたが、、 と、私の祖父(だいぶ前に亡くなりました)も戦中派で従軍もしていたとのことで、 自分の祖父や、そのルーツ(祖父は日本生まれです)に、久々に想いを馳せました。 そんな4組の男女とそれを取り巻く人々、環境を、 2000年から2007年までの間、1年に1エピソードくらいで、描いています。 そういった意味では、ある種ロードムービー的な感じでしょうか、 それこそ、題名の『路』が示している通りに、、 人は何がきっかけで、どんな“路”を進むことになるのかは、 本当にわからない、だからこそ人生は面白い、のでしょう。 ちなみに、波瑠さんのドラマは全3回で、かな~りに駆け足でしたが、 原作との相互補完で、ドラマでは描き切れてない部分も、想像しながら観ていました。 個人的には、6回くらいで組んでくれれば、もうちょっと、 それぞれの想いや軌跡、、“それぞれの路”を描けたのかなぁ、とも。 “台湾の人が日本を思う気持ちに比べると、日本人が 台湾のこと(台湾と中国のこと)を知ろうとする気持ちは、 あまりにお粗末としかいいようがない” 劇中でもよく出てきた「台湾オリジナル」とのフレーズは、 本質的には日本でも連綿と受け継がれてきていると思います。 外部の文化の受け入れからの、日本仕様への変容は、日本人の文化に通じる、と、 そういった意味では、普遍的な価値観だけではなく、文化的な価値観をも共有できるのかな、 と、李登輝さんを思い出しながら、久々にその著作を再読したくなりました、 李登輝さんもまた、私の祖父と同世代の方となります。 ん、自分自身の心の向き先とも折り合いをつけながら、 前を見て、上を向いて歩んでいきたいとあらためて感じた、そんな一冊です。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
路
新刊情報をお知らせします。
吉田修一
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
国宝 上 青春篇
国宝 1
犯罪小説集
パレード
空の冒険
愛に乱暴(上)(新潮文庫)
悪人 新装版
あの空の下で
「吉田修一」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲路 ページトップヘ