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充実の上海ブックフェア。ニューヨークでの観劇とテニス観戦。故郷・長崎のランタンフェスティバルで出会った幻想的な風景。長編小説『国宝』の誕生秘話。そして愛猫の金ちゃん銀ちゃんのこと……。時は2016~2019年のまさにコロナ前夜。自由に旅をして現地の人びとと交流ができることは、なんと貴重で尊いのだろう。数々の傑作小説を世に送り出す著者が、ライフワークとするANA機内誌『翼の王国』の連載をまとめた人気エッセイシリーズ5冊目!
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Posted by ブクログ
ANA機関誌に掲載されたエッセイ。 ちょうど2019年までのものなのでコロナを知らなかったころなんだなぁ。 先日観た映画の原作の話も時々出てきて興味深かった。 とても明るい楽しいエッセイでした。
先日ANAに乗ったら、翼の王国が 無かった。リストラ?確かに印刷費はバカにならない事だろうけど、機内誌で読むエッセイが出張であっても旅行気分を高めてくれるんだけど。
作家さんなのに(と言うのは失礼だけど)羨ましい話もあればすごく親近感を覚える話が多くて、もっと吉田さんを知りたくなりました。
「翼の王国」シリーズは待ちわびるものの一つです。 どの章も、短い中にもギュッと詰まった無駄のない文章に惚れ惚れします。
ANA機内誌エッセイをまとめた何冊目かの本 ANAに乗ることがあれば必ず読んでいる そして、吉田修一さんの小説は…読んだ記憶がない 機内誌のエッセイということもあってか旅に関することも多いのだけど、読むと書かれている土地に行ってみたくなる コロナ前にかかれたエッセイなので、旅がまだ普通に楽しめていた...続きを読む頃だなぁと感じる 自分もたくさん旅をしていたしANAにも乗ってたはずなのに記憶に残っているページはなかった…好きなはずなのに…なぜ? この本を読んで今更パークライフを読んでみたくなった
「旅に出られる。人に会える。それはこんなに幸せなことなんだー。」というオビの惹句。 (まだコロナ最中ではあったが)昨年8月に職場には内緒にして家族旅行に行って、飛行機に乗った時に、こんなこと感じたな。 飛行機の機内誌は結構好きで必ず読む。 ANAの機内誌「翼の王国」連載のエッセイの文庫化。 自由...続きを読むな旅の尊さよ。 ちょくちょく出てくる愛猫の話も微笑ましい。 ♫Still/Elvis Costello(2003)
吉田修一さんの本は読破。 インタビュー記事もできるだけ読む。 新刊も刊行されたらすぐ購入。 それほど好き。 エッセイでは、吉田修一さんの素顔を見ることができる。 P113 〈毎日毎日言葉を積み上げていくのは本当につらい。 日々、言葉を探している〉 作品を読むことができる喜びを噛み締めている。 あ...続きを読むりがたいな。 さて『永遠と横道世之介 上・下』を読みますか。
一方は占星術で、一方は神道だし。 狭い路地を歩いている酔客達の半分以上が外国からの観光客 白木の俎板に乗った間人(たいざ)蟹の見事だった事 旨い寿司で一献とか
吉田修一のエッセイシリーズを初めて読んだ。 勝手に抱いていた少し怖そうなイメージ(カバーの顔写真のせい。笑)とは違い、すごく親しみやすくて冒険心あふれるお茶目な人だと知れた。また更に好きになった
好きな小説家を問われたら吉田修一を挙げる。巧みなストーリーテリングとそこはかとないフェミニンさ、繊細さをもった小説が書ける人だと思う。 さてエッセイはどうか……というと、小説ほどの巧みさはない。この本はANAの機内誌「翼の王国」に連載されているのをまとめたもの。そういえば、寡聞のせいもあるかもだけど...続きを読む、このシリーズ以外に吉田修一のエッセイって読んだことないから、やっぱりエッセイは苦手なのではなかろうか。 不特定多数が手に取る媒体だから、特に万人受けするサラッとしたものにしているのかもしれないけど、わりとチャラい。ちょっとセレブな空間に行ったとか、珍しい土地へ行ったとか、自慢っぽい筆致ではないけどわりと派手な世界に出入りしている様子がうかがえる。もっと硬派でいてほしいという自分の期待とはずれるからいまいち不満なのかも。
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