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Posted by ブクログ 2021年02月14日
大学2年の時に友人宅で薦められて読み、冒頭数ページで心をガッツリ持って行かれ、帰り道に書店に寄り「文庫なのに高いなぁ…」と思いながら購入した記憶がある。
とにかく勢いのある小説なので読み進めるスピードのコントロールが不可能。特に授業シーンのスピード感リズム感はハイフェッツの演奏並。逆に立ち止まると内...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月06日
再読。
再読、とはいっても今までは単行本、及び講談社文庫で発売されていたものを読んでいた。
今回は講談社文芸文庫として出版された版で読んでいる。
うちには三種類の「さようなら、ギャングたち」があるということだ。
もっとも多く読み返した作品がこの「さようなら、ギャングたち」だろ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月30日
言葉で言い表すことが難しい作品。
言葉を与えることで、何かに分類されてしまうのは、何かもったいない気がする。
この作品がいいと思える人には、わかってもらえると思う。
あえて言うなら、「チェストーッ!」くらいか。
この作品が、チンプンカンプン、なんじゃこりゃ?という人も多いと思う。
高橋源一郎が言葉の...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月31日
不思議な話だ。
小説というより詩。
なんの脈略もなく、突飛な文章が400ページ近く進む。
しっかりとしたストーリーも、ロジックもなくただ言葉だけがダラダラと。
なのにすらすら一気に読めてしまう。
きっと言葉の選び方がすごいんだな。
文章の流れを無視した言葉が入る事により、
独特のリズムをつくる。...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月24日
ことばの持つ意味、名前のもつ機能が突風のようなグラデーションにさらされている。この小説そのものも、あらゆる意味でグラデーションの渦中にあるように思える。スリリング、しかし時折のぞく叙情は赤面するほど青い。これが詩的ということ?いや、暴力的なのだろうな、やはり、ギャングだけに。
もちろん読む方も、たえ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月11日
14.09.20 再読
やはり圧倒的。詩の様で詩ではない。
一章でキャラウェイの死、3章でS・B、ヘンリー4世。決して激しい描写じゃないのに、押し迫ってくるような悲しみがある。
私は大切な人がどっかいっちゃう話が大好きなようです。
09.05.19 再読
小説である事を逸脱。分かった気にさせ...続きを読む
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