思春期

思春期

1,265円 (税込)

6pt

3.6

「未来が明るい、なんて、だれが決めたのでしょう。」「若さはすばらしい、なんてだれが決めたのでしょう。」―。「行きたくない場所は、学校」そして、家に帰っても「ふすまのような扉がついている勉強部屋に逃げ込む」毎日。「自分には価値がなく、生きていてもしかたがないのでは」という暗い気持ちで日々を送る中学生の「わたし」。不安、後悔、劣等感、秘密、孤独、嫉妬、自己嫌悪―。小手鞠るいが描く直球思春期小説。

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思春期 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中学生になった「わたし」の3年間。
    将来への不安、劣等感、嫉妬、初恋、親への反感などがみずみずしく描かれています。
    小学6年生から中学生に読んでもらいたい。
    もちろん大人も。

    0
    2017年03月30日

    Posted by ブクログ

    暗さに辟易していたが、著者自身の中学生時代の話なのだなと気付いてからは素直に読み進められた。
    自分はエロに嫌悪感は一切なかったなー、と。人それぞれやなー。

    0
    2016年06月16日

    Posted by ブクログ

    中学生は思春期の真っ只中。
    小学校とは違う「大人」の世界がぐっと自分に近づいてくる。
    それに憧れはするけれど、目の前にある世界は決して思い通りにはいかない。
    恋や友情、親との関係、進学、容姿、その他いろいろ。

    ちょっと気にくわないから悪口を言ってみた。
    そしてそれで友人を失う。

    ちょっとサボって

    0
    2015年06月10日

    Posted by ブクログ

    「感情」が少しずつ明確になってゆく過程が痛々しさを伴って描かれている。
    この時代を過ぎれば、多くのひとたちが「希望」のしっぽに近づくのだろう。
    過ぎてしまった日々。

    0
    2016年02月07日

    Posted by ブクログ

    国語以外の勉強が苦手で、ちょっと内向的な少女の一人称で語られる中学生の心。あまり時代を感じさせるような描写はないが、ケータイもPCもなく、両親の学歴などから考えても昭和の話かな、という感じ。
    しかし、今の中学生にも届く物語だと思う。
    性への関心や恋とは違う憧れや体の変化に対する感覚などが、きちんと描

    0
    2015年12月23日

    Posted by ブクログ

    かわいいわけでも、勉強ができるわけでもない、早生まれのため、4月生まれの同級生に比べればすべてに劣っている(ように感じる)わたし。
    友だちと呼べる人もいない、夢も希望もない、生きていく意味なんて見いだせない。
    そんな今を生きるわたしへ。
    思春期には誰しもが思い、大人になり、老年期へと進むにつれ、また

    0
    2015年05月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    劣等感やしっとなど負の感情にどっぷり浸かる女子中学生のはなし

    未来は明るい
    若いって素晴らしい
    希望をもとう

    そんな言葉に違和感を感じる10代が共感できそうな本

    好きなもの・ことがあると人生たのしいって
    そうだね~

    0
    2015年05月15日

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