春狂い

春狂い

606円 (税込)

3pt

人を狂わすほどの美しさを内包した一人の少女。父親や男たちの欲望から逃れ女子校に入学するが、教師に襲われ学園を去る。しかし転校先でも同級生からのいじめと教師からの暴行は繰り返され――。やがて少女は安息を求め、教師の前でスカートを捲り言う。「私をあと二年、守ってください」。桜咲く園は、天国か地獄か。誰もが通り過ぎた“あの春”を生きる少女の孤独を描く、美しき青春小説。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

春狂い のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    桜が咲く前にこれを読んで、「ああ、今年も白いな」と安心するのがここ数年のルーティーン。
    やり切れなさが春に似合う。

    0
    2024年03月28日

    Posted by ブクログ

    さてさてさんのレビューを見て早速読みました。
    さてさてさんはエログロが苦手のようですが
    自分は大好物なんで、期待度マックスで読み始めました。

    その期待を裏切らない、いや想像を超える
    えげつないエログロ作品で大興奮でした。

    私、語彙力がないもので、解説から引用して
    「こんなにもいびつで、勝手で、醜

    0
    2022年12月12日

    Posted by ブクログ

    どこかにいそうな気がする

    主人公の少女、小さい頃から男は虜になり偏執的な暴行を受け続ける、女からは煙たがられる存在。
    男は皆、少女に狂い狂人となっていく。
    少女は暴行されてもなんとか身を保ち育っていく。
    少女は自分と同じ境遇を歩んできた美しい少年と出会いお互いの心を通わせるが少年は家族によって戒め

    0
    2019年08月21日

    Posted by ブクログ

    探し求めていた本、そのもの、、って感じでした。
    美しすぎるゆえの現実、スカートを捲り上げていうフレーズの恐ろしさが堪りませんでした。

    0
    2017年12月14日

    Posted by ブクログ

    個人的にはこういう描写が初めてで新鮮尚且つ斬新でした。
    周りに周って最終的に結びつくって、頭を使いながら読むから何度か戻ったりもしたし、あーこういう事かってなった!
    いやぁ、楽しかった!
    最後は「ふぅ。」って感じで終わりました。

    0
    2015年07月27日

    Posted by ブクログ

    美しさ故に虐げられる少女。官能的だがどこか残酷さがある。
    守って欲しいのに誰も守ってくれる人はいない。正常という仮面を被った狂った人達。何のために人は生き死ぬのだろう?少女のいる場所は天国か地獄か。

    愛故に憎しみ故に美しさ故に人は死に行く

    0
    2022年11月30日

    Posted by ブクログ

    章ごとに視点が変わる
    人の関係が、だいたいはわかっていたけれど
    時間が行ったり来たいもありわかりにくい感じでした
    男を惑わすくらいの美人が地獄を見たっていうのは
    わかりました

    0
    2021年05月30日

    Posted by ブクログ

    少女とは病みで
    美しさとは呪いで

    桜庭一樹の七竈が光としての絶望であるならば ここには何もない
    春が狂っている

    0
    2017年02月06日

    Posted by ブクログ

    誰も幸せにはならない、そして少女は決して救われない。でもこの物語を嫌いだとは思いません。そんなお話です。

    0
    2015年05月18日

    Posted by ブクログ

    なんて救いのない物語なのだろう.美しすぎるがゆえに苦難を強いられる少女.来世ではあの少年と結ばれて欲しいと願わずにはいられない.しかし背表紙のあらすじはちょっと難ありだと思うな.あれじゃ低俗な官能小説と勘違いされてしまうだろうに.
    以下あらすじ(背表紙より)
    人を狂わすほどの美しさを内包した一人の少

    0
    2015年04月19日

春狂い の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

幻冬舎文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

宮木あや子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す