官能と少女

官能と少女

小説・文芸
726円 (税込)

3pt

卑猥な宝石に恋する少女趣味(ロリータ)ファッション店員、美少年の生徒に慕われる幼児体型の養護教諭、アイドルの夫の帰りを待つ幼妻、可愛い恋人がありながら不倫するSM女子、優しく賢く美しい叔父様に引き取られた少女、「眠り姫」と綽名される女子大生……薄い胸、華奢な四肢、可憐な顔立ちで周囲の欲望を絡めとる少女たち。その刹那のきらめきを閉じ込めた異端にして背徳の恋愛短篇集。R-18文学賞受賞作家が描く愛の毒6篇。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    早川書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ハヤカワ文庫JA
  • タイトル
    :
    官能と少女
  • タイトルID
    :
    401596
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年10月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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官能と少女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短編ということもあり、一つ一つが浅くならないか不安だったが、思っていた以上に綺麗に纏まっていてそれぞれに満足出来る作品に感じました。
    官能表現も丁寧なので、読んでいて楽しかったです。
    作品全体として百合作品が多い印象があったので百合が苦手な方はは向かないかもしれなません。私はこの作品でしっかりとした百合が含まれる小説を初めて読んだのですが初心者にはおすすめかなと思いました。心情表現もしっかりされていますしね。

    激しく気ないぬるい官能表現で百合が好き、隙間時間を利用したいから短編が良いなという人にはおすすめできると思います。

    0
    2024年08月25日

    Posted by ブクログ

    センセーショナルなタイトルで手を出しかねていたのですが「悪意」というキーワードを見かけて手を出すことに。
    確かに「官能」と少女(というか発育不良の女性)の物語です。
    しかし、何とも靭い物語。
    その底には虐げられた、あるいは挫折した人々の切ない愛が流れているようです。

    0
    2016年06月13日

    Posted by ブクログ

    初めての官能小説。後半になるにつれて救いのないようなストーリーが多かったのが官能小説の想像を超えていたので面白かった。官能小説に陰鬱なストーリーがあると知らなかったので(この作家さんが特別なだけかもだが)それと官能を合わせて楽しめてよかった

    0
    2026年04月23日

    Posted by ブクログ

    何とも哀しい気持ちになるお話ばかり
    章を追うごとに 苦しい
    性的描写が かなり細かく描かれているが
    それはこの人物たちを表現するのに
    必要であったと思う
    彼女、彼らの心情や背景が
    真に迫るものになっている
    彼らのこころの奥底に ふれる

    少し前に「二木先生」を読んだが
    合わせて考えることがあった
    二木先生は そこを分かっていたのだ
    いくらその娘にとって幸せでも…
    ……あぁ 人の しあわせとは何なんのか…
    しあわせは人それぞれ。でも
    この世界では受け入れられないのだ
    そんな少女も居た

    ヒリヒリと痛い物語
    余韻が残る
    何処か嶽本野ばらのような
    痛くて 美しくて 狂気をはらんだ6編だった

    0
    2026年01月27日

    Posted by ブクログ

    少女からかけ離れる代わりに折り合いが付けられるようになった寂しさがそのままの状態である。共感するけれど通り過ぎた道を振り返るような封じ込めた願いを思い出すような感覚。「一人きりでは、迷子になることもできなかった」って…泣いちゃいそうになるなあ。

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    嘘であってほしいって
    願いながら読んでしまった。
    本だし作り物なのは解っているけどね。

    官能な表現は下品じゃなく
    下衆だけどその中にも美しさも
    感じられるような文体で
    すごい表現だなって思った。

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ

    宮木あや子が2012年に発表した短編集の文庫版。タイトルから連想される、いわゆる少女が主人公の作品もありますが、年齢的なものに縛られるのではなく、少女が持つ危うさや毒を抽出して濃縮したような女性を「少女」と作者は呼称していると感じました。性描写、服装など描写が緻密で、原色がばらまかれたような世界をこれでもかと見せられて眩暈がします。短編集ですが、微妙に話が繋がっていて、多面的に物語を把握できて面白さを感じました。万人にお勧めできないのがもったいない。今井キラのイラストも世界観を彩るのに一役買っています。

    0
    2024年04月02日

    Posted by ブクログ

    表紙が可愛くて購入。
    表紙に合ったお話の詰め合わせで面白かった。
    “春姫”と“モンタージュ”が繋がっているのが良かった。

    0
    2021年05月21日

    Posted by ブクログ

     書店の「書店員が本気でお薦めする本」的な棚で見付けた。ハヤカワJA・この表紙・このタイトルということで、ここで買わなかったら一生読まないだろうと思って購入した。

     一般的に「メンヘラ」とカテゴライズされるような少女が出てきて、愛情・性欲といった問題に振り回され傷付く短篇集。

     「身の回りに愛すべきものたちがあるのに、なぜ人は、人とのつながりばかりに重きを置くのでしょうか。人の気持ちが手に入ったってそれは目に見えないし、離れてゆくさまだって見えません。勝手に人に愛情を注いでおいて、望んでいた量の愛情がその人から戻ってこなかったからといって流す涙よりも、予約期日を過ぎてしまい、入荷当日お店にいったらもうそのお洋服は完売、という状況で流す涙のほうが、よこしまな願望がない分、ずっと綺麗です。」(p.26)など、まぁそういう考えもあるよね、それもアリだよね、と思うような、登場人物独自のフィルターから世間を解釈する描写が多い。

     ただし、ごくごく普通の解釈を受け入れてうまくやっていければ人生イージーなのもまた真実で、普通の解釈を受け入れるために自分を加工できるか、それとも加工を諦めて茨の道を傷付きながら進むのか。茨の道を進む人はどうすれば救われるのだろうか。
     この物語の少女たちは、恐らくはその容姿のせいなのか、歪んだ性の対象と見られてしまい、世間から見たら歪んだ愛情を抱くようになってしまう。メンヘラは騙しやすいなんて暴言を何かで見たけれど、不安定な道を生きる、ましてや若い人とくれば、そりゃまあ崩れやすいだろう。
     相手に悪意がなかったとしても、短篇『春眠』『モンタージュ』の少女と教師のように、関わり方の難しさもある。少女側からすればとんでもない極悪人なんだけど、フツーの世界に無理矢理引っ張ろうとする教師も、それはそれで一つの正解なんだろうし。

     タイトルにも含まれる「官能」だが、これはこれで良かったと思う。コンクパールの描写とかすごかったし、他のシーンは物語のどうしようもない悲しさも相まって非常に良かった。こういう悲しいエロさ、何と表現したら良いのだろう。

    0
    2020年01月01日

    Posted by ブクログ

    2016年、8冊目は宮木あや子の短編集。6編収録。

    今回はネタバレ避けたいので、それぞれの粗筋等は省略します。

    コレが「官能か?」と問われると、個人的には「微妙な位置」だと答えざるをえない。もちろん、性的描写、それも、ロリ、ユリ、相互観賞自慰、視姦etc(順不同)と、フェティシュなモノが並んでいる。一方で、コレは代表作(デビュー作)『花宵道中』でも感じたのだが、「男を勃てるため」として機能しないのよ。まぁ、R-18文学賞が「女性のための~」というお冠だからかもしれないけれどね。

    全体的に、もっと軽いノリの作品達かと思いきや、少々中だるみはあるものの、ヴァラエティーもあり、興味深い。おかげで、一晩、一気読み。特に「雪の水面」「モンタージュ」(とすると「春眠」も)は良かっただけに、もぅ少し分量欲しかった。

    そして最後に、装丁もナイスです。読後表紙を見返すと……(折り込んである部分を開くと更にグッとくる)。

    0
    2017年02月07日

官能と少女 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    早川書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ハヤカワ文庫JA
  • タイトル
    :
    官能と少女
  • タイトルID
    :
    401596
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年10月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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