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  • 日本政策投資銀行 Business Research アートの創造性が地域をひらく―――「創造県おおいた」の先進的戦略
    4.0
    「地方創生」が謳われて久しいが、経済の停滞・少子高齢化の渦中にある多くの地方自治体は将来展望を描けずにいる。本書は、文化芸術の創造性こそが「地方創生」の鍵であるとし、大分経済同友会が実地調査をした国内の芸術祭と海外の創造都市の先進事例を通して、実効性が高いアートプロジェクトの手法を紹介する。※ダイヤモンド社より配信されていた同タイトル作品と同じ内容になりますので重複購入にはご注意ください。
  • いまからでも間に合う 株で「1億円」をつくれ!
    3.0
    前人未到の大資産インフレ相場がいま始まった!  アメリカのニューヨーク株も日本の日経平均も続々最高値を更新。前人未到の大バブル相場がこれからやってくる。  なぜなら、トランプの大減税政策や海外からの巨額投資の呼び込みなどで、アメリカはトランプ大インフレになる。さらに日本は戦後7回目の上昇相場に入っている。加えて、自民党の新総裁に高市早苗氏が選出されて、これからアベノミクス第2弾とも言うべきサナエノミクスが始まる。これほどの好条件がそろった相場はかつてない。  すでに日経平均は4万5000円の壁を軽々と超えて、5万円をすぐにも突破する勢いだ。今回の大相場の出発点は、2009年の民主党政権時代の最安値から始まっている。これが20年の波動で上げると2028年か2029年に天井をつける。そのころに日経平均は8万円を超える。前人未到の資産インフレ相場が始まる。  なぜ前人未到なのか。上がり始めた相場は、過去の高値を目指す。しかし、今回はこれまでの最高値の壁を突破しているので、過去の高値はない。だから天井知らずで前人未到の大相場になると予想できる。これから株式投資をする人でも、いまからでも遅くない。この大インフレ相場の波に乗って1億円をつくるために必要な投資術を「経済の千里眼」が伝授する。
  • 文豪は鬼子と綴る 弐 幻想列車編
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    其の列車は死者を運ぶ 亡き人に逢いたくば――さぁ、乗るがいい。 ついに香月の秘密が明らかに! 生まれながらに軛を背負う二人が、現世と幽世のあわいを走る幻の豪華列車を追う大正あやかし事件簿 大正十年博多。 正体不明の人気作家・香月蓮の助手を務める中学生・瀬戸春彦は「この世の不可思議なるものを見つけてこい」という主の無理難題に頭を悩ますが、香月の正体を嗅ぎ回る新聞記者の杉山から真夜中に死者を乗せて走るという幽霊列車の目撃情報を得る。 霧の中から忽然と現れては消える幻の豪華列車。しかもあの柳原白蓮が乗っていたとの情報も。 どうしても会いたい故人がいる香月と春彦は真相を突き止めるべく杉山と夜の博多駅に忍び込み、ついに幻の列車に乗車する。 居合わせたのは訳アリの乗客たち、果たして幽霊列車の正体とは……? 訳アリ、美形、偏屈。怪異大好き小説家の香月蓮(こうづきれん)と、 鬼子で、毒舌、優秀。甘味大好き中学生助手の瀬戸春彦(せとはるひこ)。 ともに出自にどうにもならない【呪い】を背負った者同士、 凸凹バディが大正時代の博多を舞台に躍動する耽美なホラーミステリー、第2弾!!  改札を抜けて発着場へ出ると、そこには荘厳な蒸気機関車に牽引された、豪華絢爛な車輌五両が停車していた。深青色の光沢が電灯の光を弾いて、まるで七宝焼きのような輝きを放っている。 「……帰って来られると思いますか?」  僕の問いに香月がこちらを振り向く。 「どうした? 恐ろしくなったのか?」  列車がぐん、と前へ大きく動き出し、車輌が揺れると木の軋む音がした。加速はゆっくりと、だが確実に前へと進み始める。前方で蒸気の噴出する音がした。 「春彦。私も同じだ。ひと目会いたい者がいる。その為に、この列車へ乗ることを決めたのだ」 ――本文より
  • だから夜は明るい
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    結婚して、子供を儲けて、ささやかながら幸福な家庭を築く。おそらくそんな将来が待っていたはずの男、西澤祥太。僕の恋心は、祥太から“普通”の幸せを奪ってしまった。報われた恋も、消えかかった愛も、届かなかった想いも、みな切なく胸を焦がす。映画化で話題『君の顔では泣けない』著者が贈る、心震える恋愛群像劇。
  • ミャンマー、優しい市民はなぜ武器を手にしたのか
    4.6
    ミャンマーの軍事クーデター後の1年間、目の当たりにした民主化闘争を、市民の声を丁寧に掬い上げ、リアルタイムで綴った稀有な記録。 選挙で民主主義政党に大敗したミャンマー国軍は、2021年2月、軍事クーデターを起こし全ての国家権力を握った。民意で選ばれた議員たちは拘束され、ミャンマーの人々は数年前にようやく手にした民主主義と自由を奪われる。 市民は最初、徹底した非暴力で抵抗を示した。しかし軍はそんな市民たちを虐殺し始める――。 国際開発のためにヤンゴンに住んでいた著者は、ミャンマー市民の闘いぶりをSNSで発信した。自由と民主主義を取り戻そうと奮闘する人々のひたむきな想いを、一人でも多くの日本人に伝え、ミャンマー市民とともに立ち上がってくれる人を増やすために。 闘いはまだ終わらない。終章には軍に抵抗する民主派の武装組織の兵士たち、日本で働く人たちの言葉なども掲載。ミャンマー市民たちの今を伝えている。 金井真紀さん (文筆家・イラストレーター) 推薦! 「涙が出る。ミャンマーの人がかわいそうだからじゃない、あまりにも勇敢だから」 高野秀行さん (ノンフィクション作家) 推薦! 「ミャンマーウォッチャーの私が強烈にお勧めしたい、反軍・民主化闘争のベスト本」 【本書より抜粋】 ・リーダーなどいないのに、誰もが自発的に、足りないものを補っていく。警察や兵士につけいる隙を与えない、秩序ある完璧な抗議。 ・「お金はいらない。僕らがほしいのは人権だ」 ・「暴力で返さないで。僕らの闘いを、世界に見てもらおう」 ・「ぜんぜん怖くないよ」 死ぬかもしれなくても? 「うん、死ぬかもしれなくても」 ・「内戦」ではなく「革命」と、彼は言った。 ・「クーデター後はみんな、宗教や人種などの壁を取り払って、新しい国をつくるために団結しなければいけないと思うようになったんだ」
  • ジャーナリングノートのつくりかた 心のモヤモヤを整える新感覚ノート術
    4.5
    ジャーナリングとは、思考や感情を紙に書き出し心の中を整理していくノート術。心のモヤモヤやぼんやりした感情を文字することで気持ちの整理ができると注目を集めてます。ジャーナリングノートの書き方を丁寧に解説します。

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  • 時の家
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    第174回芥川賞&第47回野間文芸新人賞受賞作! ここで暮らしていた人々の存在の証を、ただ、描きとめておきたい。 三田文學新人賞でデビューした注目の小説家が、傑出した完成度で紡いだあたらしい建築文学。 ********************** いしいしんじ氏&松永K三蔵氏、推薦! 「大切に建てられた一軒の家に、ひとの気配がやどる。流れる時のすきまから、あまたの声がもれだしてくる。いつかまた、この本のなかに帰ってこようと思った。」 ――いしいしんじ 「紐解かれていく「時の家」の記憶は、語られなかった想いに繋がる。物質(モノ)がこれほど繊細に語り得る小説を私は知らない。」 ――松永K三蔵 ********************** 青年は描く。その家の床を、柱を、天井を、タイルを、壁を、そこに刻まれた記憶を。 目を凝らせば無数の細部が浮かび、手をかざせば塗り重ねられた厚みが胸を突く。 幾層にも重なる存在の名残りを愛おしむように編み上げた、新鋭による飛躍作。 【装幀】水戸部 功
  • 検事の心得 元東京地検特捜部長の回想
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    事件の舞台裏で検事は何と格闘していたか。 東京地検特捜部長、最高検次長検事などを歴任した検察官による回想。 日本で初めて死刑囚の再審無罪判決が下された免田事件をはじめ、 厚生事務次官による特別養護老人ホーム汚職事件、 オレンジ共済事件、石橋産業事件、東電OL事件、鈴木宗男事件、 ライブドア事件、村上ファンド事件、陸山会事件などに関わった 著者が36年に及んだ検察官人生を振り返り、 その重職の心得を説く。 〈目次〉 プロローグ 第一章 検察とは 第二章 人を裁く畏れ──免田事件の教訓 第三章 特捜検事落第?  第四章 殺人専門検事                    第五章 決裁官として──東京地検副部長時代   第六章 驚きの特捜部長─東京地検部長時代  第七章 わが重職心得箇条 第八章 激動―─次長検事                    第九章 退官後のこと           第十章 袴田事件再審無罪判決の誤り
  • まちは言葉でできている
    5.0
    “行政やデベロッパー主導の「まちづくり」に「わたし」は居ない。町にはひとりぼっちで居られる場所も、ひそかに涙を流す場所も必要だ。” ――森まゆみさん “暮らしに対して、ひとりひとりが誠実であるとはどういうことか。こういうことだったのだ。” ――武田砂鉄さん 【内容】 都市計画の中で妊婦や子どもや障害者や女性や高齢者の存在が想定されていないこと、安全で快適な空間のためにホームレスの人々が排除されてきたこと、「公園まちづくり制度」の名の下に緑豊かな公園がなぜか消えていくこと、歴史ある町並みや昔ながらの銭湯を残すのがこんなにも難しいこと、「創造的復興」が被災者の生活再建に結びつかないこと―― 目の前にあるまちは、どのようにして今あるかたちになったのか。誰がそれに同意したのか。住民にまちを変えていく力はあるのか。「みんなのため」に進められる再開発の矛盾に目を凝らし、その暴力性に抗っていくために、専門家や行政の言葉ではなく、生活にねざした言葉でまちを語り直したい。 “すベて景色の前には「言葉」がある。わたしたちは「言葉」でまちをつくってきた。ある日突然、そこにブルドーザーが現れるのではない。必ず、その前に「言葉」がある。だからその「言葉」が変われば、ブルドーザーの現れ方も、立ち入り方も、去り方も変わり、まちのかたちも変わる。”(本文より) 「まちづくり」に関わるようになって約20年、現場で味わった絶望と反省を、各地で受け取った希望を、忘れないために記録する。ごくふつうの生活者たちに捧げる抵抗の随筆集。
  • でかまりなちゃん
    4.3
    独創的な言語感覚が多方面で高く評価されている滝沢カレン。彼女がとびきりユニークな母と祖父母に育てられたこと、そして、その大切な人びとにもう二度と会えないことは、これまで深くは語られてこなかった。新しい家族が増えた今、心に秘めた家族の景色が薄れゆく前に――。ファミリーヒストリーとしても残しておくべく綴った29篇の〈お話〉は、誰しもの心に宿る思慕や哀切の念を呼び覚ます。世代や性別を問わず不思議な懐かしさを感じさせる瑞々しい筆致は、話題必至!
  • 石原家の兄弟
    4.3
    「俺はこの宇宙を孤りで過ぎる隕石だ」――作家・政治家として一世を風靡した父と、彼を支え家庭を切り盛りした母・典子。そして家族同然だった裕次郎。強烈な家風で知られる「石原家」の日常は涙と笑いに満ちていた。お正月から大晦日まで、幼少期の出来事から介護、看取り、相続までを兄弟それぞれの視点から振り返る追憶エッセイ。
  • 水は動かず芹の中
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    長いスランプに陥った小説家はやけっぱちになり、唐津を旅することに。陶芸体験をした窯元の夫婦から、水神にまつわる不思議な伝承を聞く。今でいう「難民」であったという流浪の水神は、戦国時代、いかにして秀吉の朝鮮出兵を止めようとしたのか……。『かたづの!』の著者が、かつてないスケールで歴史と現代を深く結びつける長篇小説。
  • 今日もスープを用意して
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    うつくしく奔放なシングルマザー・芙美子の娘として育った望。常識を教われず、どこか周囲から浮いてしまう望は、「普通になりたい」と願いつづけてきた。気まぐれな芙美子が唯一こだわったのが、毎食スープを飲むこと。しぶしぶ付き合ってきた望だが、いつしかスープづくりが楽しみに変わる。やがて、ある人物に恋心を抱いたことがきっかけで、人生を大きく動かす選択をすることに――。やさしいエールに満ちた「希望」の物語。
  • 雨のやまない世界で君は
    4.3
    隕石の衝突により、雨のやまなくなった北半球。高校生の娘・茜と母の小夜子は、ある事件をきっかけに、スラムで暮らす樹希と行動を共にするようになる。そんな折、政府は国を挙げて、ブリスベンに移住する計画を発表するのだが……。
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君
    4.1
    1巻1,980円 (税込)
    作家として、母として、個人として―― 金原ひとみ 魂の遍歴 希死念慮に苦しんだ10代、デビュー作による芥川賞受賞、 結婚、出産、孤独で自由なパリでの生活、 かけがえのない子供たち、離婚、そして新たな場所へ。 『蛇にピアス』から『マザーズ』と経て、 『アンソーシャルディスタンス』『YABUNONAKA-ヤブノナカ-』へと結実した 小説家の軌跡。 朝日新聞掲載からSNSで拡散され大きな話題となった 「『母』というペルソナ」ほか、 作家生活20年にわたって書き継がれたエッセイ&掌編小説を完全収録
  • 私が見た金正恩 北朝鮮亡命外交官の手記
    4.0
    【衝撃の世界初出版】 高位外交官が怒りの脱北 北朝鮮外交官は「ネクタイを締めた物乞い」だ 外交文書、公電の原文が北朝鮮と金正恩を丸裸にする 独裁システムの全貌 監視、裏切り、権力闘争、密輸、核、米中露との関係 ◎北朝鮮にとって拉致問題解決は「餌」だ ◎キューバと北朝鮮で見た日本人女性 ◎金正恩がカストロに伝えた「最高機密」 ◎「日本の件」北朝鮮外務省からの電報文 金正恩はこう怒鳴った。 「あの通訳はどこのどいつだ。あんな通訳しかいないのか。私にちゃんとついてくることもできず、生意気にも私が次に何を話すのか知っているかのように、話を途中で何度も切った。 そんなことが許されると思うのか」 私は心の中で「今日、誰か一人死んだな」と思った。(本書より)
  • ライオンを飼いたい ―障害者支援の手前にあるもの
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    30年にわたり障害のある人の支援に携わってきた二人の著者が「障害のある人への支援」について様々な角度から向き合い、自身の経験から語る。支援者と利用者の関係性、制度と支援、支援と支配など、支援者に読んでほしい支援の手前にあるものを見つけるテーマを収載。
  • うたかたの娘
    3.7
    道に佇む不気味な人物をきっかけにしてナンパに成功した「僕」。相手の女性と雑談をするうちに故郷の話になる。そこは若狭のとある港町で、奇妙な人魚伝説があるのだ。そのまま「僕」は高校時代を思い出し、並外れた美しさで目立っていた水嶋という女子生徒のことを語る。彼女はある日、秘密を「僕」に明かした。「私、人魚かもしれん」幼い頃に〈何か〉の血を飲んだことで、大病が治り、さらには顔の造りが美しく変化したのだと――。
  • 天上の火焔
    4.4
    大らかな性格で孫に優しい偉大な人間国宝の祖父。氷のように冷たく息子に無関心な轆轤の名手の父。物心つく前に母親を亡くした少年・城は、陽と陰のような二者の間で育ち、悩み、苦しんでいた。父に認められたいがゆえに歪んでいく心。それは宿痾のように精神を蝕んでいき・・・・・・。備前市伊部を舞台に、備前焼窯元父子三世代の心の闇に斬り込み、愛と憎しみの狭間でもがく人間たちを描いた家族史。 【著者略歴】 遠田潤子(とおだ・じゅんこ) 1966年大阪府生まれ。大阪府在住。関西大学文学部卒。2009年、第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した『月桃夜』でデビュー。『雪の鉄樹』が「本の雑誌が選ぶ2016年度文庫ベスト10」で第1位、『オブリヴィオン』が「本の雑誌が選ぶ2017年度ベスト10」で第1位、『冬雷』が第1回未来屋小説大賞を受賞、『銀花の蔵』が第一六三回直木賞候補に。他の著書に『アンチェルの蝶』『ドライブインまほろば』『廃墟の白墨』『紅蓮の雪』『人でなしの櫻』『邂逅の滝』『ミナミの春』ほか。
  • 宇宙の片すみで眠る方法
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    大学時代から8年半付き合った婚約者を突然のバス事故で亡くして以来眠れなくなった依里は、デパートの寝具売り場で働くことに。そこには眠りについての悩みを抱える人々が訪れる。夫に言われるままあわない寝具を使う老婦人。愛着ある毛布を手放したことで寝付けなくなった会社員。家族を優先し自分は後回しの母親。そんな折、婚約者と共に亡くなった女性の夫が店を訪れて――元寝具店店員の著者が贈る眠れない夜に寄り添う物語。
  • 声を出して、呼びかけて、話せばいいの
    4.4
    血縁という地獄をサバイブしてきた。母は狂女になるしかなかったから、私もまた狂女に育った――。日本と韓国を行き来し、自由を追求する唯一無二のアーティストによる、渾身のエッセイ集。 死にたい時許せない時救われたい時、 愛する人に会えなくなった時、 私は死ぬまで何度もこの本を開くだろう。 ――金原ひとみ お母さんは狂ってて、お父さんはサイテーで、 おばあちゃんは二人とも精神を病み、親戚はみんな詐欺師。 そんな家族のもと、幼い頃から泣くことも笑うこともできず、 いつも世界でひとりぼっちだった私が始めたのは、 感情に名前をつけること――。 1986年生まれ、日本と韓国を股にかけて活躍するミュージシャン・作家・エッセイスト・イラストレーター・映像作家のイ・ランによる、「これまでの家族」と「これからの家族」。 日韓同時発売。 ◎目次 体が記憶している場面たち 母と娘たちの狂女の歴史 本でぶたれて育ち、本を書く お姉ちゃんを探して――イ・スル(1983.11.03 ~2021.12.10) 三つの死と三つの愛 ダイヤモンドになってしまったお姉ちゃん お姉ちゃんの長女病 ランは早死にしそう 私の愛と死の日記 すべての人生がドラァグだ お姉ちゃんの車です 死を愛するのをやめようか 今は今の愚かさで あなたと私の一日 この体で生きていることがすべて 1から不思議を生きてみる イ・ランからジュンイチへ ジュンイチからイ・ランへ 確かな愛をありがとう
  • 罪と罪
    3.4
    1巻1,980円 (税込)
    堂場瞬一 犯罪小説集! 「今日、自分の人生は変わってしまった。先の見えない日々が始まってしまった。」――通り魔・殺人・資金洗浄・特高の罪・迷惑運転・泥棒・毒親・掏摸・盗撮・選挙違反・復讐・子どもの罪……辿り着く先は後悔か、それとも解放か? 発行部数は世界累計1400万部! 2025年末に著書発売累計200冊を達成予定の堂場瞬一が<犯罪者>の視点で描く、犯罪小説集の傑作! ・ ・ 【目次】 ●褒められた男(通り魔) ●ある後悔(殺人) ●バイアス(資金洗浄) ●暗い復讐(特高の罪) ●連鎖反応(迷惑運転) ●家業(泥棒) ●推さない(毒親) ●コンビ(掏摸) ●神の手(盗撮) ●再起の日(選挙違反) ●逆襲(復讐) ●消えない目(子どもの罪)
  • グリーン・リスキリング
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 GX(グリーントランスフォーメーション)時代における持続可能な未来へのキャリアシフト GXビジネス世界5兆ドルの巨大マーケットで、あなたの市場価値が跳ね上がる 日本初の脱炭素領域に特化した総合人材サービス企業の創業者が伝授!
  • 全部を賭けない恋がはじまれば
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    恋、仕事、友人、家族......。淡々と生きてきたつもりが、導かれるように出会い、巻き込まれていく——。 ほのかに揺れる心と理不尽で理解の追いつかない状況を、冷静にも芳醇に切り取る女性「コスモ・オナン」の18の物語。 著者、初の書籍。Web連載で人気の作品に加え、書き下ろし一編を収録。 「どこか別の世界に連れて行かれた感じ。」 「なんだこれは。爽やかさがものすごい。」 「こんなに名フレーズの多い文章ないですよ。」 SNSで驚きの声続々! 新進気鋭の作家、稲田万里、誕生。
  • フィールドワークのちから――「いまここ」を抜け出す人類学
    4.5
    ◤推薦◢しんめいPさん(『自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学』著者) 「迷子になりにいこう。それが自由の入り口だから。」 *** ここが世界のすべてじゃない。 人類学は、外の世界の〝入口〟を開いてくれる。 ──答えは「わたし」の外側にある。 フィールドでの出会いが、あなたの〝常識〟をゆさぶり、世界の見え方を根本から変えていく。 発想がゆさぶられ、視点がひっくり返り、価値観がほどけていく。 フィールドワークは、あなたの“当たり前”をぶっ飛ばす最強の武器。新しいアイディアや価値観に出会う、人類学入門。 *** 【目次】 はじめに 第1章 フィールドワーク100年の歴史   1 人類学をつくった男   2 マリノフスキが打ち立てたフィールドワーク   3 人類学の「隠れた前提」への疑い   4 「反省する人類学」の時代   5 暗いフィールドワーク、明るいフィールドワーク   6 フィールドワークの基礎は「仲良くなること」   7 インゴルドの明るいフィールドワーク 第2章 インゴルドの「教育的なフィールドワーク」ってなんだろう?   1 人びと「とともに」するフィールドワーク   2 「質的」と「量的」のちがいとは   3 友情とネタ探しの二枚舌?   4 報告ではなく、生きることを学ぶ   5 フィールドで、他者とともに生きる 第3章 「フィールドワークをつくった男」マリノフスキのリアルな日常と本音   1 マリノフスキの功績   2 衝撃の赤裸々日記   3 フィールドワークの「ざらつき」   4 マリノフスキの女性への欲望   5 テーマは他者との出会いのなかで浮かび上がる   6 「未開人」たちの欲望   7 他者に向き合いながら、自分自身に向き合う 第4章 環境を生きる胃袋、フィールドワークの時間   1 「イバン族の献立表」   2 人類学者の「食べある記」   3 1980年の献立表   4 2003年の献立表   5 食卓の向こう側に見えるもの   6 環境に対する知覚の変化   7 人びと「とともに」変化の正体を探る 第5章 フィールドワークの生〈せい〉の雑味   1 「生の現実」をとらえたフィールド日記    2 実際のフィールド日記より    3 生の雑味について 第6章 「異化」のあと、世界はどう見えるか   1 苦しいフィールドワーク    2 異化するフィールドワーク    3 二つの場所に同時にあるような感覚    4 ちがいを見る視線 第7章 みんなで一緒にフィールドワーク   1 フィールドワークの新しいかたち   2 フィールドワークに、みんなで出かける    3 「あたりまえ」をひっくり返す   4 フィールドワークで揺さぶられる おわりに  あとがき ***
  • マッドのイカれた青春
    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    こんな顔、もううんざりなんだよ! 過剰に整ったルックスのせいで、 周囲の嫉妬と反感を一身に集める女子高生マッド。 いじめも炎上も停学も、美しすぎる代償―― なんてことが、あってたまるか! 十代の揺らぐ心と無意識のルッキズムを鮮烈に描き出す、会心作! 「これって全部、あたしが悪いの?」 県立第一高校に通う槙島朱里ダイアナは、名前の頭文字をとって「マッド(MAD)」と呼ばれている。圧倒的なその美貌は、周囲のあらゆる感情を刺激し、波乱を巻き起こしてきた。 敵視してくる女子グループ、媚びる男子勢、勝手に炎上するSNS、学園祭の入場制限……。 「これ、マッドのせいだよな」「調子乗ってんじゃねえよ!」心ない言葉を浴びせるクラスメイトたちだが、マッドが心のうちに抱え込む怒りと哀しみにふれたとき、自らの偏見とエゴに気づかされて――。 見た目から逃れられない若者たちの葛藤を描いた青春群像!
  • 佐伯警部の推理
    3.9
    大ベストセラー「道警」シリーズ待望の第2シーズン開幕!!! 佐伯宏一が戻ってきた。札幌大通署ではなく、函館方面本部捜査課に、警部として――。 厚真で強盗殺人事件を起こした犯人の一人が札幌ジャズバー「ブラックバード」に立てこもり、機動捜査隊の津久井に発砲した事件から約一年。重大事案の検挙実績で道警一だった大通署の佐伯宏一は、それまで受験すらしなかった警部昇任試験を受け合格、警察大学の研修を経て、函館方面本部捜査課に警部として着任した。佐伯が着任した二週間後、青函フェリーターミナルの北側、工業団地の岸壁から変死体が上がった。佐伯は早速、検視解剖が行われている病院に向かう……。
  • まろ丸伊勢参り
    3.6
    六十年に一度、皆が伊勢神宮へ向かう、おかげ参りの年。六つになる姪の結に、大坂の大店の跡取りになる養子話が舞い込んだ。しかし、本家からの迎えは来ず、なぜか伊勢まで結を連れて来て欲しいと文が届く。うまい話に乗っていいのか見極めるため、両替商の三男坊・九郎は、姉夫婦から頼まれて結を送ることに。拾ったばかりの仔犬のまろ丸をお供に旅に出たものの、行く先々で困った事に遭遇し、九郎はそのたびに良い考えを求められ……。 己の居場所が見つからない九郎と、大店の財を継ごうとしている結が、明日を懸けて東海道を西へ行く!
  • 一冊でわかる明治時代
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    明治時代とはどういう時代か。新政府成立、自由民権運動、日清・日露戦争……図やイラストを使いながらわかりやすく、ていねいに描く。コラム「そのころ、世界では?」も役に立つ。
  • 満州事変はなぜ起きたのか
    4.2
    中国の老獪、欧米の野心、日本の熱狂―息づまる日本史のドラマを明らかに。 日露戦争後の日米関係緊張から説き始め、最新研究を基に満州事変史を捉え直した注目作!
  • きつねのなくしもの 吉田誠治の妖怪絵本
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なつやすみ、ケンジがこぎつねと迷い込んだのは 妖怪の里でした 人気イラストレーター・吉田誠治、初の描きおろし絵本!! 夏休み、少年ケンジはとある神社でこぎつねと出会い、 一緒に「なくしもの」を探す小さな旅にでます。 曲り家、柳翁宿、卯子酉神社、デンデラ野、マヨヒガ、続石…… 立体間取りイラストでたどる遠野の里と、深い森や小川の神秘的な風景。 座敷童やカッパ、天狗、幻の白い鹿、オシラサマ、かまど神など、遠野を代表する妖怪たちが絵の中に隠れていて、それを探す楽しみも満載。 はたして、こぎつねの「なくしもの」は見つかるのでしょうか……? 読んであげるなら 4歳から 自分で読むなら 小学校低学年から
  • 羊殺しの巫女たち
    3.5
    「十二年後、次の祭りの日に、ここでまた集まろうよ。みんなで」 山に囲まれた早蕨部村で12歳を迎える6人の少女たちは、未年にのみ行われる祭りの巫女に任命される。それは繁栄と災厄をもたらす「おひつじ様」を迎えるため、村の有力者たちが代々守ってきた慣習だった。祭りの日、彼女たちは慣習に隠された本当の意味を知る――。そして12年後、24歳になった彼女たちは、村の習わしを壊すというかつての約束を果たすため、村に集う。脈々と受け継がれた村の恐るべき慣習と、少女たちの運命が交錯する中、山で異様な死体が発見される。 あなたは、真実に気づくことができるか。衝撃のホラーミステリが幕を開ける!
  • 女王様の電話番
    4.0
    好きだけど、触れあうことはできない。 そんな私は異端者なのだろうか。 主人公の志川は、新卒で就職した不動産会社を辞め、現在、SMの女王様をデリバリーするお店の電話番をしている。友達には「そんな職業は辞めたら?」と眉をひそめられたが、女王様の中でも美織さんという最高に素敵な人に出会い、そこそこ幸せに暮らしていた。 ある日、あこがれの美織さんと初めてごはんを食べに行く約束をして舞い上がるものの、当日にドタキャン。そのまま音信不通になってしまう。彼女の常連のお客さんなどにこっそり連絡を取り行方を探るうちに、どうも自分の知っている美織さんとは違う面ばかりが見えてきて・・・・・・。 過去、志川が不動産会社を辞めた理由は、あこがれの男性社員・星先輩と付き合う寸前に、先輩が自分に求めている性的なことが一切無理だと気づいたからだった。好きだったのに。付き合えないと正直に言っただけで、志川は同僚に悪女扱いをされ、そのまま会社にもいづらくなり、退社することになってしまったのだ。 私はアセクシャルなのだろうか? 「ない」ことを証明するのは、悪魔の証明だ。もしかしたら、まだ見ぬピンクのひつじに会えるかもしれないのに・・・・・・。なんでも性的なことや恋愛に結びつける世の中に馴染めない主人公の戸惑いを通じて、現代社会を描く問題作。 アセクシャルの自身に戸惑い、彷徨い、清爽と一歩を踏み出す――。 小説すばる新人賞受賞から10年。物語はしたたかに進化する。 【著者プロフィール】 渡辺優(わたなべ・ゆう) 1987年宮城県生まれ。2015年に「ラメルノエリキサ」で第28回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。他の著作に『自由なサメと人間たちの夢』『アイドル 地下にうごめく星』『クラゲ・アイランドの夜明け』『アヤとあや』『カラスは言った』『私雨邸の殺人に関する各人の視点』『月蝕島の信者たち』などがある。
  • おふうさま
    3.6
    江戸時代初期、加賀前田家利常公四女・富姫(おふうさま)が、京・桂離宮を造営したことで有名な八条宮家へ嫁ぐことに。それは徳川将軍家の顔色をうかがいつつも、朝廷と良好な関係を築くための政略結婚。入輿に際して「おふうさま」付きの侍女となった小蝶は、女主人を守っていくことを決心し奔走します。加賀前田家を快く思わない公家衆の陰謀や予期せぬ災難を乗り越えながらも、「おふうさま」は妃としての使命と秘めた恋に揺れ動いていました――侍女だけが知る「おふうさま」の心の内、その悲願とは。
  • DX成功の鍵 トップが変える企業の未来 NECが挑んだ変革の記録
    4.0
    ■ 株価の額面割れから時価総額7倍以上へ ■ DXにより企業変革を成功させたNECの全記録 「自社の構造改革に着手したいが、どのように進めていったらいいかわからない」「DXによる業務改革に踏み切ったが、思うように進展せず、社内に疲労がたまってしまった」――企業経営においてそうした悩みは多くの経営者が持っているようです。打開のためのヒントを得るには、この1冊をお薦めします。 今変革を迫られている企業はもちろん、今業績がよい企業でも、5年後、10年後に向けて何をしなければならないかがわかる、企業トップ必読の指南書です。これからも継続的に成長していく企業にしていくために……。きれいごとだけでは進められない変革とDXの真実と、成功に導く鍵を、ぜひ本書から読み取ってください。
  • 最後のあいさつ
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    30年前の国民的刑事ドラマ『左右田警部補』。最終回目前に、主演俳優・雪宗衛が妻殺しの容疑で逮捕され、打ち切りとなる。「日本で最も有名な刑事」の逮捕劇に日本中が熱狂する中、雪宗は緊急記者会見を開き、役柄さながらに真犯人の正体を暴く“推理”を披露する。雪宗は無罪を勝ち取るも、世間の目は厳しく疑惑は完全には晴れなかった。時を経て、同様の手口の殺人が確認された今、関係者の時間が再び動き出す──。
  • ひきこもり家族
    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    長年ひきこもっていた19歳の僚太と44歳の大知。双方の家族が縋ったのは、新宿にある自立支援センター。強引に自宅から引き出された二人は、ほかの三人とともに、元警察官が営む熊本の研修施設で囚人のような生活を強いられる。施設長は巨体の大女だ。悪魔のような彼女に監視され、辛い日々が続く中、監獄のような扱いに抗い五人は施設長を殺めてしまう。必死にもがき、社会に怯えるように生きてきた彼らの終わりが始まる――。
  • 失われた貌
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    山奥で、顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた死体が発見された。事件報道後、警察署に小学生が訪れ、死体は「自分のお父さんかもしれない」と言う。彼の父親は十年前に失踪し、失踪宣告を受けていた。無関係に見えた出来事が絡み合い、現在と過去を飲み込んで、事件は思いがけない方向へ膨らみ始める。
  • 非認知能力の強化書
    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地で好評を博す、10代に向けた講演が、待望の書籍化! ”非認知能力”育成の第一人者が、中高生やZ世代に寄り添い、自ら能力を鍛えるための実践的な強化法を順序だてて解説。 これまでになかった若者を読者対象とした一冊が、学校現場からの熱い要望でついに実現しました。 夢に向かって未来を前向きに生きるためのヒントが満載です!

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  • 大丈夫な人
    4.1
    欧米も注目する韓国の奇才による初の短篇小説集 日常生活で女性が襲われる理不尽と絶望を純文学に昇華し、韓国の女性を中心に絶大な支持を得ている女性作家、カン・ファギル。他者の行動の裏に潜む悪意を浮かび上がらせ、現代社会の“弱者”が感じる不安、絡み合い連鎖する不安の正体を自由自在に暴いてみせる。デビュー作「部屋」、若い作家賞受賞の「湖――別の人」、英国の翻訳家デボラ・スミスに注目され、英国で刊行された韓国文学の短篇集に収録されて大きな話題となった「手」など全9篇。 本書に描かれている世界と同様の閉塞的な社会を生きている日本の読者にも不安は迫ってくる。その背後に潜む差別意識や劣等感などに気づかされ、見えているものと見えていないもの、そして、何が真実なのかを突きつけられる。 「湖――別の人」:親友ミニョンの恋人で、周囲から「すごくいい人」と評判の男性イハンと湖に行くのがひどく憂鬱だった「私」。その湖は、ミニョンが暴行された現場だったから。イハンに何度も同行を求められ、彼を疑い続ける自分も信じられなくなってきた「私」は、ついに湖に一緒に行くことにするが……。 「ニコラ幼稚園――貴い人」:「ここに入れば出世する」と噂のニコラ幼稚園。下世話な噂も絶えないが、園児募集の時には毎年長蛇の列ができる。「私」は一人息子のために毎年並ぶ。読み書きを教えてもらえず惨めな思いをした自分の二の舞にならないように……。 「大丈夫な人」:婚約者の彼と車に乗っている「私」。彼は高収入の弁護士。「私」は母親が亡くなり質素な生活をしていたから、他人からはこの結婚が幸運に見えるだろう。だが今車内で「私」は不穏な何かを感じている……。 「手」:夫が海外赴任になり、小学校教諭の「私」は幼い娘を連れ、夫の実家の農村で姑と三人で暮らすことにする。農村の暮らしには違和感がつきまとう。田舎の小学校でもいじめがあり、手を打とうとするが、村人は耳を貸さない。村人が集まり、収穫した豆を町内会館で茹でる日。「それは『手のない日』でなければいけない」と言う姑に「手」の意味を尋ねると、村では悪鬼を「手」と呼ぶのだという。悪鬼とは、村に入ってきて、人に悪さをしたり邪魔したりする女のこと……。
  • 今日未明
    4.1
    1巻1,980円 (税込)
    ◆デビュー10周年記念作品◆   大藪賞作家が描く   慟哭の犯罪ドラマ あのとき、 もっと話せていたら あの人を殺めずに、すんだのかな。 まだ引き返せる。 あなたがニュースになる前に。 【著者からのコメント】 目に留まる短いニュース。 憶測だらけのコメント。 肯定。否定。あふれかえる世間の声と、 拾われることのない当事者の声なき声。 先入観ほど怖いものはないけれど、 人間はそれを捨てられない 生き物なのだとも思います。 それを浮き彫りにする5篇を 書いたつもりです。 プロローグの「私」は、 作者の私かもしれませんし、 あなたかもしれません。 ■自宅で血を流した男性死亡  別居の息子を逮捕 ■マンション女児転落死  母親の交際相手を緊急逮捕 ■乳児遺体を公園の花壇に遺棄  23歳の母親を逮捕 ■男子中学生がはねられ死亡  運転の75歳女性を逮捕 ■高齢夫婦が熱中症で死亡か  エアコンつけず 新聞の片隅にしか載らない、 小さな5つの事件。 その裏には、報道されない真相がある――。 【目次】 「夕焼け空と三輪車」 「そびえる塔と街明かり」 「ジャングルジムとチューリップ」 「まだ見ぬ海と青い山」 「四角い窓と室外機」
  • 浮世女房洒落日記
    4.3
    名手による快作が復刊! 今こそ読みたい【泣いて笑ってお江戸体感小説】 神田で小間物屋を営むお葛(かつ)は、 お気楽亭主とわんぱく盛りの子らと、季節に添った長屋暮らし。 珍妙な若返り薬を売り出したり、 ひとの恋路に首を突っ込んだりのある日、 頼みの綱の奉公人・清さんに移籍話が持ち上がり……!?  \乗り越えるんじゃない、やり過ごすんだよ/
  • “自分らしさ“で未来をつくる シュタイナーの子育て 30のヒント
    3.0
    個性は伸ばす? おもちゃは何を? どう叱る? 合理主義、競争社会に合わせた子育てに違和感を抱く方に向け、自分なりの「子育ての軸」を築くヒント集。好評ロングセラーの増補版。
  • リマインダーズ・オブ・ヒム あなたの遺したもの
    3.5
    悲痛でありながらも希望に満ちた物語。 最愛の人を失い絶望したカナが、5年間の服役を終え向かったのは、獄中で出産した娘のもとだった。世界的ベストセラー作家が贈る感動作! 悲劇的なあやまちのために5年間服役したカナは、4歳の娘との再会を願って、すべてがうまくいかなかった町に戻ってきた。しかしすぐに、過去を修復することがいかに困難であることがわかってくる。娘の人生に関わる誰もが、カナがどんなに努力しても、彼女を締めだそうとしてくるのだ。唯一、カナを完全に拒絶しないのは、地元のバーのオーナーで、カナの娘がなつくレジャーだけだ。ところが、レジャーとカナがお互いの気持ちを確かめあい、親しくなることは、どちらも大切な人たちからの信頼を失う危険があった。二人が未来を築くためには、過去のあやまちの許しを得る方法を見つけなければならなかった。
  • わたしの美しい戦場
    4.0
    美しい色。美しい香り。時間をかけ心を尽くして旬を集めることは、わたしの生活そのものだ――。知らない土地に古民家を買って宿のオーナーシェフとなり、各地から訪れる人をもてなすようになった著者。春はふきのとうを摘み、竹の子を掘る。夏は草を刈って桃をかじる。秋は柿を干して鹿肉を焼き、冬は薪を割って柚子を蒸す。12か月の味わい深い物語。
  • 三毒狩り(上)
    4.4
    1~2巻1,980~2,090円 (税込)
    激動の中国大陸。 捨て子・佟雨龍の数奇な運命が拓かれる――。 一度死んだ佟雨龍がふたたびこの現世へ舞い戻ってきたのは、甲辰の年(一九六四年)の十月十八日のことであった――。 舞台は、毛沢東率いる中国共産党が全権を握る中国山東省の吹牛村。捨て子の佟雨龍は、養父の佟継漢と養母の李秀媚の庇護のもと、姉の李平や犬の皮蛋(ピータン)とともに平和な少年時代を送る。そんなある日、共産党の青年幹部・田冲が村に赴任し、一家の暮らしにささやかな変化が訪れる。じつは、田冲は、養父の佟継漢と浅からぬ因縁があり、復讐の機会を虎視眈々と狙っていた。
  • 好きで一緒になったから
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 炎上覚悟であえて言う。 恋愛・結婚は、障害や生きづらさを抱える女性の セーフティーネットである 発達障害当事者を妻に持つ鈴木大介と、 生きづらさを抱える石田月美が、 「障害とパートナーシップ」を、 とことん突き詰め、導き出した答え。 過酷な虐待のサバイバーや、障害や生きづらさを抱える当事者にとって「パートナーシップ形成」はセーフティネットになるのか? 発達障害当事者の妻を持ち、脳梗塞の後遺症の高次脳機能障害を抱える鈴木大介。発達特性があり暴力被害と路上の放浪生活経験と依存症を併せ持ち、パートナーシップ形成=婚活に活路を見出した石田月美。障害当事者とそのパートナーのより良い関係を模索し、忌憚なく対話を重ねたふたりがたどり着いた答えとは? 好きで一緒になったのに、どうして上手く行かないんだろう? 好きで一緒になったから、より良い関係を築きたい! そんなふたりに関係改善のヒントを与えてくれる一冊。 【目次】 1章 恋愛だけが私の生き延びる術なのに 2章 僕が面倒見ないと死んじゃいそうなのに 3章 僕だけに頼ってほしいのに 4章 面倒な私に巻き込まれてほしいのに 5章 大事なことは一緒に決めたいのに 往復書簡 ふたりの「お金問題」
  • 27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力【改訂版】
    3.5
    23万人のビジネスパーソンと向き合ってわかった どこに行っても通用する12のベーシックスキル! 01論理思考力/02コミュニケーション力/03仮説構築力/04情報収集力/05データ・情報分析力/ 06次の打ち手を考える力/07プレゼンテーション力/08AIを活用する力(今回追加)/ 09周囲を巻き込む力/10チームを作る力/11人的ネットワークを活かす力(今回追加)/12志を育てる力 若手からベテランまで、読み継がれてきたロングセラーをアップデート。 自分が今、どこにいて、どこに向かっていきたいのか。自分だけの地図をもって旅に出よう! Back to Basics!
  • わたしは泣くたびにママの顔になる
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★☆韓国でベストセラー!☆★ ★☆2023年「韓国文学の未来を担う若い作家」第1位に選出☆★ ★☆いま韓国文学界で最も“クール”な作家が綴った破格のエッセイ☆★ YOU(タレント・女優)絶賛! 手間と時間をかけて出来上がった、イ・スラの絶妙な風味を味わってしまった。 コミカルにしてどっぷりと深い愛の味は、愉快でとても尊い。 *  貧困デフォルト状態の家に生まれた1960年代生まれのボキ(母)と1990年代に生まれたスラ(娘)。母と娘。お互いを選べない関係のなかで、偶然出会ったふたりが、ともに成長する風景を描写した小さな自叙伝。 わたしたちはお互いを選べなかった。 この世に生まれて一番近くにいたのが、ボキという人物だった。ボキは、とてつもなく心が広く、懐が深い。だから、幼いころのわたしはいつも思う存分、笑い、泣いた。 わたしが一番長い時間を一緒に過ごしてきたのがボキだ。たくさんの話をしながら大人になった。まるで人生のお手本のようなボキ。ボキが築いた小さな世界はとても温かく、わたしはしきりにその人のことを文章やイラストに記すようになった。この本では、そんなボキとわたしの歴史の一部をまとめた。 ひとりの子どもが生まれて大人になるまでの歴史、あるいは一心同体だったふたりがそれぞれ独立する過程。そしてなによりも、友情の話といえるだろう。これは、偶然出会ったふたりの友情についての物語だ。(「はじめに」より)
  • 外国人のあたりまえ図鑑
    完結
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◎「外国人」に焦点を当てた、今までにない図鑑! ◎「禁句・タブー」「SNS事情」……日本人との違いや共通点がおもしろい! ◎彼らの「本音」や「人間味」が見えてくる! 私たちは、日本にいる外国人についてどれくらいわかっているでしょうか? ・日本に来て何をしてる? ・日本のことをどれくらい知ってる? ・ぶっちゃけ日本や日本人のこと好き? 嫌い? ・何をしたら怒る? どんなことを大切にしてる? 本書は、比較的日本と関係が深い43の国・地域のこうした「?」について、 できる限りリアルな情報を収集し、 先入観やステレオタイプな見方から抜け出すために知っておきたいことが書かれています。 多様性や異質性に慣れる機会が少ない日本人には外国人の存在や振る舞いが奇異に映り、 戸惑うこともあるでしょう。 でも、大切なのは無理に受け入れることではなく、 「違いがある」という事実を知ること。 本書を読むことで、あなたがよく行くコンビニや飲食店で働いている人、 電車で隣に座っている人、週末に繁華街を歩いている人の見え方が変わり、 世界の広さを実感できるかもしれません。 【43の国・地域】 東アジア(韓国/中国/台湾/モンゴル) 南アジア(インド/スリランカ/ネパール/パキスタン/バングラデシュ/ブータン) 東南アジア(インドネシア/シンガポール/タイ/フィリピン/ベトナム/マレーシア/ミャンマー/ラオス) 中東(イスラエル/イラン/トルコ) アフリカ(エジプト/エチオピア/ガーナ/南アフリカ/モロッコ) 欧州(アイルランド/ジョージア/ドイツ/フィンランド/フランス/ポルトガル) CIS(ウズベキスタン/ロシア) 北米(アメリカ/カナダ/メキシコ) 南米(アルゼンチン/ブラジル/ペルー) 大洋州(オーストラリア/ニュージーランド/フィジー)
  • 日航123便墜落事件 四十年の真実
    4.3
    日航123便の墜落から40年。墜落の真相に最も肉迫する第一人者が、これまでの調査で明らかになった新事実を網羅的に検証。驚くべき「真犯人」が浮上する――。
  • 「イスラエル人」の世界観
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    なぜ、世界中から非難されても彼らは攻撃・報復を止めないのか。 国家の存亡をかけた「悪との戦い」 建国以来、周辺地域との戦闘を繰り返してきた国家の論理がわかれば、イスラエル・パレスチナ紛争の本質も見えてくる。 新聞協会賞2年連続受賞&ボーン・上田記念国際記者賞受賞。 ワシントン特派員、エルサレム支局長などを歴任。 特派員、研究者、ボランティアとして現地に6年半暮らした特異な経験をもとに、 歴史的経緯から紡ぎ出されるイスラエルの「光」と「闇」の世界を徹底解説。 筆者は2013年3月、エルサレム特派員としてイスラエル、パレスチナ地域に赴任し、2019年9月までの6年半にわたり現地で暮らした。そのころから、筆者の心にはある疑問が深く根を張りはじめていた。2023年10月7日、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルを急襲し、イスラエルによるガザへの報復攻撃が長期化するにつれ、その疑問はかつてないほど存在感を増した。 「イスラエルのユダヤ人は、隣人であるパレスチナ市民が苦境にあえいでいるというのに、なぜあれほど無頓着でいられるのか」 「彼らはいったい、どのような世界観の中に生きているのか」 強い疑問が筆者に芽生えたのは、2014年夏の取材がきっかけだった。約50日間にわたり続いたイスラエルとハマスの戦闘。そのうちの25日間、筆者はガザ側から惨状を伝えた。イスラエル軍による無数の1トン爆弾の投下、崩れ落ちた建物の隙間に取り残されるガザ市民と子供たち。目の前に広がる光景は、まさに地獄絵図であった。2009年にアフガニスタンで、米軍と現地の支配勢力タリバンの戦闘を取材した経験のある筆者にとっても、これほど過酷な惨状を目にしたことはなかった。 「イスラエルのユダヤ人は所詮、そういう人たちだから」。そんな風に切り捨てる声も耳にした。だが、事態はそれほど単純ではないと感じた。人間も社会も多面体であり、「闇」だけでなく「光」も存在する。完全な善もなければ、絶対の悪もない。そう信じる筆者は、イスラエル人の内面世界――その〈世界観の森〉に分け入ってみたいとの衝動に突き動かされ、この本を書くに至った。 本書は、紛争や政治心理学の専門家らへの取材、現地の人々との対話を通じて、紛争地に暮らす人々に共通する認識や世界観、そしてイスラエルのユダヤ人に特徴的と思われる思考を明らかにしようとする試みである。戦後80年を迎えた日本にとっても、他者の世界観に触れることは、自らの思考と社会のありようを見つめ直す契機となるはずだ。日々のニュースだけでは見えてこないイスラエル・パレスチナ紛争の本質に踏み込み、私たち一人ひとりがどう関わるべきかを問いかける一冊。
  • 勝負師 孫正義の冒険(上)
    3.8
    失敗を直視し、 再起を果たす決意を持った 謎めいた「天才」――。 日本から決して見えない 「マサ」の真実。 * * * 稀代の勝負師、孫正義。 東洋と西洋をつなぎ、世界の常識を破壊した男の原点とは? FT前編集長が膨大な取材を基に描いた決定版伝記。 * * * なぜ孫正義の伝記を書くのか? 多くの人が私に尋ねる。孫正義本人もだ。 ソフトバンク創業者でソフトバンクグループの最高経営責任者(CEO)を務める孫正義に関する日本語の書籍は多い。だが、米欧の書き手によるものは、本書が初めてだ。 本書は伝記だが、孫を褒めるわけでも貶すわけでもない。 本書の目的は、「孫正義を理解する」ことだ。 孫ほど謎めいていて、誤解されている人はいない。日本のメディアも米欧のメディアも、孫を夢想家、金融を巧みに操る人物、投機家として描き、何度も経済的に行き詰まり、破滅するリスクを取ってきた彼に疑いの目を向けてきた。 孫の人生は、近年の金融史の重要な瞬間すべてを辿っているようである。映画「フォレスト・ガンプ」の主人公が、現代史の重要場面に足跡を残しているのと同じだ。 孫はパーソナル・コンピューターの発売からインターネットの誕生、ドット・コム・ブームとその崩壊、中国の台頭、世界金融危機、人工知能(AI)時代の到来にまで立ち合い、おおむねその中心にいた。彼はキーパーソン全員と知り合いで、価値あるものをすべて所有していたか、少なくともその一部を買収しようとしていた。 孫正義は失敗を直視し、再起を果たす決意を持った、謎めいた天才である。 孫正義には、外から見えていない何かがまだあるのだ。
  • 謎とき村上春樹―「夢分析」から見える物語の世界―(新潮選書)
    3.0
    「夢」の中へ、「物語」の内側へ――『1Q84』を中心に『スプートニクの恋人』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』などの作品群を、ユング心理学の視点から深く精緻に考察し、村上文学に隠された世界を浮き彫りにする。『村上春樹の「物語」――夢テキストとして読み解く』に新たに4編の作品論を増補した決定版。
  • 関係のないこと
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    「弁護士に重要なのは切断の感覚や」先輩弁護士の口ぐせ通りに仕事してきた僕。自分と関係のないことには立ち入らず、世間と折り合いをつけてきたつもりだった。だが、見ないようにしてきた「壁」が周りに現れ……。コロナ禍を経て空虚さと軽薄さがますます溢れる都市生活の奥にほの見える、心動かされる一瞬を描く作品集。
  • 沈黙の咆哮
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    世間を震撼させた埼玉愛犬家連続殺人事件。 伝説の捜査官が語る「死体なき連続殺人事件」の 捜査、裁判、立証のリアル―― 1993年4月から8月にかけて、埼玉県北部で犬の繁殖・販売業を営む元夫婦らにより、3件、4人の男女が次々と毒殺される事件が起きた。遺体は解体され、切り刻まれ、焼かれた上で、無残にも山林や川に撒き棄てられた。いわゆる「愛犬家連続殺人事件」――正式名称「埼玉愛犬家等連続殺人・死体損壊・遺棄事件」である。主犯の元夫婦には死刑判決が下された。前代未聞の「死体なき連続殺人事件」に挑んだ捜査官が見た深い闇とは――。1995年1月の事件着手(逮捕)から30年がたった今、伝説の捜査官が「死体なき連続殺人事件」の捜査、裁判、立証のリアルをあますことなく語る。鬼気迫るノンフィクション!
  • 七月の鋭利な破片
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    市立中学で英語を教える青哉は、久しぶりに小学校の同級生と集まった。武丸、凪、若葉、そして青哉の4人は、14年前の林間学校で起きた壮絶な事件を振り返る。4人と同じ班だった乃江瑠が、近所の危険人物・須藤に殺害されたあの日のことを――。それぞれが、わだかまる思いを抱えつつ、また会うことを約束した数日後、若葉が絞殺体で発見された。過去の事件と繋がりがあるのか? 悪夢が再び動き出す!
  • 一冊でわかるイラン史
    3.3
    1巻1,980円 (税込)
    イランとはどういう国か。その歴史を図やイラストを使いながらわかりやすく、ていねいに描く。コラム「そのころ、日本では?」「知れば知るほどおもしろいイランの偉人」も役に立つ。
  • 死のマッチング・アプリ
    3.0
    “イイネ”してはいけない! 衝撃の現代ミステリ 長年の交際が破局したバリスタのグウェンは、一念発起してマッチング・アプリに登録する。だがなかなかデートはうまくいかず、それどころかこれまでのデート相手が次々に殺されてしまう! どうやらグウェンがこれまでデートしたすべての相手を殺そうと狙っている連続殺人犯がいるようで……!? 解説/荒岸来穂
  • 「本当の自分」を愛する心理学~自分の弱さを受け入れる
    3.5
    320万部のベストセラー! 待望の第2弾! 幸せになるには心の奥に眠らせた「傷ついている自分」を癒す必要があります。 自分の弱さを受け入れ、過去の自分を肯定し、前向きに人生を生きるための心理学。
  • ぼくは刑事です
    3.6
    松川律は三十一歳の刑事で、シングルマザーの竹本澄音とつきあっている。澄音の五歳の娘・海音との距離も縮まり結婚を真剣に考えたところで、澄音から自分の父親には前科があると告げられて――。ラーメン店を経営する姉一家との交流や同期刑事とのやりとりなどを小気味よく織り交ぜながら、若き刑事の二年の月日を描く。スカイツリーの見える東京・下町で繰り広げられる心温まる人生の物語。
  • 天使の名を誰も知らない
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    その少女は、いったい誰の子――。 季節外れの雪が降った四月の早朝に、新聞配達員の少年は、側溝に倒れている幼い女の子を見つけた。その少女は、人形と見間違うほどに雪よりも肌は白く、生気がなかった。雪の上に残されている足跡はその少女のもの思われる一人分のみ。足跡は、少し先にある「プチシャトー市毛」という小さなマンションから続いてるようだ。少女はいったい誰の子で、なぜそこで生死を彷徨っていたのか。奇妙な住人たちの愛と憎しみがもたらす、不協和音サスペンス。
  • 外務官僚たちの大東亜共栄圏(新潮選書)
    4.3
    日露戦で満蒙権益を獲得した日本は、その維持を最重要課題として勢力拡張に舵を切る。だが国益追求に邁進する外務省は、次々と変化する情勢の中で誤算を重ね、窮地を打開するため無謀な秩序構想を練り上げていく。小村寿太郎から幣原喜重郎、重光葵まで、国際派エリートたちが陥った「失敗の本質」を外交史料から炙り出す。
  • 無意味なんかじゃない自分 ハンセン病作家・北條民雄を読む
    4.0
    川端康成にその才能を認められながら、 ハンセン病によって23歳でこの世を去った作家・北條民雄。 文学史に輝く傑作『いのちの初夜』を遺した若き小説家は、 なぜ病を抱えてなお書き続けたのか。 *********************** ぐっと近づいて北條民雄を見つめると、 「その気持ちわかるなあ!」が心から溢れてきた。 私たちはみんな弱い。 弱いままで強く生きた人の叫びがここにある。                 市川沙央 *********************** 【目次】 はじめに 第一章 差別の歴史を振り返る   第二章 差別の感覚を掘り起こす 第三章 北條民雄の生涯   第四章 隔離の中の北條民雄   第五章 差別される自分に戸惑う 「いのちの初夜」を読む(その一)   第六章 光の中の毒を読む 「いのちの初夜」を読む(その二)   第七章 無限ループを走り続ける 〈社会的人間〉とは   第八章 「作家」という生存戦略 北條民雄の日記を読む(その一) 第九章 言葉と心の落差 北條民雄の日記を読む(その二)   第一〇章 麗しく迷惑な友情 北條民雄の日記を読む(その三) 終章 終わりに
  • 職場は楽しいかね?――仕事は楽しいかね?2[新版]
    4.0
    シリーズ2作で累計37万部突破! 『仕事は楽しいかね?』の続編が待望の復刊。 思う以上に出世した主人公を待っていたのは、中間管理職としての葛藤だった。 数年の時を経て再びマックスに会い、本当に優れた上司・部下の関係について学ぶ。 「優秀な管理職の基本的な仕事は、管理することじゃない」 社員が誇りを持ち、互いに信頼できる職場を築くために。 管理主義を超えた、新しいリーダーシップとは? 職場での人間関係を見直すヒントが詰まった一冊。 【復刊の変更点】 ・加筆修正された本文を新訳でアップデート ・挿絵の追加 ・マネジャーのためのツールも掲載!
  • 腐りゆく君と遺された私
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    「ごめん。俺、死んだ」 幽霊になった恋人と過ごす最後の7日間 二人は忘れられない旅に出る。 死んだら終わりじゃない まだ君にしてやれること 伝えなきゃいけないこと たくさんあるんだ―― 廃墟専門の写真家で自由人の央理と、何でもそつなくこなせるけれど夢中になれる物がない蛍夏。 二人は幼馴染で恋人同士。 ある日、ふらりと撮影旅行に出た央理が幽霊になって帰ってきた。 声は聞こえるのに、視えない触れない、大好きな人。 それも7日後には完全に消えてしまう。 蛍夏はカメラを手に、幽霊の恋人と彼の遺体のある場所まで最後の旅に出る。 穏やかで切ない奇跡のような夏、蛍夏は幼い頃の夢と央理との大事な約束を思い出す……。 大人になる過程でどうせ無理だと諦め、平凡な人生を歩んでしまいがちな多くの人の胸を打つ青春純愛小説。 10代で読んでも大人になって読んでも、その世代ごとに違う涙がきっとある。 爽やかに泣けて元気が出るエブリスタ小説大賞受賞作! ◆表紙特別寄稿 佐野妙先生(「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」)描き下ろし漫画
  • 君が眠りにつくまえに
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    事故で妻を亡くした会社員、友人も彼女も才能もない大学生、母の看病で全てを失った女性――コンビニですれ違っただけの3人の男女。人気最下位の競走馬「マジメガイチバン」がレースで一発逆転した夜、彼らの人生をひっくり返す大事件が起こる。懸命に生きているのに報われない人たちの、運命の72時間を描く感動作。
  • あんずとぞんび
    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    神様に見捨てられた私を助けてくれたのは、同じアパートに住むゾンビのおじさんだった。 川をはさんだ向かいの町に、母と引っ越してきた小学生のあんず。いじめられていたあんずを助けてくれたのは、同じアパートに住むぞんびのおじさんだった。 孤独を受け止められないあんずと、孤独とともに生きるぞんびのおじさん。 お互いの存在が、それぞれの人生へのかすかな光となる。 ポプラ社小説新人賞奨励賞作品。
  • 熊はどこにいるの
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    「わたし、殺しました、生みたての赤ちゃんを」──震災から7年の地で、身元不明の幼子をめぐり、4人の女たちの運命が、いま、動き出す。各紙誌絶賛! デビュー18年、著者最高傑作。 「これほどの強度の小説は滅多にないし、ここには真の意味での熊がいる。」──古川日出男 「いつかこんな夢の中に自分もいたような気がする。止まらない余震のような小説。」──斎藤真理子 生きるためにもがく者、 死ぬための場所を探す者── 暴力から逃れた女を匿う山奥の家に暮らす、リツとアイ。 津波ですべてを失ったサキと、災後の移住者であるヒロ。 震災から7年の地で、身元不明の幼子をめぐり、4人の女たちの運命が、いま、動き出す。
  • 月蝕島の信者たち
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    後藤は大学サークルの女友達・金子とネットで活動する新興宗教BFHを立ち上げ、大バズりした。礼拝施設を建設するためのクラファンツアーを実施し、岩手の無人島・月蝕島に重課金信者を集める。上陸翌日、信者のYouTuberが首なし死体となって殺され、その後も次々と信者が殺されていく。犯人はいったい誰なのか? 船は3日後まで来ない。極限状態で信じるべき神の存在とは? そして最後は、誰も――。『私雨邸の殺人に関する各人の視点』で話題となった探偵不在のクローズドサークル・ミステリー、再び!
  • みえないもの
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    「最初に『何かすごい』と思い、それがずーーーーーっと止まらず、一冊全部がそうだった。」 ――斎藤真理子(翻訳家) デビュー作『優しい地獄』で読書界に衝撃を与えた、ルーマニア出身の文化人類学者イリナ・グリゴレ、最新作。 娘たちと過ごす青森の日々。ふとよみがえる故郷ルーマニアの記憶。そして、語られてこなかった女たちの物語――。 「彼女の人生をスクリーンのようなものでイメージとして見せられたら、彼女の語らなかったことが見えて、あの夜ニュースを見た人たちも彼女を理解できたかもしれない」(本書より) 虚実を超えて、新たな地平を切り開く渾身のエッセイ。 今までに書かれたどんな日本語よりも、鮮烈なことばをあなたに。
  • きりぎりす(乙女の本棚)
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第46弾は、文豪・太宰治×イラストレーター・しまざきジョゼのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 この小さい、幽かな声を一生忘れずに、背骨にしまって生きて行こうと思いました。 売れない画家と結婚した「私」。徐々に夫が有名になるにつれ、彼女はどこか違和感を感じるようになる。 太宰治の名作が、叙情的なイラストを得意とするイラストレーター・しまざきジョゼによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
  • 現代語訳 中世稚児物語集
    3.7
    寺院に仕える青年と僧侶との間の恋愛を描いた稚児物語。すれ違い、嫉妬、自殺未遂……。ドキドキしっぱなしの11の物語。
  • 人生後半にこそ読みたい秀歌
    3.8
    細胞生物学者、歌人である著者が贈る、人生後半への応援歌。中高年は人生の困難をのりきる「収穫期」でもある。老いを自然に迎えるための、人生観とユーモアと覚悟を短歌から学ぶ。自ら後期高齢者になった経験から、深く読み解き身に沁みるエッセイと名歌。
  • フランスのかわいい雑貨に出合う 宝探しのパリ暮らし
    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    ヴィンテージ雑貨を独自の感覚で選び、素敵に暮らす。パリ在住のフォトグラファー・Mashとイラストレーター・Ayaが贈る、ヴィンテージ雑貨とともに暮らす魅力的なライフスタイルを紹介する一冊。YouTubeで人気の夫妻が、パリの蚤の市やブロカント巡りで見つけた素敵な雑貨、アンティークの器や紙ものを取り入れたおしゃれな部屋作りのコツを、美しい写真とともに解説します。 本書では、パリのおすすめアンティークショップやブロカント情報を地図付きで掲載。自宅ルームツアーでは、ヴィンテージを活かした空間の作り方やアイテム選びのコツを伝授します。また、ヴィンテージ愛好家との交流や、夫妻が開催した販売会のレポートも収録。 パリやアンティークが好きな方、蚤の市巡りを楽しみたい方に向けた、実用性と美しさを兼ね備えた一冊。パリの風を感じながら、古き良きものに囲まれる暮らしを楽しんでみませんか?
  • 樹木医がおしえる 木のすごい仕組み
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 木は自分で動くことができないけれども、そこにある木は置物ではありません。確かに生きている「生物」です。本書では、樹木医でインタープリターとしても活動する著者が、そんな「木」のすごい仕組みを余すところなく伝えます。自分で動くことができないからこそ、あらゆる手段を使って木は生きています。傷がつけば、人と違って損傷した部分が治癒することはないので新しい組織を付け足して傷をふさいだり補強したりしていきます。その経過はすべて年輪に刻まれるので、街路樹や公園の切り株を見るだけでもいろいろなことが想像できます。木と向き合うときに大事なのは、「なぜこうなっているのだろう?」と想像してみることです。植物たちの型にとらわれない生き方を、ぜひ著者と一緒に観察してみてください。
  • 母と娘。それでも生きることにした(集英社インターナショナル)
    3.0
    「死ぬなら、今だよ!」 母はアクセルを思いっきり踏み込んだ・・・・・・。ネグレクト、肉親からの性虐待、虐待の連鎖、失明の恐れ・・・・・・生きていることが不思議なほどの過酷な現実。母は、20代で死のうと思っていた。娘は、「2年後に死のう」と決めた。愛し合いながらも、交わらない瞳と瞳。それでも母と娘は、生きることを選んだ。サヘル・ローズさん推薦! 開高健ノンフィクション賞受賞作『誕生日を知らない女の子』から12年、運命の母娘を追いかけた衝撃のノンフィクション!
  • 言葉にできない想いは、どうしたら伝えられるだろう。──悩める大人に贈る万葉集
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ◉30万部突破『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』著者・三宅香帆さん最新刊! ◉最古のJ-POP「万葉集」をひもとき、ライトな文体を駆使してアップテンポで繰り広げる、ポップでディープな「言葉の教室」、開講! 【解説 宮田愛萌さん(作家・タレント)】【イラスト・マンガ 相澤いくえさん】 1300年前、奈良時代の人々は、誰かに伝えたい想いを、自由な発想とひらめきを詰め込んで歌にした。そこには、現代を生きる私たちと変わらない「悩み」や「喜び」があった——京都大学の博士課程で万葉集を研究していた人気作家が、和歌に詰まった言葉の技術を縦横無尽に解き明かす。古典が苦手な人も一気読み! スリリングな読書体験を届ける「新しい古典のバイブル」。 ◉装丁家・原条令子さんによるレインボー箔押しの豪華特装版! (商品の見え方は、見本画像と実物で異なる場合がございます。) (本書は『妄想とツッコミでよむ万葉集』[だいわ文庫、2019年]に書き下ろしを加え、加筆修正・再編集を行い、単行本化したものです。) ********** 【目次】 はじめに 序章 ♦︎いまなぜ千三百年前の歌を学ぶのか ♢万葉集には人生が詰まっている 第一章 日常の歌 ♦︎ふらふらする娘を心配する母の歌 ♢キラキラネームの起源は万葉集にある? ♦︎天皇のナンパと女性の作法 ♢ざぶとん一枚あげたいだじゃれ歌 ♦︎暴言もユーモラスにひと工夫 ♢脇毛と鼻で笑いあう ♦︎賢者たちのとにかくお酒LOVEな歌 ♢蟹のふりして詠んだ歌 第二章 たのしい恋の歌 ♦︎万葉集の恋歌が輝いているワケ ♢プロポーズを引き出した巧みな歌 ♦︎許されぬ恋の歌という美しき誤解 ♢リズムもノリノリなラテン系のろけ歌 ♦︎白髪とユーモア——中年の恋愛歌 ♢中国の古典を詰め込んだ美少女の歌 第三章 「大人」の歌 ♦︎神女伝説から生まれた男子の妄想? ♢下着のひもがほどけたら…… ♦︎浮気男に対する恨みつらみの送り方 ♢年下男子をひっかけるお姉さんの歌 第四章 映える歌 ♦︎メタファーで作る感情のタイムカプセル ♢酔いも眠気も覚める怖い歌 ♦︎四季を「作った」歌 ♢露を真珠にインスタ的な歌 ♦︎星の林に月の船を浮かべて ♢雪のように舞う梅の花びら 第五章 心の歌 ♦︎滅びゆくものは歌になる ♢悲しみが生まれるとき ♦︎妻を亡くしたつらさを詠んだ芸術の輝き ♢梅を見るたび涙する ♦︎春の光のなかの悲しみ 押さえておきたい歌人たち ① 深みのある歌を詠む泥酔系教養人 大伴旅人 ② 乙女な心を持つ万葉集最大の歌  大伴家持 ③ 少女漫画的な和歌を詠むヒロイン 額田王 ④ 謎に満ちた歌の神 柿本人麻呂 Column 1 万葉集は一つではない? 2 改元の の謎が が解けました 3 カテゴリ分けされるようなされないような 4 巻ごとにテーマを総ざらい あとがき 寄稿 相澤いくえ「星をみている」 解説 宮田愛萌 ブックリスト **********
  • アサイラム
    3.8
    大学生の時に友人からの性暴力にあったスミレ。 限界に達した心を抱え、困難な状況にある人たちをケアする街に辿り着く――。 『消えない月』『神さまを待っている』『若葉荘の暮らし』、 現代女性の寄る辺なさに真摯に向き合い、そっと軽くする――著者最新作! === 「それぞれに過去はあって、これからどう生きていくのか悩んで、 闘っていることはわかるから、気にせずに自分のことだけ考えていればいいの」 大学生の頃、自分のことを好きだという友人から性暴力を受けたスミレ。 忌まわしい記憶を胸中に押し込めながら社会人として過ごしていたが、久しぶりに会った女友達から、 彼が当時のことを美しい思い出として吹聴していたことを聞いて、何もできなくなってしまう。 行政がケアを目的に作り上げた街で暮らすことになり、 いじめや虐待など、暴力を受けてきた人々と関わりながら、自分はどう生きていくのか、模索していくが――。 人の心は、あまりにも繊細で複雑だ。 痛みと再生を真っ向からとらえた物語。
  • 戦争とミステリー作家 なぜ私は「東条英機の後輩」になったのか
    3.4
    戦後80年。 トラベルミステリーの巨匠が 記していた書籍未発表原稿 奇跡の発掘。 戦前に生まれ多感な時代に迎えた開戦。 大本営が連戦連勝を伝える中 西村氏は陸軍幼年学校に入学した。 だがこの国に蔓延する 戦争歓迎の熱狂は戦況悪化で 一気に冷めていく。 敵国アメリカを嫌いになれない―― この不思議さは何だ? かつての軍国少年は 敗戦を経て作家の道を歩んだ。 往時を振り返り記した自伝的超克の書。 山村美紗氏との日々を仔細に記した 「特別編」も収録。 〈目次〉 第一章 戦争が海の向こうにあったころ ~戦前に生まれて~ 恐慌下に生まれる 長屋暮らし 満州国設立 戦争観…他 第二章 「歓戦」が「厭戦」に変わるとき ~戦時下の生活者たち~ 日米開戦 軍国少年と母 覆る親米感情 生活統制…他 第三章 軍国少年の隣にはいつも死があった ~東京陸軍幼年学校にて~ 幼年学校入学 「国家の物」に 迫る本土決戦 美少年に惑う 降り注ぐ焼夷弾…他 第四章 アメリカがこの国の何を変えたのか ~占領を経て~ 日本占領考 臨時人事委員会 GHQの変容 実力主義と日本…他 第五章 終戦後の職を求めて ~人事院・パン屋・競馬場・ 探偵・作家~ 作家を志す 母に泣かれる 競馬場で働く 探偵になる 初ファンレター…他 第六章 京都で考えたこと ~アメリカには不可解な独特世界~ 京都に移住 ブルトレを書く 町衆の意気 京の病院事情 一見さんお断り 京都式の皮肉 京女 住民の格…他 特別編 山村美紗さんとのこと 西村京太郎年譜 山前 譲・編
  • ダブルミンツ【完全版】
    完結
    5.0
    全1巻1,980円 (税込)
    “イチカワミツオ”同じ名前の男二人が、 ある事件を契機に再会する。支配と隷従の関係から始まった 魂の片割れを求める物語。実写映画公開時に描かれた 『ダブルミンツ』特別編40ページに加え、 単行本未収録のショートコミック、 カラーイラスト多数を収録した 単行本発売15周年記念パーフェクト・エディション。【収録作品】ダブルミンツ/雨 Rain/西瓜(すいか)Watermelon/犬死に/実写映画記念 ダブルミンツ特別編/映画館/完結編 ビーチ
  • 台湾文学の中心にあるもの
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    政治、そして多様性、 台湾では文学が現実に人と社会を動かし続けている。 激動する歴史の中で、文学が社会を動かし、文学が人のパワーの根源となっている台湾。日本語で読める約50作品を紹介しながら、政治に翻弄されつつも、必死に格闘し、社会に介入してきた台湾文学を読み解き、その全貌を示す! ・著者メッセージ 台湾文学の中心にあるものは政治である。斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス、2022年)は、私たち外国文学研究者に、自身の研究対象の文学の中心にあるものが何かという問いを突き付けた。「政治」、これが台湾文学研究者の現時点での私の答えだ。もちろん、文学は一様ではない。「〇〇文学の中心にあるのは××だ」と決めつけてしまうのは、傲慢である。恐らく、世界中の文学をすべて読んだ読者にしか言う資格はないだろう。何より、文学は、個人的なものであり、国家に紐づけされ存在しているものではない。だが、一方では、文学が国家に紐づけされることに、あるいはされないことに苦悩してきた文学もある。それが台湾文学だ。(「はじめに」より) 【目次】 はじめに─日本文学には政治が足りない? 第1章 同性婚法制化への道は文学から始まった 第2章 女性国会議員が40%以上を占める国の文学の女性たち 第3章 文学は社会を動かし、その瞬間をアーカイブし続けてきた 第4章 日本統治期が台湾文学にもらしたもの 第5章 ダイバーシティな台湾文学の表記と翻訳の困難 おわりに─台湾文学の中心にある政治との対話を経て あとがき 本文脚注 主要参考文献 本書で取り上げた台湾文学作品 台湾年表 台湾の基礎知識 台湾文学マップ
  • 家族の中でひとりだけ
    3.2
    1巻1,980円 (税込)
    今にも壊れそうな家族のもとに押し入ってきた凶悪逃亡犯。ひょんな偶然で犯人に見つからなかった8歳の末っ子は、家族の命を救うべく、何とかしてこの状況を外に伝えようとするが……。事件はすべてリビングで起こる! 一気読み必至! 緊迫のホームサスペンス!
  • 杯(乙女の本棚)
    3.3
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第45弾は、文豪・森鷗外×イラストレーター・今井キラのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 「わたくしの杯は大きくはございません。それでもわたくしはわたくしの杯で戴きます」 夏の朝、温泉宿から泉に向かう七人の少女たち。そこで、彼女たちとは様子の異なる第八の少女と出会う。 森鷗外の名作が、乙女心をくすぐる作品で知られ、本シリーズでは太宰治『待つ』、『女生徒』を担当するイラストレーター・今井キラによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
  • 増補新版 韓国文学の中心にあるもの
    4.6
    1巻1,980円 (税込)
    なぜハン・ガンは、アジア人女性として初めて、ノーベル文学賞を受賞したのか? ・内容紹介 大きな話題を呼んだ原著に、この2年、激動する韓国文学の重要作の解説を加筆、40頁増の新版登場! 韓国文学は、なぜこんなにも面白く、パワフルで魅力的なのか。その謎を解くキーは「戦争」にある。 ・著者メッセージ 本書の初版は二〇二二年七月に刊行された。その後二年と少しの間に、新たに多くの韓国文学が翻訳出版された。増補新版ではその中から注目すべきものを追加すると同時に、初版時に紙幅の関係などで見送った作品にも触れることにした。特に「第7章 朝鮮戦争は韓国文学の背骨である」の章に多くを追補している。 その作業を進めていた二〇二四年十月に、ハン・ガンがアジア人女性として初のノーベル文学賞を受賞した。本書を読めば、ハン・ガンが決して孤立した天才ではなく、韓国文学の豊かな鉱床から生まれた結晶の一つであることがわかっていただけると思う。 海外文学には、それが書かれた地域の人々の思いの蓄積が表れている。隣国でもあり、かつて日本が植民地にした土地でもある韓国の文学は、日本に生きる私たちを最も近くから励まし、また省みさせてくれる存在だ。それを受け止めるための読書案内として、本書を使っていただけたらと思う。(「まえがき」より) 【目次】 まえがき 第1章 キム・ジヨンが私たちにくれたもの 第2章 セウォル号以後文学とキャンドル革命 第3章 IMF危機という未曾有の体験 第4章 光州事件は生きている 第5章 維新の時代と『こびとが打ち上げた小さなボール』 第6章 「分断文学」の代表『広場』 第7章 朝鮮戦争は韓国文学の背骨である 第8章 「解放空間」を生きた文学者たち 終章 ある日本の小説を読み直しながら あとがき 増補新版 あとがき 本書関連年表 本書で取り上げた文学作品 主要参考文献 【関連ワード】 韓国文学 ハン・ガン キム・ジヨン ノーベル文学賞 フェミニズム 戦争 朝鮮戦争 82年生まれ 外国文学 BTS チョ・ナムジュ ファン・ジョンウン フィフティ・ピープル チョン・セラン
  • 学校改革 働き方を変えて、学び方を変える
    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    「遅々として進まない」 「トップが変わると元に戻る」 これからの社会を生きる子どもたちに必要な力を身に付けさせるためには、 学び方を変えていかなくてはならない。 教師不足が深刻化する中、教職を魅力あるものにするためには 教師の働き方を変えていかなくてはならない。 解決すべき問題は山積みにもかかわらず、学校改革が遅々として進まないのはなぜか。 学校改革が着実に進んでいる、横浜創英中学・高等学校の現役校長が、改革推進のポイントを自校で実施している具体例と併せて解説する。 学校改革を確実に進め、学校文化として定着させるためのヒントがここに!
  • たわけ本屋一代記 蔦屋重三郎
    3.0
    遊廓街・吉原で育ち、小さな貸本屋を開業……。やがて歌麿、北斎、写楽、曲亭馬琴、十返舎一九らを発掘し超人気作家に育て上げる。文化の担い手を「武士や豪商」などの富裕層から「庶民」へとひっくり返し、幕府による弾圧にも「笑い」で対抗。江戸庶民は彼を「蔦(つた)重(じゅう)」と呼び、喝采を浴びせた。その鋭敏な感性、書き手を虜にする人間性、したたかな反骨精神を描く蔦重本の決定版! 江戸を文化的に豊かにしただけでなく、今のポップカルチャーの基礎をつくった人だと思っています。 ―――NHK大河ドラマ『べらぼう 蔦重栄華乃夢噺』主演・横浜流星(日刊ゲンダイ2025年新春特別号インタビューより) 〈寛政の改革の嵐は蔦重の家財半分をさらう、そのときお江戸は——〉  日本橋と吉原の耕書堂は雨戸を固く閉ざしている。大戸には「負けるな」「一日も早い再開を」「戯家(たわけ)の灯を消すな」と励ましの落書の数々。雨風が叩きつけても消えそうにない。  本屋の裏口、長身の老人が身を滑らせるように入っていく。叔父の利兵衛だ。 「お前という子は幼い頃から偉そうな御仁が大嫌い」  初志貫徹は立派なこと。ヘンな褒め方をしてから叔父は真顔になった。 「奉公人や彫師、摺師に迷惑をかけられない。銭なら融通するからいっておくれ」  蔦重、ゆっくり首を振る。横のとせが背筋を伸ばした。 「お舅(とう)とうさん心配をおかけします。でも、あたしの蓄えが少々」  夫婦が見交わす眼と眼、舅(しゅうと)は頼もしそうにいった。 「ずいぶんと綜(へ)麻(そ)繰(く)ったもんだ。さすがはおとせ、感心感心」  叔父は店の落書のことをひとくさり。そして重三郎、とせを見据えた。 「こんなことで負けちゃいけない。戯家の本屋が変じて反骨の本屋。江戸の期待は大きいよ」 (第七章「不惑」より) 出版王の反骨精神はいかにして生まれ、散っていったのか。生き別れた両親、花魁への初恋、波乱万丈の人生を支えた妻・とせによる内助の功など、稀代の本屋の知られざる一面を描き出す感動の長編小説。
  • しらゆきの果て
    3.9
    仏画、絵巻、浮世絵――美に魅了された人々の営みを描いた歴史小説集 六十路を越した老境の絵師・喜平治(宮川一笑)は、肉筆美人画の名手・菱川師宣の曾孫である姉弟と知り合う。絵描きを志す弟の伊平の面倒を見ることになった喜平治は、幼いながらも確かな筋の良さに感嘆するが、折しも町絵師の宮川一門と表絵師の狩野家の間で諍いが起きてしまい……。(表題作「しらゆきの果て」) 鎌倉、戦国、江戸、幕末 時代と歴史を超えて、 人々を狂わせ、神仏さえも惑わせる、 あらゆる「美」の真髄を描く5つの物語 装画/原裕菜 装幀/長崎綾(next door design)
  • 歩く マジで人生が変わる習慣
    3.8
    【発売3週間で5刷・4.5万部突破】 偉業をなす人は、「歩く」にたどりつく。 医師・解剖学者  養老孟司氏 推薦! 「歩くことを文化面、科学面から突きつめた著作。勉強になって、しかもおもしろい!」 ウォーキングを単なるエクササイズととらえるなかれ。 本書を読み終えるころには、きっと確信するだろう。「歩く」という人間の本質的な行為こそが、脳と身体を鍛え抜き、生産性やクリエイティビティを高め、つまりは現代人の抱えるあらゆる問題を解決する鍵なのだと。 偉人:ニーチェもベートーヴェンもザッカーバーグも「歩きまくっている」 脳:歩くと脳が若返る 健康:「座りっぱなし」の害はタバコ並 都市:米国では2%の「歩きやすい街」がGDPの20%を生む 靴:あなたが「今はいている靴」がひざや腰を痛める ビジネス:「自然な形の靴」が世界中で大ブーム 働き方:「散歩ミーティング」で生産性も人間関係も向上 身体:週3回15分歩くと「認知症」発症率が40%減 精神:人間の幸福は「肉体の実感」から始まる * 「歩くのって、こんなに楽しかったっけ?」 きっかけは、1つの靴だった。それは、「足の指が自由な靴」。2年ほど履くと、他の靴が履けなくなった。なぜなら、身体も頭も、常に軽い。(「はじめに」より) 気づけば歩かなくなっている──。そんな現代社会のしくみに無自覚だった著者が、自らの身体感覚を取り戻していく経験を通じて、歩くことが人間の脳や身体とどうつながっているか、最新のデータや論文を片手に深く迫ってゆく。 するとぶち当たったのは、かつてレオナルド・ダ・ヴィンチも注目していた足の構造の重大さ、そして現代の履物がいつしか本来僕たちが持つ身体性を阻害しているという「不都合な真実」。 10年前にユヴァル・ノア・ハラリが世界に投げかけた問いを咀嚼しながら歩き続けると、最後に行き着いたのは、経済大国がなぜ「幸福度ランキング」で転落し続けているのか、という壮大なテーマだった。 文明やテクノロジーの進化は、果たして僕たちを幸せにしたのだろうか──? 歩けば、すべてが変わり出す。 「歩く」を徹底解剖した納得の1冊。 Step 1 脳のこと:歩くとアイデアが降ってくる Step 2身体のこと:ホモ・セデンタリウス:座る人類 Step 3 街のこと:都市化という人体実験 Step 4 足のこと:二足歩行という人体の奇跡 Step 5 靴のこと:履物というテクノロジー Step 6 自然のこと:文明と共に失ったもの コラム:マジで人生が変わる: 創造性を高める習慣 健康を保つ習慣 靴が変わると歩きたくなる
  • シャネル 人生を語る
    3.0
    孤高の少女時代からモード帝国を築くまでが、自身の肉声により甦る。清新な全訳と綿密な注釈により恋愛遍歴や交友録が明らかに。唯一の回想録。
  • 風待荘へようこそ
    4.1
    南天の木の植わった坪庭がある、京都の小さなゲストハウス「風待荘」。家族を失い東京からやってきた眞夏は、ここでしばらくオーナーの仕事を手伝うことになった。泣きたい毎日を変えるきっかけをくれたのは、料理。古い台所で作る九条葱と厚揚げの衣笠丼や、すぐきの焼きめし、近所で出会ったふわふわのだし巻き卵のサンド、レトロな喫茶店のゼリーポンチフロート。同居する四人の女性やお客さんと食卓を囲む時間に心を癒されていくなか、まさかの人物が眞夏を訪ねてやってくる……。
  • すごい長崎―日本を創った「辺境」の秘密―
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    日本の西端、アジアの東端。世界と日本をつないできた縁側のような “はじっこ”の町は、とてつもなく奥が深かった。実は忠臣蔵の元祖? 踏み絵と「くんち」の意外な関係とは? 知られざる「日本初」の数々――在住半世紀の地元作家が地理と歴史を掘り分け、教科書ではわからない独特の魅力へと誘う。充実のガイド付き。
  • 逆行探偵 烏間壮吾の憂鬱な使命
    3.4
    1~2巻1,980~2,090円 (税込)
    しがない私立探偵・烏間壮吾(からすましょうご)の足元に横たわっているのは、後頭部から血を流した自分自身だった。戸惑う壮吾のもとにやってきた、自分のことを「天使」と言い張るくたびれたサラリーマン風の男性と、「悪魔」と名乗る美しい女性。彼らの役目は、死んだ人間の魂を天国か地獄のどちらかに運ぶことらしいが、手違いにより壮吾はうっかり死んでしまったと明かされる。生き返る条件は、彼らの仕事である「魂の選別」の代行をすること。半ば強制的に仕事を手伝うことになった壮吾は、様々な事件に巻き込まれていく…。 新世代ホラーミステリーの旗手・阿泉来堂の新境地!
  • コミケへの聖歌
    3.9
    二十一世紀半ばに文明は滅んだ。山奥の僻村イリス沢に生き残った少数の人々は原始的な農耕と苛酷な封建制の下で命を繋いでいる。そんな時代でも、少女たちは《イリス漫画同好会》を結成して青春を謳歌していた。文明の放課後を描くポストアポカリプス部活SF。 第12回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作
  • 舞踏会(乙女の本棚)
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第44弾は、文豪・芥川龍之介×イラストレーター・Sakizoのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 「私は花火のことを考えていたのです。我々の生(ヴィ)のような花火のことを」 鹿鳴館で行われる舞踏会に初めて参加した明子。そこで彼女は、あるフランスの海軍将校に声をかけられる。 芥川龍之介の名作が、ロマンティックな世界観や装飾をあしらったデザインが好評を博すイラストレーター・Sakizoによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
  • 投資家の父が子どもに教えたお金の増やし方 幸せに生きるためのシンプルな投資の教え
    3.1
    『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』著者による待望の続刊! 経済アナリスト・森永康平氏推薦!「友達から教えてもらっているような感覚になる新たな投資の教科書」 あなたは一生お金のために働きますか? それとも経済的自立をして、自由に生きますか? 投資家の父が実際に我が子に教えた、お金との付き合い方。 世界中から寄せられた、100人近くのリアルな実践者エピソードが満載。 どんな立場の人でも、「これならできそう」と参考になります。
  • 行成想歌
    4.6
    1巻1,980円 (税込)
    「我が蔵人頭は、優しいが頼りない……」幼い頃に父を失った藤原行成は、平安貴族としての官位栄達を諦めていた。しかし、行成の姿を見ていた一条天皇は、彼を側近である蔵人頭に任ずる。その行成は、一条天皇の感情の自制と苦悩に満ちた生涯を目の当たりにすることとなった。筆の名手「三蹟」の一人として知られる行成とその妻、一条天皇と中宮定子、そして清少納言。互いを信じて想い合う姿には、愛が溢れていた。
  • 能登のムラは死なない
    5.0
    2024年1月1日に起きた能登半島地震で、甚大な被害を受けた「ムラ」は復活できるのか?朝日新聞輪島支局で4年を過ごした元記者による、農村再生のための実地レポート。震災前の2011年~2015年にわたり、能登の農山漁村を丹念に訪ね歩いた記事に、震災後の現状の再取材を重ねたレポートで構成。能登の風土、生業(なりわい)、食文化、祭りと信仰、移住者の活躍などについて、震災前後の変化を記録することで、能登のムラの魅力である「逆境でも生きぬく粘り強さとやさしさ」を明らかにする。
  • 裏庭のまぼろし――家族と戦争をめぐる旅
    3.8
    【推薦】武田砂鉄さん(ライター)  歴史は常に今を問いかけてくる。  聞かれるのを待っている声は、  誰のもとにも在るのかもしれない。 ********** 戦地から届いた当時の手紙は、想像もつかなかった戦時中の暮らしを生き生きといまに甦らせた。 家業を「不急不要」とされ、祖父は軍事研究の道へ。 大叔父は若き陸軍将校としてアジア各地を転戦し、沖縄へ──。 人類学者が、自身の家族史をひもときながら、その足跡を訪ねて紡ぐ、等身大の〈昭和と戦争〉。 ********** 【目次】 01 裏山のほとりで 02 蔵の中 03 科学と動員 04 水底の魚 05 縁側の椿 06 絹糸のひかり 07 オルガンの歌 08 埠頭にて 09 遠い島影 10 月と海鳴り 11 物語の外で Ⅰ 12 物語の外で Ⅱ 13 竹林と夕星 14 雲の行方 あとがき **********
  • 箱庭クロニクル
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    『嘘つき姫』で鮮烈デビュー、2作目『海岸通り』で芥川賞候補。 ファンタジックな世界観と異国情緒ただよう文体で読者を魅了する、2024年最大の新人が、文芸界に風穴を開ける。 次世代の「本物」を探すみなさま、この「才能」を、見つけてください。 ~~~~~~ 手のひらのミクロコスモス。地獄の口に何度でも出くわす人生、でも私だけの天国に続く糸も確かに光り、ここにある。この物語の中に。 ーー 一穂ミチ とびきり美しい物語群の中に暗さや裏切りがあって、人間の光と影を同時に見せてくる…才能って“これ”のことね!? ーー佐伯ポインティ 孤立と連帯のあわいを揺れる不器用な人間の心。その迷宮の出口は、意外なところに開いている。 ーー千街晶之 注目作家の変幻自在っぷりが炸裂。一編一編異なる魂を持つ、驚異的な短編集。  ーー瀧井朝世 坂崎さんの紡ぐ、宝石箱がきらめくような言葉づかいに、もう、夢中です!!! ーー三宅香帆 ~~~~~~ ★収録作品★ 「ベルを鳴らして」(日本推理作家協会賞短編部門受賞作) そこにひとつの戯画がある。家一軒ほどの大きさのタイプライターだ。 「イン・ザ・ヘブン」 地獄はどこにでもある。内とか外とか関係ない。 「名前をつけてやる」 これは「バッグ・クロージャ―」これは「ランチャーム」これは「ポイ」 「あしながおばさん」 拝啓 盛夏の候、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 「あたたかくもやわらかくもないそれ」 ゾンビは治る。マツモトキヨシに薬が売ってる。 「渦とコリオリ」 水流は左に渦を巻いている。 邦文タイピストの少女がついた歴史を変える嘘や、禁書運動家の母親を持つ少女の始祖サンドで繋がれた絆、流行り病「ゾンビ」で親友を亡くした女性の不思議な一晩etc. 人生ベストの一編が、ここに。

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