博物館の少女 怪異研究事始め

博物館の少女 怪異研究事始め

1,386円 (税込)

6pt

明治16年、文明開化の東京にやってきた、大阪の古物商の娘・花岡イカルは、親戚のトヨの用事で上野の博物館を訪れた際、館長に目利きの才を認められ、博物館の古蔵で怪異の研究をしている織田賢司(= 通称トノサマ)の手伝いをすることになる。トノサマの指示で蔵の整理を始めたイカルだったが、台帳と収蔵品の照合を終えた後、黒手匣(くろてばこ)という品物だけが何者かによって持ち去られたことが発覚した。いったい誰が、何の目的で盗んだのか? 隠れキリシタンゆかりの品とも噂される、この匣に隠された秘密とは?

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博物館の少女 怪異研究事始め のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった!話の流れがわかりやすかったし、まさか結末があれだとは…2があることを知って、読んでみたいと思った!

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    2から読んでしまって、早く最初のを読みたかったのだけど、こっちの方がテンポもよく、中身も面白いかも。
    イカルがあれよあれよという間に東京の親戚の家に住むことになり、上野の博物館の蔵の資料を整理する仕事にありつく。それもイカルが目利きの才を発揮したからなのだが。トノサマとアキラとイカルの

    0
    2025年08月07日

    Posted by ブクログ

    いゃあ、面白かった〜!
    明治の東京を闊歩する少女の姿が見えるようだった。大阪の道具屋の娘、花岡イカル(13歳)は両親を亡くし一人で東京へやってきた。母の遠縁にあたる大澤家で暮らし始めたイカルだが、河鍋暁斎の娘、トヨと訪れた上野の博物館で館長に目利きの才を認められ…。

    文明開化(馬車鉄道etc)、上

    0
    2025年07月11日

    Posted by ブクログ

    明治時代の博物館を舞台にしたあやかし譚。
    大阪の古物商の娘として育つが、両親が相次いで他界したことで東京の遠縁に引き取られた少女が主人公。目利きの才を見込まれ、博物館で怪異の研究と古蔵の管理をしている人物の助手をすることになり、ある品物が消えた事件を追う。

    児童文学作家の印象が強かった富安陽子さん

    0
    2025年04月29日

    Posted by ブクログ

    芸術は好きだけど何の役にも立たないことを痛感している己が救われる物語。自ら創り出すことは出来ず、鑑賞ばかりの身でも、好きなものが世界を広げ、自活の術となっていくのは非常に嬉しい。ほんと救われる。2巻も楽しみ!

    0
    2024年09月30日

    Posted by ブクログ

    間違えて続巻を先に読んでしまって、トノサマが実際には老人だったことに驚いた。私のイメージでは、40代くらいだった。柔軟な考え方と行動力に騙されていたらしい。やはり順番に読まないといけないと思いつつ、知らなかったからこその勘違いを面白いとも思った。もちろん他の登場人物、特に大澤家の人たちとの関係につい

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    児童文学ですが、それなりなボリュームに結構な読みごたえ。大人が読んでも、さほど平易だとは思わない。というかかなり面白かったです。
    題材は、1880年代(かな?)・東京の国立博物館が舞台・古美術・隠れキリシタンなど、好事家好みの素材のてんこ盛りで、河鍋暁斎の娘をはじめとして、実在の人物がたくさん出てく

    0
    2024年04月16日

    Posted by ブクログ

    主人公は、美術品の審美眼を持つイカルちゃん。
    両親との別れで孤独になる運命になりながらも、
    力強く生きていく♪
    イカルちゃんがとにかくいいコで可愛い♡

    舞台は明治時代の上野。
    軽快で読みやすい文章で、
    賑やかな当時の上野の姿が色鮮やかに思い浮かぶよう。

    イカルちゃんの活躍で骨董品の謎解きをするも

    0
    2024年03月08日

    Posted by ブクログ

    面白かった。昔懐かしい「少年ドラマシリーズ」のような趣もあり、歴史ドラマとファンタジーとYAがいい具合に混ざり合っていてすごく好み。

    0
    2024年01月09日

    Posted by ブクログ

    続刊が出たので再読。

    ひょんなことから東京国立博物館の怪異の蔵でトノサマの助手として働くことになったイカル。
    蔵での盗難があって、その盗まれた品の謎に迫っていく。

    2度読んでもミステリーと怪異の話が凄く面白くて惹き込まれた。

    イカルの東京にやってきた経緯は辛いが、全然湿っぽくならず、大阪の生家

    0
    2023年09月25日

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