天と地の方程式 1

天と地の方程式 1

小説・文芸
1,265円 (税込)

6pt

この春で中学二年生になる田代有礼(たしろあれい)は、おかしな夢を見た。猿に「くるすの丘に、来い」と言われる夢だ。その直後に引っ越しが決まり、できたばかりの公立の小中一貫校「栗栖の丘学園」に通うこととなる。中学二年生にあたる八年生の生徒はたったの三人。うちひとりは、おそろしく数学ができ、とてつもなく馬鹿とうわさのQだった。関わりあいになりたくないと思った矢先、Qとともに異空間に閉じこめられる――。

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天と地の方程式 の一覧

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 天と地の方程式 1
    1,265円 (税込)
    この春で中学二年生になる田代有礼(たしろあれい)は、おかしな夢を見た。猿に「くるすの丘に、来い」と言われる夢だ。その直後に引っ越しが決まり、できたばかりの公立の小中一貫校「栗栖の丘学園」に通うこととなる。中学二年生にあたる八年生の生徒はたったの三人。うちひとりは、おそろしく数学ができ、とてつもなく馬鹿とうわさのQだった。関わりあいになりたくないと思った矢先、Qとともに異空間に閉じこめられる――。
  • 天と地の方程式 2
    1,265円 (税込)
    「太陽系を見回してみてよ。七勝一敗で黄泉ツ神の勝ち越しでしょ?ぼくたちは、めちゃくちゃ分の悪い勝負をしているけど、ここで黄泉ツ神に勝ちをゆずるわけにはいかないんだ。」この世界に生命をもたらそうとする天ツ神。反対に、生命を消し去ろうとする黄泉ツ神。アレイたちは、黄泉ツ神がこの世に解き放たれるのを、本当に止めることができるのだろうか? 災いをくいとめることはできるのか。
  • 天と地の方程式 3
    1,265円 (税込)
    天ツ神の指令を受け取るのは君たちの役目なんだよ。よく耳を澄ませ、目を凝らせ。神の言葉を聞きのがすな。――予兆が起こり、間もなく黄泉ツ繭が破れると「知る者」が告げる。破れれば大量の黄泉ツ神がこの世にあふれ出し、この地を未曾有の災いが襲うという。はたして、アレイたちは天ツ神の計画をつかみ、黄泉ツ神を封じることができるのか。古事記を下敷きにした、学園異能ファンタジーの第3巻!

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天と地の方程式 1 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一度見たものを忘れない記憶力を持つアレイと、数学の天才Q。ふたりは天ツ神によって、黄泉ツ神を封じるカンナギに選ばれる。
    怒涛の展開に翻弄される喜び。登場人物がワーワー言い合って展開する楽しさ。
    面白い!と歓声を上げたところで次巻に続く。サイコー!

    0
    2026年05月19日

    Posted by ブクログ

    古事記を下敷きにした学園ファンタジー。すごく面白くてページをめくる手が止められなかった。続き物で続きを読みたいがためにまた読み返します。

    0
    2021年10月01日

    Posted by ブクログ

    面白い

    特にカクレドからの脱出場面はスピードがあってグイグイ読み進めてしまう

    最初単調に思っても、ぜひ最初のカクレド「3 回廊」まで読んでほしい

    0
    2021年04月18日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    古事記と数学が絡んでいるのがとても新鮮で良かったです。登場人物も個性的でわくわくしました。
    まだ序章という感じなので、この先が楽しみです。

    0
    2020年03月13日

    Posted by ブクログ

    話にスピード感があって、1巻から3巻まで一気に読んだ。
    一つ一つ謎が、テンポよく解き明かされていくので、読んでいて楽しかった。頭の中で、丁度上手く映像化されていくテンポなんだと思う。
    それぞれのピースが、最後に繋がっていく様子も面白かった。数学の問題でピタッと答えが出て、頭がスッキリする感じに似ている。
    物語に出てくる古事記、世界の遺跡、数学の魔法陣などについても、いろいろ調べ知識を広げてみたくなった。

    0
    2020年02月11日

    Posted by ブクログ

    とても読みやすくて、少し読んだだけでも続きが気になる本です。3巻までしかありませんが、とてもおもしろいので、ぜひ読んでみてください。

    0
    2019年12月26日

    Posted by ブクログ

    現代に神話が現れるとしたらこうなる、という物語。神様が数学と無関係だなんて思わない方がよさそう、両方とも地球に存在してるしね…前者は感性の中に、後者は生物の中に。
    わたしは数学からきしダメですが、Qの話を聞いておもしろそうって思いました。数学は世界システムかあ…。
    富安さんは古典と理科と宗教を混ぜてこねて焼き上げる天才です。天ツ神を細菌と同じって言いきるのこの本くらいだよ。

    お猿のお迎えといえば日輪と猿の切っても切れない関係ですね。猿田彦とか日吉丸(豊臣秀吉の幼名)とか。仲間集めってことは富安さんは現代の天岩戸をやるつもりだろうか…。
    名前が大切な役割を果たすのは古典ファンタジーの鉄則。アレイは稗田阿礼からとったのかなと思ったら自称ですがその方が能力高まってそうだし、春来も本来の読み方になったらとんでもない力を発揮するし。
    ヒカリの能力は次巻かな。音楽はあらゆるもののなかで最も善なるもので常に正しいと、ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんがどこかに書いてたっけ。

    続きカモオォォン!

    0
    2015年10月27日

    Posted by ブクログ

     ただ今、富安陽子さんの作品を読み続けて、不思議な物語の魅力を知りたい期間中です。


     前回読んだ絵本「月虫の姫ぎみ」に続いて、漫画家の五十嵐大介さんの表紙の絵が印象深い、こちらは2015年発表のシリーズもので、これまで読んできた富安さんの作品の中では、初の中学生が主人公の物語で、現代の若者を思わせるくだけた口調もしっくりとくるような、彼らの奔放さの裏に垣間見える繊細な描写や、能力者と不思議なものが対峙するスリリングな展開には、正にYA文学という言葉がぴったりと感じつつ、そこには富安さんならではの要素をミックスさせることによって、オリジナリティもしっかりと感じられる素晴らしさとなっていたのである。

     両親から突然告げられた引っ越しによって、中学二年から「栗栖の丘学園」に転校することになった、主人公「田代有礼(アレイ)」は、毎日家から学校まで同じ歩数であることを気にする程に変化を嫌うタイプだったのだが、そんな彼の生きるスタンスとは裏腹に、密かに進行しつつある世界の危機に否が応でも巻き込まれていくことになる。

     それに関わっていたのは、何とも壮大で規格外の存在である「天ツ神」と「黄泉ツ神」だったのだが、だからこそアレイを始めとした仲間たち(今のところ仲の良さは微妙だけれど)に与えられた能力には説得力がありながら、更に彼が最初に出会う仲間「厩舎修(Q)」の数学の能力には、本書のタイトルとも相俟って、この世のからくり(仕組み)とも繋がるような新たな視点を提示してくれたように、私には思われた。

     それはQの、『数学って、すっごく、きちんとしてるじゃん』という言葉から端を発した、『世の中って、けっこうでたらめで、めちゃくちゃに見えるけど、じつは絶対変わんない仕組みがあるんだって』という安心感のようなものの存在には、数学以外は駄目駄目な彼にアレイが共感できた数少ないところと感じながら、そこから『たぶん、数学って、神さまの設計図を読み解くための言語なんじゃないか』と捉えた、Qの言葉に私は目から鱗が落ちる思いとなった、その根拠として、『科学の法則や公式は、全部、発見であって発明じゃない』という、『特許権とかはない、最初からこの世界の中にあったルール』の存在なのだと思い、それは『オウム貝にも、ハリケーンの渦にも渦巻き星雲にもくり返し黄金比が現れる』ような不思議なことも含めた、『この世界のからくりに興味があるから』という、Qが数学を好きな理由へと繋がっていることを知ることで、なるほど、学校でもこうした過程で学んでいたら数学に興味を持てたのかもしれないなと、理系嫌いの私も思えそうな富安さんの物語の展開には、面白さだけではなく知識欲を促してくれる魅力もありそう。

     更に本書では、「八つの柱」や「イザナミから逃げるイザナキ」と重なるイメージであったりと、『古事記』とリンクした展開に、また富安さんならではの過去と現実が繋がるような独特な面白さを感じ、更にそこには古事記という歴史書が、この男の記憶を書きとることによって生まれたと言われている「稗田阿礼」という人物名が、主人公のアレイの名前と繋がっている富安さんの拘りを見ても明らかとは思いながらも、そこには名付け親の父が、暗殺された明治時代の政治家の『森有礼』から取ったことに対する、アレイの反発心があることも重要で、その頑なな意志の強さは、本来ならば「有礼」を「ありのり」と読ませるように名付けたけれども、周りが彼の中の繊細な部分を刺激しないように合わせるようになっていったくらい、本人が「アレイ」と名乗り続けることを曲げなかったことが物語っているのだと思う。

     ということで本書は、主要な登場人物である中学生たちが大人への道を歩んでいく、その過程を軽快な語り口の中にも真摯に描いており、特にアレイに関しては、自分の説明で内容が伝わらないことに苛立ちながらも、相手にとってはもっとシンプルに要点だけを伝えてほしいことを望んでいることを察して、表現を変えて言い直す場面に、能力を持つが故の葛藤もあってと、世界を救うかもしれないヒーローたちでありながら、単純にカッコいい、可愛いキャラにしていない点に現代の中学生を思わせるリアル感が同居している点には、きっと本書を読む同世代の方々にも響くものがあるのではないだろうか。

     以上の事から、このシリーズの物語の魅力として、数学と古事記のコラボレーションという斬新さがありながら、不思議な怖いものたちとの対決を余儀なくされてしまうアレイたちが数々の窮地をどう切り抜けるのかという、エンタテイメント性もあってと、タイトルに1と書かれているように、物語の途中の良いところで終わってしまう「つづく」表記にも期待を持たせてくれて、最後まで読みたくなる魅力は充分にあるのだと思う。

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    YAブックガイドから。超絶能力者vs悪しきものin日本、って感じのファンタジー。謎解き要素が数学の問題だから、好きな人は好きなのかも。物語も面白いけど、どうしても本作じゃなきゃって孤高性は、今のところあんまないかな。

    0
    2020年09月10日

    Posted by ブクログ

    おもしろいな~。中学生向けになっていたけど小学生の子も読んでいた。主人公と友人が特殊能力を持つのだが、それが選ばれし者という設定で異世界のようなところで知能やそれぞれの能力を武器に戦うという、子ども心をくすぐる設定。

    謎解きというか、ミステリー設定もありながら、主人公は古典にも詳しいというシブイ一面も。ニュータウンにある新しい学校、というのがいかにも何か起こりそうで、「集められし感」がうまく漂っていてワクワクする。

    数学とか古典とかの知識が難解なもの→使えたらカッコいいもの、に昇華されているのがすごいが、如何せん大人になってからもそこらへんの難しそうなところは流し読みしつつストーリーだけ追ってしまう。ゲーム感のある感じ、男の子向け。

    0
    2019年11月21日

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