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天ツ神の指令を受け取るのは君たちの役目なんだよ。よく耳を澄ませ、目を凝らせ。神の言葉を聞きのがすな。――予兆が起こり、間もなく黄泉ツ繭が破れると「知る者」が告げる。破れれば大量の黄泉ツ神がこの世にあふれ出し、この地を未曾有の災いが襲うという。はたして、アレイたちは天ツ神の計画をつかみ、黄泉ツ神を封じることができるのか。古事記を下敷きにした、学園異能ファンタジーの第3巻!
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Posted by ブクログ
最終巻完結。 古事記由来の伝奇ロマン能力バトル的な面白さと、能力(他人と違う部分)を如何に受け入れるのかという成長譚としての部分の絡み合いが、この作品の魅力でしょう。 それこそ児童書と娯楽小説のハイブリットな面白さなのかも。それを伝えたい。
富安陽子先生の物語と五十嵐大介さんの絵による1巻から続いた大長篇も、いよいよ本巻で完結となった、このシリーズは、神からのメッセージを如何に理解するかが鍵となった頭脳戦の面白さと、最初はあれだけいがみ合っていた中学生たちの心の成長を実感しながらの熱い友情とが、見事に融合された独特さが魅力となっており...続きを読むます(2016年作)。 天ツ神から選ばれたアレイを始めとした七柱のカンナギたちと、黄泉ツ神率いる得体の知れない故の怖さがある影たちとの戦いについて、『古事記』だけではなく、世界に散らばる不思議を贅沢に盛り込んであるのが、それらに興味を促せてくれるという点に於いても素晴らしいと思って、それはドイツのある町のお話や、ギリシア数学の三つの難問に、マチュ・ピチュのインティワタナと、どれもロマンを感じさせる面白さがありながら、更にタイトル自身に込められた最大の謎解きに関しては、それ自体の答えも、実は1巻から潜まれていた伏線も含めて脱帽の一言で、またしても富安先生のミステリのようなスッキリとした爽快感と計算された緻密な説得力とが合わさった、物語としてのしっかりとした面白さがまずは鮮やかに浮き出されます。 しかし、それだけではないところに、また富安先生の書く物語の魅力や素晴らしさを感じられたのは、このシリーズの読者層だと思われる中学生たちに寄り添ったキャラクター像を描いている点にあるのだと思って、それはアレイを始めとした主要キャラたちが密かに抱える心の傷であったり、自分の役割=存在価値って何だろうといったあたりを丁寧に書かれているのが、今どきのくだけた話し方で中和しつつも心に残るものがあって、特にアレイに関しては常々変化を嫌うと言っていながら、ある瞬間にごくごく自然とそれが表れていた描写に説得力があったのは、『自分の周りの変化は、こんなにはっきり見えるのに』、『自分の変化というのは見えないものだな、と思う』の言葉を読んだとき、「ああ確かに」と、かつての中学生時代の自分を思い出してしまったからであり、更にそうしたリアル感のある言葉をもう一つ挙げるのならば、中学生の時期というのは『それぞれに与えられた個性と能力の使い道をまだわからずにもてあましている』ことを知ることによって、そこからは焦ることなく、じっくりと自分自身を見つめながら青春を謳歌してほしいという富安先生の思いが垣間見えてくるようで、改めて児童文学の存在意義みたいなものを、それらから実感させていただきましたし、やはり若者たちが活き活きと躍動している物語には元気をもらいつつ、『女子って、ほんと、わかんねぇのな』といった、富安先生の女子中学生キャラたちの細やかな作り込みも素敵。
一気に読んだ。面白かった。 最終決戦はまさにハラハラ。 一気に読んで、読み返したい。 古事記や笛吹男の話は内容を知っていたけれど、数学の話とかちょっと調べてQの言ってる意味理解したいと思った。中高生にオススメというの納得
なかなかハラハラする物語だったな~、と思いながら、ハッピーエンドを迎えて、いよいよ本を閉じようとしたそのとき、衝撃はやってきた。正直、数字のほころびなんて、仲間外れを作ろうと思えば何とでもなるよな、と思いながら、あくまで数学好きを押し出したいがために、そんな遊びを散りばめているんだろうなって、深く考...続きを読むえてなど見ませんでした。でも、その答えの並びそのものに、そんな意味があったとは…!音符への読み替えまではまあ、なるほどって感じで普通に読み見進めていたけど、最後の種明かしは、それこそビックリ仰天でした。恐れ入りました。
話にスピード感があって、1巻から3巻まで一気に読んだ。 一つ一つ謎が、テンポよく解き明かされていくので、読んでいて楽しかった。頭の中で、丁度上手く映像化されていくテンポなんだと思う。 それぞれのピースが、最後に繋がっていく様子も面白かった。数学の問題でピタッと答えが出て、頭がスッキリする感じに似てい...続きを読むる。 物語に出てくる古事記、世界の遺跡、数学の魔法陣などについても、いろいろ調べ知識を広げてみたくなった。
最終章 こんなにワクワク、ドキドキしたのは 久しぶりです 本当に面白かった 子どもたちが読んだら 嬉しいな~ えっ!あの人も? 『人間の個性とか能力っていうのも 道具と同じなんだと みんながそれぞれひとりずつ、違ったものを与えられるけど、その使い道がわこるまでには時間がかかる 使い道がわらない...続きを読むのに使いこなす努力もしないで、それを捨てちゃうのは猿といっしょだ』と ごもっともです! まだまだ、道半ばです 今度は古事記に夢中になりそう!
あっという間
3冊まとめ買いをして、ゆっくり読もうと思っていたけれど、1冊ずつは思ったよりボリュームがなくて、あっという間に読み終わってしまった感じ。 1人ずつ、心の中に秘めた闇のようなもの。 その辺は、あまり深掘りされる事がなかったのが残念。 虫とか苦手な人は要注意かも。 虫の大群の出没は、読んでいてかなりゾワ...続きを読むゾワでした。
#ドキドキハラハラ #深い
面白い。まるで少女マンガの世界?いや少年マンガの世界?この作品を元にマンガが描けると思う。全く新しい発想で描かれた作品だ。読みやすい。大人にとっても。カンナギと思われていた猿が実は猿ではなく、最後のカンナギが登場する。意外な人物だが、大勢にはあまり影響しないだろう。猿のままでもいいと思う。そして天音...続きを読むがπ(パイ)つまり3.14159……だったと言う落ちも面白い。何となく続編が期待できそうな気もするがどうだろうか?
面白く、痛快であった。7人のカンナギによってこの世は救われる。「聞く者」「見る者」「伝える者」「奏でる者」「唱える者」「知る者」「開ける者」。突出した力を持った者たちが力を合わせて、闇の力に対抗するのだ。ハラハラドキドキ。大人が読んでも子どもが読んでも楽しめるだろう。
もう最終巻かあ。もっと続くと思ってたからちょっと残念だけども、変にだらだらせずスパッときれいに終わったのはとても良かった。 最終巻のラストステージにきて「天と地の方程式」というタイトルに納得。こういう、知識がドラマにつながってる作品はいいなあ。
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