配信予定・最新刊

作品一覧

  • 毒殺村 二〇世紀最大の「夫殺しカルト」
    NEW

    毒殺村 二〇世紀最大の「夫殺しカルト」

    小説・文芸

    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    ハンガリーの寒村で起きた300人以上の集団殺人。貧困、家庭内暴力、離婚がもたらす経済不安の果てに、なぜ妻たちはヒ素を用いて夫を殺害したのか。多様な視点から読み解く圧巻のノンフィクション。 最高のディストピア小説のように 疑問を投げかける。 ──ペギー・オレンスタイン 繊細に描かれた女性たちの コミュニティの肖像。 ──エリン・キーン 女たちはなぜ殺したのか。 ハンガリーの農村で起きた、ヒ素による大量殺人。 綿密な調査で明らかになる、衝迫の実話ノンフィクション! 第1次世界大戦前後の20年で、300人を超える犠牲者を生んだ、ナジレーヴ村のエンジェルメーカー事件。貧しい共同体、打ちのめされた戦争帰還者、過度の飲酒、家庭内暴力、嬰児殺し……。村の公認助産師ジュジおばさんをはじめとする、迫害された女性たちのシスターフッド。 蠅取り紙から煮出した毒液によって、苦しみは終わるのか。 「蠅取り紙でしょ。人気があったのよね」──マーガレット・アトウッド(本書より)
  • イレナ・レイの消滅
    NEW

    イレナ・レイの消滅

    小説・文芸

    -
    1巻3,799円 (税込)
    ブッカー国際賞受賞の翻訳家が仕掛ける罠 国際ブッカー賞受賞、 ノーベル文学賞受賞作家を手がける 世界的な文芸翻訳家による言語と翻訳と陰謀の物語。 クロフトの書きぶりには傑出した力強さがある。 ──オルガ・トカルチュク(ノーベル文学賞受賞作家) いくつもの言語を手なずける言語の匠にしか書けない。 ──ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー『フライデー・ブラック』 ノーベル文学賞の有力候補であるポーランドの作家イレナ・レイが新作長編を書き上げたという報に、彼女の作品を担当してきた各言語の翻訳者たちがポーランドの森に集まった。この森の村に、作家の住処があり、そこで合宿をしながら新作を翻訳するためである。 英語、スペイン語、スロヴェニア語、セルビア語、ドイツ語、ウクライナ語、フランス語、そして初参加のスウェーデン語。各言語の翻訳者たちはお互いの名前も知らず、ただイレナ・レイの作品の崇拝者として、これから一つ屋根の下で暮らすことになる。いつものように。 しかし今回はどこかおかしかった。イレナの夫の姿はなく、イレナ本人の言動もどこか奇妙で、やがて「開封禁止」という謎のメールをよこした直後、イレナは忽然と姿を消した── 恐慌に陥る八人の翻訳者たち。手がかりは新作の原稿の中にあるのか。あるいはイレナの家の中にあるのか。イレナ・レイが隠してきた秘密とは何なのか? 翻訳者としてオルガ・トカルチュクらの世界文学を手がけ、国際ブッカー賞を受賞したジェニファー・クロフトが、ヴィトルド・ゴンブローヴィッチにインスパイアされて紡ぎ出した、言葉と創作と翻訳、謎と森と菌類をめぐる長編小説。
  • イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

    イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

    ビジネス・実用

    4.6
    1巻1,100円 (税込)
    現代パレスチナ史の世界的泰斗が、シオニズム運動の胎動から2023年ガザ虐殺まで、その歴史をわかりやすく解説。世界水準の基礎知識がコンパクトな一冊にまとまった決定版。
  • 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選

    死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選

    小説・文芸

    3.6
    1巻1,386円 (税込)
    “これから起こる殺人”を通報してきた男に翻弄され、不可能犯罪の謎に挑む刑事を描いた「死の警告」。『シカゴ・ブルース』で忘れがたい印象を残した青年探偵エドとアムおじが活躍する「女が男を殺すとき」「消えた役者」。検死局で起きた不可解な死体損壊事件「球形の食屍鬼(グール)」。稼ぎの10パーセントと引き換えに、ある男に自分のマネジメントを任せた俳優志望の青年の数奇な物語「死の10パーセント」など、本邦初訳3作を含む全13編。謎解きミステリ、〈奇妙な味〉等、『短編ミステリの二百年』の編者が選りすぐった多彩な名作短編のフルコース!/【目次】序文――フレッド・ブラウンを思い起こして=ウィリアム・F・ノーラン/5セントのお月さま/へま/女が男を殺すとき/消えた役者/どうしてなんだベニー、いったいどうして/球形の食屍鬼(グール)/フルートと短機関銃のための組曲/死の警告/愛しのラム/殺しのプレミアショー/殺意のジャズソング/死の10パーセント/最終列車/編者解説=小森収
  • 若い読者のための考古学史

    若い読者のための考古学史

    ビジネス・実用

    4.7
    1巻3,520円 (税込)
    「歯切れよく、ぐっと引きこまれ、わかりやすい。ブライアン・フェイガンは、明快でしっかりとしたメッセージを一般読者に届けることができる、現代考古学界きっての著者だ。この本もまた例外ではない」 ――――ジェレミー・A・サブロフ(米国サンタフェ研究所・前所長/『人類学博士』著者) 人類学や地質学と連係しつつ発展してきた、グローバルで時空をこえた知的探求のあゆみ 一瞬にして火山灰に埋もれたポンペイの町はどのように発見され、発掘されたか。 氷河時代の洞窟内に描かれた壁画の作者は? 密林の奥にたたずむ古代遺跡、世界各地に現存する巨石モニュメントの謎など、コンパクトな40章で、考古学が誕生した18世紀から衛星画像や遠隔探査の技術が進歩した現代まで、世界先史学の権威がテンポよく案内する、地球規模の考古学の発展史。

ユーザーレビュー

  • イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

    Posted by ブクログ

    イスラエルという国の成り立ちから現代まで、イギリス、アメリカ、ロシア、アラブ諸国、そして、パレスチナ人。それぞれの言い分と行動、それに対する反応、プレーヤが多すぎて理解が追いつかないが、争いは争いしか生まない。距離的にも歴史的背景への理解も遠い分、複雑だから揉めるのは仕方ないくらいの認識だったが、これが現代における最大の人道危機と言われる理由に恥ずかしながらようやく触れることができた。
    イスラエルに批判的な内容だが、これを書いたのはイスラエル出身でイギリス在住のユダヤ人、自身も当事者でありながら膨大な調査から、発信し続ける勇気がすごい。

    0
    2026年08月23日
  • イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

    Posted by ブクログ

    久しぶりにパレスチナ問題の勉強。
    いやいやたった200ページの新書本だが内容が濃かった。さすがは早尾貴紀の監訳。
    読み飛ばすつもりが、第1章に目を通しただけで結局メモりながらの時間をかけた学習になった。チャッピー君にも長々と教えてもらった。

    第1章「紛争はいつ、どこではじまったのか?」
     ・この紛争の本質は宗教ではなく「植民地化」
     ・「土地を新しく国家として開拓しようとする  
      人々」と
      「そこに住んでいる住民」 との衝突だ。
     ・紛争の起点は古代ではなく、
       19世紀末のヨーロッパにある。

    こんな感じでしっかりと書かれている。作者はイスラエル生まれの著名な学者で、いつかは読まなければいけないと思っていた人だ。

    パレスチナ、ガザのことを学びたい人は必読だと思いますよ。疲れた。もちろんいい疲労感だ。

    そうそうこれだけは書いておこう。

    ※1882年夏、ヤーファーに上陸した最初のシオニスト入植者たちは、農業に関する知識をまるで持ち合わせていなかった。そのほとんどは東欧の町で育った元大学生で、そもそも農業には不向きだ。彼らはパレスチナの農民の助けを借り、土地の耕し方を覚え、作物を育てた。パレスチナの農民たちは、無知な理想主義者の若者らを、ほぼ確実に訪れる飢餓の運命から救っているつもりだったにちがいなく、シオニストの計画が自分たちのことをどう見ていたのか、想像だにしなかっただろう。しかし、初期のシオニストのプロパガンダのなかでは、パレスチナ人はよくて自分たちの生まれ故郷の異邦人、悪く言えば旧約聖書の時代からユダヤ人のものだったはずの土地を横領した者と見られていた。すでにこの段階において、シオニストの思想家らは、パレスチナへの移住をヨーロッパの反ユダヤ主義から逃げるための決死の策ではなく、パレスチナを奪うための基礎固めと考えていた。

    0
    2026年03月14日
  • イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

    Posted by ブクログ

    " 一世紀以上にわたりパレスチナ人がいかに不当な仕打ちを受けてきたかを知ったみなさんが奮い立ち、連帯して彼らの闘争に加わり、世界のどこにいても弾圧に抗議して立ち上がることを願っている " (「おわりに」より引用)
    帯にも強調されている通り、ユダヤ系イスラエル人パレスチナ史研究家によるパレスチナ史解説(入門)書である。引用文中にもある通り本書内ではパレスチナ人に対する弾圧虐待などの歴史が描かれており、その積み重なることは夥しく、読んでいるとパレスチナ人の視点に入り込みすぎているのではないかと感じたが、しかし先に述べた通り著書はユダヤ系イスラエル人であり、公平性には問題がないと思われるため本書の内容は事実なのだろうと思われる。
    タイトルに「ゼロから理解する」とあるが、実際に知識がほぼゼロの状態から読み始めても問題なくわかりやすく、タイトルに偽りなしと言っていいだろう。本書では、パレスチナ·イスラエル間の問題が、よく(第三者である我々による平和のための干渉を放棄する言い訳として)用いられる「宗教戦争」ではなく、パレスチナを都合の良い植民地として見るユダヤ人側と、脱植民地化を目指すパレスチナ人の抵抗であるとして、新たな視点を提示している。またイスラエル側の言い分に頻出する「ハマスはナチ」「ハマスはテロ組織」といった主張がどのように生じてきたかなども簡易な言葉で解説されており、大変わかりやすい。
    「イスラエルとパレスチナの対立について、何が問題なのか、どういう経緯を経てきたのか知りたいが何を読んだらいいのかわからない」という人にぜひ読んでほしい、おすすめの1冊。

    0
    2025年12月26日
  • 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選

    Posted by ブクログ

    間違いない。大好きだ。読めば読むほど、この人の小説が好きになる。ミステリーもSFも、そして意外にもホラーテイストの作品まで、傑作揃い。もともっと読みたいぞ!!
    長編「シカゴブルース」を読んで、好きな方は必読だよ。

    0
    2024年06月24日
  • 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選

    Posted by ブクログ

    ブラウンのミステリ短編集第三弾。エド・ハンターシリーズから2作品入ってボリュームたっぷりの最高に楽しい一冊!→

    シカゴ・ブルース大好きな私はエドたちがでる2作品がイチオシだけど、それ以外ももちろん良作。
    「5セントのお月さま」は皮肉が効いていてマル(大衆が求めるのは月ではなく……?)
    「球形の食屍鬼」「殺しのプレミアショー」は謎解き部分が好き。
    「愛しのラム」は読み進めると感じる違和感の→

    正体が分かった瞬間に「ああッ……」ってなる。
    「どうしてなんだベニー、いったいどうして」はラストに「うわぁぁぁ」ってなったなぁ。
    「死の警告」のなんとなく感じるコミカルさや「最終列車」の余韻など、ブラウンは空気を描くのが上手いんだよなぁ、としみじみ。

    最高のコース料理でした。満足!

    0
    2023年10月20日

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