作品一覧 2023/09/28更新 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選 試し読み フォロー 若い読者のための考古学史 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 広瀬恭子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選 フレドリック・ブラウン / 小森収 / 越前敏弥 / 国弘喜美代 / 高山真由美 / 武居ちひろ / 廣瀬麻微 / 広瀬恭子 ブラウンのミステリ短編集第三弾。エド・ハンターシリーズから2作品入ってボリュームたっぷりの最高に楽しい一冊!→ シカゴ・ブルース大好きな私はエドたちがでる2作品がイチオシだけど、それ以外ももちろん良作。 「5セントのお月さま」は皮肉が効いていてマル(大衆が求めるのは月ではなく……?) 「球形の食屍...続きを読む鬼」「殺しのプレミアショー」は謎解き部分が好き。 「愛しのラム」は読み進めると感じる違和感の→ 正体が分かった瞬間に「ああッ……」ってなる。 「どうしてなんだベニー、いったいどうして」はラストに「うわぁぁぁ」ってなったなぁ。 「死の警告」のなんとなく感じるコミカルさや「最終列車」の余韻など、ブラウンは空気を描くのが上手いんだよなぁ、としみじみ。 最高のコース料理でした。満足! Posted by ブクログ 若い読者のための考古学史 ブライアン・フェイガン / 広瀬恭子 これは、かなり面白かった。発掘者が、遺跡を見つけ、過去の歴史を明らかにしていく、興奮が手に取るように伝わってくる。 ツタンカーメン王の話は、ドキドキした。現場を開けるときの、待ちきれない思いがたまらない。あるいは、ラスコーの壁画を見つけた、牛だよ!牛!という驚きに満ちた声。 冒険とは、こんな気持...続きを読むちだろう。いまは日本に留まっているが、いつか世界をまたにかける仕事をできるようになりたい。自分の目で、世界中のあらゆるものをみてみたい。 そのためには、目の前のことを一生懸命やることだ。どこかにつながっているはずの、この道を行くしかない。残りわずかな20代で、できる限り色んなことに取り組もう。 Posted by ブクログ 若い読者のための考古学史 ブライアン・フェイガン / 広瀬恭子 文章の格調が高いにもかかわらず、読みやすく、期待以上の内容だった。考古学が想像したよりも歴史が浅いことにまず驚く 。 そもそも歴史が学問として成り立ったのが最近なのだ。 歴史の教科書で当たり前のように書かれていることは、先人たちの大きな努力なくして、成立しないことを実感した。 特に好きなのは放射...続きを読む性炭素年代測定の章。科学が人文社会系の学問に貢献するのは胸が踊る。 また、考古学の応用可能性の広さ、その学際性にも胸が踊った。若い時に出会ったら、人生が変わる一書だったかもしれない。 Posted by ブクログ 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選 フレドリック・ブラウン / 小森収 / 越前敏弥 / 国弘喜美代 / 高山真由美 / 武居ちひろ / 廣瀬麻微 / 広瀬恭子 フレドリック・ブラウンのミステリ短編を集めた日本独自の短編集。 好きでいえば表題にもなってる「死の10パーセント」は如何にもフレドリック・ブラウンという感じで好みだが、これってミステリ?という気がしないでもない。まぁ、面白ければどうでも良いことだが。 巻頭の「5セントのお月さま」はちょっとO・ヘンリ...続きを読むーとかの短編を思わせるテイスト。「殺しのプレミアショー」なんかは割と本格なミステリといった感じでバラエティ豊かな短編集。 Posted by ブクログ 若い読者のための考古学史 ブライアン・フェイガン / 広瀬恭子 現在進行形で進歩し続けている、考古学という学問。 単純にどのような発見がなされていったか、という側面だけでも興味深いが、 考古学の手法自体が進化していく様はかなり面白い。 盗掘まがいの行為による金銭目的から過去を読み解く作業へ、 粗野で単純な採掘からテクノロジーを駆使した非破壊な調査へ。 旧約聖書...続きを読むやギリシア叙事詩に登場する伝説の街を発掘する、といった話はとても刺激的だし、 そういったロマンが伴ったからこそ考古学は進化したのではないだろうか。 Posted by ブクログ 広瀬恭子のレビューをもっと見る