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「家庭教師代はセックスでいいぜ」 神宮寺結人と早乙女恭平の関係は、そうやって始まった。 虐待家庭で育った神宮寺結人が初めて執着したもの、 欲しいと思ったのが、早乙女恭平だった。 高校入学の春、初めて知った清潔な香りの持ち主だ。 高校時代の恭平に近寄る隙はなかったが、 彼の大学受験失敗を機に、 神宮寺はセックスと引き換えに家庭教師を申し出た。 一方、体面ばかりを重んじるエリート家庭で 気持ちを殺しながら生きてきた恭平にとって、 神宮寺との時間は目を逸らし続けてきた自分を知る時間だった。 だけど、そんな関係も恭平が大学に合格するまでの話、 そこから先は知らない他人に戻る…はずが!? 奇跡の恋、完結!! 【電子限定のおまけマンガ(14P)を巻末に収録配信!!】
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かつては硬骨の刑事、今や恍惚の刑事になりかかった父親が、捜査一課の現職刑事である息子の家を頻々と訪れる。五人いる息子のうち、唯一同じ職業を選んだ末っ子から現場の匂いを感じ取りたいのだろう。その息子が目下捜査中の事件について話を始めると、父親はあれこれと突っ込みを入れ、あげく真相を引き出してしまうのだった……。記念すべき第一作「写真うつりのよい女」をはじめ、推理の過程が秀逸な「ジャケット背広スーツ」など、七編を収録。国産の《安楽椅子探偵小説》定番中の定番として揺るぎない地位を占める、名シリーズ第一集。/【収録作】「写真うつりのよい女」/「妻妾同居」/「狂い小町」/「ジャケット背広スーツ」/「昨日の敵」/「理想的犯人像」/「壜づめの密室」/あとがき=都筑道夫/解説=法月綸太郎
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この著者にしか描けない、沖縄と美術の物語! 終戦後の沖縄。米軍の若き軍医・エドワードはある日、沖縄の画家たちが暮らす集落――ニシムイ美術村に行きつく。 警戒心を抱く画家たちだったが、自らもアートを愛するエドは、言葉、文化、何よりも立場の壁を越え、彼らと交流を深める。 だがそんな美しい日々に影が忍び寄る――。 実話をもとにした感動作! 「原田マハ氏は、小説家の優れた才能と人間的な温かさにより、どんなに善意の人間であっても、理解できない事柄があることを明らかにした。私は日本人が書いた沖縄をテーマとする小説で『太陽の棘』がいちばん好きだ。」 ――佐藤優(解説より)
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新人司書の文子がこの春から所属されたのは、のどかな秋葉図書館。ススキ野原のど真ん中に建つこの図書館は利用者もまばら、暇なことこのうえない。しかし最近妙な闖入者が現れた。小学生が閉館後も居残るために、あの手この手で図書館員たちの裏をかこうとしているらしい。いったいなぜ? 文子はかねてよりその博識ぶりを崇拝している先輩司書・能勢の力を借りて、小学生たちの企みをつきとめようとするが……。季節の折々に、小さな図書館を訪れる人たちがもたらすささやかな謎の数々。すべての本好き、図書館好きに捧げる、やさしいミステリ。/解説=大崎梢
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問答無用の面白さ、騙される快感!泡坂ミステリのエッセンスが詰まった名作品集。困っているときには、ことさら身なりに気を配り、紳士の心でいなければならない、という近衛真澄の教えを守り、服装を整えて多武の山公園へ赴いた島津亮彦。折よく近衛に会い、2人で鍋を囲んだが……知る人ぞ知る逸品「紳士の園」や、加奈江と毬子の往復書簡で語られる南の島のシンデレラストーリー「閏の花嫁」、大火災の実況中継にかじりつく警部と心惹かれる屍体に高揚する鑑識官コンビの殺人現場リポート「煙の殺意」など、騙しの美学に彩られた8編を収録。/収録作=「赤の追想」「椛山訪雪図」「紳士の園」「閏の花嫁」「煙の殺意」「狐の面」「歯と胴」「開橋式次第」
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●内容紹介 以下の項目、最近の出来事のように見えますが、実はすべて1929年前後に起こった事なのです。<住宅バブルが発生していた/アメリカ人の「借金体質」がエスカレート/自動車会社の過剰生産/共和党政権が愛想を尽かされた/レバレッジ取引が急増した/アメリカに世界中の資金が流入/底だと思ったらまだ底じゃなかった/銀行が次々と倒産/そして全米からお金が姿を消した/保護主義という大失敗/政府紙幣発行の議論/農産物の生産調整/高額所得者に対する反感強まる/日本でも政権交代が実現した>…あまりに今と似ていて驚きます。ということは、80年前に何が起きたのか見ていくと、これからどんなことが起きそうか、予想がつくと思いませんか? 何が失敗だったかを知れば、その失敗をまた繰り返さないですむはずです。 1929年前後をザーッと45分でおさらいできるように、簡単明瞭にまとめたのが本書です。この一冊でも十分わかりやすいのですが、ベストセラー『14歳からの世界金融危機。』も併せて読んでいただくと、理解は一層深まります。 ●著者紹介 池上 彰(いけがみ・あきら) 1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHK入局。2005年まで32年間、報道記者として、さまざまな事件、災害、消費者問題、教育問題などを担当する。1994年から11年間は「週刊こどもニュース」のお父さん役としても活躍。『14歳からのお金の話』、『45分でわかる! 14歳からの世界金融危機。』(以上、マガジンハウス)『池上彰の「世界が変わる!」』(小学館)『世界一ニュースがわかる本』(毎日新聞社)など、著書多数。
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1972年9月8日。札幌の同じ病院で生まれた「ぼく」蒲生栄人と「おれ」仁村拓郎。ふたりは毎日〈スイッチ〉を押し、ちいさな選択を繰り返して、進学、恋愛、就職、結婚と、人生の地図を描いてきたが……。 40歳の男ふたりが辿った交わりそうで交わらない(!?)道筋を、昭和から平成へ移りゆく世相と絡め、巧みな筆致で紡ぎ出す。山本周五郎賞作家の珠玉作。(『地図とスイッチ』改題) 解説/大森 望 「ぼくがイメージするスイッチは鉄道でいうと分岐器だ。ターンアウトスイッチ。線路を分岐させ、電車の進む道を選ぶシステム。つまりスイッチを押すとは、ぼくがどの道筋を進むか決めること。それを繰り返して、自分だけの地図ができる。」(本文より)
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「産めるときに産んでおけば良かった」 こんな後悔だけはしたくないから、産んでみました、四十前。結婚はしてません。半端ない貧乏生活ですが、半端ない幸せも味わってます。おひとりさまの母さん道、なにからなにまでお見せ致します!
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27年前の土砂災害で消失したとされる羽生蛇村。周囲から隔離された村で起きた異様な事件に、実は大量虐殺があった呪われた村だとウワサされていた。そんな都市伝説に興味を持った須田恭也は、軽い気持ちで村に足を踏み入れてしまう。決して逃れることができない惨劇が始まるとも知らずに…。
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嵐の夜。古い洋館で、海底横断鉄道の建設公団理事長シャイロック氏が暗殺され、その死体も消失してしまった。それは、海底超特急マリン・エクスプレスの試運転が迫る数日前のこと……。死体第一発見者の探偵ヒゲオヤジ(伴俊作)は、無免許医B・Jと共に事件の真相を追求すべくマリン・エクスプレスに乗り込むが──!? 海底鉄道を巡るサスペンスから始まる第1弾!!
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◆二百年に一度の大事件。 譲位、女系、女帝、旧皇族の皇籍復帰の是非について“先例”に基づいてすべてを答える! 天皇を知ることで「日本」が見えてくる 平成二十八年八月八日に天皇陛下のおことばによって議論がはじまった譲位問題は、国民が改めて天皇という存在について思いをいたすきっかけとなりました。そして、天皇陛下が譲位され上皇になられると、光格上皇以来二百年ぶりの大事件となります。そこで本書では三つの疑問に取り組みます。 一、なぜ、天皇は必要なのか 二、なぜ、皇室は一度も途切れることなく続いてきたのか 三、そもそも天皇とは、そして皇室とはなんなのか ……どれだけの人がきちんと答えられるでしょうか。 世界最長不倒の歴史を誇る皇室を知ることで、「日本」が見えてきます。百二十五代続く長い歴史のなかで、天皇はいかにして権力を手放し立憲君主になったのか。 そして今回、論点となった譲位、女系、女帝、旧皇族の皇籍復帰の是非について、すべて「先例」に基づいて答えることで、日本人として当然知っておくべき知見を述べました。日本一やさしい天皇の講座のはじまりです。
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城もなく武士はわずか数十人。人口一万人余りの伊予小松藩には、江戸時代で唯一、150年以上も書き継がれた日記がある。互いに顔の見える小藩だからこそ、代々の幹部たちは私利を計らず誠実に藩政に取り組んできた。不作の兆しを把握し、大飢饉には一人の餓死者も出さなかった。領民の命を守ることが優先された、類をみない善政が日記から読み取れる。天災、幕府の圧政を乗り越えたもう一つの江戸時代がわかる貴重な記録。 ※本書は二〇〇一年七月、集英社から刊行された『伊予小松藩会所日記』を改題し、加筆・修正して文庫化したものが底本です。 【目次】 第一部 武士の暮らし 小松藩のなりたち 小松藩の概略 会所日記 小松藩の財政状況 古証文 座頭への対応(一) 座頭への対応(二) 武士の減俸 藩士の食卓 藩札の発行 殿様在国 公儀測量役人 参勤交代 第二部 領民の暮らし 駆け落ち 不倫と情死 不思議の記述 女性と子供 領 民 娯 楽 目明し 盗品と暮らし 他領との交渉 善 政 泥 酔 海 防 越後従軍
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血塗れの集落──羽生蛇村は、都市伝説『三十三人殺し』により影でそう呼ばれていた。周囲を山に囲まれ独特の信仰と土着の伝承が根付いたこの土地に、オカルトマニアの少年・須田恭也はほんの好奇心から足を踏み入れてしまう。それは決して終わらない悪夢の始まりだった…。
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その傷、全力でお治しいたします! 元オカンの少女が贈る心ぽかぽか大人気ハートフルファンタジー初のコミック化! 裕福な商社を営むオルゾン家の一人娘ソフィは、生まれつき皮膚の奇病にかかっていました。その異様な容姿により周囲から『化物嬢』と呼ばれていたソフィでしたが、彼女には皮一枚を治すという不思議な力が備わっていたのです…。ソフィに持ち上がった縁談話を契機に、彼女の中に芽生えた強力な「オカン力」が発動動『化物嬢ソフィ』今日もお客様の皮をお治しいたします!心の芯が温まるハートフルファンタジー、紺染先生による書き下ろしオリジナル短編も収録!待望のコミカライズ第①巻登場!
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薄幸の花売り娘は、囚われの竜騎士さまに恋をした──。 戦地で怪我をした愛竜を助けるため、交換条件として自らの命を差し出した敵国の英雄・リカルド。 囚われ、孤立無援ながらもその目に光を失わない彼の姿に一目惚れした、貧しい生花売りの娘・スイレンは…。 「小説家になろう」の女性向けサイト「ムーンライトノベルズ」発、英雄との身分差溺愛ファンタジーロマンス、コミカライズ堂々開幕!
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同じ電車の同じ車両に、たまたま乗り合わせた見しらぬ男女たちがつなぐ、幸せのふしぎスイッチ。第一話「青戸条哉の奇跡 竜を放つ」――満員の朝の快速電車。ぼくは過去最凶の腹痛に耐えていた。もうダメだとその場にしゃがもうとした瞬間、隣に立つ同い年くらいの女性が、わずかに早くしゃがみこんだ・・・。第二話「大野柑奈の奇跡 情を放つ」――大学時代、わたしは小劇団にのめり込んだが、結局就職。通勤途中、具合が悪くて社内で声をかけた女性の様子が気になり、駅を一つ戻ってホームに降りると、そこには意外な先客が・・・。他5編。小さいけれど確かに人生を左右する(かもしれない)7つのミラクルを描く、連作短編小説!
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美しき銀色の狐はなぜ現れたのか? 幼なじみと敵対する運命を背負う少年はなぜ化け狐になったのか? 十歳で両親を亡くして以来、幼馴染達に支えられてきた南条翔は、 この春から高校生もなった。 ある日、頻繁に約束を破る幼馴染達に対して、翔は彼らを怪しみ、二人の後をつける。 すると山中のあばら家で見たこともない、おぞましい化け物の姿と、 それに臆することなく化け物を退治する、幼馴染達の一面を目の当たりにした。 長年付き合いである、彼らのことは家族同然として見ており、 「なんでも言える関係」でいようと、その絆を深めていた。 けれど、彼らの知らない姿がそこにはあった。 翔にとって、その奇々怪々な光景はあまりにも衝撃的なものだった。 彼らの秘密を知った同じ日。 翔は、この世とは思えない、美しい銀色の狐と出逢う。 あばら家に侵入してきた迷い狐は、くくり罠に掛かり、怪我を負っていた。 それを救った翔は狐から懐かれ、一夜を共にすることとなったのだが―――。 梅野 歩(ウメノアユム):福岡県在住。本作にてデビュー。 六七質(ムナシチ):イラストレーター。東京都在住。ゲーム、アニメ背景のコンセプトデザイン、小説等の装画、カードゲームイラストなどで活躍中。ベストセラー絵本『えんとつ町のプペル』(にしのあきひろ・著)のメインイラストレーターを務めた。
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契約結婚から始まる、むずきゅん神婚ファンタジー! 社内恋愛でフラれ失意のどん底に落ちたOLの静紀は、ふらりと訪れた「龍宮神社」で、美しい龍神・翠と出会う。そして神社のしきたりで巫女にされたうえ、強引に嫁入りまでさせられてしまうのだった。さらに翠は人間不信で神堕ち寸前の、ワケアリ不良神様で…!?
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小さな南の島に住むティオと出会った人々を中心に、つつましくも精神的には豊かな島の暮らしをさわやかに描く。 お父さんとティオが経営しているホテルに絵はがき屋さんがやってくる。島やホテルの風景の絵はがきをお客さんが買って手紙を出すと、もらった相手は、どうしてもこの景色をみたくなる。だから、このホテルに必ず人を連れてくるはがきなのだという。 この夢のような話を信じたティオに、絵ハガキ屋さんが最後におまけにくれた一枚とは? 花火で「空いっぱいの大きな絵」を描いた黒い鞄の男などの個性的な人々とティオとの出会いを通して、つつましさのなかに精神的な豊かさに溢れた島の暮らしを爽やかに、かつ鮮やかに描き出す連作短篇集。第41回小学館文学賞受賞した作品に、「海の向こうに帰った兵士たち」を加えた増補版。解説・神沢利子 ※この電子書籍は2010年11月に文藝春秋より刊行された増補版文庫を底本としています。
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龍神・波琉からミトへの愛は増すばかり。そんな中、天界から別の龍神・煌理が二人に会いに来る。煌理から明かされた、百年前にミトの一族が起こした事件の真相。そしてその事件の因縁から、天界を追放された元龍神・堕ち神がミトに襲い迫る。危険の最中、ミトは死後も波琉と天界に行ける“花の契り”の存在を知る。しかし、それは同時に輪廻の輪から外れ、家族との縁が完全に切れる契りだという…。最初は驚き、躊躇うミトだったが、波琉の優しく真っすぐな愛に心を決め――。「ミト、永遠を一緒に生きよう」
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5年片想いした相手にバッサリ振られたサラリーマンの吉田。ヤケ酒の帰り道、路上に蹲る女子高生を見つけて――「ヤらせてあげるから泊めて」「そういうことを冗談でも言うんじゃねえ」「じゃあ、タダで泊めて」なし崩し的に始まった、少女・沙優との同居生活。『おはよう』『味噌汁美味しい?』『遅ぉいぃぃぃぃぃ』『元気出た?』『一緒に寝よ』『……早く帰って来て』家出JKと26歳サラリーマン。微妙な距離の二人が紡ぐ、日常ラブコメディ。【沙優と吉田の朝を描く、限定書き下ろしショートストーリーを収録した電子限定版】
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幼いころに母を亡くした七瀬月乃は身内に引き取られるも、家に居場所はなく孤独だった。高2の夏、あることがきっかけで月乃は今まで我慢していたものが一気に溢れ家を飛び出す。向かった先は通称・なりそこない神社。「神様…」と願うと、そこには「なりそこないの神様」と名乗る不思議な青年が現れて…!? なんと見た目は月乃の憧れの設楽先輩とそっくり。彼の導きによって月乃は少しずつわだかまりを解消しようと歩みだしていく。でも神様と名乗る彼には過去にある秘密を抱えていた――。ラスト、彼の嘘に涙する!
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僕と「彼女たち」の不思議で歪な三角関係。その距離はどこまでも限りなく、ゼロに近づいていく――。 人前で「偽りの自分」を演じてしまう僕。そんな僕が恋したのは、どんなときも自分を貫く物静かな転校生、水瀬秋玻だった。けれど、彼女の中にはもう一人――優しくてどこか抜けた少女、水瀬春珂がいた。 一人の中にいる二人……多重人格の「秋玻」と「春珂」。彼女たちの秘密を知るとき、僕らの関係は不思議にねじれて――これは僕と彼女と彼女が紡ぐ、三角関係恋物語。
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病弱な七海は、ずっと幼馴染の幹太に支えられてきた。だけどいつしか幹太といると、自分が弱い人間だと思い知らされるようで、息苦しくなっていき――。そんな中、七海の前に現れたのは、同じように病に苦しんだ過去のある卓だった。沢山のことを病気のために諦めてきた七海に「もし明日死ぬとしたら、それでも諦める?」と、卓が背中を押してくれて…。七海は徐々に新しいことに挑戦するようになるが、その矢先、体調を崩し倒れてしまい――。七海の隠された想いに、ラスト涙が止まらない、青春感動作!
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美容外科医の橘久乃は幼なじみの志保から「やせたい」という相談を受ける。カウンセリング中に出てきたのは、太っていた同級生・横網八重子の思い出と、その娘の有羽が自殺したという情報だった。有羽は高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。もともと明るく運動神経もよかったというその少女は、なぜ死を選んだのか? 「美容整形」をテーマに、外見にまつわる固定観念や、人の幸せのありかを見つめる、心理ミステリー長編。
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高1の楓は、いつも友達に意見を合わせてしまい、自分を見失っていた。そんなある日、色が見えなくなる『灰色異常(グレーエラー)』を発症し、人の個性を表すオーラだけが色づいて見えるように。赤や青、それぞれ色があるのに、楓だけは個性のない灰色だった。そして、それを同級生の良に知られて……。自分とは真逆で、意志が強く、意見をはっきりと言う良が苦手だった楓。しかし、良は「どう見られるかより、好きな自分でいればいい」と言ってくれて……。良と関わる中で、楓は“自分の色”を取り戻していく――。
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飴工場の寮に住み込みで働くセーイチの夢はミュージシャン。本物の音楽を目指す、と公言しつつも酒と女に溺れ自堕落な日々を過ごしていたが、酒場で出会ったエイコと恋に落ちたことで世界の見え方が変わる。しかしそんな二人に与えられた運命はあまりに残酷で――。自分はどんな曲を誰のために作りたいのか。夢を追い、愛を信じ、それでもどうにもならない現実に抗う青年を描く、切ない恋愛小説。YOASOBIが推薦!――主人公たちの環境を想像して胸が締めつけられた(ikuraさん)。夢を追いかけているすべての人達に読んでほしい(Ayaseさん)
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不慮の交通事故で崖から転落し、瀕死の重症を負って車内に閉じ込められた男女。助けを求める彼らの必死の願いをのらりくらりとはぐらかしていく男の“無関心”という恐怖を描く表題作。引きこもりの果てに家庭内暴力に走った息子の殺害を企てる初老の夫婦の絶望(『倅解体』)。孤独に暮らす女性にふりかかる理不尽な災禍(『仔猫と天然ガス』)。定年を迎えたその日、同僚たちに手のひら返しの仕打ちを受ける男のおののき(『定年忌』)ほか、理解不能な他人たちに囲まれているという日常的不安が生み出す悪夢を描く14編。――鬼才が紡ぐ悪夢と狂気の世界
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また、あなたに恋してしまう。それがなにより怖くて……。 2年前に別れた夫マイケルが事故に遭ったという一本の電話――それは、エイミーをつらい過去へと引き戻すものだった。事故で記憶を失った彼の面倒を見てほしいと彼の姉に頼まれたが、できれば、二度とマイケルには会いたくなかった。まだ赤ん坊だった愛娘の死にも涙一つ流さなかった冷たい彼には……。けれど放っておけず、気づけばエイミーは元夫のもとに駆けつけていた。元妻のこともあの悲劇のことも忘れ、明るさを取り戻したマイケルに、エイミーは愚かにもすがりたくなってしまう。彼の記憶が戻れば、耐えがたい絶望と孤独に慟哭した、あの時の涙がまた流れるというのに。 ■北米ロマンス小説界の最高峰、RITA賞を受賞した実力派、カレン・ヴァン・デア・ゼーの名作をお贈りします。自分が離婚した妻だともし告げれば、マイケルに追い返されるだろうと思い、エイミーは今も妻としてふるまいます。やがて真実に気づいたとき、彼は――。
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「このホテルを守るため、僕と結婚してくれませんか」 結婚願望0%、仕事一筋の花籠あやね27歳。上司とのいざこざから、まさかの無職となったあやねを待っていたのは、なんと眉目秀麗な超一流ホテルの御曹司・太白からの“契約結婚”申し込みだった! しかも彼の正体は、仙台の地を治める大妖怪!? 次々に訪れる妖怪客たちを、あやねは太白と力を合わせて無事おもてなしできるのか――!? 杜の都・仙台で巻き起こる、契約夫婦のホテル奮闘記!
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梨沙は進路、恋、友情、すべてがうまくいかずにいた。そんな折、東京から静岡の高校に二カ月間、国内交換留学をすることに。そこには屈託なく笑う航汰がいた。でも「一番の願いごとは、いつだって叶わない」――子供のころからそうだった。ささやかな願いごとは叶っても、心から願ったことは叶わなかった。だからこの恋だって願いを口にはしない。彼の横顔をそっと見る。本当に楽しそうに笑うから、私も自然に笑ってしまう。君といる私が好き。でも一緒にいられる時間はあと少ししか残っていない。あとで傷つくのはもう嫌だから君に笑顔でさよならを……。痛くて切ない青春ストーリー。
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犬や馬をパートナーとする動物性愛者「ズー」。大型犬を「僕の妻だよ」と紹介する男性。七匹のねずみと「群れ」となって生活する男性。馬に恋する男性。彼らはときに動物とセックスし、深い愛情を持って生活する。過去に十年間にわたってパートナーから身体的、肉体的DVを受け続けた経験を持つ著者は、愛と性を捉えなおしたいという強い動機から、大学院で動物性愛を研究対象に選び、さらにズーたちと寝食をともにしながら、人間にとって愛とは何か、暴力とは何か考察を重ね、人間の深淵に迫る。性にタブーはあるのか? 第17回開高健ノンフィクション賞受賞作。
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あるトラウマが原因で教室内では声が出せない“場面(ばめん)緘黙症(かんもくしょう)”を患っている高2の柚(ゆず)葵(き)。透明人間のように過ごしていたある日、クールな陸上部のエース・成瀬(なるせ)がなぜか度々柚葵を助けてくれるように。まるで、彼に自分の声が聞こえているようだと不思議に思っていると、成瀬から突然『人の心が読めるんだ』と告白される。少しずつふたりは距離を縮め惹かれ合っていくけれど、成瀬と柚葵の間には、ある切なすぎる過去が隠されていた…。“消えたい”と“生きたい”の間で葛藤するふたりが向き合うとき、未来が動き出す――。
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時代は移り変わっても、宮澤賢治の残した詩や散文の数々は日本のロマンの、ひとつの到達点を教えてくれる。農学校教師、農民芸術運動家としての賢治はよく知られるが、肥料の炭酸石灰、建築用壁材料のセールスマンとして、東へ西へと駆け回っていた最晩年近くの姿はあまり知られていない。賢治が生涯にのこした膨大な書簡から、オロオロと歩きながらも、生活者として必死に生きようとしたサラリーマン・賢治が、浮かび上がってくる。雨ニモマケズ、デクノボーと呼ばれても…。宮澤賢治、知られざるセールスマンの日々!
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終末後の世界。機械兵士リアは、最後の命令――ラストオーダーに従い、終わることのない戦争を百年以上も続けていた。そんなリアの前に、終末後も生き残っていた人々が暮らす住処を追われた兄妹、ノーリィとミクリが現れる。規則上子どもを見捨てられないリアは、二人を保護することに。機械人形を警戒する兄妹だったが、身を挺してでも二人を守ろうとするリアに次第に心を開いていく。意を決して、もう戦争は終わっていて戦う必要がないことを告げるが、命令に従うリアは戦いをやめることを拒み――! NOVEL DAYSにて開催されたリデビュー小説賞受賞作が登場! 【電子書籍には特典として書き下ろしSSとデザインラフを収録 ※紙の書籍巻末特別企画のカラー版です。】
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『付添い屋・六平太』に続く新シリーズ! 香坂又十郎は、石見国、浜岡藩城下に妻の万寿栄と暮らしている。お役目は、市中警護、犯罪の取り締まりや犯人の逮捕に奔走する奉行所の町廻り同心頭である。田宮神剣流の使い手であり、御前試合で十人抜きを果たした剣の腕を買われ、斬首刑の執行も行っていた。 浜岡藩は、海に恵まれた土地でもある。漁師の勘吉と釣りに出かけた又十郎は、外海の岩場で脇腹に切り傷のある水主の死体を見つける。浜で検分を行っていたところ、大目付の下知により、死体は持ち去られてしまった。又十郎の義弟兵藤数馬は、水主の死について不信を抱いていた。数馬によれば、水主の正体は、公儀の密偵ではないかというのだ。後日、当然城内に呼ばれた又十郎は、謀反を企んで出奔した藩士を討ち取るよう命じられる。追うべき藩士の名は、兵藤数馬であった――。追討をしくじれば、罪は縁戚にも及ぶという。又十郎の重く孤独な追跡行が始まる!
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“主人公”募集。そんな怪しいバイト募集の張り紙に惹かれ、謎の美女が主を務める洋館を訪れた平凡な高校生の輝馬。 雇い主である彼女に促され手にしたのは、読んだ人間を眠りに誘い本の世界に引きずり込むという特別な本“アンフィニシュトの書”だった。 物語の世界で憧れの主人公になり、可憐なヒロインと出会った輝馬。しかしある夜、彼女は殺されてしまい――。 主人公だけが物語を幸せな結末に導けることを知った輝馬は、彼女を救うべく再び本の世界へ。はたして彼は物語の謎を解き、ヒロインを幸せにできるのか?
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「同じ男とはうち、一度しか寝えへん」そんな女と、どう付きあう? 新境地を切り開いた傑作青春小説! 釜ヶ崎のドヤ街に暮らす僕に、奇妙な依頼が舞いこんだ。 金持ちの奥さんの話を小説に書けば、三百万円もらえるというのだ。 ところが彼女は勝手気儘で、身の上話もデタラメばかり……。 彼女はなぜ、過去を語らないのか。 そもそもなぜ、こんな仕事を頼んでくるのか。 渦巻く謎に揉まれながら、僕は少しずつ彼女の真実を知っていく。 ※この電子書籍は2011年5月により筑摩書房より刊行された単行本を、文春文庫より文庫化したものを底本としています。
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昨日、助けてもらった魔導書なのじゃ!! 大学院卒なのに、うだつのあがらない生活を長年続けている魔女のアルルカは就職先も研究ポストもない80歳。先行きは不安だけど、超古代文明の研究に情熱を燃やす。ある日、焼却処分寸前の謎の超古代文明の本「虚無の書」を持ち帰ったアルルカ。翌日、目が覚めると家には「虚無の書」を名乗る少女がいた! 「余は超古代文明の遺産じゃ! そなたに助けてもらった!」と高らかに宣言する! それは昨日、大学から持ち帰った魔導書の人間の姿だった! 助けてもらった恩返しにそなたの母さんになると宣言したツインテール少女との奇妙な共同生活が始まる――!? 大学院生魔女と魔導書の新感覚大学院ライフコメディ開幕!
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夢の行く先は…?胸に突き刺さる傑作短編集 アルバイトをしながらバンド活動を続ける一成・21歳の夢は、やはり大ヒットを飛ばしてメジャーになること。父親はあめ細工を露店で売る職人だが、貧乏くさくてまっぴらだ。バイト先で知り合った一つ下の洋果と意気投合して同棲しているが、ふたりとも不安定なフリーター。そんな中、彼女の妊娠を知り…!「東京フリーター」シリーズ4編の他、単行本初収録2本を含む、胸に突き刺さる感動のストーリーズ。収録作品:黄金(きん)の夢6月の収穫祭/エイプリルフール/2月のYES,MAN/蒸発/赤いハイヒールは音をたてない/精霊通りのマリィ
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「全然道に迷わない人」・「パッと見で地図がわかる人」は、いったい何を見て、どんなことを考えているのか? テレビでも話題中の著者による、地図アレルギー&方向オンチを解決するヒント満載の一冊! 〇「右・左」で考えるクセをやめる 〇街中で今いるところを知る4つのポイント 〇「急な坂道」など歩きにくい道は地図から読みとれる ほか 地図を使いこなすと時間のムダがなくなり、人生が変わる!
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「明日死んでもいいくらい、後悔のない人生を送りたい」。 幼い頃から難病を抱え、限りある日々を大切に生きる会社員・赤月よすが。 「明日死んでもいいくらい、人生が楽しくない」。 いじめから逃れるために親友を裏切り、絶望の日々を過ごす中学生の少女・戸張柊子。 正反対の道を歩む2人は、ある事故をきっかけにお互いの心が入れ替わってしまう。 死にたがりの少女との出会いに運命を感じたよすがは、過去に自分が描いた一枚の絵が問題解決の鍵だと気づくが……。 「私が消えてしまう前に、私自身の希望を誰かに託したかったんだーー」 10万部突破『この空の上で、いつまでも君を待っている』の著者がどうしても書きたかった感動作!
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数々の逸話を残す史上屈指の陰陽師、安倍晴明。その晴明が、もし女性だったら――。 法師陰陽師として、自由気ままに暮らしていた若き晴明。久しぶりに都に戻ってくると、師匠の賀茂忠行が急に体調を崩してしまう。大内裏で何か起きていると気づいた晴明は、自らを男と偽り、宮中に入り込むのだが……。 陰陽道の師・忠行。兄のような賀茂保憲。晴明に寄り添う妖狐・雨暗。生意気な天才・蘆屋道満。そんな平安の優男たちとともに、女・晴明は怪異に挑んでいく。
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「あのね。私とつきあってくれる?」 美少女に告白された。ヤンキーに絡まれがちな日常から抜け出すため、元お嬢様校である杏子ヶ丘学園高等部に進学した俺は、ついに初彼女をゲットしたのだ。 これで夢にまでみた幸せな高校生活が送れる、そう思っていたのに―― 「ハルくんのことが好きだから。永遠に自分のものでいてほしいって、思うでしょ?」 なぜ、俺は初デートで彼女に殺されかけているのだろう? 衝撃の結末から目が離せない。これは、不器用なふたりの愛と殺意の物語。
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初老の純情侍、御台様と恋に落ちる! 文化九年(1812)六月、九代将軍重の菩提を弔うため、十一代将軍家斉の正室寔子が芝増上寺に向かったのは、夏の暑い盛りだった。老中牧野備前守が先導する百人余の行列が愛宕下に差しかかった時、異変は起きた。三人の刺客が白刃を振りかざして、絢爛豪華な女駕籠に襲いかかったのだ。算を乱した一行に警護の隙が生じた。その刹那、水無月の烈日が照りつける地を蹴って、一人の武士が馳せ参じるや、抜く手も見せず、三人を切り伏せた。幸若舞かと見紛う鮮やかな体捌きに、その場に居合わせた一同の動きがひたと止まった。まさに一瞬の出来事だった。 武士の名は白野弁蔵、表御殿の灯火全般を差配する提灯奉行にして、御目付神保中務から陰扶持を頂戴する直心影流の達人だった。そば近くに呼び寄せた弁蔵を一目見て、寔子の心にさざ波が立った。弁蔵の胸にもほのかな灯がともる。徳川家八百万石の御台所と八十俵取り、御目見得以下の初老の武士の秘めたる恋の芽生えだった。そして、それは、戦国の世に端を発する闇の一族から想い人を守らんとする弁蔵の死闘の始まりでもあった。
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身も心もすっかり癒やしてくれ、不安や悩みも取り除いてくれる温泉宿があるとしたら――行ってみたいですよね? 気怠い通勤中、OLの朝海が満員電車の中で出会ったのは、茶虎の猫。ふらふらとついていくと、いつのまにか目の前には、古式ゆかしい日本家屋。 そこは、心疲れた人だけが招かれる、不思議な旅館「月猫庵」。 人懐っこい猫又や天狗や河童、果てはつくもがみなど、あやかしたちにノセられた朝海は、月猫庵で働くことに……。 新米仲居の彼女は、次々に訪れる「疲れた人」たちを、しっかり癒やすことができるのか…?
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13歳で心臓移植を受けた僕は、それ以降、自分が女の子になる夢を見るようになった。 きっとこれは、ドナーになった人物の記憶なのだと思う。 明るく快活で幸せそうな彼女に僕は、瞬く間に恋をした。 それは、決して報われることのない恋心。僕と彼女は、決して出逢うことはない。言葉を交すことも、触れ合うことも、叶わない。それでも―― 僕は彼女と逢いたい。 僕は彼女と言葉を交したい。 僕は彼女と触れ合いたい。 僕は……彼女を救いたい。
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「あなたを愛するために、ここまで来たんだもの」 黒い海を越え、呪われた島にやってきた美しい少女、シュガーリア。今は滅びた死霊術師の忘れ形見である彼女が出会ったのは、大罪人の男、ヨクサルだった。彼は無数の罪をその身に刻み、背負う悪魔は、『孤独を力にかえる』という──。 「あんた、何様のつもりだ」 「わたしはシュガーリア。この世界で最後の……死霊術師の孫娘よ」 愛など知らない男と、愛しか知らない少女が出会った時、末路を迎えたはずの物語が動きはじめる。 水銀糖の少女の、命をかけた最後の恋は、滅びの運命に抗うことが出来るのか。
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ハリー・ボッシュが帰ってきた! ハリウッド・ボウルを真下に望む崖下の空き地に停められたロールスロイスのトランクに、男の射殺死体があった。「トランク・ミュージック」と呼ばれる、マフィアの手口だ。男の名はアントニー・N・アリーソ、映画のプロデューサーだ。どうやら、彼は犯罪組織の金を「洗濯する」仕事に関わっていたらしい。 ボッシュは被害者が生前最後に訪れたラスヴェガスに飛ぶ。そこで彼が出会ったのは、あの『ナイトホークス』で別れた運命の女性、エレノア・ウィッシュだった……。
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赤坂の路地裏に、隠れ家のようにひっそりと建つレトロな喫茶店「喫茶黒猫」。 この店で客を迎えてくれるのは、若き店主・美月と、あやかしの黒猫レン。 美月は幼少期のトラウマで人と話すことができないが、そんな彼女を黒猫レンがしっかりフォロー。美月の肩にチョコンと乗って代わりに話すことで、見事にお客とコミュニケーションしてしまう。 あやかしが人間を想うが故に起きてしまう切ないトラブルを、美月とレンが解決していく、心癒される物語。
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あなたの手元の文具にも 込められた想いがある。 うら寂れた商店街の一角にある文具店・シエル。突然店を任された空良は、無愛想な看板猫と共に毎日店に立つ。 店にやってくるのは様々な悩みを抱えた人たち。文具にはその用途だけではなく、その先の想いを伝える力があると感じた空良は、彼らに最適な文具を紹介する事で解決に導くのだが、彼女自身も大きな悩みを抱えているようで――。 文具によって紡がれる人と人とのつながり。そして込められた想いや願い。 読んだあと、心にぽっと温かい光が灯る物語。
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【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 人生の哀感を描き感動に溢れる時代小説集。 老中・水野忠邦の改革が始まり、苛烈な奢侈取り締まりで江戸庶民の心も暮らしも冷え切っていた。幼なじみの小夜と所帯を持ったばかりの蒔絵職人・孝太も、すっかり仕事が途絶え、苦しんでいる。そこへやはり幼なじみの親友が、ご禁制の仕事を持ち込んできた――。切ないほどの愛、友情、そして人情。長塚節文学賞短編小説大賞を受賞した『しずり雪』ほか、短篇三編を収録。珠玉の時代小説はどれをとっても人生の哀感に心が震える。
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