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あなたの手元の文具にも 込められた想いがある。
うら寂れた商店街の一角にある文具店・シエル。突然店を任された空良は、無愛想な看板猫と共に毎日店に立つ。
店にやってくるのは様々な悩みを抱えた人たち。文具にはその用途だけではなく、その先の想いを伝える力があると感じた空良は、彼らに最適な文具を紹介する事で解決に導くのだが、彼女自身も大きな悩みを抱えているようで――。
文具によって紡がれる人と人とのつながり。そして込められた想いや願い。
読んだあと、心にぽっと温かい光が灯る物語。
Posted by ブクログ 2019年10月01日
兄が営む商店街にある文具店で働く空良。本人も外に出られなかったりと大きな悩みがありそうだけれど、お客さんの問題について一緒に悩んで解決していく。明るいとは言えない雰囲気の空良だけど、一生懸命考えていることが分かるからか、心配してもらえたら嬉しくなりそう。とにかく明るい拓海の存在が空良にとって救いにな...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月06日
★空良は、手紙自体が小さな贈り物なのではないかと思った。(p.47)
【感想】
・文具好き(マニアとは言えないと思うが)なので読んでみました。
・愛用の手帳が入るサイズの革カバーが壊れ裸で使ってるので買おうかなあ。という気になりました。これまでのは修繕レベルのカバーではないので。
・著者の名前に記...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月16日
私はケータイもスマホも持ったことのないアナログ人間ですから、電話よりも葉書に手紙。レターセットはまだまだ縁の切れない、おそらく一生つきあうであろう存在です。文具フリークではないけれど、文具の話は嬉しい。
仕事を辞めてひきこもってしまった主人公が手伝うことになった兄の文具店。その兄の親友が事故に遭っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月26日
続きがあってもいい流れで終わったように思うのですが、どうせならくっつくところ、兄が帰ってくるところまで読みたかったなと思いました。
彼氏に裏切られ、会社にはいづらくなり、外へ出るのが怖くなった主人公が兄の店を手伝いながら元の生活へ少しずつ戻っていく話。
ぶーにゃんが可愛いです。弱ってるときはちゃんと...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月06日
手紙もスケジュール管理もデジタルに取って代わられた時代に文具の魅力を再認識できる作品だったなと思います。
文通に使う便箋や万年筆やインクに込められた思いなどを知ると、アナログが愛しくなるといいますか。
兄に代わって文具屋を切り盛りする主人公が、どちらかというと読者側(文具を専門にしている訳ではなく、...続きを読む
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