濱野ちひろの作品一覧
「濱野ちひろ」の「聖なるズー」「無機的な恋人たち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「濱野ちひろ」の「聖なるズー」「無機的な恋人たち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
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Posted by ブクログ
聖なるズーを読み、衝撃を受け、濱野さんの新作ということで手に取りました。
今回も読んで良かったな、と思っています。
前回も感じたことですが、私は動物や無機物との「愛」が孕む暴力性を考えた時に、どうしても嫌悪感や訝しむ気持ちが多少なりとも出てきてしまいます。
しかし、濱野さんが相手のパーソナリティにどんどん入っていくため、私の中でもその人に親しみの気持ちが湧いてきて、当事者の方々を、悩んでいる身近な人のように感じられることで、ただ嫌だで済ますのではなく、なぜ嫌なのか、何が違うのか、私がそうでないというだけで尊重されるべきではないか、と思考が進んでいく感覚があり、それがすごく自分にとって良い体験
Posted by ブクログ
前作の「聖なるズー」で、タブーに切り込みつつもマイノリティにフラットな目線で寄り添う著者にとても感動したので、本作も楽しみにしていた。
本作は何より著者の体当たりの取材が凄かった。英語ができる方なのか?取材対象はほぼ欧米人なのだが、初対面にも関わらずラブドールで埋め尽くされた男性の家に数泊したり、現地の過激なイベントに参加して実体験したり。なかなか日本のノンフィクションライターでもこういうタイプの方はいないので、もっと評価されても良いのでは?と思った。著作がまだ少ないからかな。
怖いもの知らずというより、偏見がないからこそ体当たりな取材ができてる印象。すっかり著者のファンになってしまった。
Posted by ブクログ
本書でも取り上げられている、初音ミクと結婚した人の存在はなんとなくずっと頭の片隅にあった。偶然この本を発見し、興味を持ったので読んでみることにした。
ラブドールと愛を育むだなんて、私は思いついたこともなかった。しかし、本書に登場する人物のうち、ラブドールと愛を育む者は全員本気でそれら(彼ら/彼女ら)を愛している。その愛への向き合い方は真摯で、誠実である。それが(いささか当事者に対して失礼だが)興味深く、面白かった。
ラブドールにアイデンティティを与える。そして、そのアイデンティティは所有者(ラブドールのパートナー)のどこかの一面と共有している。自分の理想をラブドールに投影し、それを楽しむ