聖なるズー

聖なるズー

作者名 :
通常価格 671円 (610円+税)
紙の本 [参考] 726円 (税込)
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作品内容

犬や馬をパートナーとする動物性愛者「ズー」。大型犬を「僕の妻だよ」と紹介する男性。七匹のねずみと「群れ」となって生活する男性。馬に恋する男性。彼らはときに動物とセックスし、深い愛情を持って生活する。過去に十年間にわたってパートナーから身体的、肉体的DVを受け続けた経験を持つ著者は、愛と性を捉えなおしたいという強い動機から、大学院で動物性愛を研究対象に選び、さらにズーたちと寝食をともにしながら、人間にとって愛とは何か、暴力とは何か考察を重ね、人間の深淵に迫る。性にタブーはあるのか? 第17回開高健ノンフィクション賞受賞作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
304ページ
電子版発売日
2022年01月13日
紙の本の発売
2021年11月
サイズ(目安)
1MB

聖なるズー のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年02月08日

    理解出来たかと読み終わってかなり考えてしまいました。差別はしないし、批判もしないけれど…本当の意味で理解は出来ていないのだと思います。日本だから攻撃とか酷い批判が無かったのではないか、と考えました。アロマンティック・アセクシャルがドラマのネタになるくらいなのでこの本も理解はされづらくはあっても批判は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月21日

    動物に愛着、ときに性的欲望を抱く「動物性愛」をテーマにした本書。
    動物性愛擁護団体「ゼータ」のメンバー中心に、動物性愛者、通称「ズー」に密着したノンフィクション。

    まず私も勘違いしていたことだが、「獣姦」と「動物性愛」は似て非なるものだ。
    獣姦は動物とのセックスそのものを指し、そこに愛があるかどう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月11日

    人間の性愛、動物との関係性に関する自分の中の常識や思い込みに、まったく違う視点が与えられた気がします。
    DV被害者である著者が、犬や馬をパートナーとする、いわゆる動物性愛者へのインタビューを通じ、人間の性愛や暴力性について思索していくノンフィクション作品です。

    動物性愛という言葉自体は初耳でしたが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月31日

    読む前は動物との性愛というイメージから嫌悪感を抱いていたが、読んでみると想像していた嫌悪感は感じられなかった。そもそも、「動物性愛」と「獣姦」が似て非なるものだと知らなかったからだ。

    「動物に対して感情的な愛着を持つ」というのはわかるが、「性的な欲望を抱く性愛」とは理解しにくいところだ。しかし、人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月16日

    以前に単行本で読んでいたので、文庫版あとがきと解説を読みました。ズー達のその後が知れて良かった。解説もわかりやすく、面白かった。

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    Posted by ブクログ 2021年12月16日

    ここ数年でいちばん面白く、刺激的な本でした。
    2〜3ページおきに目から鱗が落ち続け、この3日でデスク周辺に鱗の山ができた気がします。生まれ変わったように、視界が開けた。
    濱野氏の冷静で穏やかな取材は、言葉を引き出すに止まらない深い観察眼を得て、この研究に辛く苦しい動機を持つ彼女にしか到達できない知の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月18日

    すげぇ本です。このテーマで本にしたところがすげぇ。性虐待をテーマにしているのかと思いきや、読み進めると、虐待は性の一つの姿で、性(ジェンダー)そのものをテーマにしている。し、考察が深い。動物愛という超超少数派を対象を仔細に観察することで、ジェンダー全体に思慮が及ぶというスキームが素晴らしい。
    動物愛...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月18日

    ノンフィクションライターで、人類学のセクシュアリティ研究者、濱野ちひろによる、彼女の修士論文を土台としたノンフィクション。ズーフィリアのある団体に所属する人たちを中心に行った人類学的調査の記録。ズーフィリアの人たち(本書では、「ズー」と略される。本稿でも以降、ズー。)は、日本語で動物性愛者といい、一...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月06日

    こんな愛もあるのかと衝撃だった。私も最初の頃の筆者同様、ゼータの人々に対して偏見や多少の緊張を持ちながら読んでいたが、動物へ無理やりという訳では無く安心してしまった。固い内容かと思ったがどんどん続きが気になって読み進めてしまった。

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    Posted by ブクログ 2021年12月05日

    知らなかった世界を垣間見る。
    構成が平易でわかりやすい。著者とともに、考えていく過程を辿っているかのように感じた。
    人とは、人間とは何かを改めて考えることになる。人と動物の関係だけでなく、社会の在り方そのものへの、問題提起。
    著者の取材にも脱帽。ドイツのセクシュアリティ状況も、日本からは考えられない...続きを読む

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