聖なるズー

聖なるズー

671円 (税込)

3pt

犬や馬をパートナーとする動物性愛者「ズー」。大型犬を「僕の妻だよ」と紹介する男性。七匹のねずみと「群れ」となって生活する男性。馬に恋する男性。彼らはときに動物とセックスし、深い愛情を持って生活する。過去に十年間にわたってパートナーから身体的、肉体的DVを受け続けた経験を持つ著者は、愛と性を捉えなおしたいという強い動機から、大学院で動物性愛を研究対象に選び、さらにズーたちと寝食をともにしながら、人間にとって愛とは何か、暴力とは何か考察を重ね、人間の深淵に迫る。性にタブーはあるのか? 第17回開高健ノンフィクション賞受賞作。

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聖なるズー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ◎最近読んだ本で最もよかった。
    動物性愛というテーマで、こんなにも自己と他者の対等性を考えさせられるとは思わなかった。


    ◎「言葉を交わせない動物との間に合意はない」という非難が出てくるが、言葉が必ずしも対等な関係性を担保するわけではないだろう。
    言葉が本当の感情や想いを表すことは少ないわけで、機

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    これは頭ぶん殴られた気分になる本。動物性愛といっても、さまざまにある。数週間動物性愛の「ズー」と共に暮らすことで、理解から入る。その愛が真実と語られるが、しかし、さまざまな視点からその性愛についてスポットライトを当ててゆく。どの立場の人たちの言葉にも理がある。反する立場の人たちにも別角度の理がある。

    0
    2023年03月13日

    Posted by ブクログ

    価値観を揺さぶる本。本書中のあるズーが語るように、セックスの話題はセンセーショナルだからどうしてもズーの話を性行為に限って取り上げてしまう。そのために動物愛護団体との対立も生じる。しかしズーたちの問題の本質はセックスではなく「動物や世界との関係性」にある。異種への共感、愛情。人間と動物が対等であるべ

    0
    2023年02月26日

    Posted by ブクログ

    動物性愛の取材というテーマもおもしろいし、さらに筆者のバックグラウンドも合わさってスパイラルのように進む考察もまたおもしろい。
    大学院の論文がベースのようだけど、こんなに面白い論文が書ける筆者にはただ脱帽。

    0
    2023年02月12日

    Posted by ブクログ

    動物性愛についてという、センセーショナルな題材のノンフィクション。とにかく文章がうまく、ぐいぐい読んだ。
    いやらしさは全くなく、むしろ真摯で感動的。動物、考え方の違う他者との関係性について考えさせられる。
    この本を読んだ後、動物をただ可愛がって性欲を無視する方が、ある意味虐待じゃないかとも思った。

    0
    2023年02月10日

    Posted by ブクログ

    動物性愛者をめぐるノンフィクション。著者の体験からセックスのことを理解したい、という強いおっもいがあり、ただのびっくりノンフィクションとは全然違う、切実な内容。
    対等、ってなんだろうなあ。愛がないとセックスってしちゃいけないのかな。etc...
    「タブー」とされることに切り込むのがノンフィクションの

    0
    2023年01月01日

    Posted by ブクログ

    おもしろ半分、興味本位で読んだら痛い目を見る。
    愛とは、セックスとは、人間とは。さまざまなことを考えられる一冊。

    0
    2022年09月14日

    Posted by ブクログ

    夏休み-17

    しらひなが、【私が読んだ中で一番ロマンチックで愛のことを真摯に考えた本】と推してくれたから、私は手に取れた。
    性暴力を受け続けた著者が、セックスと愛を捉え直すために、ドイツで動物性愛について調査をする。ズーと呼ばれる動物性愛者と寝食を共にしながら、彼らの考えや、それを否定する愛護団体

    0
    2022年08月25日

    Posted by ブクログ

    ・ドイツではかつてユダヤ人への虐殺が行われており、それに付随する形で同性愛者などへの弾圧も激しかった。そのため戦後のユダヤ人差別の撤廃運動に伴い、様々な「性」を背景とする人々の抗議活動が活発化し、ドイツ社会そのものが性に関する活動にも寛容?(ある程度受け止める、認めるための土壌が構成されるよう)にな

    0
    2022年06月15日

    Posted by ブクログ

    理解出来たかと読み終わってかなり考えてしまいました。差別はしないし、批判もしないけれど…本当の意味で理解は出来ていないのだと思います。日本だから攻撃とか酷い批判が無かったのではないか、と考えました。アロマンティック・アセクシャルがドラマのネタになるくらいなのでこの本も理解はされづらくはあっても批判は

    0
    2022年02月08日

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