さようなら女達
  • 完結

さようなら女達

669円 (税込)

3pt

4.0

まんが家をめざす女子高生・毬。まんがのモデルにしていた数学の先生とひょんなことから親しくなり、恋心を抱きはじめるが!? 淡い想いの短編集!

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さようなら女達 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年07月19日

    大島弓子の作品の良さがようやく分かりました。
    なんとも繊細な女学生の危うい心情をこんなに的確に、魅力的に描いた人は他にいません。特にこの表題作の「さようなら女達」は良い話です。
    最後の海のシーンは胸に来ました。
    次男坊みたいな男の子は理想ですね。

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    Posted by ブクログ 2010年01月06日

    痛い、あまりに痛い。何度読んでも涙がこらえられず、海に向かって叫ぶ場面で号泣してしまう。なぜなら、私もそうなっていたはずの少女時代だったから。
    周りが見えず、自分のこと(大好きなこと)だけに一直線になって、気がついたら取り返しのつかないことがすべて自分のせいでおこっている。その恐怖、そんなふうにして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    まんがを描くことがすきでたまらない毬をとおして、大島弓子に漫画の描き方のかけらや心のもちかたというようなものを教えられたような気がしました。もちろん、少女がただ漫画家をめざすサクセスストーリーというものではけしてない。いろんな苦難や不幸をのりこえて、毬は、めざめてゆく。
    海にむかって、毬と父がさけぶ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月05日

    少女が大人になる過程っていうのはどうしてこんなにかわいらしいんだろう。
    色々な恥ずかしい思いとか痛い思いとかを抱えながら新しい世界を知っていく。
    簡単な成功なんてめったになくて、うまくいかないことだらけ。
    だからその渦中は全然おもしろくないんだけど、傍から見ていると本当にかわいらしい。
    他の短編では...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ああ少女ってこういうものだったなあと読んでる方がじわじわ痛くなる。
    大島弓子は取り返しのつかないことと赦しを何篇も描いているけれど、とりわけ繊細な時期のはなし。
    【収録一覧:さようなら女達、おりしもそのときチャイコフスキーが、七月七日に、いたい棘いたくない棘、シンジラレネーション】

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年02月07日

    『七月七日に』がすきかな…。

    「あるいはもっとあやしいえたいのしれないもののようにてらしだしていたの。あたしはようよう声を出すことができて『母さま』と呼ぶと」
    「こわいようなたのしいようなうそのようなふしぎな気持ちであたしはいいつけを守ったけど」
    「後妻というのも特殊なのです。というのはわたしは人...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年02月17日

    『さようなら女達』長め
    『おりしもそのときチャイコフスキーが』
    『七月七日に』
    『いたい棘いたくない棘』
    『シンジラレネーション』

    40になんなんとするおじさんが書くのもなんだけれど、大島弓子の作品を読むと「あのころのじぶん」にワープのようにもどってしまうのだ。
    モノローグの多い漫画は苦手なのだけ...続きを読む

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