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Posted by ブクログ 2010年01月06日
痛い、あまりに痛い。何度読んでも涙がこらえられず、海に向かって叫ぶ場面で号泣してしまう。なぜなら、私もそうなっていたはずの少女時代だったから。
周りが見えず、自分のこと(大好きなこと)だけに一直線になって、気がついたら取り返しのつかないことがすべて自分のせいでおこっている。その恐怖、そんなふうにして...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
まんがを描くことがすきでたまらない毬をとおして、大島弓子に漫画の描き方のかけらや心のもちかたというようなものを教えられたような気がしました。もちろん、少女がただ漫画家をめざすサクセスストーリーというものではけしてない。いろんな苦難や不幸をのりこえて、毬は、めざめてゆく。
海にむかって、毬と父がさけぶ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月05日
少女が大人になる過程っていうのはどうしてこんなにかわいらしいんだろう。
色々な恥ずかしい思いとか痛い思いとかを抱えながら新しい世界を知っていく。
簡単な成功なんてめったになくて、うまくいかないことだらけ。
だからその渦中は全然おもしろくないんだけど、傍から見ていると本当にかわいらしい。
他の短編では...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月07日
『七月七日に』がすきかな…。
「あるいはもっとあやしいえたいのしれないもののようにてらしだしていたの。あたしはようよう声を出すことができて『母さま』と呼ぶと」
「こわいようなたのしいようなうそのようなふしぎな気持ちであたしはいいつけを守ったけど」
「後妻というのも特殊なのです。というのはわたしは人...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月17日
『さようなら女達』長め
『おりしもそのときチャイコフスキーが』
『七月七日に』
『いたい棘いたくない棘』
『シンジラレネーション』
40になんなんとするおじさんが書くのもなんだけれど、大島弓子の作品を読むと「あのころのじぶん」にワープのようにもどってしまうのだ。
モノローグの多い漫画は苦手なのだけ...続きを読む
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