ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
不慮の事故で死んで霊となった少女・初子。命を失った自覚のないまま現世を浮遊して、憧れの先輩への失恋を知るが…!? 表題作他6編を収録。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
何のために生きていくのだろう、生き返ってなんになるんだろう。 1度死んだ主人公は生き返らなくてもいい、命をあげると気軽に言ったりします。 ストーリーとは関係ない木の上に座ってる女の子の描かれたラストシーンが後を引きます。
絵と台詞、そしてモノローグが生み出す繊細な世界観、作品の底に漂うほの暗く冷たい空気、その中心に灯る熱。現代の少女漫画には見られないエッセンスが凝縮されている。『ローズティーセレモニー』が特に好き。涙が出た。エリュアールの詩集を探して『リベルテ』の全文を読んで、また少し、泣いてしまった。
「四月怪談」に限らず、大島弓子について。 大島弓子を知る以前・以後、と人生をわけることができるぐらい大きな出会い。 高校生のころ、初めて手に取ったのは「毎日が夏休み」。 このなんともうらやましいタイトル。 自信がもてない自分に、それでも大丈夫と言ってくれた気がした。 話ももとより、印象的なフレー...続きを読むズ、エピソードも心に残る。 太陽の下で文字を読んだ後、他に目を向けたときの、あのチカチカとする感覚。 屋内で冷たいデザートをたらふく食べた後、 太陽の下にでたときの、あのさらに体が満たされる感覚。 そういったものをマンガにしてくれる。 そんな感覚は自分だけじゃないんだ、と安心させてくれる。 日々の笑いや愚痴など、よしなしごとをしゃべる友達ではないけど、 いざというときにどっしりと励ましてくれる友達。 それが私にとっての大島弓子だと今は思っている。 『前途は洋々としてブルー』なんて、今ピッタリ。 (「庭はみどり川はブルー」でのフレーズ) もちろん「四月怪談」のステキな話。 霊に「一緒に生きよう!」って、言える主人公に拍手。
久々に、大島弓子。 なんだろう、この人の漫画を読み終わったときは、いつも、漫画というよりエッセイや小説を手にしていたような気分になる。
昔のレトロなマンガが読みたいと思って、何気なく購入した本。 他作品も購入して読んだけれど、 これは時代を感じさせられた。 さすが70~80年代物。 昔のレトロな雰囲気が好きなので。 大島弓子特有の雰囲気と世界観がほどよい感じに残った。 初期作品ゆえ、ロマンチックさが他作品よりも高かった気もする。 ...続きを読む 小説を読んでいるような感覚はどの作品を読んでも感じる。 ※「ページワン」みたいな描き方は新鮮。 ああいう描き方の作品はまた読みたいな。
生者と死者の心の交流――と思いきや、 孤独感が生んだ前者の一方的な幻想だったのか? というオチが切ない、 絵本風の「ページワン」(1978年)や、 ヘルパーさんを要請した老人の記憶が 学生時代に帰っちゃって、 叶わなかった恋の花を咲かせようと舞い上がってしまう 「金髪の草原」(1983年)が、むちゃ...続きを読むくちゃイイ!!
大島弓子さんを映画で知り、作品を読みたいと思いました。 映画で少し紹介されていて、その時に感じた印象では小説みたいなコミックだなぁ・・・ということ。 だからこそ、興味もったのだけど。 読んでみたら、なおさらでした。 コミックを娯楽として思っていたあたしには少々読み辛いぐらい。 絵も古臭いしね。 そ...続きを読むれでも我慢して読むと、やっぱり凄い。 詩的であり、哲学的であり。 今の画力でリニューアルすればいいのに。 ( ・_ゝ・)<死を哲学するコミック
とりえってなんですか? とりえってすなわち、あなた自身ではありませんか とべないことも、不可能のことも、冴えないことも、みんなとりえなんじゃありませんか
映画化もされた表題作“四月怪談”も良いお話しだが(柳葉若い!)、このコミック文庫に収録されている“ローズティーセレモニー”という小編が良い。学園の改革(といっても「テストを無くせ!」というささやかな、しかし、非現実的な闘争)を進める男の子に恋する女の子の話。連合赤軍も崩壊し学園紛争が過去のものとなっ...続きを読むた1976年の作品だからかな?学生運動が激しさを伴わずノスタルジックに描かれている。エリュエールの詩“リベルテ”の使い方が上手い。ダブルミーイングとなっている。
この幻想的な感じがたまらないのです、読んでいると。あのね、読んでいるとこれを描いている作者がどんな人なのか、全く想像がつかないのだよね。このぶっとびようとこの冷静さの同居しているこの感触。いろいろと読めば読むほど大島弓子とは謎。。。(07/10/28)
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
四月怪談
新刊情報をお知らせします。
大島弓子
フォロー機能について
「白泉社文庫」の最新刊一覧へ
「少女マンガ」無料一覧へ
「少女マンガ」ランキングの一覧へ
つるばら つるばら
綿の国星 1巻
いちご物語
キャットニップ 1.
グーグーだって猫である1
グーグーだって猫である 映画版コミック
サバの秋の夜長
サバの夏が来た
「大島弓子」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲四月怪談 ページトップヘ