四月怪談
  • 完結

四月怪談

669円 (税込)

3pt

不慮の事故で死んで霊となった少女・初子。命を失った自覚のないまま現世を浮遊して、憧れの先輩への失恋を知るが…!? 表題作他6編を収録。

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四月怪談 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年10月17日

    何のために生きていくのだろう、生き返ってなんになるんだろう。
    1度死んだ主人公は生き返らなくてもいい、命をあげると気軽に言ったりします。
    ストーリーとは関係ない木の上に座ってる女の子の描かれたラストシーンが後を引きます。

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    Posted by ブクログ 2012年03月06日

    絵と台詞、そしてモノローグが生み出す繊細な世界観、作品の底に漂うほの暗く冷たい空気、その中心に灯る熱。現代の少女漫画には見られないエッセンスが凝縮されている。『ローズティーセレモニー』が特に好き。涙が出た。エリュアールの詩集を探して『リベルテ』の全文を読んで、また少し、泣いてしまった。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「四月怪談」に限らず、大島弓子について。

    大島弓子を知る以前・以後、と人生をわけることができるぐらい大きな出会い。
    高校生のころ、初めて手に取ったのは「毎日が夏休み」。
    このなんともうらやましいタイトル。
    自信がもてない自分に、それでも大丈夫と言ってくれた気がした。

    話ももとより、印象的なフレー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月09日

    久々に、大島弓子。
    なんだろう、この人の漫画を読み終わったときは、いつも、漫画というよりエッセイや小説を手にしていたような気分になる。

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    Posted by ブクログ 2016年08月14日

    昔のレトロなマンガが読みたいと思って、何気なく購入した本。
    他作品も購入して読んだけれど、
    これは時代を感じさせられた。
    さすが70~80年代物。
    昔のレトロな雰囲気が好きなので。

    大島弓子特有の雰囲気と世界観がほどよい感じに残った。
    初期作品ゆえ、ロマンチックさが他作品よりも高かった気もする。
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    Posted by ブクログ 2013年09月17日

    生者と死者の心の交流――と思いきや、
    孤独感が生んだ前者の一方的な幻想だったのか?
    というオチが切ない、
    絵本風の「ページワン」(1978年)や、
    ヘルパーさんを要請した老人の記憶が
    学生時代に帰っちゃって、
    叶わなかった恋の花を咲かせようと舞い上がってしまう
    「金髪の草原」(1983年)が、むちゃ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月04日

    大島弓子さんを映画で知り、作品を読みたいと思いました。
    映画で少し紹介されていて、その時に感じた印象では小説みたいなコミックだなぁ・・・ということ。
    だからこそ、興味もったのだけど。

    読んでみたら、なおさらでした。
    コミックを娯楽として思っていたあたしには少々読み辛いぐらい。
    絵も古臭いしね。
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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    とりえってなんですか?
    とりえってすなわち、あなた自身ではありませんか
    とべないことも、不可能のことも、冴えないことも、みんなとりえなんじゃありませんか

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    Posted by ブクログ 2013年03月30日

    映画化もされた表題作“四月怪談”も良いお話しだが(柳葉若い!)、このコミック文庫に収録されている“ローズティーセレモニー”という小編が良い。学園の改革(といっても「テストを無くせ!」というささやかな、しかし、非現実的な闘争)を進める男の子に恋する女の子の話。連合赤軍も崩壊し学園紛争が過去のものとなっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    この幻想的な感じがたまらないのです、読んでいると。あのね、読んでいるとこれを描いている作者がどんな人なのか、全く想像がつかないのだよね。このぶっとびようとこの冷静さの同居しているこの感触。いろいろと読めば読むほど大島弓子とは謎。。。(07/10/28)

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