脱藩さむらい

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作品内容

『付添い屋・六平太』に続く新シリーズ!

 香坂又十郎は、石見国、浜岡藩城下に妻の万寿栄と暮らしている。お役目は、市中警護、犯罪の取り締まりや犯人の逮捕に奔走する奉行所の町廻り同心頭である。田宮神剣流の使い手であり、御前試合で十人抜きを果たした剣の腕を買われ、斬首刑の執行も行っていた。
 浜岡藩は、海に恵まれた土地でもある。漁師の勘吉と釣りに出かけた又十郎は、外海の岩場で脇腹に切り傷のある水主の死体を見つける。浜で検分を行っていたところ、大目付の下知により、死体は持ち去られてしまった。又十郎の義弟兵藤数馬は、水主の死について不信を抱いていた。数馬によれば、水主の正体は、公儀の密偵ではないかというのだ。後日、当然城内に呼ばれた又十郎は、謀反を企んで出奔した藩士を討ち取るよう命じられる。追うべき藩士の名は、兵藤数馬であった――。追討をしくじれば、罪は縁戚にも及ぶという。又十郎の重く孤独な追跡行が始まる!

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
小学館
掲載誌・レーベル
小学館文庫
ページ数
304ページ
電子版発売日
2018年09月21日
紙の本の発売
2018年09月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

脱藩さむらい のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年07月12日

    新シリーズは、冒頭から丁寧に主人公の人となりを、丁寧に描いてゆく。

    妻にも仕事にも真摯に向き合い、剣を愛し、釣りを愛し、人を愛する主人公を魅力的に描く。

    ところが読み進めてゆくと、事もあろうに、どう見ても悪役側にその運命を翻弄されてゆく。

    国元で正義を貫く奉行所でお頭として働くその人が、自分た...続きを読む

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