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父よ、ロング・グッドバイ ―男の介護日誌
〈少しずつ記憶を失くし、ゆっくりゆっくり遠ざかっていく〉認知症を、アメリカでは「ロング・グッドバイ」と表現するそうです。「ぴあ」を退職し専業作家となった盛田氏は、母を亡くした後、父の異変に気づきますが、同時に体調を崩した実妹のサポートも始めます。作家としての時間も失われ始め、「先が見えない」つらさの中、徐々に追い詰められていきます。本書は、息子が父を介護した日々を綴ったノンフィクション。10年後、65歳以上の5人に1人が認知症になると言われる今、何を覚悟し、ゆっくり確実に迫る死と対峙すべきかを教えてくれます。 -
窒息するほど舌を絡めて【フルカラー】《合本版》
―その男の唾液は、唯一の薬。噛みつくような荒々しい口づけ、艶めかしく絡まり合う舌に、少女の体は甘く火照り乱されて…--原因不明の奇病「桜憑き」を患う少女、瑠璃。その薬を作ることができるのは、幼馴染で腕の良い薬師の葵だけだった。薬草を採るため山に登るも、突然の豪雨に見舞われ山小屋に避難する二人。しかしその時桜憑きの発作が始まってしまう。薬のない状態で発作を治める方法はひとつ――特殊体質である葵の唾液を瑠璃に与えることだった。治療のための口付けのはずが、それはやがて性的で艶やかなものに変わっていき… ※この作品は過去、電子書籍「窒息するほど舌を絡めて1~6巻」に掲載されました。重複購入にご注意下さい。 -
地底国の怪人 魔法屋敷 手塚治虫文庫全集
飛行機事故で亡くなった父の遺言に従い、安全で高速な「地球貫通列車」を発明した少年ジョン。助手の人間並みの知能を持つウサギ・耳男(みみお)とともに地球の中心へ向かった彼は、地上征服を企む地底国人たちと出会う! ほかに『魔法屋敷』『森の四剣士』を併録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『地底国の怪人』(手塚治虫漫画全集MT253『地底国の怪人』)収録/『魔法屋敷』(手塚治虫漫画全集MT217『魔法屋敷』)収録/『森の四剣士』(手塚治虫漫画全集MT323『森の四剣士』)収録 <初出掲載>『地底国の怪人』1948年2月20日 不二書房発行/『魔法屋敷』1948年2月20日 不二書房発行/『森の四剣士』1948年6月10日 不二書房発行 -
血の色の記憶
色覚障害者のサイト〈ランボー・クラブ〉。仲間を探す不登校の中学生・菊巳が偶然見つけた、そのサイトのトップに掲げられたアルチュール・ランボーの詩。フランス語など習ったこともないのに、なぜ僕はこの原語の詩を読めるのだろう? 「Aは黒、Eは白、Iは赤、Uは緑、Oは青……」。その時、僕にあるはずのない、鮮やかな血の色を見た記憶が蘇った。そして後日、何者かによってサイトの詩が書き換えられ、詩になぞらえた死体が発見された! 色覚障害の少年をめぐる事件の、驚くべき真相とは? 鮎川哲也賞受賞作家が贈る、傑作本格ミステリ。/解説=大矢博子 -
千葉県謎解き散歩
千葉の魅力の一つは、なんといっても海。伊勢エビからクジラまで、海の恵みを堪能できる。釣りやサーフィンのポイントが多いのも、人をひきつける大きな要因といっていい。もちろん海のほかにも誇れるものはある。サッカーなら、柏レイソルとジェフユナイテッド市原・千葉のJリーグ2チーム。プロ野球なら、ファンを大切にすることで知られる千葉ロッテマリーンズが君臨する。新しいものと自然や伝統がうまく共存するのが千葉。そんな千葉へ散歩にでかけませんか? -
ちびっことニコニコな毎日。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 写真共有アプリ instagram(インスタグラム)でフォロワー10万人以上を誇るいま話題になっている前髪ぱっつんのちびっこの本。晴れの日でも、なぜか長靴を履いて傘をもちがたるちびっこ。英語カードを見ながら、eggを「たーまごーぅ」、potatoを「じゃがーぃもぅー」と発音するちびっこ。「ママ、助けてごっこ」なのに、すぐに助けちゃうとやり直しさせるちびっこ。トトロに出てくる、ネコバスのまねをするメイちゃんのまねをする、ちびっこ。お皿を割ってしまったママに「はちみつでぎゅーぎゅーってくっつけてあげるから大丈夫」と励ますちびっこ。お出かけになぜか水玉の水着を着ていきたがるちびっこ。……と、2歳から3歳になるまでの前髪ぱっつんのちびっこの日常がかわいい写真と、クスッと笑えてホロリと泣ける文章で綴られています。ほかにも、にこにこマークのパンケーキの作り方、布用チューブインクの楽しみ方、トイレトレーニングのかわいい頑張り方、おしゃれな器や盛りつけのごはん時間、ペットのミニチュアダックスフントとの時間などママライフが楽しくなる情報も満載です! 主婦と生活社刊。 -
恥部替物語
100人の男女とセックスした 女装家カウンセラーが描き出す衝撃作! 著者ブログ月間100万PV!! 衝撃のラスト! 夫のアレが妻に、妻のアレが夫に。 男女100人とセックスをし、 一方で、3000人以上の 性の悩みを解決してきた 女性の気持ちも、男性の気持ちも分かる 女装家カウンセラーが描き出す、 本音むきだし夫婦取替物語。 夫婦がセックスレスになる時、 女が本当はして欲しいこととは? そして、男が本当は思っているけど 口に出して言えないこととは? レス歴1年半。 夫のアキラに何度も夜の生活を拒否されて以来、 すっかり自分をオワコン扱いするリョウコ。 「離婚」の二文字が頭をよぎる中、 ひょんなことから この夫婦にある日突然、 異変が起きるのだった。 なんと、夫のアレが妻に、 妻のアレが夫に! そう、夫婦のカラダが 入れ替わってしまったのである。 それはつまり、 声に出して言えなかった性の悩みや、 恥ずかしくて蓋をしていた思いなど、 あらゆる“恥部”が、 入れ替わってしまったことを意味していた。 男性のカラダになったリョウコは その日から、 なぜアキラは自分のカラダに興味がなくなり、 セックスレスになっていったのか? その本当の意味を知ることになるのだった。 元に戻る条件は、 90日の間に、 夫婦で最高のセックスをすること。 数奇な運命を辿ることになった この夫婦は、 元に戻ることができるのだろうか? 日本における夫婦の数は 現在、約3000万組と言われている。 そして、そのうち50パーセントに上る夫婦が 「セックスレス」に悩んでいるのだとか。 つまりこれは、 そんな1500万組の夫婦の 声に出せない叫びが 「主人公」となった物語であり、 “デキナイ男女”がシタくなる物語。 -
地方議員のための役所を動かす質問のしかた
◎あなたの質問でまちは変わる! 本会議における「一般質問」は、執行部に対して直接議員が個人として自ら問題としている課題を問いかけることのできる機会です。 そこで本書は、地方議員に向けて、議会における「一般質問」を通じて政策を提案し、地域課題を解決する方法をわかりやすく解説します。 「一般質問」は、貴重な機会である一方、何らの強制力もないため、執行部が「その気」にならなければ役所は動きません。だとすれば、役所の基本的な思考プロセスを理解して質問をすることが、役所を動かす近道です。 自治体の元副市長として、議員の様々な質問を見てきた著者が、これまでの経験をふまえ、効果的な質問をして、役所を動かすノウハウを伝えます。 一般質問の準備から段取り、成果の出る実例までを盛り込み、新人からベテランまで、地方議員にとって必読の1冊です。 -
地方選 無風王国の「変人」を追う
『無敗の男』で政治家と永田町を描き尽くしたライターが全国7町村の首長選の現場、土地の風土、そこに映る「にんげん」の本質までを描き出す―― マグロと原発の町、「飛び地」の村、60年も無投票が続く島…… “選挙を旅する”異色ノンフィクション。 コンビニ店員、国際派テレビマン、サーファー漁師、発明家は、 【再選率84.2%】の壁になぜ挑んだのか? 「改革幻想に囚われ、国政政党の合従連衡に明け暮れた平成政治とは異なる令和の政治がこれから始まるとするならば、その主人公は地べたの暮らしに疎くなった永田町の住民ではなく、土の香りがする地方の首長の中から生まれるであろう」(「プロローグ」より) 愛なき“勝ち組の政治”を打ち破るのは、田舎の荒野でもがく「変わり者」だ! 【目次】*小見出しは一部 プロローグ コロナ以後の「ニュースの主人公」 2020年は地方政治再評価の出発点 「安倍一強」が逆なでした地方のプライド 第1章 えふりこぎ(青森県大間町長選) 原発マネーが漁師町を変えた 「選挙は親戚の数で決まる」 第2章 コンビニ店員の逆襲(北海道中札内村長選) 毎日の接客が選挙運動になった 最後は鈴木宗男が持っていった 第3章 風にとまどう神代の小島(大分県姫島村長選) 竹下登が駆け寄ってくる 61年ぶりの選挙は島を変えた 第4章 ドンの5日間戦争(愛媛県松野町長選) 「老人ホームに入れなくなるよ」 第5章 国道ファースト主義(和歌山県北山村長選) 村民の9割が二階俊博を支持 第6章 仏頂面と波乗り男(北海道えりも町長選) 「私が東京と話をつけようか」 第7章 嘘つきと呼ばれて(佐賀県上峰町長選) 「原口一博」という後ろ盾 エピローグ 英雄探しよりも「機能する変人」の発掘を -
地方創生“熱中小学校”の果てしなき挑戦
熱中小学校は、学びたい大人のための学校です。全国へ広がる「熱中プロジェクト」! 地方×地方・地方×首都圏の交流が加速する。 熱中小学校プロジェクトはTVドラマ「熱中時代」のロケ地であった山形県高畠町の廃校となった小学校を再生して始まりました。地方創生から地方の確実な自立へと繋げるため、オフィス・コロボックルが福島の復興支援のために始動しました。熱中小学校は、学びたい大人のための学校。ここで新しい世界を表現していく場です。地方創生に繋がる役割を果たせるようになることが、この学校の理想です。 【主な内容】 第1章 2011年 6月 オフィス・コロボックル誕生 第2章 2013年 4月 オフィス・コロボックル@会津オープン 第3章 2015年 1月 廃校再生プロジェクトキックオフ 第4章 2015年10月 高畠熱中小学校開校 第5章 2016年 8月 会津、9月高岡、10月八丈島に熱中誕生 第6章 2016年 3月 地方創生加速化交付金の対象事業に決定 第7章 2017年 4月 更別村・上板町・小林市3校同時開校 第8章 2021年 4月 熱中小学校自立・自走に向けて -
茶匠と探偵
星々は語らない。淡く見えるとも強く輝く―― 探偵と元軍艦の宇宙船がコンビを組み 深宇宙(ディープ・スペーシズ)での事件を解決する表題作の他、 異文化に適応しようとした女性が偽りの自分に飲み込まれる「包嚢」、 宇宙船を身籠った女性と船の設計士の交流を描く「船を造る者たち」、 少女がおとぎ話の真実を知る「竜が太陽から飛びだす時」。 “アジアの宇宙”であるシュヤ宇宙を舞台に紡ぐ全9篇。 現代SFの最前線に立つ作家、日本初の短篇集。 【収録作品一覧】 「蝶々、黎明に墜ちて」(“Butterfly, Falling at Dawn”) 「船を造る者たち」(“The Shipmaker”) 2010年度英国SF協会賞最優秀短篇部門受賞 「包嚢」(“Immersion”) 2013年度ネビュラ賞短篇部門受賞、ローカス賞最優秀短篇部門受賞/2012年度英国SF協会賞最優秀短篇部門最終候補、 2013年度ヒューゴー賞最優秀短篇部門候補、2013年度シオドア・スタージョン記念賞候補 「星々は待っている」(“The Waiting Stars”) 2014年度ネビュラ賞ノヴェレット部門受賞/2014年度ヒューゴー賞最優秀ノヴェレット部門候補、 2014年度ローカス賞最優秀ノヴェレット部門候補 「形見」(“Memorials”) 2015年度ローカス賞最優秀ノヴェレット部門候補 「哀しみの杯三つ、星明かりのもとで」(“Three Cups of Grief, by Starlight”) 2015年度英国SF協会賞最優秀短篇部門受賞、2018年度イグノータス賞翻訳短篇賞受賞/2016年度ローカス賞最優秀短篇部門候補、2016年度ユージイ・フォスター記念賞候補 「魂魄回収」(“A Salvaging of Ghosts”) 2017年度ローカス賞最優秀短篇部門候補 「竜の太陽から飛びだす時」(“The Dragon That Flew Out of the Sun”) 「茶匠と探偵」(“The Tea Master and the Detective”) 2019年度ネビュラ賞ノヴェラ部門受賞、2019年度英国幻想文学大賞ノヴェラ部門受賞 /2019年度ヒューゴー賞最優秀ノヴェラ部門候補作、2019年度ローカス賞最優秀ノヴェラ部門候補作、 2019年度世界幻想文学大賞最優秀ノヴェラ部門候補作 内容(「BOOK」データベースより) 探偵と元軍鑑の宇宙船がコンビを組み深宇宙での事件を解決する表題作他、異文化に適応しようとした女性が偽りの自分に飲み込まれる「包嚢」、宇宙船を身籠った女性と船の設計士の交流を描く「船を造る者たち」、少女がおとぎ話の真実を知る「竜が太陽から飛びだす時」など、“アジアの宇宙”であるシュヤ宇宙を舞台に紡ぐ全9篇。現代SFの最前線に立つ作家、日本初の短篇集。2019年度ネビュラ賞を受賞した表題作他、ローカス賞・英国SF協会賞受賞作を含む。 -
チャタレイ夫人の恋人【分冊版】
スコットランド中部に領地を持つクリフォド・チャタレイ男爵の元に嫁いで来た上流階級の令嬢コニイ。だが第一次世界大戦によりヨーロッパは戦火に包まれ、たった1カ月の蜜月でクリフォドは戦場へ。戦地で重傷を負ったものの生還したクリフォドだが、その体は半身不随となり男性機能も失われていた…。妻として夫を介護し支えようとしながらも、肉体関係のない夫婦生活にしだいに心から生命力が失われていくのを感じていたコニイ。そんなある日、コニイは森で屈強な肉体を持つ森番のメラーズと出会い、生命力あふれる彼にいつしか惹かれていく…。ヨーロッパの階級社会を鋭く抉り、また発表当時はその過激な性描写で論争となり現在まで何度も映画・ドラマ化された古典的名作小説をコミカライズ。 -
ChatGPT GPTsが作れるようになる本
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 GPTsとは、ChatGPTを自分の使いたい用途に合わせてカスタマイズできるサービスです。 本書では、GPTs開発の第一人者がGPTsの開発方法について、ハンズオンで丁寧に解説しています。 また、開発方法だけでなく、役立つ定番GPTの紹介や、よくある疑問にお応えするQ&Aも掲載。 特典も併せて、実践的な開発力が身に付きます。 [本書購入者限定ダウンロード特典] 1. 書籍執筆に使ったGPTのプロンプト集 2. 初心者がつまづきやすい、API認証の設定方法解説 3. サムネイル画像を一発で作成するGPTの作り方解説 4. 新規顧客アプローチGPT_v4の作り方解説(GASコード付き) 5. さらに実践に使える情報をまとめたスプレッドシート ※カバー画像が異なる場合があります。 -
チャップリン暗殺指令
5・15事件当日、来日中のチャップリンはなぜ命を狙われたのか? 「超高速!参勤交代」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した著者による傑作歴史サスペンス 1932(昭和七)年、青年将校たちが中心となり、犬養首相暗殺などクーデターを計画していた。 陸軍士官候補生の青年、津島新吉は、帝国ホテルに滞在しているチャップリンの殺害を命じられるが――。 世界の喜劇王はなぜ命を狙われたのか? 5・15事件の裏で起きていたもう一つの重大事件とは。 傑作歴史サスペンス。 ※この電子書籍は2017年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
茶の湯 わび茶の心とかたち
第一章 わび茶の創造 特異なる文化 孤独な茶の湯 日本文化の特殊性 日本と朝鮮 千利休の位置 にじり口と廻しのみ にじり口の誕生 廻しのみ 第二章 中世からの離脱 茶会の構造 『喫茶往来』 切りすてられた後段 茶会の空間 市中の山居 露地のふるまい 籠る なぜ点前か 点前か手前か 亭主と客の空間 茶立人から亭主へ 第三章 茶人のふるまい あぐらから正坐へ 混みあう茶会 片膝とかしこまる あるきかたの源流 あるく文化 練りあるく 地に足がつく 茶人のすがた 客の心得 新シキガヨシ 茶名と十徳 仮りの名前 十徳とは何か 第四章 茶会の趣向 趣向の成立 ハプニング 淋間茶湯 『祭礼草紙』の問題 風呂のあがりや 風流・やつし・見立て 風流 やつしの美 利休の趣向 付合と見立て 季節感の登場 時候のあいさつ 茶会のなかの季節 ばせを忌に薄茶手向くる寒さ哉 第五章 わび茶の周辺 茶筅の歴史 茶筅のおいたち 王服茶筌由来記 茶筅の民俗性 茶屋の歴史 煎じ物売り 檜垣茶屋 利休亡魂 史料による茶の歴史 -
茶馬古道の旅 中国のティーロードを訪ねて
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 茶馬古道は、雲南・四川に産するお茶を遙かチベットまで運んだ「茶の道」。茶と馬を中心とした交易の道で、ヒマラヤ山脈が連なり大河に阻まれる悪路を、キャラバンたちが半年近くの時間を費やして行き来してきた。本書は著者が2007年からのべ7ヶ月をかけて現地に入って取材した旅の記録。道のりとともに変化する風景や生き生きとした人々の表情を捉えた写真、熱い思いを秘めながら淡々と語る著者の文章がともに魅力の一冊。 -
ちゃんと「話のきける子」に
この本を手に取ったあなたのお子さんは、「言うことをきく子」でしょうか、それとも「きかない子」でしょうか?どちらかというと、日本では幼児は幼児なりに、小学生は小学生なりに、「言うことをきかない子」が多いような気がします。「パパが帰ってくるまで起きている!」と、いつまでも寝ようとしない幼児。無理に寝かせようとすると大泣き。「ゲームばっかりやっていて!」と叱っても、「もう少し、もう少し」とテレビゲームにしがみついている小学生。こんなところから始まって、子どもが「言うことをきかない」場面はだんだん広がっていきます。東京都の生活文化局の調査によると、都の中学生の約二六パーセントが、夜になっても盛り場やゲームセンターで遊び回っているとのこと。親たちがそれを認めているとは思いませんが、もはや中学生のわが子に「言うことをきかせる」すべもなくなっているのでしょう。自分の子が「言うことをきかなくなってもいいや」と思って育ててきた親があるとは思えません。なのにどうしてそれほど多くの子どもたちが、「言うことをきかなくなって」しまうのでしょう。しかもその子たちの大半は、きちんとした生活習慣が身についていない子どもたちです。 -
中華人民共和国誕生の社会史
「普通の人々」の現実から描く「革命前夜」。共産党の指導者の闘いや知識人たちの言説ではなく、貧困と暴力、腐敗の中で生きた街の人々のリアリティから、21世紀の大国となった「中華人民共和国」の誕生を描く。 【目次】 プロローグ 第1章 「〓勝」を生きる 1 戦後基層社会の出発点 2 退役兵士たちの戦後 第2章 繰り返される悪夢 1 戦時徴発の再開と抵抗 2 抵抗の屈折と内向化 3 社会のきしみと不信感 第3章 富裕者を一掃せよ 1 都市貧民の救済と管理 2 富裕者への厳しい視線 3 敵意のたどりつく場所 第4章 滅びゆく姿 1 社会秩序の崩壊へ 2 難民流入とその対策 3 末端行政の空洞化 第5章 革命後に引き継がれた遺産 1 食糧徴発の継続と強化 2 土地改革とその社会的条件 エピローグ 注 参照文献一覧 あとがき 索引 -
中学教師が教える「したたかに生きる」ための経済の授業
著者が在住する宮城県の最低賃金は675円。時給がいくらにせよ、非正規雇用となっている人々の収入が低いということ。このことについて、著者は授業を通して、中学生の段階で課題意識を持ってもらいたかったといいます。 「フリーター」という言葉が新鮮で輝きを持っていた時代がありました。毎日毎日,同じような仕事をやるより、趣味の場を広げ、必要な分を必要なときにだけ働いて得ればよい。人生、面白おかしく生きなければ、といった風潮があったからです。働くこと、自立すること、生活することってなんだろう、という生き方について、著者が18年間にわたって教え続けてきた「したたかに生きる経済学習」を1冊の本にまとめました。15歳の中学生と一緒に考えてみませんか。 -
中学受験 金子式「声かけ」メソッド 最速の国語読解力
■家庭ですぐに実践できる中学受験・国語読解法が 「AERA with Kids」「日経DUAL」で取り上げられ話題に! ■中学受験の女神・安浪京子氏大絶賛。 ■国語教育専門家・金子香代子氏初の著書。 「断言します。国語は、親が伸ばせます」 ■「国語ができない!」「国語はどう指導すべき?」 確実な得点につながる「読み方」「解き方」があるのです。 ■中学受験生はもちろん、大学受験まで一生ものの「国語読解力」 をぎゅっとまとめた一冊です! 物語文、説明文の読み解き方、記述問題のポイント、本当に効果的なテキストとは? たった1か月で最速で成績UPに導くメソッドが満載! -
中学受験基本のキ!第4版
中学受験入門書の決定版 待望の第4版!! 併願パターンさらに大幅増強 受かるために、親がやらなきゃいけないこと、 子どもがやらなきゃいけないこととは? プロの家庭教師&人気個別指導講師の2人が 受験の基本から最新情報までを分かりやすく説明します。 小3の2月から小6の本番直前まで、注力すべきポイントを紹介! 平日&週末、長期休み中に差を付ける勉強の仕方が分かる! ■第1章 わが子に中学受験させるか否か? ■第2章 中学受験のパートナー 塾との付き合い方 ■第3章 受験生 普段の勉強と、長期休みの戦略的な活用方法 ■第4章 男女御三家と早慶付属校の最新問題傾向 ■第5章 必見!プロがすすめる併願パターン88校が登場 -
中学受験なしで難関大に合格する「新しい学力」の育て方
毎年競争が激しくなる一方の中学受験。でも、いい私立中高一貫校に入らなければ、本当に子どもは幸せな人生を歩めなくなるのでしょうか? 東大や京大、早慶などの難関大学の入試では、異なる概念を組み合わせて答えを導いたり、自分の頭で問題を設定し解決したりする力が求められます。実は難関大学の突破に必要なこの「新しい学力」こそ、親の子どもへの接し方ひとつで身につけることができるのです。2000組の親子を見てきた専門家が、子どもの地頭を良くする親の習慣や考え方を余すところなく披露します。 -
中学受験に合格する子の親がしていること
受験指導の超プロである著者が、中学受験に合格した子の親、有名塾の現役エース講師を徹底的に取材。その結果、著者が長年の経験から得た以下の仮説が見事に実証された。「放任でもなく過干渉でもない『援助のまなざし』が子どもを伸ばす」。本書はその具体的方法を解説する。「褒めるだけではなく、驚く」「親が生徒になり聞き役に徹する」などの他、「算数――親が問題を解こうとするな」「理科――計算問題は後回しにしよう」など科目別対策法も充実。さらに、「子どもの能力・適性を客観視せず、ブランドだけで志望校を決める」など、子どもを不合格にする親が陥りやすい五つの過ちも述べる。結びでは、「人生における中学受験の意義――学びの果てにあるもの」について考える。ベストセラーとなった『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法』(PHP新書)の著者の力作。 -
中空構造日本の深層 増補新版
空を中心とするとき、統合するものを決定すべき、決定的な戦いを避けることができる。それは対立するものの共存を許すモデルである――日本人の心理を、中空を保って均衡し合う構造とし、西欧の中心へと統合する心理構造との対比で論じる。関連論考「日本神話にみる意思決定」、吉田敦彦との対談「神話と日本人」を増補。 〈解説〉吉田敦彦/河合俊雄 (目次より) Ⅰ 神話的知の復権 『古事記』神話における中空構造 中空構造日本の危機 Ⅱ 昔話の心理学的研究 民話と幻想 「うさぎ穴」の意味するもの 日本昔話の心理学的解明 Ⅲ 現代青年の感性 象徴としての近親相姦 家庭教育の現代的意義 偽英雄を生み出した「神話」 フィリピン人の母性原理 あとがき 旧版解説(吉田敦彦) * 日本神話にみる意思決定 巻末対談「神話と日本人」河合隼雄×吉田敦彦 増補新版解説(河合俊雄) -
中高年に効く! メンタル防衛術
蓄積される疲労、変わりゆく労働環境――。「うつ」が日本の五大疾病のひとつである現在、本当に危険なのは、中高年社員のメンタルです。しかし、その対策はあまり進んでいないのが現状。特に注意が必要なのは、役職ストレス・子離れ・更年期の「トリプルショック」に襲われる40代後半から50代前半女性。そして、コミュニケーション力不足の定年男性です。 ・「うつ状態」になりかけたら「3連休×2回」回復法を。 ・ライフイベント表でストレスを自己採点 ・職場から「雑談」と「雑用」が消えた ・女性のほうがストレスのセンサーが優れている? ・休息の要は「深い睡眠」 ・愚痴をこぼすな、弱みは見せろ ・キャリア女性の「職場ロス」 ・退職した勤め先の名刺を交換するな など、四十年間、産業医を務め、日本産業ストレス学会理事長、日本産業精神保健学会会長などを歴任した精神科医が豊富な実例とともに指南する、「心の健康を守るための働き方、休み方、そして定年後の過ごし方。 -
中国完全包囲作戦
中露国境の満州里で勃発した紛争は、一気に両国の全面戦争へと発展した。ロシア政府の要請を受けて日本はシベリア派遣軍団を編成、米軍の支援を受け日本海からウラジオ揚陸を目指すが、中国人民海軍が日本海に展開する潜水艦と衝突、熾烈な戦闘が始まった! -
中国人はつらいよ――その悲惨と悦楽
中国の人々は総じて元気があり、暗い印象を与える人は少ない。そのメンタリティーの源はどこにあるのか? 中国は決して生きやすい社会ではない。庶民は地方官の苛烈な徴税とでたらめな裁判に苦しみ、官僚だって一歩間違えれば悲惨な刑罰を受ける。さらに官僚になるのも一苦労、「科挙」では八股文という超絶技巧が求められる。一方で中国人は人生に愉しみを見出す達人でもある。最高の娯楽になりうる漢詩に耽溺し、美食や美女を優雅に愛で、静寂が支配する「庭園」に佇む。中国は伝統的に、生きるしんどさと遊びの哲学が同居する国なのである。現代でも、官僚は一歩道を踏み外せば奈落の底に突き落とされ、中国文学は「反政治」の様相を呈している(これに対して、日本文学は「非政治」的であるといえる)。象棋や麻雀などのゲームが好きで、文房四宝(硯紙筆墨)に凝る人も多い。本書はそのような、現在にも通じる中国社会、中国文化のさまざまな相貌について柔らかな筆致で解説する。 -
中国人は日本で何をしているのか
日本にいる中国人は一体どんな仕事をしているのか? 彼らの意外な稼ぎ方を、豊富な取材をもとに紹介する。 生命保険会社の優秀営業担当、大手企業のシステム開発請負といった「日本企業で働く在日中国人」から、料理店経営、医療通訳に起業家、コンビニ店経営やYouTuberまで――在日中国人の働き方も多様化してきている。 彼らはなぜ日本で働くのか、そして日本についてどう思っているのか。 いまや100万人規模となった、在日中国人の最新のビジネス事情を明かす。 【目次】 プロローグ 日本で働いていて、日本と日本人について思うこと 第1章 中国人が支える日本企業 第2章 日本で起業して社長になる 第3章 中国人の商才と商魂 第4章 危険ゾーンで働く人、まじめに働く人 第5章 在日中国人の相克 エピローグ 中国にアイドル文化を根づかせた人 -
中国人も知らない歴史のタブー ジェノサイドの中国史
中国はなぜ虐殺がやめられないのか。 ウイグルへのジェノサイドはなぜ続くのか。 4000年の虐殺史から中国の本質を解説! 人口を半減させた漢の武帝から、死者5000万人も出した太平天国の乱、 8000万人の人民を死に追いやり現在も少数民族への民族浄化を続ける中国共産党まで、 4000年の虐殺史から中国を眺めると、この国の本質が見えてくる! 数千年前から続く資源争奪をめぐる大殺戮、儒教からくる異民族虐殺の正当化、 中華思想と合体した共産主義の狂気、文革時代にもあった「食人宴席」の実態など、中国の虐殺原理を解説する。 日本人はこの真実に目をそむけてはいけない! (目次) はじめに──虐殺こそ中国の特性である理由 第1章 虐殺から見た中国史 ◎異民族虐殺を正当化する儒教 ◎他人の不幸を願う中国人の特性 ◎中華思想、虐殺など「中国らしさ」の祖・武帝 ◎「洗城」で血の川ができた黄巣の乱 ◎無差別殺戮で蜀の人跡を絶やした張献忠 ◎本当の南京虐殺だった「侯景の乱」 ◎5000万人が死んだ史上最大の虐殺・太平天国の乱 ほか 第2章 赤い中国共産党の黒い人民大殺戮 ◎共産党は「一村一焼一殺」で10万人を大虐殺 ◎中国人同士の内戦も粛清も大規模かつ残虐に ◎整風運動という名の党内虐殺 ◎地主を殺しまくり農民を味方につけた中国共産党 ◎数千万人が餓死した大躍進 ◎文化大革命という人類史上かつてない狂気 ◎文革中に行われた「食人宴席」 ◎中国共産党はどれだけの人を殺したか ほか 第3章 戦慄の少数民族虐殺史 1 ウイグル ◎中華の地に君臨したトルコ系、滅んだ漢人 ◎清時代から頻発、漢族によるイスラム教徒の弾圧 ◎核実験で19万人が急性死亡 ◎中国が狙うウイグル人の断種 ◎おぞましい「臓器狩り」の実態 ほか 2 チベット ◎清の時代からチベットで渦巻く漢人への恨み ◎国共内戦後に訪れた地獄 ◎農奴解放どころか農奴化政策だった中国の支配 ◎パンチェン・ラマ10世の暗殺と11世の失踪 ◎チベットに捨てられる核廃棄物 3 モンゴル ◎孫文の転向が少数民族の悲劇を招いた ◎内モンゴルと外モンゴルが分裂した理由 ◎文化大革命時のモンゴル人虐殺 ◎現在も続く文化的抹殺 第4章 ジェノサイドが避けられない中国の宿命 ◎中国が他国を侵略せざるをえない理由 ◎儒教思想による中華思想と虐殺 ◎近代国家とは常識が違う中国 ◎漢民族の人口減少対策としての異民族の断種政策 ◎愚民国家だから暴力が必要となる ほか おわりに──中国の「大一統」は人類の悪夢である -
中国人を買う気にさせる営業戦略
日本企業は生き残りをかけて中国市場に出て行かなければならない時代。中国で成功するために必要なのが、文化と所得に応じて中国人の消費行動パターンを12に分ける考え方と、中国の常識にあわせたビジネスの仕組み作り。日中の企業現場を知り尽くした中国人コンサルタントによる中国市場で勝ち残る方法。 -
忠臣蔵まで 「喧嘩」から見た日本人
江戸以前、武士とはどうしようもない暴力的存在(野蛮なかぶき者)だった。本書は時代をさかのぼり、戦国期の武士を貫く行動原理がどのようなものであり、太平の時代になっていかに危険なものとなったかを明らかにする。そして、じつは赤穂事件こそが復讐の論理を忠義の論理に切り替える(すり替える)という、真にアクロバティックな思想的転換であったことを示す。 野口武彦氏にはすでに『忠臣蔵―赤穂事件・史実の肉声』(ちくま新書、現在はちくま学芸文庫)という傑作があります。そこでは事件の発端から終結まで、後世の潤色を取り去り、史料の叢から元禄の人間ドラマをよみがえらせました。 しかし、それだけでいいのか。ここから著者の新たな追跡がはじまります。 「後世の潤色」にはいろいろありますが、その最たるものは武士道というイデオロギーによるものです。忠義のベールに覆い隠された事件の本質はなんであり、それを取り去ったあとに残るものはなにか……。 それは自力救済と復讐の論理であり、武士という存在のどうしようもない暴力性です。ガルシア=マルケスのひそみに倣えば、「忠臣蔵」とは「元禄の予告された殺人の記録」なのです。 本書は時代をさかのぼり、主に戦国期の武士を貫く行動原理がどのようなものであり(野蛮であり、傾奇者であります)、太平の時代になり、権力にとっていかに危険なものとなったかを明らかにします。そして、じつに赤穂事件こそが復讐の論理を忠義の論理に切り替える(すり替える)という、じつにアクロバティックな思想的転換であったことを示します。 げに武士道とは、始末に負えぬものなり 江戸以前、武士はどうしようもなく暴力的で野蛮な存在だった。太平の世を迎え、権力は自力救済と復讐の論理を服従の美学に転換させるべくさまざまな努力を重ねる。それでも間歇的に噴出する異議申し立て。その頂点が赤穂事件だった。忠義のベールを取り去ったあとに残る「日本人の正義」の原形質を明らかにする歴史エッセイ集。 -
中受離婚 夫婦を襲う中学受験クライシス
中学受験は「夫婦」の受験だ! 首都圏の受験率は過去最高と、加熱一途の中学受験。 「合格から逆算し受験をプロジェクト化する夫、わが子を褒めることができない妻」 「受験への出費をいちいち渋る夫、受験伴走も仕事も下の子の面倒もワンオペする妻」 「夏期講習よりもサマーキャンプを優先したい夫、夫を透明人間のように扱う妻」 子どもは無事に合格したものの、受験期間のすれ違いから破綻してしまった3組の夫婦。徹底取材をもとに、「夫」「妻」「子」それぞれの立場から語られる衝撃のセミ・フィクション! 教育ジャーナリストとしてだけでなく、心理カウンセラーとしての経験を持つ著者ならではの、わかりやすい「解説」も必読。 「夫婦関係を犠牲にしたら、子どもは第一志望に合格する」――そんな悪魔の取り引きがあったら、あなたはどうしますか? -
中世ヨーロッパの色彩世界
明日、何を着ていこう――冠婚葬祭をのぞけば、服選びで色がもつ意味を気にする人はいないだろう。ところが中世ヨーロッパではそうはいかない。たとえば緑は恋を、青は誠実さを意味し、黄は忌避される色だった。中世の色は現代よりもはるかに饒舌で、絵画や文学で描かれた人々の衣服の色には、単なる色の美しさや好みを超えた、さまざまな意味が託されている。中世の人びとはどんな色に囲まれ、どんな気持ちで色を身につけていたのか、あるいは目の前の人物が纏う色から何を読みとっていたのか。 多彩な史料から複雑で精緻な色彩コードを読み解き、中世人の日々の感情生活を豊かに描き出す。あの絵画もこの伝説もいっそう深く理解できる、色が語る中世世界への招待!(カラー口絵付き。電子書籍版はオール・カラー図版) 待ちに待った初めての逢瀬。恋焦がれた女性が鮮やかな青に緑のオウムをちらしたドレス着て現れたら、相手の男性は有頂天になるだろう。なぜなら、そのドレスの意味するところは「誠実にあなたを愛します」。ところがある日、夢に現れた彼女が全身緑の衣をまとっていたら、悲嘆に暮れてしまうかもしれない。青が意味する誠実さに対し、緑は恋の色であると同時に変動の色でもある。彼女の心変わりが青を脱がせ、緑を着せたのだ――。 このように単なる色の好みや色づかいの美しさを越えて、中世の色は複雑な精神世界を織りなしている。「中世の色は饒舌であり、中世の人びとは意味もなく色をつけることはない」。たとえば黄色には負のイメージがつきまとい、縞柄は道化師や娼婦、気まぐれな運命女神のものである。権威と権力を示す赤、醜い色からやがて「悲しみの色」として大流行する黒……。 ブリューゲルやジョット、ヤン・ファン・エイクの絵画、数々の華麗な装飾写本の挿絵に、アーサー王物語をはじめとする騎士物語、貴族の家計簿や財産目録など多彩な史料から、当時の染色技術も視野にいれつつ、色彩に込められたメッセージを読み解き、色から見えてくる中世世界を描き出すのが本書である。 グリーンゲイブルスのアンはなぜ「赤毛」を嫌ったのか、ルーレットやバカラなどのカジノ台はなぜ緑のフェルトでおおわれているのか、囚人服は縞柄で、スーツにダークカラーが多いのはなぜなのか。現代社会に今なお息づく色彩に秘められた歴史に迫る!(原本:『色で読む中世ヨーロッパ』講談社選書メチエ、二〇〇六年) 【本書の内容】 序 章 色彩文明の中世 第1章 中世の色彩体系 第2章 権威と護符の赤 第3章 王から庶民までの青 第4章 自然感情と緑 第5章 忌み嫌われた黄 第6章 子どもと芸人のミ・パルティと縞 第7章 紋章とミ・パルティの政治性 第8章 色の価値の転換 終 章 中世人の心性 -
「中退女子」の生き方
学校という枠から出ると、自分には何もなかった――。 高校退学、引きこもり生活から、お笑いの世界へ。 コンプレックス、仕事哲学、恋愛・結婚、母との関係… R-1グランプリ、女芸人No.1決定戦THE Wの決勝戦常連として話題の芸人、紺野ぶるまが初めて綴る"人生の軌道修正"エッセイ集。 -
中東複合危機から第三次世界大戦へ
2015年11月に起きた「イスラーム国(IS)」によるパリ大虐殺テロの直後、ローマ法王フランシスコは「これはまとまりを欠く第三次世界大戦の一部」だと表現した。その後も、同月のトルコ軍によるロシア軍機撃墜。2016年1月のイランとサウディアラビアの断交、「IS」による世界各地でのテロなど、危機が続いている。実際にいま、何が起きているのか。そして、これから何が起きるのか――。あまりにも錯綜した状況を、歴史や地政学をひもときながら読み解き、今後訪れる「日本人の想像を絶する危機」を洞察する。激動する世界を知るための必読の書。序章 イランとサウディアラビアとの対決――宗派戦争の恐怖/第1章 ポストモダン型戦争と中東複合危機――国家・内戦・難民/第2章 パリの大虐殺と「新しい東方問題」――戦争と市場の間/第3章 地政学とムハンマドのリアリティ――大文字と小文字のイスラーム/第4章 スンナ派とシーア派――分裂から抗争へ/第5章 慈悲深き宗教者、前向きの政治家――政事と軍事のバランス感覚/第6章 「イスラーム国」とは何か――シリア戦争と難民問題の深淵/第7章 新露土戦争の危険――二つの帝国/第8章 中東核拡散の誘惑――イランとトルコの競合/終章 第三次世界大戦への道――短期決戦か長期持久か/あとがきにかえて――中国と「イスラーム国」 -
中日ドラゴンズが優勝できなくても愛される理由
2年連続の最下位、不可解に見える采配やトレード、「令和の米騒動」――にもかかわらず、視聴率と観客動員は好調。ドラゴンズは優勝できなくても愛されるのか? ドラゴンズが一向に浮上できない問題点はどこにあるのか? 立浪監督をはじめ、多くのOBや関係者、著名人ファンへの取材をもとに、その謎を解き明かす。 -
中日ドラゴンズ復活論 - 竜のエースを背負った男からの提言 -
中日ドラゴンズ一筋15年! 竜のエースを背負った男・吉見一起が中日ドラゴンズ復活のため愛ある緊急提言!! 入団までの経緯、名将・落合博満監督からの学び、受け継がれるエースの系譜、さらには大谷翔平との対戦、根尾昂など期待している若手選手、そしてファンへの感謝など、“令和の黄金時代”に向けたメッセージと改革論を忌憚なく綴る。 「選手とファンの距離がグッと近けば、ドラゴンズはまだまだ強くなる!」 【目次】 第1章 中日ドラゴンズ入団までの道のり 第2章 野球大好き少年がプロ野球を目指すまで 第3章 中日ドラゴンズ“エース”の系譜 第4章 なぜ“落合ドラゴンズ”は黄金時代を築けたのか? 第5章 出でよ、チームを支える令和の若き竜たち 第6章 引退を決意した理由と中日ドラゴンズに贈るメッセージ 竜のエース対談「川上憲伸×吉見一起」も収録! -
中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます
20年以上専業マンガ家だった著者が、セカンドキャリアで40歳過ぎて介護の世界へ! 訪問介護から始まり、障がい児支援、病棟勤務、それに老人介護施設で大奮闘。泣いて笑って共感100%コミックエッセイ! -
チューロウ
地元の商業高校の受験に失敗した古田清貴は、同じように高校受験に失敗しどこにも行けない中学浪人生たちが通う東大道予備校に通うことになった。家が遠い清貴はやむなく寮生活を始めるのだが、そこは鍵さえ付いてないトイレだけが唯一落ち着ける場所という、プライバシーもなにもない収容所のようなところだった -
超一流のすぐやる技術
■担当編集より このページをご覧いただき、ありがとうございます。 本書で紹介しているのは、単にすぐ行動するための方法ではなく、 「超一流のすぐやる技術」です。 超一流は、すぐやる習慣が身についています。 でも、なんでもかんでも「すぐやる」ことを良しとはしません。 やるべきことはすぐやり、やるべきではないことはすぐやらない。 その判断基準は、「成果につながる行動のみ、すぐやる」こと。 ただそれだけです。 なぜなら、ただでさえ一人あたりの仕事量が増えている現代。 どんなこともすべてすぐやっていたら、さらにやるべきことが増えて、仕事中毒になってしまいます。 また、残念ですが、相手と場合によっては他人に軽く扱われてしまうことにもつながります。 超一流は、誰よりも多くの仕事量をこなしますが、 仕事だけではなく、プライベートも楽しんでいます。 また、当然ですが、まわりの人から軽く扱われることもありません。 ですので、あなたがもし、「すぐやる」ことができていないのであれば、 まずは、すぐやるための技術を身につけていただきたい。 そして、そのあとに、すぐやらない技術もぜひ覚えていただきたいのです。 ベストセラーとなった『絶対達成』シリーズが『空気で人を動かす』シリーズでも有名な、 最低でも目標を100%達成させる「絶対達成」コンサルタントである著者は、 年間5000人、累計3万人以上を指導してきました。 本書は、長年多くの人を目標達成を指導する中で生み出された、 著者流の「成果を生み出すための、すぐやる技術」のすべてを紹介した、渾身の1冊です。 ぜひ、お読みいただけましたら幸いです。 ―本書との出会いが、あなたにとって人生を好転させ、 見える景色が変わる機会となれば幸いです! -
超選ばれる人 「あなたしかいない」と言われる人が実行している3ステップ
知ってましたか?大学受験が大変革⇒一流企業の求める人財が変わる⇒「デキる人」の定義はこれから大きく変わる!!新時代の大学受験に対応し、3万以上の学生を合格に導いたカリスマが徹底解説!!「自分だけの強み」の見つけ方ステップ1 自分の強みを発見する ・5年後の目標は 夢7割:現実味3割がちょうどいい ・強みを出したいなら環境整備から ・他人をながめるように自分を見つめるステップ2 小さな強みを自身に育てる ・嫉妬は「私でもできる」に変換 ・鏡の活用で自己肯定感アップ ・作った台本をゼロにするステップ3 自分アピールのヒント ・選ばれる人がやっているプロフィールづくりのコツ ・自分の世界観を知ってまとめよう ・テーマカラー決まってますか? ・選ばれる人の話し方 -
「超」怖い話 怪記
怪談愛―そんな言葉があるものかどうか定かではないが、この風変わりな新人・松村進吉には確実にそれがある。単なる怪談好き、ホラーファンというレヴェルを超えた情愛、言うなれば「恐怖」と心中する覚悟が彼にはある。それでいてこの男、稀に見る怖がりだというから面白い。しかしながら怪を恐れ、畏れる心は存外、怪談ハンターにとって必要なものなのかもしれない。小心こそ、最大の武器。恐怖に対して不感症では、拾えるものも拾えないからだ。今回彼が集めてきた話はなかなかニクイ。体験談とは、体験者を描くことに尽きる。怪を描きつつ怪に遭った人間そのものを炙り出すその筆致は、我々の心に忘れ得ぬ「恐怖」を刻んでくれることだろう―。 -
「超」怖い話 癸
怪は非情にして慈悲深く、時に我々の横を掠め、時に真中を貫いていく。 人から怖ろしいこと奇異なことをひたすらに聞き、書き綴った実話怪談。 あなたが覗き見る「異界」は確かに誰かの「現実」である。 ――「甲」より10年。極みの最終巻! ●房総の“名所”で撮った4人組の写真。全員記憶にない飛行機のポーズをとっていて…「断崖」 ●上棟式で餅を撒く当主の背後に現れた黒い影。ソレが撒く謎の紙縒りは…「建前」 ●亡き祖母の家。片付けたはずの折り紙細工がどこからともなく現れ、増えていく…「懐かしい家」 ●山奥にあると噂の不法投棄のゴミ山を見に行った女子大生二人。そこで見たのは…「ゴミの霊」 ●田舎の廃屋のリノベを始めたところ原因不明の体調不良に。そこに奇妙な隣人が現れて…「重要事項説明」 ●ヘッドホンを外してはいけないルールの仕事部屋。曰くつきのデータ入力作業とは…「闇バイト」 ●落研で怪談噺をやり始めてからおかしくなった兄。家の中に漂う異臭はどこから…「怪談噺」 ●山で怪我をしたタヌキを助けた夫婦に訪れた奇跡…「たぬきのはなし」 ほか生粋の恐怖から恐怖だけではない何かまで、怪に関わった人間そのものを綴る全23話収録! 怪異の体験者の声を聞く。それが起こった現場を検証する。 当事者の心に寄り添い、しかしあくまで冷静に怪異を見つめ、あったることを記す。 2014年の「甲」より10年毎年1冊、とれたての怪異をお届けしてきた十干シリーズも本書で完結となる。 シリーズとはいえ1冊ごとに独立した実話怪談集であるから、どこから読んでも構わない。 本書を偶然手にとった方はぜひ遡って読んでいただけたら幸いである。 -
挑戦者たちに学ぶデジタルマーケティング
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 限られた予算で勝負する!現場に学ぶデジタル活用事例集。 デジタルマーケティングは誰のものか。 ―スモールチームこそが、デジタルマーケティングの恩恵を受けるべき。 (本書「はじめに」より) 本書は、「デジタルシフト」「スマホシフト」と呼ばれる、デジタルテクノロジーが先導する時代変化の本質に着眼し、現在求められているマーケティングの役割をひもときます。また、大企業における新規事業や、中小企業・ベンチャー企業のほか、自治体・NPO・大学など、さまざまな業態でデジタルの力を活用し、優れた成果を上げた32の実例を取材。マーケティングの現場で、スモールチームがどのようにデジタルの力を利用し、「洞察とアイデア」で課題と立ち向かっているのかを紹介します。経営・新規事業・商品開発・販促・宣伝・広報に関わる方必携の1冊です。 -
挑戦のススメ 伝統の手漉き和紙を革新し、世界に発信する堀木エリ子の仕事論
経験ゼロ、専門知識ゼロの高卒OLから手漉き和紙の会社を立ち上げて28年。 バカラのシャンデリア、ヨーヨー・マのNYカーネギーホールでの舞台演出など世界的なブランドや、伊東豊雄、黒川雅之など有名建築家とのコラボレーション、ハノーバー国際博覧会での時速125キロで走る和紙製の車、そして、全長25メートルの巨大タペストリーなど、手漉き和紙を建築素材として「革新」し、新たな「伝統」を未来に繋ぐ、堀木エリ子が、若い人たちに向けて、仕事とは何か? 仕事の目的とは何か? 仕事の悦びとは? どのように成長するのか? どのように課題を解決していくのか? どのように目標をクリアしていくのか? そして、人生の悦びとは何か?――どんな仕事にも共通するプロフェッショナルの仕事の仕方、仕事との関わり方について、心地よいほどの切れ味で語り尽くします。 読むうちに、挑戦する勇気がわいてきます。 -
超絶片思いハイスペック吉田
街を歩けば芸能関係からスカウトされるルックス。最高学府を首席で卒業後大企業に入社し、出世を最も期待されているスーパーエリート。そんな超ハイスペックな男・吉田響の夢はただ1つ。大好きな人のお婿さんになること!? 吉田が恋しているのは、高校の同級生で、売れっ子漫画家の島風セナ。毎日仕事の後は島風の仕事場へ向かい、島風の身の回りの世話から原稿の背景作画、現場監督に至るまで、己の睡眠と体力を削ってまで健気にサポート。誰が見ても吉田の気持ちは明らか! しかし島風は超ド級のド鈍感で、吉田の気持ちに全く気付かない…! 超絶不憫な吉田の想いが、島風に届く日は来るのか!? 『ハツ*ハル』『柚木さんちの四兄弟。』の藤沢志月が贈る、健気で不憫で愛おしい、笑きゅん片思いデイズ! -
超絶変身!! アースカイザー
正義のヒーロー・アースカイザーVS.世界征服を目論む悪の組織や怪人たちが、静岡を主戦場に死闘を繰り広げる!! 注意:アースカイザーは出てきません ※こちらの作品は以前配信しておりました「超絶変身!! アースカイザー」を再編集したものです。重複購入にお気を付けください。 -
「超」創造法 生成AIで知的活動はどう変わる?
生成AIによって、単純な知的作業の効率を著しく高めることが可能になった。そのおかげで人間は、AIにはできない”創造活動”に集中できる。創造とは、アイディアを見つけ、育てること。方法論なしに、いいアイディアを思いつくことは、ない。半世紀にわたってアイディアを生み出す手法を蓄積してきた著者は、生成AIを導入・実験して、真に効果がある使い方を発見。生成AIという優秀な助手を得て、さらにバージョンアップした、最強のアイディア創造法を公開。AI時代に誰が失業し、誰が伸びるか? -
「超・長寿」の秘密――110歳まで生きるには何が必要か
日本では現在、100歳以上の長寿者が6万人以上おり、年々増えているが、110歳以上はわずか146人。そこに存在する大きな壁を乗り越えて、健康かつ幸福に生きるにはどうすればいいのか。国内屈指、四半世紀にわたる長寿者のデータが蓄積された慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターの副センター長である著者は、「超・長寿」実現のカギは遺伝子にあり、「遺伝子が使われる生活」が寿命を延ばすと説く。その具体的方法について、最新の知見を交えながら披露する。 -
超DX仕事術
「2025年の崖」この言葉は、「2025年までにDXに取り組まなければ、企業は存続できない」ということを意味し、経済産業省が使ったことで一躍有名になりました。 新型コロナウイルスの影響によるテレワークの普及で、この言葉は企業だけでなく「個人」においても無視できないようになりました。 「ITは苦手」「昔からのやり方で稼ぐ」そんなことは言っていられない世界になってしまったのです。 今やITツールを駆使した効率化、生産性向上はすべてのビジネスマンが無視できない議題になりました。 そんな時代にこそ、個人に向けたDX活用術=DX仕事術が求められています。 本書は、官民をまたにかけて活躍するITツールオタクでDXコンサルタントの著者が、膨大なITツールの中から「超初歩から個人で使えるものだけ」を徹底的に体系化! メールからRPAまで、あらゆる仕事の自動化を実現し、生産性が爆上がりするTips満載! どこでも働けるテレワーク時代必携の1冊です。 -
「超」東大脳
「日本」という国と「日本人」への、心からのエールの本。人間の脳は、何歳になっても変わることができる。そのためには、今の自分にダメ出しをする必要がある。現状に満足してしまうには、日本も、日本人も、あまりにもったいなさすぎる。象徴的なのは、「東大」という存在。東大なんて関係ない、東大にこだわる必要はないという人もいるだろうが、一方で、日本という国のあり方が、東京大学という学術機関の現状に集約されているのも事実である。こうした現状を打破すること。自分自身の限りある一度だけの人生を、もっと輝かしいものにするために、最初の一歩を踏み出しませんか? -
蝶、虎のまわりの恋愛物語
片思い、誤解、スキンシップ… 4組のカップルたちの4色BLロマンス! 999歳の九尾の狐である楠葉には時間が足りない。 あと1年で1,000歳になると尻尾が10本になり寿命が尽きて土に還るか生まれ変わらなければならない九尾の狐の楠葉。 延命のためには残った命を捧げる人間が必要だが、そんな犠牲は望んではいなかった。 ひょんなことで目の前に霊に苦しめられている大木勲が現れた…。楠葉は勲に古の人物と何故かダブる…。 勲は霊を見ずに済むようにしてもらう換わりに毎晩楠葉に陽気を上げるのだが... <蝶々、虎を噛む>に登場する大木勲x楠葉、湯沢 柊吾x優成、ダイゴxロイド、ケイxM.O.R(モア)の4カップルのビハインドストーリー -
聴導犬のなみだ
耳が聞こえない人のお手伝いをする聴導犬の想い…… あなたは捨てられた犬と人との奇跡を信じますか? -
超難関ダンジョンで10万年修行した結果、世界最強に ~最弱無能の下剋上~(コミック) 分冊版
【この世で一番の無能】・・・13歳でこのギフトを得たカイ・ハイネマンは、ギフトの効果で身体能力が著しく低くなる。周囲からのいじめにより国を去ることになったカイは、旅の途中で「神々の試練」を与えるダンジョンに迷い込んでしまい――? かつて、無能と呼ばれた少年による爽快無双ファンタジー、コミカライズ堂々開幕! -
超能力微生物
くさいが美味い! 小さいがしぶとい! 酵母、細菌、カビの神パワーに発酵仮面が迫る!! 古来から日本人は、麹(酒)、味噌、醤油など、微生物のはたらきを利用した食品を大切にしてきた。発酵によってアミノ酸など「うまみ成分」が増し、保存期間も長くなる。また、健康維持に「腸内細菌」が大きな役割を果たしていることも近年わかってきた。まさに人類は、微生物に支えられて生きてきたのである。 それだけではない。この地球上には人類が考えもつかないような“超能力”をもった微生物が、まだまだ無数に存在していることが明らかになってきた。 たとえば、100℃以上の熱湯中に生きる微生物、超高濃度の塩水(死海)に生息する微生物、硫酸なみの強酸や強力放射能を浴びても死滅しない微生物……。 しかも、人類に天の恵みをもたらしてくれる微生物も続々発見されている。 動物性脂肪を植物性油脂に変換する微生物、天然希少香料を醸す微生物、汚染物質や有毒化学物質を分解してしまう微生物、天然資源(レアメタル)のありかを探し出す微生物……。もちろん、新たな抗生物質、特効薬を作り出すのも微生物だし、食糧難を解決してくれる可能性さえ秘めている。 分子生物学の進歩によって、「ゲノム編集」「遺伝子組み換え」がブームだ。しかし、人為的にDNAを組み換えてわけのわからない生物をつくるより、自然界にまだまだ人知れず存在する“超能力微生物”を見つけ出してきて利用するほうが、はるかにエコロジカルかつ合理的ではないか。 驚愕の「微生物グルメ」のエピソードも満載! 味覚を刺激されつつサイエンスのミステリーにせまる「発酵仮面」の真骨頂ここにあり!
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