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結婚を控えたさくらの前に、兄を名乗る青年が突然現れた。どう見ても一回りは年下の彼は、さくらのことをよく知っている。どこか憎めない空気を持つその“おにいさん”は、結婚相手が実家で営む和菓子屋にも顔を出し、知らず知らずのうち生活に溶け込んでいく。彼は何者で目的は何なのか。何気ない日常の中からある記憶が呼び起こされて――。今を精一杯生きる全ての人に贈るハートフルストーリー。
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Posted by ブクログ
凄く素敵な作品に出会いました。瀬尾まいこワールド全開で私の心に癒しを与えてくれました。 間も無く結婚する主人公の前に現れた、12歳年下なのに自称兄と言い切る名前を名乗らない男。普通なら騙され酷い目に遭わされるのではと思いますが、瀬尾まいこさんならそんなはずはないと思いながら読み進めました。流石の内...続きを読む容でした。毎日自分の思うようになるわけ無いけど、それでも何とかしながら、誰かに助けてもらいながら生きています。支えてくれている人達に感謝することを忘れずに、そして、思い描いたように生きなくたって良い。辛いのなら他の道を進んだって良いんだ。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから、の言葉忘れずに過ごします。
特に特別な事件は起きないけどどんどん読めてしまう話でした。でも、最後では謎だったところが分かりすっきりしました。短いけどとても面白い本でした。
突然現れた「兄」を名乗る年下の男の子。 だんだん生活に溶け込んでいくが、依然として何者かわからないまま。 しかし、何気ない生活から記憶が呼び戻されて。。。 心温まるストーリー。
あ〜やっぱり瀬尾さんの描く家族の話好き。 家族とはいってもちょっと不思議な、 いやかなり変な(?)血の繋がらない兄と妹の話。 いきなり目の前に、"兄“を名乗るひとまわりも年下の青年が現れて、共に過ごしていくことになる。 もうこの入りから引き込まれてしまって 一体"兄"は...続きを読む誰なの?謎解き?ミステリー? とか思いながら読んでいくんだけど、 気づいたら登場人物たちと同じように 謎の"おにいさん"がすんなり溶け込んでいくんだよね…。 歳下で、全く記憶にもない兄だっているのかもしれない。 終盤に向かって正体が分かってくるんですが、 めちゃくちゃ温かい気持ちになります。 瀬尾さんの小説には悪い人が出てこない!!! やっぱり本読むの大好きだな〜〜〜
結婚を目前に控えたさくらの前に、おにいさんと名乗る青年が現れ、さくらの現在、過去を整理していく物語。実際はおにいさんではなく、過去に教員を1年ほどしていた時の恩人(校長)の息子であり、意外にも現在に大きく関わっていく。誰にだって辿ってきた過去を経ての、今の自分があり、折り合いをつけて生きている。自分...続きを読むにとって嫌な過去でも周りの人からみればよくあることなのかもしれない。そしてその時々で関わってきた人々は自分が思い込んでいるイメージのままではないかもしれないことを学んだ。 「思い描いた通りに生きなくたっていい。つらいのなら他の道を選んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから」(教員時代の校長)
いきなり現れる主人公のおにいさんだと名乗る男の子。 この人は一体誰なのだろう、と考えながら読む時間が楽しかった。
36才の主人公さくらが結婚することになった時、突然現れた24才の兄を自称する青年が現れる。名前も知らない青年に混乱するさくらだが、すぐ馴染んでしまう。こちらも違和感を持ちながら読み進めて行く。 不思議な設定だが、さくらと同様に結婚相手の山田さんもすんなり受け入れて行く。さくらと山田さんの関係が、年下...続きを読むの兄によってどんどん近づいて行く。徐々に正体が明らかになるにつれて、さくらの苦い思い出も語られて行く。ついに正体が明らかになる。自称兄も辛い過去をさくらに救われたようで、読み終えて暖かい気持ちにさせられる。
人の優しさに心が温まるストーリーでした。 どんな大人もしんどい記憶のない人はいない。それを話せる人、聞いてくれる人がいることは幸せなことだと思う。
瀬尾まいこさんの作品、2冊目。 大きな出来事はなく淡々と過ごしていく物語なのに気づいたら世界観に引き込まれている感覚。 そして最後、さくらの過去に触れて、一気にそれまで謎だった部分がクリアになっていって、気持ちよく読破できた。 「私も、自分で思い描いた未来を歩くために、もがいていた。自分で決めた...続きを読むはずなのに、その道を歩くのが困難だった。でも、描いていた道を降りてから、見つけたものはたくさんある。(p.177)」 無意識のうちに自分が引いたレールに乗ることに必死になってしまうことがあるけれど、そのレールっていつ降り立っていいし、降りてから開ける未来はあるんだよなぁと考えさせられた。 苦しい時にそのことを言葉で伝えてくれた校長先生のような存在に、自分もいつかなれたら、と思った。
表紙の色味がきれいで気になって読んだ 出だしからお兄さんが気になりすぎてどんどん読めた、序盤の方がわくわく読めた
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