タメになる作品一覧

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  • #拡散希望 その炎上、濡れ衣です
    4.2
    第9回『ネット小説大賞』の受賞作。濡れ衣のネット炎上&逆転を描いたサスペンス! ウェディングプランナーとして充実した日々を送っていた藍原ひかる。ある日、トラブルだらけの披露宴に出くわし、騒ぎの収拾に手を貸した。――その後日。「#A原、死んで詫びろ」「#A原を許さない」ハンドメイド作家としてSNSで知名度のあった新婦の投稿から、瞬く間に式当日のずさんな対応が拡散され、なぜかその責任者として藍原の名前が挙がっていたのだ。悲劇のヒロインとして注目を浴びたい新婦、広がる炎上に愉悦感を覚えて火種を投下し続ける新婦友人、ゲーム感覚で藍原の個人情報を特定していくネット民。絶体絶命の窮地で、藍原が出会った弁護士・九印葉桜は彼女に“前代未聞の訴訟”を提案し……。怒濤の逆転劇が幕を開ける!
  • 11文字の檻 青崎有吾短編集成
    3.7
    『体育館の殺人』の衝撃のデビューから10年。“平成のエラリー・クイーン”と称された青崎有吾は、短編の書き手としても高い評価を獲得し、作品の幅を広げ続けている。JR福知山線脱線事故を題材にした人間ドラマ「加速してゆく」、全面ガラス張りの屋敷で起きた不可能殺人の顚末「噤ヶ森の硝子屋敷」、観測不能な最強の姉妹を追う女たちの旅路「恋澤姉妹」、奇妙な刑務所に囚われた男たちの知力を尽くした挑戦を描く力作書き下ろし「11文字の檻」に、人気コミックのトリビュート作やショートショートまで、10年の昇華である全8編を収録。/【目次】まえがき/加速してゆく/噤ヶ森の硝子屋敷/前髪は空を向いている/your name/飽くまで/クレープまでは終わらせない/恋澤姉妹/11文字の檻/著者による各話解説
  • 官僚が学んだ究極の組織内サバイバル術
    3.8
    大人の事情うずまく霞が関で官僚として奮闘してきた著者が、組織内での立ち居振る舞いに悩むビジネスパーソンに向けておくる最強の仕事術。上司、部下、やっかいな取引先に苦しむすべての人へ。人を動かし、自分の目的を実現するための方法論とは。
  • 若者が3年で辞めない会社の法則
    3.8
    入社3年以内で3人に1人が会社に三行半を突きつける「いまどきの若者」。彼らは身勝手で根気のない“シュガー社員”なのか? 給料を上げれば万事うまくいくのか? 否! 離職者が相次ぐ会社のパターンを調べてみると、最大の問題は「いまどきの上司」にあった。優秀な若者ほど、あなたのダメっぷりを観察し値踏みしているのだ。大化けするかもしれない逸材を見抜き、やる気を高め、絶対に辞めたくないと思わせる職場をいかにつくるか。「ウチの上司はなっちょらん!」とあきれられないためのリテンション戦略を伝授。 ●若者が逃げる会社のパターン 入ってみたら「毎日が残業デー」/仕切っているのは「レンタル社員」/制度はそろっているのに「機能不全」/みんなそろって「見ザル聞かザル」/仲間で足を引っ張り合う「PK合戦」/パーテーションのなかは「孤独地獄」/法令順守を唱える陰で「法令違反」/高給幹部を若年層が支える「年金方式」etc.
  • Tarzan特別編集 TRAIL RUNNING GUIDE トレランの教科書
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 新しい人生をはじめませんか? 朝ランは気持ちいいですよ、ジム通いもいいでしょう、 おなかを凹ますことも大事です、 でも、毎日毎日1年365日、それって飽きませんか。 週末は日常から離れましょう。別人になりましょう、 街から離れましょう、 まったく異なるフィットネスをやりましょう。 走ることが好きで、アウトドアが好きなら、 大丈夫、あなたはトレイルランナーになれます。 子供のころわんぱくだったら、おてんばだったら、 ますます大丈夫、あなたはトレイルラニングに夢中になります。 『ターザン』がトレイルラニングの連載を始めて17年。 たくさんのコース、ストーリー、レポートを紹介してきました、 日本にトレイルラニングを伝え広めてきました。 その長きに渡る連載ページをぎゅぎゅっと厳選凝縮、 初心者でも(ほらあなただ)、達人でも(そうあなただ)、 たくさん楽しめるように、たくさん役立つように 編集しなおしました。 たとえば ●はじめの1歩、里山で楽しむトレラン ●選び抜かれた23のターザントレイルズ ●ほんとうの王者は誰だ? ●疲労はごほうびだ
  • ルネッサンスの悪女 王妃カトリーヌ・ド・メディチ
    5.0
    歴史上、美貌や権力を駆使して悪逆非道の限りをつくしたり、愛欲と悪徳によって身を滅ぼした女性は「悪女」と呼ばれる。カトリーヌ・ド・メディチは、決して美貌の持ち主ではなかったが、魔術愛好家、毒薬の常習者であり「ルネッサンスの悪女」としてあだ名される。しかしそれは彼女の真の姿だろうか? 本書は、フィレンツェのメディチ家からフランス王家に嫁ぎ、激動のルネッサンス期に君臨した王妃の数奇な生涯を緻密な筆致で描いたノンフィクション。著者の女性ならではの視点で、稀代の悪女の知られざる素顔をあぶりだす。両親と死別し、修道院で幽閉生活を送った薄幸の少女時代。18歳も年上の愛人がいるアンリ2世とのうわべの結婚生活。血と陰謀にまみれた戦いの日々とサン・バルテルミー大虐殺、そして孤独な最期……権力の頂点を極めた王妃カトリーヌが、知略と欲望の果てに手にしたものとは? 愛に飢え、陰謀に満ちた波瀾の人生を解き明かす傑作評伝!
  • 流通戦略の新発想
    3.3
    IT技術の導入、外資系企業の参入、顧客ニーズの多様化、大手小売業の破綻……大再編が進む流通業界。成功し続ける企業は何が違うのか。本書では、デベロッパー、大型総合スーパー、専門店チェーン、百貨店から外食産業、伝統産業、問屋まで、日本の流通業を盛り上げる10の企業の経営者を取材。「効率化の徹底」と「付加価値の形成」を実現する各企業の戦略を鋭く分析する。 【目次】1.森ビルの戦略 2.イトーヨーカ堂の消費心理学 3.イオンが挑戦する「グローバル10」 4.「しまむら」の物流管理システムは日本一 5.伊勢丹のブランド価値を高める方法 6.丸井は若者を飽きさせない 7.地域の食卓をまかなうヤオコー 8.吉野家のワンブランド展開 9.地方の大企業、赤福 10.情報機能で“新しい問屋”となった菱食 変化対応型の産業である流通業の動きをみれば、日本経済の大きな流れがわかる! 最先端の現場が示す、日本経済・未来の図式。
  • 中国は社会主義で幸せになったのか
    4.0
    1巻789円 (税込)
    万人に幸せをもたらす真に豊かで平等な理想社会……中国共産党が歩んだ社会主義革命への道は、目標とは似ても似つかぬ大悲劇を招いてしまった。文化大革命は民衆に夥しい犠牲者を生んだ。改革開放が進んだのちも官僚の汚職が蔓延し、農民への搾取が横行する悲惨な現況。伝統的抑圧からの解放をめざしたはずの共産党は、むしろ伝統の申し子だったのではないか。中華人民共和国は「社会主義の衣を着た封建王朝」――本書が引導を渡す。変わりたくても変われない、逃れようのない〈悲劇〉への哀悼歌。 [本書のポイント]中国共産党は打倒封建の目標を達成できたのか?/抗日の主役はほんとうに毛沢東なのか?/文化大革命の真意とは?/社会主義は中国で有効に機能しているのか?/清末から孫文の興した国民党にいたるまで、最初から改革開放をめざしていたのではないか?/だとすれば共産党体制ではなくてもよかったのではないか?/中国人は幸福になれるのか?
  • イノベーション思考法
    3.3
    なぜ日本にはGoogleが誕生しなかったのか。なぜ日本にはルイ・ヴィトンを超えるブランドがないのか。なぜ日本では中高年男性の自殺が異様に多いのか。それは「出る杭」思考がないからだ。頭の使い方が因循的な「おじさんカルチャー」を脱しきれず、新しい価値を創造しようと思わないのである。それでは、グローバル化がリアルになる時代を生き抜くことはできない。いまこそ、画期的なアイデアや技術で社会を変えるイノベーションが必要とされている。イノベーションはよく「技術革新」だと誤解されがちだが、そうではない。新しいアイデアや技術が広まり、新しい価値の体系をつくり、結果として社会全体を変えることを指す。では、日本でイノベーションを実現させるためには何が必要なのか。横並び、視野狭窄、頭の使い方が下手な「おじさんカルチャー」を脱する思考法とは。米国で医学部教授として活躍し、内閣特別顧問も歴任した著者が大胆に語る。
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2
    3.3
    新型コロナで世界は大変容した。経済格差は拡大し社会の分断は深まり、暮らしや文化のありようも大きく転換した。これから日本人はどのように生き、どのような未来を描けばよいのか。多分野で活躍する賢人たちの思考と言葉で導く論考集。
  • 〈ポストモダン〉とは何だったのか 1983-2007
    3.5
    1983年、当時20代であった浅田彰の『構造と力』がベストセラーになり、フランス現代思想を源流にもつポストモダン思想が日本でもてはやされた。しかし、ニューアカデミズムと呼ばれたそれらの思想は、相対主義の烙印を押され、まもなく世間一般から忘れられてしまう。ニューアカは一時の流行にすぎなかったのか? じつは、現在の成熟した日本社会の見取図を描ける唯一の思想として、まったく古びていないのではないか? 浅田彰、柄谷行人、東浩紀、福田和也……日本における思想潮流を現在の視点から再検討する。 [主な内容]◎1983年の思想 ◎終焉をめぐって ◎フランス現代史のおさらい ◎ファーストインパクトとしての浅田彰 ◎柄谷行人とシトたち ◎セカンドインパクトとしての東浩紀 ◎社会学と心理学の隆盛 ◎ラカンはわからん? ◎ナショナリスト福田和也 ◎スキゾ対動物 ◎幻滅を超えて
  • 自壊する官邸 「一強」の落とし穴
    3.0
    7年8カ月に及ぶ安倍政権から菅政権に継承された。長期政権のポイントは人事権をフル活用した官僚統治だった。霞が関ににらみをきかせ、能力本位とはいえない官僚登用やコロナ対策の迷走はいまだ続く。官邸の内側で何が起きているのか。現役官僚の肉声で明かす。
  • アメリカ・イラン開戦前夜
    4.0
    1巻789円 (税込)
    イランによる核開発は国際社会の大きな問題となっている。アメリカや国連安保理は経済制裁を科し、イランは深刻な影響を被りつつある。外国からの資本がはいってこないうえに、漁夫の利を得た中国からのマネーがインフレを起こして国民生活を圧迫。石油はでるものの精製施設が整っていないため、ガソリンやジェット燃料の輸入がなくなれば、交通インフラは麻痺することになる。それでも強硬な態度を続けるのはなぜなのか? イスラム革命以来、イランが掲げる反米・反イスラエルのイデオロギー。体制を支える革命防衛隊と、台頭する改革派。アメリカ政治を動かすユダヤ系ロビーとネオコン。いつ戦争が起きてもおかしくないほどに対立を深めるアメリカ・イラン両国の動きを、第一人者が分析する。日本がイラン政策でアメリカと共同歩調をとれば、エネルギー安全保障上重要な中東諸国で築いた信頼を失う。そのとき、いかなる外交政策をとるべきか。
  • 最新データでわかる日本人・韓国人・中国人
    3.0
    経済や文化など、近年ますます交流が盛んになり、いまや切っても切れない関係性の3国。一方で、同じアジア人で見た目は似ているのに、中味は全然違うのが日・韓・中の国民性だ。本書は、そんなお隣同士の3国の最新データをもとに、衣食住、お金、恋愛、エンタメなどあらゆるジャンルを徹底比較した1冊。「新型コロナウィルス、3国の対応はどれが正解?」「世界平均を下回る日韓の出生率」「3億人の愛煙家をかかえる中国!」「中国人女性は家政婦のおかげで長く働ける!?」「中国の貨物輸送量は日本の100倍!」「ソウルの1LDK賃料は港区の半分!?」「韓国は男子の進学率がまさかの100%超!」など、知っているとビジネスや話のネタに役立つ、驚きの教養が満載! これ1冊で、日・韓・中の最新事情をアップデート!
  • ananの嘘
    3.8
    女の本音、最前線! 1970年創刊から50年。 女の欲望、好奇心の最前線に立ち、 人気雑誌となっていった「anan」の歴史をひもとき、 誌面に映し出されてきた女性たちの本音や 価値観の変遷を鋭く分析した本書。 女性たちの生き方、出版界の舞台裏をよく知る 著者ならではの辛口かつユーモラスな視点が冴える 話題満載のananクロニクル&エッセイ。 「ananの嘘」とは……。  江原啓之さんとのスペシャル対談収録
  • ラクしてゴールへ! 理系的アタマの使い方
    5.0
    あなたは、苦労して資料集めはしたけれど1行目がなかなか書きだせない、といった経験をしたことがないだろうか? 本書はそうした仕事上のさまざまな悩みを解決してくれる特効薬だ。本書全体を貫くキーワードは「アウトプット優先主義」。これは、最終生産物から逆算して途中にあるすべてのプロセスを決定するという考え方であり、ラクして最短でアイデアを形にするという理系的な方法論である。では、どのようにすればラクしてゴールへ辿りつくことができるのか。それを実現する具体的な手法として、「一望法」「バッファー法」「隙間法」など16個のスキルを3部構成の中で紹介している(「第1部 コロナ時代のアタマの準備術」「第2部 クリエイティブは断捨離から」「第3部 いよいよ書き出す!」)。さらに本書では、アナログとデジタルとのバランスの取り方も詳述している。京大人気No.1教授が伝授する、快適・爽快な知的生産術。文系の人、必見!
  • 60代から心と体がラクになる生き方 老いの不安を消し去るヒント
    3.7
    高齢になるとやっかいな「老いへの不安」と「むなしい」という感情。これさえ遠ざければ日々の喜び、意欲、体調までが本来の状態に。不安や「むなしく」ならないコツはムリに「探さない」こと。何を? 「やりたいこと」「居場所」「お金」を……高齢者医療の第一人者による、ラクして元気になるヒント。
  • 新型格差社会
    3.2
    格差は現象? いいえ、人災です――。格差是正の実践こそが、人生100年時代の世界共通語となる。コロナで可視化された〈家族〉〈教育〉〈仕事〉〈地域〉〈消費〉の五大格差を徹底省察し、令和日本のあるべき姿を緊急提言。
  • 脳と即興性 不確実性をいかに楽しむか
    3.5
    脳科学者と世界的ジャズ・ピアニストによる知的で過激なフリートーク・セッション。即興力はいかに磨かれうるのか? 独創性を育むためには何が大切なのか? 山下氏の演奏スタイルはいかにして確立されたのか? 「譜面どおりに弾かない」ことは、厳しい現代社会を生き延びるための知恵に通じ、前向きに考えることで、脳は最大限の力を発揮する。いくつもの事件、多彩な人物を話題として繰り広げられる筋書きのない即興対談。一貫して主張されるメッセージが、私たちの生き方そのものに大きな示唆を与えてくれる。第一章 「いかにして山下洋輔は生まれたのか」、第二章 「即興力の磨き方」、第三章 「独創性の育て方」、第四章 「音楽は生命力の源泉である」、第五章 「人生の本質とは何か」、第六章 「勇気をもって生きる――即興の知とは何か」
  • なぜデパ地下には人が集まるのか
    4.0
    「おいしい!」「楽しい!」「新しい!」「使える!」「上質!」――そこに行けば、「何か」がある。常に人でにぎわうデパートの食品フロア=「デパ地下」。老舗の伝統に最新の流行、昔ながらの定番もあれば、各デパートが知恵をしぼり工夫をこらした「ここでしか買えないもの」もある。絶えずリニューアルが繰り返され、トレンドを発信し続けるデパ地下は、人々の生活に密着しながらファッション化・カジュアル化してきた。時代のニーズに合わせて進化を続け、訪れた人をわくわくさせる売り場、その人気の秘密はどこにあるのか? 消費者の視点から見た「活用法」も織り交ぜながら、デパ地下の魅力に迫る。 ●序章 時代とデパ地下、私とデパ地下 ●第I部 なぜ今、デパ地下なのか/1 「デパ地下」は日本発/2 デパ地下の「今」 ●第II部 “まち・みせ・ひと”から読み解くデパ地下/1 ちょっとした「手みやげ」を探す/2 こだわりと高級感を表現するギフト/3 日常で贅沢気分を味わうスイーツ/4 国内外の有名ブランドが揃うパン/5 夕ご飯を見繕うお惣菜と生鮮食品/6 手軽で豊富なお弁当/7 お招きの一品とお酒 ●終章 進化するデパ地下
  • パンデミック以後 米中激突と日本の最終選択
    3.7
    新型コロナは国家の衝突と教育階層の分断を決定的なものにした。社会格差と宗教対立も深刻で、トランプ退場後もグローバルな地殻変動は続く。中国の覇権も勢いづく。日本はこの危機とどう向き合えばよいか。世界と人類の大転換を現代最高の知性が読み解く。
  • 日本を創った12人
    4.3
    日本の独自性とはいったい何なのか。勤勉性なのか。それとも仏教が広まっても神道は信仰の対象であり続けた、宗教に対する柔軟性なのか。明治維新、外国文化を受け入れた許容力なのか……。もし、これらが日本の独自性であるとすれば、それは、いつ、誰によって、どのようにして創り出されたものなのか。本書は、聖徳太子をはじめ、織田信長、石田梅岩から近現代史まで、日本史上に今なお強い影響力を残す12人の「人物」をとおして、日本の歴史を見直し、日本の独自性について考えた歴史・社会評論である。大きな変革期を迎え、日本はどの方向に向かって舵を取ればよいのか、その決断がリーダーと国民に求められている。そうしたなか、日本の独自性を認識し、それをいかにして活かしていくかは、避けてとおれない問題である。本書は、その問題に答えを出す一つの有効なヒントとなるだろう。同書名でPHP新書として刊行された前編・後編を、文庫化に際し合本したものの電子書籍版。
  • なんとなく、日本人 世界に通用する強さの秘密
    4.4
    グローバル化が進行する二十一世紀。もはや私たちは「なんとなく、日本人」であるという“ぬるま湯”に安住しているだけでは、激しい企業間競争、社内競争を生き残れない。しかし、アングロサクソン的な改革が、ほんとうに日本の風土に適しているのか? 本書は、国際ビジネスマンの経験をもち、西洋的思考法を熟知した著者による新しい日本人論。「日本人は論理的でない」「日本人は保守的である」「日本人は常識的でチャレンジをしない」「日本人はリーダーに不向きである」――日本的思考メカニズムを論理的に探究することで、こうした日本人の負のイメージを検証、打破し、この国がもつ潜在力の源泉を明らかにする。B級グルメやラーメンにおけるこだわりや探究心は、浮世絵の芸術性、高品質に通じるものがあるし、幕末に作られた驚嘆すべき万年時計はたんなる模倣を超えて、まさに「コピーがオリジナル以上になる」ことを示しているのである。
  • 国際ニュースの読み方 コロナ危機後の「未来」がわかる!
    4.0
    「グローバリズム」が新型コロナ禍を招いた! 国際情勢はけっして複雑怪奇ではない― 激動の時代を生きための、社会人の新教養 今、世界で起きているのか? これから何が起ころうとしているのか?  それを知るためには、私たちの先人(せんじん)が過去どのように生きてきたのか―を学ぶ必要があります。 つまり、「歴史を学ぶ」ということですが、正確には「歴史に学ぶ」と言ったほうが適切でしょう。<中略> 国際情勢は複雑怪奇ではありません。 いま、世界の表に出ていることには必ず裏があり、その裏の真実は、歴史に隠された事実を見直していくことでわかってきます。 歴史をしっかり知ることこそが、国際感覚を磨くこと―。 それが、激動の時代を生き抜くための武器になるということを覚えておいてください。 ビジネスにとっても国際感覚が必須であることは言うに及びません。 数字や統計はそれなりに重要ですが、この世界の隠された構造を理解しておかないと、判断を間違い、大損をする危険がつねにあるのです。(「まえがき」より) 新型コロナウイルス禍、中国の台頭、米露の接近、国際社会を裏で操る「ディープ・ステート」(影の政府)…… 100年に一度の大変革期を迎えた今、本当に学ぶべき「社会人の新教養」とは? 「国際ニュース」を読む力を高め、「未来」を予測する力を身につけよう! ●「国際化の時代」の裏にあるもの ●「ディープ・ステート」と戦う大統領 ● 中国経済の没落の始まり ● プーチン登場で生じた新冷戦 ● 明治維新は「革命」できなく「復古」 ●「ロシア革命」を応援したアメリカの金融資本家 ● 共産主義と社会主義の本質はグローバリズム  ●「第二次世界大戦」の真相……etc.  新時代の「仕事」や「生き方」に役立つ授業をまとめた本!
  • 「ホンネ」を引き出す質問力
    4.2
    本当のホンネを見つけるのは難しい。同じ質問をされても、質問する相手や問われる状況、時と場合によって感じ方が違い、答えが変わる。自分でも何がホンネかわからないほど。だから、他人にホンネを訊いても、なかなか本当のところがわからない。けれども、互いのホンネがわからないことには、組織や集団はうまく機能しない。相互理解が進まず、課題の共有もできない。「訊けない上司」と「いえない部下」がチームづくりを阻害するのは、どの会社でもあることだ。「言いたいことがあるなら言いなさい」と言われても、部下はホンネを言えないもの。言ったら上司に怒られる、ということさえある。酒の席でも、言いたいことを言うのは上司ばかり。それでは上司と部下の相互理解にはほど遠い。本書では、ファシリテーションの第一人者が、互いの理解を深め、人と人との絆を強くするための、ホンネを引き出すテクニックを、具体的かつ実践的に解説する。
  • AI兵器と未来社会 キラーロボットの正体
    4.0
    AIが人を殺せる日が、すぐそこまで来ている。人間の判断を必要とせずに攻撃できる自律型致死兵器「キラーロボット」の現状を紹介し、知能と進化の水脈をたどり、科学技術のあるべき姿を探る。SF映画が現実となる近未来社会に警鐘を鳴らす、必読の書!
  • 虚数はなぜ人を惑わせるのか?
    3.4
    虚数(i ,imaginary number)とは、2乗すると-1になる奇妙な数。しかしこの数は、コンピューター社会で重要な役割を果たし、ホーキングによれば、宇宙は虚数の時間からはじまったとされるほど、重要な概念なのだ。SFさながらのエキサイティングな虚数の世界。
  • バカになれ 50歳から人生に勢いを取り戻す
    4.1
    50歳を過ぎたら「無我夢中の時間」を1分でも多く持つことだ。それが後半生を支える本物の「教養」になる。東西の古典から漱石の「自己本位」、たけしの狂気、イチローのルーティンまで、じつは「バカ」だった偉人の言葉や生き方を渉猟。人生に勢いを取り戻すヒント。
  • やってはいけない不動産投資
    3.9
    「この業界は腐りきってます」。同業者の証言から不正の実態まで、ウソに塗り固められた不動産投資の世界を徹底的にルポ。「家賃保証」「自己資金ゼロ」「高利回り」すべてウソだらけの手口から身を守る方策まで、現場を知悉する報道記者が詳細に伝授。
  • 結婚不要社会
    3.7
    「愛と経済の単位」である近代的結婚はかくも矛盾に満ちている! 若年世代の格差化、保守化、世間体──欧米とは違うかたちで結婚不要社会になりつつある日本社会を徹底的に分析し、あるべき未来のかたちを提示するホンネの社会学。
  • 病院のやめどき 「医療の自己決定」で快適人生
    4.0
    「快適に生きる権利」を無視する病院に、あなたはいつまで通い続けるのか? 処方される薬は「日本人のためのエビデンスが疑わしい」という事実を知っているのか? 大事なのは「医療の自己決定」。悪い医者の見つけ方など、タブーをすべて明かす!
  • 中国ビジネス とんでも事件簿 商文化の違いに迫る
    3.0
    上海の地価高騰を利用して、不倫相手の日本人上司にマンションを購入させ、彼のエリート人生をめちゃくちゃにした上海人女性の手口。「台湾」の表記の仕方を誤って営業停止を食らうも、妙案によりブランドイメージを好転させた日本のラーメンチェーン。政府高官が出席する会談で、卓上にバナナが山盛りになっているといった仰天エピソード……。日本企業の「駆け込み寺」と呼ばれる弁護士の豊富な経験談から、日本人と中国人の商文化、法文化の違いが見えてくる。とくに契約文化の違いは興味深い。中国人は契約履行の途中でも、諸事情の変化に伴い、いつでも契約条項について修正や追加を施すことができると考えている。また、日本の契約書のように「誠意をもって対応する」などといった文言は登場しない。本書には、このような契約観の違いを踏まえた契約締結の際の注意点、さらには弁護士の選び方などの実践的アドバイスも満載である。轍を踏む前にご一読を!

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  • 西郷隆盛 人を魅きつける力
    4.0
    2018年大河ドラマの主人公、西郷隆盛。激動の時代こそ、この男に学べ――。西郷は、とても不思議な人物である。戦前と戦後で、歴史上の人物への評価が大きく変わるなか、西郷だけは一貫して慕われ続けている。不滅と言っていい。なぜ、西郷は日本人の心をとらえてやまないのか。その生涯と実像を追っていくと、西郷の知られざる魅力だけではなく、現代人が学ぶべきものが次々と見えてくる。いかに自分を成長させ、いかに時代を見通し、そしていかに決断するか。その生涯には、激動の時代を生き抜くための知恵と、リーダーとしての要諦が詰まっているのである。先の見えない今、そして明治維新から150年を迎える今こそ、読みたい一冊。『[新装版]西郷隆盛の人生訓』を改題。 (目次より)●いま、なぜ西郷か? ●西郷の自己啓発 ●天才的人脈づくり ●いかに山を動かすか ●リーダー西郷の人望 ●危機管理の哲学 ●人生の真理・西郷語録 ●巨大なリーダーに学ぶこと ●現代におけるリーダーの人望とは

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  • 最終解答 日本近現代史 幕末から平成までの歴史論争を一刀両断
    3.0
    日本の近現代史ほど、左右のイデオロギーで意見が分かれる時代はない――。それゆえに21世紀を生きる私たちも、「日本は良い国? ダメな国?」という“根本的な問い”に自信を持って答えられずにいる。こういう時にこそ、現代に直結する正しい歴史の流れを理解することが何より重要なのだ。本書は、古今東西の歴史に通じる著者が、保守でも自虐でもない「中道リベラル」の史観から、幕末動乱や明治の近代化、太平洋戦争、戦後レジームなど、評価が真っ二つに割れがちな歴史論争に“最終解答”を示す。「幕府はペリー艦隊と戦えなかったのか?」「朝鮮半島は日本の“植民地”だったのか?」「真珠湾攻撃の犯人はルーズベルトか?」「憲法第9条が戦後の平和をもたらしたのか?」「日米同盟と中国の時代をこう理解すべき」など、“賛否両論”“議論百出”の50のテーマに大胆な決着! 誇らしい未来に続く“日本の指針”がここにある。

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  • 「51歳の左遷」からすべては始まった 大逆転のリーダーシップ論
    3.6
    プロサッカー「Jリーグ」を誕生させ、日本をワールドカップの常連国にまで成長させた功労者・川淵三郎キャプテン。その類まれなリーダーシップは、なぜ発揮できたのか? 一度はサッカー界から身を引くつもりだった人生に、何が起きたのか? その転機は、意外にもサラリーマン時代の左遷人事にあった。五十歳をすぎて味わった挫折。それから二十年、人生後半に賭けた新たな夢とは──。本書は、かつて「独裁者」と呼ばれ革命を起こした男が、サラリーマン時代の失敗談から、家族との交流までを包み隠さず明かした体験的リーダー論である。その内容は「人事異動の伝え方」「引き際の判断」「リスクマネジメント」「飲み会はしない」「嫌われ役でいい」など、著者自身、古河電工で三十年も働いてきた体験をもとに綴られている。指導者の流儀とは、組織に生きるとは、そして、人間力を磨くためには……。苦境に立たされるビジネスマン諸氏に、熱く語った応援メッセージ。

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  • バカ親、バカ教師にもほどがある 子ども化する大人たち
    3.8
    わが子かわいさのあまり無理難題をつきつける「モンスターペアレント」。“いじめなんてない”と逆ギレする「モンスターティーチャー」。自分の気持ちだけを優先する大人たちの増殖が問題となっている。「先生がうちの子を起こして!」「キモイから担任を替えて!」「教師の私にたてつく気か!」……親と学校の壁はますます高くなるばかり。面倒な対話がなくても生きられる現代社会、このバラバラ状態は変わらないのか? 民間出身の公立中学校長として奮闘した著者に、真に子どものためになる子育て・教育改革の道を聞く。

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  • 貯金兄弟
    3.6
    今までにない、マネー戦略SFノベル! 幼い頃に母を亡くし、義父の虐待を受けて育った兄・宗一郎と弟の翔太。ある日、義父が謎の火災事故で重傷を負い、二人は孤児院に預けられてしまう。やがて、宗一郎は大学を出て大手広告代理店に就職。これまでの貧乏生活の反動で派手にお金を使い、銀座を飲み歩く毎日。一方、翔太は「大卒よりも高卒のほうが生涯年収は高い」という自負のもと、高校を卒業後、すぐに消防士になった。銀行や生命保険選び、家の購入など、徹底的に節約し、ひたすらお金を貯めることに全身全霊を注ぐ日々。次第に兄は、収入の低い弟がお金をどんどん貯めることに、嫉妬心を持ち始める。そして、身の回りで起きる事件を検証するうちに、兄は弟に対して、ある疑念を持ち始めた。『翔太は、火を自在に操れるのではないか――』両極端の2人にみるお金との賢いつきあい方とは? 感動のクライマックスから目が離せない!

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  • トヨタの上司は現場で何を伝えているのか
    3.7
    トヨタ生産方式にはマニュアルがない。人を型どおりに動かすのではなく、人の知恵を引き出すのがトヨタ流なのだ。そのため現場から生まれた独特の言葉が数多く伝えられている。その多くは、たとえば大野耐一氏が、なんとか現場の理解と納得を得よう、知恵を引き出そうと工夫を重ねる中から生まれた「生きた言葉」である。「抜くなら一周抜け」「言われた通りにやるな」「なぜを五回繰り返せ」「言いわけする頭で実行することを考えよ」――こうした一言が、いかに人を育て、仕事を変え、企業を改革してきたのか、具体的なエピソードをまじえて懇切に説く。知識として覚えるだけではいけない。実践してこそ、本当の意味がわかるし、仕事の競争力を高めてくれる。グループ各社の現場で実際に使われ、仕事に活かされている名言・至言を、この一冊で網羅。

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  • 本番に強い人、弱い人
    3.5
    ふだんはいかんなく実力を発揮するのに本番に弱い。逆に、いつもだらしないのに<ここ一番>で結果を残す――この違いはいったいなんなのか? どんなに準備万端でも、かえって考えすぎて失敗するのが人の常。力を抜いてこそ最高の力が出し切れる。努力が実を結ぶには平常心が肝要だ。「なぜ気合を入れた企画はボツになりやすいのか」「なぜ素直なクレーム対応が顧客を怒らせるのか」「なぜ熟慮したはずの転職で後悔する羽目になるのか」。大事な場面で飛び出す「なぜ?」の数々から、ビジネス難問の賢い解き方を伝授する。

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  • 新版・敬天愛人 ゼロからの挑戦
    4.0
    京セラ創業から第二電電(DDI)設立、そして、いま大きな話題となっている日本航空(JAL)再建に到るまでの、苦労と努力のビジネス・ストーリー。名経営者・稲盛和夫氏のビジネスマン人生を、数多のエピソードを交えて綴った、臨場感あふれる「実践的マネジメント書」である。動機善なりや、私心なかりしかなど、プロフェッショナルの行動の仕方、考え方のヒントが豊富に織り込まれている、「成功のバイブル」ともいうべき渾身の力作。

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  • 特攻
    4.0
    最後の証言と機密資料を掘り起こし、特攻の真相を追う。戦闘員の死を予め前提にした戦術は、いかなる経緯で立案されたのか。神風特攻、回天、桜花、震洋という人間兵器の誕生から結末までと、そこにかかわった人間たちの悲痛なドラマを、丹念な取材でたどる。ついに突きとめえた"真実"のドキュメント。
  • 蒲生氏郷 信長の愛弟子とよばれた名将
    3.7
    天才・織田信長をして、その俊敏にして剛胆な器量に舌を巻かせ、ひそかに「我が後継者」とまで思い定めさせた麒麟児・蒲生氏郷。江州日野六万石の小領主の伜から身を興し、信長と秀吉というふたりの天下人に仕え、遂には会津若松城主として92万石の大名に成長しながら、天下への野望は早世によって潰えた。数々の戦功とともに、人心掌握の術にも長けた名将の、波瀾に満ちた40年の生涯を活写する長編歴史小説。

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  • 頭がよくなるユダヤ人ジョーク集
    3.5
    ユダヤ人はユーモアがもたらす効用を熟知している。彼らは交渉の最中にジョークを盛んに活用する。その笑いは人間味とペーソスが溢れ、知的で機知に富んでいる。ときには、商魂たくましい自民族についてこんなジョークを披露する。あるユダヤ人親子の会話。(モスコビッチは、遠く離れた父親の誕生日に立派な裏つきのコートを贈ったところ、早速、父から電話がかかってきた。父「素敵なものを贈ってくれてありがとう。親孝行だね」。息子「お父さん、気に入った?」。父「とても気に入ったよ。それはそうと、高かっただろう?」。息子「いや、卸で買ったから安かった。九〇ドルだったよ」。一週間後、父親から一通の手紙が届いて、こう書いてあった。「息子よ。あのコートを六着送ってくれ。もらったコートを三五〇ドルで売ったからね」……)。本書は、国際ビジネスの現場で独自に集めたユーモア・ストーリーの数々を紹介。転んでもタダでは起きないユダヤ人の賢さが伝わってくる!

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  • 公務員、辞めたらどうする?
    3.4
    公共部門縮小が必至の時代。転職したいと思っている公務員も決して少なくないはず。最近のお役所勤めは、昔ほど楽ではないし、世間の目はますます厳しくなった。公務員制度改革によるリストラもささやかれている。もはや、「役人天国」の時代は終わったのだ。ならば民間会社で、あるいは起業することで、自分のやりたい仕事に挑戦してみてはどうか?そのための転職支援サイト「役人廃業.com」を主宰する著者は、旧文科省のキャリア組出身。現在は人材スカウト業に従事し、自らの「役人廃業」体験をもとに、多くの転職知識や事例を紹介する。さらに、公務員問題の焦点ともいえる「天下り」「留学後早期退職」についても言及。「天下り」をなくす対策として、公務員が独力で転身先を探せる環境づくりが必要であると説く。全国四〇〇万人の公務員に問いかける、キャリアチェンジのすすめ。

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  • 自慢がうまい人ほど成功する
    3.0
    日本では謙虚が美徳とされ、自慢する人を嫌う。だが、自慢は本当に悪いことだろうか。むしろ、自慢するタイプの人ほど成功しているのでは?大切なのは、好感を与える自己PRのテクニックだ。そこで本書では、まず、巷にあふれる下手な自慢の実例を示し、なぜ嫌われるのか、どう改めるのかを具体的に指導。「繰り返し自慢」「学歴自慢」「家族自慢」「悪口交じり」など、聞かされているほうは、もうウンザリ!?でも、ちょっとした気配りをすれば印象はガラリと変わるはず。たとえば、「学歴自慢」をしたければ、「学歴ではなく母校愛を示す」。「モテ自慢」をしたければ、「年齢の離れた異性からの人気を自慢する」。さらに、「繰り返し自慢」や「長々と自慢」する癖のある人のために、「同じ自慢は三回まで」や「自慢の制限時間は三分まで」という教訓を与えてくれる。謙虚だけでは生きてゆけない時代だからこそ身につけたい「自己アピールの技術」。
  • 困った上司、はた迷惑な部下 組織にはびこるパーソナリティ障害
    3.5
    大物ぶって敬遠される自己愛性上司。「俺に任せとけ」と調子のいいことを言い、その場限りに終わる演技性上司。上司の言うことなら何でも聞いてしまう依存性部下。権限もないのに仕切りたがるサディスト部下……。あなたが身を置く組織にも、思わず眉をひそめたくなる「トンデモ人間」がいるだろう。本書は、パーソナリティ別に、上司と部下の生態を明らかにし、それぞれの対処法を伝授する。さらに、各人が秘めている長所を引き出す人材活用術を提案。ストレス知らずの人間関係を築くための処方箋。

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  • 飛行機の操縦 機長はコクピットで何を考えているのか
    3.3
    20世紀の傑作旅客機ジャンボジェットの機長が飛行機の操縦方法を解説する。空港に到着してから飛行機に搭乗し、目的地に到着するまで、パイロットは何を考え、どう行動しているのか? 一番大切なことは、失敗しないこと、事故を起こさないこと、乗客や乗員の命を守ること。求められる能力は、操縦技術は2割にすぎず、残りの8割はシステムのマネジメントだ。そのために培われた様々なノウハウは他のビジネスの現場にも役に立つ。本書では離陸、巡航、着陸のそれぞれを操縦、管制、気象の各側面から系統的に詳述する。一般の人には縁遠いパイロットの世界を、身近なものに感じることができる一冊。

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  • 感じる力 瞑想で人は変われる
    4.0
    うつ病と自殺者が増加するストレス社会。我々はストレスとどう付き合えばよいのか。マクロビオティックといった健康食品、ジョギングやジムでのエクササイズ、ハリウッドから火が点いたヨーガがいまブームだという。これらの流行は、偶然ではない。生きることに疲れた現代人が「自由に生きること」「自然回帰」を求めた結果なのだ。この流れの行き着く先は瞑想である。「身体」をコントロールすることで「心」を静める瞑想。これこそが、脳を酷使することを重視し、「感じること」を軽視してきた現代人への処方箋となる。本書は、「脳科学」「思考と言語」「感覚と感性」「農耕民と狩猟採集民」といった様々な観点から瞑想を分析した実践の書である。

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  • やっぱり、人はわかりあえない
    3.8
    こんなにわがままで深い対話があっただろうか!?“ならず者”の哲学者と“ふつう”を尊ぶ思想家。二十年にわたり論壇で異彩を放つ同世代の二人が、五年前に邂逅。「人間づきあい」「ものを書く理由」「善悪」「愛」「幸福」「未来と死」「哲学と人生」の7テーマで、殴り合いの往復書簡が始まった。そこで浮き彫りになった感受性と信念の明瞭な違い。「小浜さんの本を読むと、そのまともさにイライラします」「中島さんはワルぶってるけど、まともな常識人でしょ?」――どんなに言葉を尽くしても、人はわかりあえないものなのだ。そんな絶望的な存在だからこそ見えてくるものがある。

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  • 理解する技術 情報の本質が分かる
    3.9
    携帯電話などの分厚い取扱説明書は、どうやって読めばいいか? 大量の資料から要点だけをすばやくつかみ、まとめるには? 一夜漬けで試験に臨んで高得点を取るには? インターネットの情報から、確かなものだけを収集するには? 本や雑誌から自分が必要とする情報をいかにして得るか?情報の洪水の中で生き抜くには、効率よく本質を理解する技術が不可欠だ。「誰かに教えることを前提に情報収集」「仮説を立てて検証」「ニュースソースを確認し、曖昧な表現にだまされない」「ルールを発見し、記憶量を減らす」「頭の中で図表化して保存」などをマスターすれば、必要な情報だけを吸収でき、人前でも分かりやすく説明できる。日常生活・ビジネスで役立つ文章読解術・対話術から、資格・試験で成功するためのノウハウまで、今すぐ使えるテクニックを伝授! 「分かりやすい表現」などで好評を博した著者が贈る「要領のいい人」になるための知的情報術。

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  • 右であれ左であれ、わが祖国日本
    3.8
    改憲か護憲か、親米か反米か、愛国心は是か非か──。左右イデオロギーの対立軸だけで国家を論じるのは思考停止だ。著者は、日本の過去五百年の歴史をふまえ、二つの独創的な視点で国家を論じようとしている。一つは、日本という国のとりうるかたちは、三つのモデルに集約されるという視点。つまり、信長型の「国際日本」、秀吉型の「大日本」、家康型の「小日本」という三つのモデルで考える国家論を披瀝する。さらに二つ目の視点は、日本は常に、三つの主勢力(中国・ロシア・西洋)との距離のとり方によって国運が左右された、という指摘。そして、この「三つのモデル」と「三つの主勢力」という枠組みから、憲法第九条、集団的自衛権、核武装論、六カ国協議、への対応策を導き出す。著者の専門は文化人類学であるだけに、イデオロギーにとらわれない地政学的発想が新鮮である。まさに、「右翼」も「左翼」も語らなかった独創的な国家論といえる。

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  • <脱>宗教のすすめ
    3.0
    宗教にトラブルがつきものなのはなぜか? 法律で取り締まる必要はあるか?数多い宗教書のなかで、宗教にまったく関係のない人間が書いた著書は少ない。本書は、経済学者である著者が、消費者という視点から聖書やコーランを読み解いた異色の宗教論。徹底した市場主義の立場から、「宗教はサービス産業であり、かつ現代では衰退産業である」と捉え、現在の問題を見事に言い当て、そのあり方と対策を辛辣かつユーモラスに問う。「宗教の需要はどこからくるか?」「どんな宗教が生き残るか?」「なぜ死後の世界を説くのか」「信じるものはだまされる」「人間は神をつくる動物である」「脳は迷信的に思考する」など、世界史における宗教の犯罪歴から、新興宗教のカラクリまで、赤裸々に宗教の姿を描き出す。<反>ではなく<脱>宗教、つまり宗教を「卒業」するために、真実の宗教を学ぶための一冊。各章をまとめたQ&Aや、「宗教に関するテスト」などユニークな試みも魅力。

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  • 幸運と不運の法則 成功をつかむための「運命学」
    3.8
    どんなに努力してもうまくいかない――「それは運がなかったからだ!」。理屈では説明できない「運」のメカニズムを解き明かし、「お金」や「名声」をラクにつかみとる。運命学の理論・五行哲理にしたがえば、成功への近道がすぐそこに。「離婚を罪悪とは考えない」「カラダに悪いことをする」「時代の流れを無視する」など、常識にとらわれず、人間心理を鋭く突いた回答を出す。小さな「幸せ」を選ぶもよし、大きな「幸運」をねらうもよし。怪しいと一笑に付す前に、試すかどうかはあなた次第。

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  • 反「道徳」教育論 「キレイゴト」が子供と教師をダメにする!
    4.1
    電車の中で化粧する女。外見ばかり気にする男。批判的な眼差しを向ける大人に対し若者達は言う。「何が悪いの? 別に人に迷惑かけてないじゃん!」。この殺し文句に対する反論を、現在の道徳教育は持ち得ない。「価値の多様性を認めましょう」といった、美辞麗句を並べたてるばかりだ。そうではなく、子供達には「法律のレベル」「道徳のレベル」を超える第三の規範である、「己の美学」を持つことを教えるべきなのだ。本書はほんとうに身につく道徳教育論を展開し、キレイゴト教育からの脱却を強く訴える。さらに「立ち会い出産からは女性の美学が失われている」「夫婦別姓の5つの肯定意見に反論する」「死刑廃止論には決定的な矛盾が存在する」「夫婦別姓推進者は子供の苦悩を理解しているのか」など、現代の倫理学上の諸問題にも一石を投じる意欲作である。

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  • プロ弁護士の思考術
    3.9
    「考えるとは曖昧な事実を掘り下げて具体的な対応策をつくりだすことである」「考えるとはあらゆる角度から多数の解決策を発想することである」「物の見方は権威や伝統というフィルターに遮られている」「優秀な者ほど自分の意見が正しいと思いがちである」「予想外の事態に備えるためには二重三重の手を打つことである」「物事には予兆がある。だから氷山の一角から全体像が読める」――。キャリア豊富な国際派弁護士が現場で鍛え上げた「物の考え方」を、七つのコンセプトに集約して説き明かす。本書ではとくに、「法的思考」(リーガル・マインド)の類ではなく、ビジネスや私生活に直結する「考え方の基本」を取り扱う。法律解釈だけの弁護士は非力である。経験に裏打ちされた思考だけが実生活の役に立つ。だから同じ弁護士でもベテランと若手とでは、考える力に将棋のアマとプロほどの差が出てくるのだ。

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  • 格差と貧困のないデンマーク 世界一幸福な国の人づくり
    4.1
    「一億総中流」と呼ばれた時代は、遠い昔――。世界的な「経済大国」のはずの日本がいまや、格差社会、貧困率の上昇、高い自殺率、少子高齢化、消費税の増税など、若者が将来に不安を感じる問題で溢れている。一体、解決策はどこにあるのか?ここで海外に目を向ければ、実はそのヒントが「国民の幸福度ランキング」世界第1位を獲得した北欧の「福祉先進国」デンマークにあった!本書では、「みな中流のデンマーク」「子供は国の資源」「職業別専門学校で実力を磨く」「すべての子供が入園できる」「高卒は国家試験を受かったエリート」「大学生は自立しているのが当たり前」「理想の核家族社会」など、高福祉を支えるデンマーク教育と社会システムの特徴的な事例を紹介。14歳で真剣に自分の職業と進路を考えるなど、単なる学歴ではなく、子供たちに実社会で生きる技術と誇り、そして「強者が弱者を助ける」という気持ちを身につけさせる国民教育を問う。

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  • 世界一幸福な国デンマークの暮らし方
    3.7
    『マッチ売りの少女』にあるような厳寒、貧困の国であったデンマークは、戦後の社会福祉国家としての制度改革によって、いまや「国民の幸福度ランキング」で世界第一位の生活大国となった。世界でいちばん幸せな生き方とはどういうものなのか? デンマークにあって日本にないものとは何か? デンマーク人の心に二百年間宿りつづけたアンデルセン童話を手がかりに、自由、自律、責任、貧困、政治、教育、社会、福祉などの問題について再考する。

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  • 「生きる力」としての仏教
    3.8
    仏教とは、人が亡くなるたびにお布施を集め、墓地や駐車場を経営する宗教のことではない。世間の常識に縛られる凡夫を解放し、生きる喜びを与えてくれる宗教なのだ。今こそ、仏教の原点に立ち戻るべきでは──。本書では、元禅僧にして比較宗教学者と、“癒し”の文化人類学者が、日本仏教の再生について熱く討論。「<悟り>と<狂い>は紙一重」(町田)、「仏教は人生をリセットする教え」(上田)、「陰徳を積むという価値観を見直そう」(町田)、「“痴”と“智”の絡まりあいに救いがある」(上田)など、宗教の本質を見抜いた独自の見解をぶつけ合う。さらに、オウム事件から十年が過ぎ、日本社会と仏教のあり方を考える。それは単なる教義としてではなく、実践する仏教のあり方である。そのために、お寺を中心としたボランティアの取り組みや、家庭に仏壇を取り戻す方法なども提案。果たして日本仏教に未来はあるのか。現代人の魂に火をつける刺激的対論である。

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  • 凡人が一流になるルール
    3.4
    「一流を目指して一歩一歩道を踏み固めている者にとっては、自分をしっかり凡人としてとらえることは、歩むエネルギーになる。凡人として出発することで、学ぶ素直さが生まれる」……(本文より)「30歳からの偉人伝」というコンセプトで、現代の産業社会の基礎をつくった偉人6人の「仕事のルール」を学ぶ。大実業家の生きざまに感動しながら素直に身につける成功鉄則が、あなたを一回り大きくするだろう。

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  • 使える!『徒然草』
    3.9
    『徒然草』を教科書では、「無常観に基づいて人生観を綴った随筆」と教える。しかし、それだけでは読みが浅い。現代人のコミュニケーションやビジネスにも使えるヒントが満載されているのだ。たとえば、「初心の人、二つの矢を持つ事なかれ」(初心者が二本の矢を持ってはいけない)という第九十二段では、「集中力を高める」秘訣を教える。また、「偽りても賢を学ばんを、賢といふべし」(たとえ本心でなくても賢人に学ぶ人が賢人である)という第八十五段では、真似ることで技が磨かれるという。『徒然草』は上達論として読める古典なのだ。その他にも、「自分の得意技を持て」「眼力をつける」「知ったかぶりをしない」「嫌な気分を整理する方法」など、先人の智恵から多くのインスピレーションが得られる。「古典はムリヤリにでも自分にひきつけて“使う”というくらいの気持ちで迫るのがちょうどいい」と著者は語る。教科書では教えない「平成徒然草」の読み方を紹介する。

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  • 東京はなぜ世界一の都市なのか 新TOKYO名所案内
    3.3
    今まで日本人が気づかなかった東京の魅力を、外国人観光客はよく知っている。ミシュランが絶賛する世界一の美食の都であり、最新ファッションの発信地・原宿のある都市。世界中のモノが豊富な品揃えで店頭に並び、偽物でないブランド品、最高品質の「メイド・イン・ジャパン」が確実に買える都市。東京に来る外国人たちは何を見て、食べて、買っているのか? 欧米人旅行者と中国人、韓国人旅行者の違いは? 2003年の観光立国宣言以来、観光都市としても急速に世界から注目されている東京の多様な魅力を一挙に紹介。21世紀の世界都市ただいま人気上昇中はラーメン!帝国ホテル宿泊客が行くレストランは?東アジア地域に絶大的なミシュラン効果世界一の高品質「メイド・イン・ジャパン」を買う中国人富裕層の買い物ぶりアート指向でクリエイティブな「アニメおたく」渋谷スクランブル交差点東京の夜景 etc.

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  • アメリカ人の政治
    4.0
    アメリカの弁護士の好きな言葉に、Our Town,Our Court,Our Lawyer(われわれの町、われわれの法廷、われわれの法曹)というのがある。さらに、その次に、Our Justice(われわれの正義)とつなぐこともある。日本人にしてみれば、なんと傲岸な、と思うかもしれないが、その昔、移民たちがアメリカにやってきて自分たちで町をつくり、ルールをつくり、保安官を雇い、治安を守ったのだという自負がそうさせるのである。その考えは当然、政治に反映される――。共和党と民主党、この二大政党は国民の対立する主張の受け皿であり、アメリカ人が譲ることができない正義、つまり自由と民主主義(その原理である平等)に対する考え方の違いを表している。中絶と銃規制が、なぜ大統領選挙において大きな争点となるのか? なぜならアメリカ人にとって、自分たちが生きていくうえでの信条にかかわる重大問題だからなのである。本書を読まずしてアメリカ政治を語ることなかれ。

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  • 若さに贈る
    4.0
    みずからの人生を切りひらこうという熱意を生涯もち続けた松下幸之助。自作の座右の銘「青春とは心の若さである」から始まる本書は、これから世に出る若者はもちろん、“若者ならではの心のもちよう”を忘れかけている世代にも、多くの気づきを与えてくれる。

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  • 「責任」はだれにあるのか
    3.5
    最近わが国では、企業の社会的責任、政治家の責任、事故を起こした者の責任など、責任を追及する声がひときわ高まっている。だが、いったい「責任」という概念はいかなる根拠に基づいて建てられているのか。正しい責任のとり方とは。人は責任をどこまで負えるのか。JR脱線事故やイラク人質の「自己責任」論争、戦後世代の「戦争責任」など公共的な問題から、男女、親子における個別の責任問題までを人間論的に考察。被害者─加害者というこじれた感情をどう克服するか。さらに、哲学は責任をどう捉えていたのかについても論考する。丸山真男の「無責任体系」、ヤスパースの「罪」の概念、カントの『道徳形而上学原論』における定義、等々。著者は、法や倫理では割り切れない「責任」の不条理性を自覚しながら、共同社会が共有する「人倫感覚」がどのようなものかを推し量ることが大切であると説く。「求められる責任」と「感じる責任」を真摯に追及した書である。

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  • オッサンになる人、ならない人
    3.6
    自分はまだ若い。そう思っていたのに、無意識のうちに独り言が多くなっている。他人をじっと見てしまっている。それはオッサン化の兆候だ。「ああなりたくはない」と思っていたオッサンに、自分がなろうとしているのである。が、絶望することはない。年齢を重ねてオッサンになることは、人生で1度きりの貴重な経験なのだ。「オッサンくささ」の原因がわかれば、対処法・治療法も見えてくる。そのために、オッサンを哲学的・心理学的に分析しておくことが肝要だ。人気を博した哲学系深夜番組『お厚いのがお好き?』(フジテレビ)の哲学監修も務めた人気予備校講師(オッサン歴約20年)が、古今東西の哲学者・思想家の説を引きながら、オッサン化の傾向と対策を考える。

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  • 動物に「うつ」はあるのか 「心の病」がなくなる日
    3.8
    元気も食欲もなく近寄ってこない/来客があるたびに激しく吠える/家のなかで尿による匂いづけをする/自分のしっぽを追いかけまわすこれは「病気」? たんなる「悩み」? 臨床と基礎の両分野をこなす数少ない研究者として、国内外において双極性障害の研究を牽引している著者が、「うつ」について脳と心の両面から考えた意欲作。動物にも精神疾患はあるのか?――この疑問は、そもそも「心の病」とは何か、私たち人類はどうすればこれを克服できるのかという社会問題そのものである。毎年三万人が自殺で亡くなり、休職者の激増が取り沙汰されながら、じつは根本的な原因も確実な診断法や治療法もわかっていない精神科医療の実情。ただ話を聞いて「とりあえず抗うつ薬」では、真の問題解決にはならない。ひょっとしてうちのイヌ、うつ病!? 何も語らない動物を通して、「悩み」と「病気」の線引きの難しさ、心と脳をつなぐ研究の最新動向を読み解く。

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  • 大人のための精神分析入門
    3.8
    「お子様大人」が増えている。社会規範や相手の気持ちを無視して、自分の快不快や衝動で行動し、周囲を困らせる人々だ。しかし、振り返ってみれば、あなたも私も「お子様大人」なのでは? 大人として立派な行動をいつもとるのは難しい。誰でも感情的になって、ストレスに満ちた人間関係に巻き込まれ、それをどうしても繰り返してしまう。精神分析は、大人の心に子供や乳児がいることを発見した。それだけに、大人であることの難しさを知っている。なぜ、立派な大人であることは難しいのか。人間社会に密接に関係している「なぜ罪悪感はあるのか」「なぜヒトのセックスは特別なのか」「なぜ人は心の病にかかるのか」という、フロイトを悩ませた3つの問いから大人であることの難しさを考え、精神分析が何を考えているのかを解説する。生理学や生物学、進化論、社会学、文化人類学の知見を取り入れ、進化と歴史の文脈に適応させた、精神分析の入門書。

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  • 「古文」で身につく、ほんものの日本語
    4.0
    1巻789円 (税込)
    「見れる」「食べれる」の“ラ抜き言葉”は何がおかしい? 「よろしかったでしょうか?」は、“た”が過去形だから変? 卒業式で歌う『仰げば尊し』の「今こそわかれめ~♪」の意味は、“分かれ目”ではない?――私たちが普段、何気なく使っている言葉や、日本人なら誰でも知っている曲の歌詞だが、実はこうした疑問点や勘違いは「古文」を知ることで説明できるのだ。本書は、駿台予備学校のカリスマ古文講師が、授業での学生の素朴な疑問やコミュニケーションなどを通じて、古文における言葉の成り立ちやその歴史などに立ち返り、現代語との密接な関係を解説していく。その“講義”内容は、「あなたの日本語は何年生レベル?」「古文が分かれば『落語』だってもっと面白い!」「日本語『た』の秘密」「センター試験を国語で斬る!」「英語教育、その前に!」など、バラエティ豊かなものばかり。古文を学べば、あなたの使う言葉はもっとキラリと輝く!

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  • おとなの温泉旅行術 本物の見分け方・入り方
    4.0
    デフレ経済、リストラ、ボーダレス社会……現代人の言い知れぬ不安は、温泉でこそ癒される。そのキーワードは「純和風」と「本物志向」。日本人が大切に培ってきた温泉文化の恵みをありのままに享受するには、あらかじめ正確な情報収集を怠らず、旅先では五感を非日常モードへと切り替える心構えが必要なのだ。若い女性に芽生えた静かな混浴ブームの真相から、自分だけの「温泉別荘」の見つけ方まで、本物の温泉選び・宿選びを通じてやすらぎの「ふるさと」を体感する、温泉教授の賢い休暇術。[内容紹介]「温泉」と「日本語」の共通項――アイデンティティーの確認 九州の共同浴場と東北の湯治場に見る温泉の原点 道後温泉と別府温泉は地下でつながっている? バスタブとトイレが同居することを許せるか 本物を見極めるための温泉基礎知識 外湯で温泉地のよさがわかる 湯治場がこれからの人気スポット 雑誌情報は疑ってかかれ!

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  • プロ法律家のクレーマー対応術
    4.0
    「悪質クレーマー」と呼ばれる人々が激増している。苦情・クレームに名を借りて、企業や行政に対し、執拗に不当な要求や嫌がらせを繰り返す。人格・精神面に問題を抱え、合理的な説得も通じない。そうした「悪質クレーマー」に対しては、「顧客」とはっきり区別し、「法的対応」をとることが唯一の有効な解決策となる。本書では、クレーマーに遭遇したとき、その見分け方、弁護士との連携、従業員の保護など、具体的な対策を詳説する。著者はクレーマー対応の鉄則を以下のように述べる。(1)まずお詫びから。(2)事実の確認を先行させる。(3)感情的な対応は厳禁。(4)堂々巡りになったときが最初のポイント。(5)文書による最終回答・交渉窓口を弁護士に移管する通知を送る。(6)加害行為には素早い仮処分と刑事告訴で対応。(7)悪質クレーム事例を記録して対応の指針とする。以上、七つの鉄則である。いざというとき慌てないために、すべての役所、企業、学校関係者、必読の書。

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  • 腹7分目は病気にならない 長生き遺伝子のスイッチの入れ方
    4.0
    健康で長生きする方法というと、いままでは夢のようなことだと思われていました。しかし、長生き遺伝子の発見によって、それが現実のものになろうとしています。長生き遺伝子のスイッチを入れる方法がいろいろ見つかってきたからです。そのひとつが、カロリー制限で、腹7分目、あるいは腹8分目にして残り一割を運動で減らすやり方です。他にも、食事のとり方や軽い運動を生活の中に取り入れることや、ストレス発散の工夫によって、長生き遺伝子のスイッチは入れられるのです。長生き遺伝子の発見は、定年後の生き方を大きく変えるものです。人生90年を考えた人生設計を考えるべきです。高齢とか老化は「暗い」というこれまでのイメージを払拭し、健康で長生きを目指した、積極的な視点で50歳から、60歳からの生き方に取り組みましょう。そのためにやるべきことを、やさしく説いていく。

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  • 真面目なのに生きるのが辛い人
    4.0
    真面目に生きているのに、どうしていつもイライラしているのか。エリートでお金もあるのに、なぜ人間関係がうまくいかないのか。外界への興味と関心と愛情などで人間は成長していく。ところが、自分の無意識を意識化できない人はいつまでも先に進めない。また、「苦しい」と叫ぶ人は、「私にもっと関心をもってくれ」と心で悲鳴を上げている。苦しみには二種類あると著者はいう。病気や失業などの「現実の苦しみ」と、うつ病や神経症などの「心理的苦しみ」である。本書は後者の苦しみを扱っているが、とくに自己蔑視や自己憎悪など、無意識の領域にある敵意や憎しみについて考察している。「表現されないままに慢性化した敵意」を意識すること、ありのままの自分を認めること、すごいことをしている自分を誉めること。ほんの少しの気づきで苦しみから解放されるかもしれない。人生に疲れた人、生きるのが辛い人に読んでもらいたい一冊。

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  • 食べ物を変えれば脳が変わる
    3.7
    脳と心を最適な状態にするために、今すぐ始められる食習慣とは何か。例えば青魚を食べること、コーヒーを控え目にすることだ。サンマ、サバなどからDHAを摂取すれば、頭の回転が速くなる。水分を除けば、脳の四分の一はDHAなのだ。妊娠期、授乳期の女性には特に重要である。さらにDHAは、うつの改善やアルツハイマー病予防にも効果があるのだからすごい。一方コーヒー依存になると、「アデノシン受容体」が増えてカフェインへの耐性が強まり、少量のカフェインでは興奮できなくなる。するとさらに大量のコーヒーを飲むことになり、やがて脳や副腎が疲弊してゆく。その他本書では、集中力や記憶力を高める食べ物や、脳をダメにする物質(鉛や水銀など)とその解毒法など、薬学者が脳と心にいい食事、悪い食事について、治験による裏付けを明記しつつ平易に解説する。読んで本当によかったと思える一冊。
  • 渋沢栄一 巨人の名語録 日本経済を創った90の言葉
    3.0
    経営の神様といわれるP・F・ドラッカーは、渋沢栄一をこう称賛した。「渋沢は思想家としても行動家としても一流である」と。渋沢栄一は生涯に、みずほ銀行、東京ガス、王子製紙など約500社の企業の設立・経営などに関わった。さらには一橋大学、聖路加国際病院、日本赤十字社など約600の教育機関・社会公共事業の支援に尽力した。そのような偉業をなぜ成し遂げることが出来たのか? それは渋沢栄一の遺した「信念を貫いた言葉」に表れている。本書は、渋沢栄一が人生・仕事について語った名言を厳選し、1冊にまとめた。先行きが見通せない時代のビジネスパーソンの羅針盤。

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  • イスラームの常識がわかる小事典
    3.7
    世界人口の約五人に一人がイスラーム教徒でありながら、日本人はイスラームやムスリムを正しく理解していない。「右手にクルアーン(コーラン)、左手に剣」という好戦的で危険な思想という見方は間違いである。歴史をふりかえれば、むしろ他宗教より排他的ではなく、理性や平和を重んじる教義なのだ。では現在、緊迫するイラク情勢、パレスティナ問題をどう見たらよいのか。本書は、日本人イスラーム教徒である著者が、ムハンマド誕生から教義の真髄、発展史、中東情勢の読み方までを解説。「なぜ日本には信徒が少ないのか」「『クルアーン』はどのように成立したのか」「イスラム五行とは」「一夫多妻制は本当か」など基本知識がない人にもわかりやすく説明する。さらに、多くの誤解や偏見をときほぐす。「ジハード」とは本来、「聖戦」ではなく「努力すること」という意味。イスラームはキリスト教を土台に生まれた等々。日本人ムスリムがアッラーの教えを説く。

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  • 最強の英語上達法
    4.0
    「英語は若いころでないと身につかない」「マスターするには留学が不可欠」。まことしやかに流れる英語の迷信。あなたはそれを真に受け、上達を諦めてしまってはいないだろうか。「独学」でも英語力は鍛えられる。本書が指南する独自のパラグラフ・トレーニングや効果的で長続きするコツは、あなたの自己実現を徹底サポート。読み書きから発音、リスニングまで全分野をカバーする。心理学者ならではの、記憶と英語運用のメカニズムに裏打ちされた学習理論は見事。これまでの常識を覆し、あなたの心の奥底に眠る「ほんとうの英語力」習得への意欲を導く、忙しい大人のための英語勉強法。(本書がめざす、ほんとうの英語力)●英語で知らない知識を獲得できる。●知らない単語のスペルを推測できる。●何かをしながら会話ができる。●相手の口唇を読むだけで内容が理解できる。●カラオケで洋楽をリズムよく歌える。●心通わすコミュニケーションができる。

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  • 退化する若者たち 歯が予言する日本人の崩壊
    3.0
    1巻789円 (税込)
    若いくせに元気がなく、動きが鈍く、疲れやすい。精神的に虚弱で、学校や仕事が続かない。若年層を襲う身心の不調や学力低下の原因は何か。歯科医である著者は、彼らの顎、歯列の異変に注目。下顎のエラは細く、顔は縦長で左右に歪んでいる。歯列は瓢箪型にくびれ、咬み合わせが悪い。これはまさに、生物学的退化ではないのか!? 長年の臨床経験から、咬合治療で不登校や神経症が改善される事例を紹介。さらに、モンゴルへの現地調査をおこない、遊牧民と現代日本人の顎や歯列の違いについて検証する。彼らの顔形や咬合力をみれば、なぜモンゴル相撲が強いのかも頷ける。日本人の退化傾向について実証しながら、時折、著者なりの仮説も交えている。例えば、最近、地べたにしゃがみこむ若者や小顔の女性が増えたのは、退化の象徴ではないのか!? そして、退化をもたらした戦後の文化的荒廃を憂い「いのちの保守主義」を唱える。崩れゆく日本人に緊急提言の書である。

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  • 新しい株式投資論 「合理的へそ曲がり」のすすめ
    3.8
    最近の実証研究によれば、プロのファンドマネジャーによる運用実績の平均は、株式市場の平均より劣るという。知識も情報も豊富なプロが、素人に勝てない株式投資とは何なのか? 「株は情報の勝負ではない」「頭脳の勝負ではない」「金持ちが勝つゲームではない」「努力しても上達しない」――必要なのはセンスだけなのだ。先駆的なファイナンス研究によって完全に書き替えられた新しい株式市場像を紹介。“株式市場で勝つ”という視点から、株式投資という“ゲーム”の仕組みと戦略を徹底的に考える。株式投資の新しい常識!……◎株式投資はギャンブルである ◎プロとアマの差はほとんどない ◎高齢者も不利ではない ◎経営者評価なんて無理! ◎知識と情報の勝負ではない ◎頭脳の勝負ではない ◎金持ちが勝つゲームではない ◎売買のタイミングが勝負ではない ◎努力よりもセンスが大切である ◎株式投資は不美人投票

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  • とっさのひと言で心に刺さるコメント術
    3.6
    答えは用意するな! 会議、商談、飲み会、ネット……。どんな質問もむちゃぶりも怖くない。ヒット作『相手に9割しゃべらせる質問術』のアンサー本が登場。ここまで出てるんだけど、言葉にならない。そんなじれったさを、みごとな表現力でズバッと代弁されたとき、「そう、それ!」と心に刺さるもの。「あの人はいつもいいこと言うなあ」――周囲から一目置かれるコメントは、むしろ用意不要。ちょっとした工夫と心がけで十分に身につけられる。ポイントは感想力、即レス、たとえる、逆質問……。会議で意見を求められた。飲み会でむちゃぶりされた。失礼な質問に困惑した。世の中に憤りを覚えた……プロデューサーの視点で、さまざまなシチュエーションに対応した発想と技術を伝授。【内容例】見たり聞いたりしたらアウトプットする/〇・一秒でとにかく口に出す/相手との距離感を踏まえて言葉を選ぶ/社会問題を「ご近所トラブル」で説明するetc.

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  • 1分で大切なことを伝える技術
    3.6
    内容の薄い、長~い話を我慢しながら聞いた経験は誰にでもあるだろう。それは日本人が「簡潔にまとめて話す」というトレーニングを行っていないからだ。本書は一分で過不足なく、しかも相手の心に残るように伝える方法を伝授する。聞き手との間に川が流れているとイメージする「川のフォーマット」方式は、すべてのコミュニケーションの基本になる。さらに、以下のような場面で使える技術を伝授する。【プレゼン】一文であらわすコンセプト、そしてデメリットの明示を忘れるな【謝る】間違いの分岐点のみを抽出して説明せよ【教える】覚えやすい、一語のフレーズを用意せよ【質問する】相手の話の途中に質問をメモせよ【相談する】相手と90度になるように座れ【指示する】レシピのような「段取りシート」をつくれ【初対面】テレビを話題にすると無難【叱る】二時間叱っても無意味。「注意メモ」をつくれ

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  • 地球科学入門I 次に来る自然災害 地震・噴火・異常気象
    3.0
    1~2巻789~799円 (税込)
    東日本大震災はいまだ終わっていない。むしろ「巨大災害の世紀」が幕を開けたのだ。太平洋沖で起きるM8クラスの「余震」、首都圏直撃の恐れもある「直下型地震」、富士山も含めた「活火山の噴火」、300年に1度の三連動地震による「西日本大震災」――地球科学の観点から、これら4つはいつ起こっても不思議ではない。「天災は忘れたころにやってくる」は珠玉の名言。しかし現実には、次の大地震は忘れる前にやってきてしまう。「自分だけは大丈夫」に根拠はない。自分の身は自分で守るしかない時代に、これだけは知らないと危うい自然災害の基礎知識と最新情報を京大人気教授がわかりやすく解説。地震と津波、火山噴火はもとより、エルニーニョ現象やゲリラ豪雨など、「異常気象」と呼ばれる現象のメカニズムと個人がとるべき対策も網羅した。安全を約束された場所は、この国にはない。「知識は力なり」。私たちができることは何かを知っておこう。

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  • 医者になる人に知っておいてほしいこと
    4.2
    1巻789円 (税込)
    医学部をめざす受験生が増えているという。毎年11万人以上の志願者が難関の医学部をめざしている。医師の収入は他の職業に比べて高く、社会的なステータスもある。本人はもちろん、親も医者という職業には魅力を感じているのだろう。そのため、医学部の偏差値は、国立大学はもとより私立大学でも軒並み高い。では、医者という職業はほんとうに魅力的なのだろうか。収入面や勤務実態はどうなっているのか。本書は、日本でも三指に入るといわれる心臓血管外科の現役医師が、本音で医者の仕事と医療のこれからを論じている。また、「学校名より実力重視に変わってきた」「どの大学でも教えてもらえることは同じ」「全国どこでも行くつもりなら、合格しやすくなる」など、先輩医師として、医者をめざす若い人たちにアドバイスする。本書を読んでから、改めて考えてみてはどうだろう。著者は「あなたはそれでも医者になりたいですか」と問い続けている。

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  • 日本古代史を科学する
    3.8
    1巻789円 (税込)
    古代史の秘密がいま解き明かされる。この本は、日本古代史の常識とタブーに挑んだ、ある自然科学者の知的冒険の書である。「魏志倭人伝」に描かれた邪馬台国はどこにあったのか。女王・卑弥呼とはいったい誰なのか。日本最古の歴史書といわれる『古事記』や『日本書紀』に描かれる様々な神話をどう読むのか。神武王朝は果たして存在したのか。神武の東征は実際になされたことなのか。出雲はなぜ国譲りにたやすく同意したのか。神功皇后の九州遠征が意味するものとは。継体王朝の即位は何を意味したのか。医者であり、また歴史に造詣の深い著者は、自然科学者の「眼」で、こうした謎をひとつひとつ解きほぐしてゆく。Y染色体が示す日本人のルーツをめぐる最新の知見と歴史書の読解をミックスさせ、これまでの発想に自由な著者が導き出した結論は、想像を絶する大胆なものであった……。東アジアを舞台に壮大なスケールで、心躍る歴史のドラマがいま幕を開ける。

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  • 必ず覚える! 1分間アウトプット勉強法
    3.7
    アウトプットなしの勉強法は考えられない――これが教育学者・齋藤孝の勉強観である。われわれは、試験や発表、報告など、なんらかのアウトプットを行うために勉強する。ならば、その目的を見すえた勉強法を実践すべきだろう。また、勉強して数年たつと内容を断片的にしか覚えていないことがよくあるが、「声に出す」「人に伝える」というアウトプットを行うと記憶に定着する。著者は学生時代から現在に至るまでこの方法を実践し、あらゆる難関を突破してきた。ただ、やみくもに口に出せばいいわけではない。本書で紹介する「まず問いをたてる」「川のフォーマット」などの工夫により、その効果は最大になるだろう。本書では、具体的に「世界史」「法律」「英語」「データ」の勉強を紙上再現し、また数学の勉強法についても触れる。さらに勉強の目的に関しても重要な視点を提供。勉強の理論と実践を簡潔に語る一冊である。

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  • 一生食べられる働き方
    3.6
    非正規雇用の急増だけではなく、雇用そのものも厳しい時代になった。ひと昔前のキャリアアップのストーリーも様変わりしている。著者は、日立電子でエンジニアとして働いた後、DECの日本法人でセールスとマーケティングに挑戦し、最後は外資系IT企業の経営者として活躍する。また、グーグルの日本での基礎をつくった人物としても有名である。それらの経験を元に「どうすれば食っていけるのか」「どうすればいい仕事ができるのか」といった働く人たちの悩みに答えてくれる。「理想ばかり追うと仕事が上滑りする」「転職ではなく、転社でキャリアをつくれ」とアドバイスし、「もう東大に行っても仕方がない」とまでいう。最後に「食うために働け。そして、世界をイメージせよ」と若い人たちに檄を飛ばす。真剣に仕事について考えている若い世代や世代を越えて職業人の方々に、「働き方のヒント」を与えてくれるだろう。
  • いのちを救う先端技術 医療機器はどこまで進化したのか
    4.3
    新潟県中越地震の崖崩れ現場。土砂に埋まった車の中から微かな「生命の鼓動」が探知された。一人の子供の救出劇は、最新鋭機器シリウスの活躍によるものだった。バイタルサイン(生命兆候)をいかに確認し、病状や治療のゆくえを見極めるか。そのために、どのような医用工学が駆使されてきたのか。本書では、医療機器の開発に長年携わってきた著者が、その進化の歴史を辿りながら先端技術の数々を紹介する。医療機器は、十九世紀末から二十世紀にかけて大きく進化した。それは「X線」「血圧計」「心電図」の三大発見がきっかけであったという。その後、意識レベルを計る脳波モニタや、体内をのぞく内視鏡の開発等が進む。そして今では、カプセル式の内視鏡や心電図をケータイで確認できるようになった。また最近、地下鉄構内などの公共施設で目にするAED(自動体外式除細動器)についても、その仕組みを解説している。自分と大切な人の生命を守るためにも必読!

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  • エースの資格
    3.4
    いま「エース」と呼べるのはダルビッシュと杉内だけだ。「投手分業制」「飛ばないボール」「球数制限」――ピッチャーを取り巻く環境は確実に変化しつつある。それでもなお、変わってほしくないものがある。エースの資格。チームの勝ち負けを一身に背負う絶対的な存在感。味方をも恐れさせる無言の力。年間20勝、完投翌日の連投も辞さなかった以前にくらべ、「真のエース」はもう生まれないのか? 阪神時代はエース、移籍後はストッパーとして輝かしい記録と記憶を残した伝説の左腕が、いまプロ野球界に厳しくも熱きメッセージを贈る。「もっともっとわがままになれ! 優等生はいらない!」【内容例】澤村が「巨人のエース」と呼ばれる日はそう遠くない/キャッチャーに「わがまま」と言わせたダルビッシュ/松坂が故障から復帰後どう転身していくのか見守りたい/速いだけが「いい真っすぐ」ではない/藤川が抑えで成功したのはめずらしいケース etc.

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  • 原発「危険神話」の崩壊
    4.1
    福島第一原子力発電所の事故は、それまでの「安全神話」を打ち砕いただけでなく、炉心溶融が起こると数万人が死ぬといった「危険神話」をも崩壊させた。放射能の健康被害は、予想よりも小さく、チェルノブイリ事故とは明らかに違った。震災後、マスメディアもネットメディアも放射線の危険を誇大に報じ、多くの人が「リスクゼロ」を求めた。しかし、科学的知見によれば、「100ミリシーベルト以下の健康被害は0.35%以下」であることは確実にいえるという。また、発癌リスクを問題視するなら、喫煙や塩分の取りすぎや飲酒も危険であり、さらに携帯電話や日焼けサロンも危ないとの報告もある。同時に、著者はメディアが煽った「脱原発か否か」の議論も愚問だと斬って捨てる。問題は特定の資源の是非ではなく、市場で多様なエネルギーを柔軟に組み替える必要があると説く。メディアと知識人を名指しで批判した、闘う経済学者の勇気ある言論である。

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  • 課長になれない人の特徴 今の上司には何が求められているのか
    3.6
    現代の企業は組織のスリム化と称して管理職の数を減らしており、部下つきの課長になるのは簡単なことではない。それなのに、今の経営者が上司に求めていることを弁えず、古い価値観で間違った努力をしている人が少なくない。業績ばかり気にする人、「うちの上は何を考えているのかわからない」と言う人、他人に仕事が任せられない人、ディベートが強い人……。彼らの傾向と、会社で取り残されないための方法を、一万人以上の人材の評価を行ったコンサルタントが親身に説く。彼らの上司へのアドバイスつき。<課長になれない人の特徴>■仕事がつらそう ■飲み屋で仕事の話をする ■上司の指示に忠実に従う ■我が身を守って逃げ道を作る ■自らのプレゼンテーションに酔う ■時間を守らない etc.

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  • 地産地消のエネルギー革命 もう原発には頼らない
    3.0
    「神奈川県からエネルギー革命を興す」。2011年4月より神奈川県知事として選出された著者は、自治体発の脱原発や再生可能エネルギーの普及促進を打ち出す。8月26日には、「再生可能エネルギー特別措置法」も成立。電力会社にいくらで買い取ってもらえるのか、といった肝心な点は先送りされているものの、エネルギー問題を国民の生活レベルで議論する素地ができた。本書は、「創エネ・省エネ・蓄エネ」をコンセプトにする神奈川県の取組みと方向性を紹介。具体的には、水力発電、揚水発電、LNGコンバインドサイクル発電、地熱発電、温泉熱発電、風力発電、バイオマス発電などについて論じる。また、電気自動車(EV)やスマートシティ構想、発送配電分離、スマートグリッドなど、次代の電力供給のしくみを描き、ライフスタイルのあり方までを提案する。県民だけでなく、エネルギー問題に関心をもつ多くの国民に読んで考えてもらいたい1冊である。

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  • 生活保護VSワーキングプア 若者に広がる貧困
    3.9
    「おにぎり食べたい」――日記にそう書き残して孤独死した男性は、数カ月前まで「生活保護」の対象者だった。北九州市で続発する餓死事件。役所が繰り広げる水際作戦。一方で、「怠け者が生活保護を食い物にしている」という報道も後を絶たない。明らかにされるワーキングプアとの根深い関係――。「生活保護年収四〇〇万円相当(四人世帯)>ワーキングプア」という衝撃の事実からあぶり出される真実とは? 三五〇〇件以上の相談に応じてきた専門家が、生活保護の現場から格差是正の処方箋を示す。◎若者に広がる貧困、◎自業自得、自己責任?◎九八年に社会が変わった、◎不正受給額は計72億円、◎水際作戦と受給者バッシング、◎若者が生活保護を受ける、◎額面20万円のサラリーマンと同じ、◎人生何度でもやり直しができる、◎プチ生活保護のすすめ、◎放置したときのコスト、◎入りやすく出やすい制度へ、◎支援の芽を育てるために

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  • 日本人として読んでおきたい保守の名著
    4.2
    「ネット保守」という言葉をよく聞くようになった。若い世代で「保守」を自認する人も増えている。また、時の政権のリベラルな政治姿勢に反発しているのかもしれない。とはいえ、保守陣営でも政策によって意見は分かれることがしばしばだ。論者によっては、日米関係重視を主張する人もいれば、反米を声高に唱える人もいる。「平成の開国」に賛成する人もいれば、TPP反対を叫ぶ人もいる。では、そもそも保守とは何か。深く考えたことがあるだろうか。本書は、「保守主義の父」と呼ばれるエドマンド・バーク『フランス革命についての省察』にはじまり、ハナ・アーレント『全体主義の起原』、カール・ポパー『開かれた社会とその敵』、ハイエク『隷属への道』など7人の名著を紹介し、保守の核心に迫る。「保守思想は垂直軸を持つが、リベラル陣営は水平次元でしか生きられない」と主張する著者による「保守主義」の入門書である。

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  • 人を動かす英語 イェール大学で学べるコミュニケーションの極意
    4.2
    ○すでに持っている英語力の使い方○自分の英語に自信を持つ方法○実際の英語パフォーマンスを向上させる超合理的学習法――こうした知識を得ることこそ、「もっと話せる、伝える、感動させる英語」への最速の道だった!イェール大学で人気のビジネス・コミュニケーション講義を教えるウィリアム・ヴァンス博士が、文法や語彙を超えた別次元の英語能力をつける方法を伝授。技術、科学、文化からの実践的アプローチが、あなたの頭のなかに蓄積した英語力をみるみる活性化していく。英語レベルに関係なく、英語コミュニケーション力の上達に確かな手ごたえを感じたいすべての方のための必読書。具体的に言えばもっと順調にいく/フォーマル過ぎる日本人のメール/ビジネス英単語を効果的に増やす戦術/最速で一流の英語スピーカーに近づく秘訣/強調は、大人っぽくする/成功は声に左右されているなど、日本では誰も教えてくれないノウハウが満載。

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  • 東大に合格する記憶術
    3.3
    著者が高一秋に大学進学をめざしはじめ、偏差値41から東京大学に合格する決め手となった「宮口式記憶術」。高二の夏に一日わずか一五分、三カ月で4000語を習得した単純過剰学習法、モチベーション維持のため毎日を最適化する時間管理術など、「少なく覚えて全部思い出す」各種試験に合格するための実践的トレーニング法を紹介。本書の記憶術をマスターすれば、参考書100ページを一晩で覚えることができる。ノートをとらずに大学と大学院をトップクラスで卒業できる。年齢を重ねるほど記憶力がアップする!第1章「合格は100%、メンタルコントロールで決まる!」、第2章「今の偏差値が41でも東大へ合格できる方法」、第3章「宮口式的記憶術の実践トレーニング!」、第4章「記憶術を最大限に活かす! 科目別攻略法」、第5章「時間を制する者は受験を制する」、第6章「自分の将来を見据えた教育を」、第7章「子どもと一緒に進化する親」

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  • 「思考の老化」をどう防ぐか
    3.6
    「最近、頭の回転が悪くなった」と自分で感じたことはないだろうか?昔のようにアイデアが出ない、頑固になった、すぐに答えを急ぐ、突発事態に弱くなった、気持ちの切り替えがうまくいかない……。だが、それは決してあなただけの症状ではない。創造性、ひらめき、問題発見力、感情のコントロールなど、脳で高度な知的活動を司る「前頭葉」は、実は人間の成長プロセスのなかで、もっとも遅く成熟し、もっとも早く衰える器官なのだ。そして多くの人は、40代の現役世代から思考は老化していく――。本書は、最新の老年精神医学の知見をもとに、「前頭葉の機能をIQで測ることはできない」「脳の動脈硬化が、思考の老化を加速させる」「自動思考――反射的に確信してしまう」「高齢者に増える『そうだったのか』思考の危険」など、知識社会を生き抜くための“脳のアンチエイジング”をやさしく解説する。年齢に関係なく、思考の若々しさを保つ秘訣とは?

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  • 老いを遅らせる薬 脳と心にここまで効いている
    3.0
    東大人気教授が一から教える、「飲む前に知りたい」薬の話。「日本人は世界一、薬が好きな国民」――家庭薬から抗生物質、サプリメントから漢方薬まで、あらゆる薬品が店先に並んでいる。いつまでも元気で若々しく生きたいと思うのは人情。だからといって何も知らずに薬を飲んで大丈夫? 「風邪薬が認知症予防に効果的?」「ビタミンAやEをサプリで摂ると寿命が縮まる?」「ホルモン療法は自殺を招く?」。効能と副作用は表と裏なのだ。そして年を重ねるほどに怖いアルツハイマー病、パーキンソン病、うつ病。これらの治療薬のしくみと最新事情を知り、老いのリスクに備えよう。【内容例】(序)サプリメントはほんとうに効いているのか (1)心の病に効く薬 (2)認知症になりやすい人、なりにくい人 (3)脳の老いに効く薬 (4)認知症は予防できる? (5)パーキンソン病と老化現象 (6)元気になる薬 (7)薬はどのようにつくられるのか

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  • 「健康食」のウソ
    3.6
    健康にこだわる人ほど、不健康になっている!?「○○をとると病気が治る」「△△を食べるとやせる」。次々とテレビをにぎわす健康食。冷静に見ると、たった一つの食品や栄養素を取り上げて良し悪しを断じるものばかり。食生活全体をとらえず、木を見て森を見ない情報が垂れ流される。ところが「百歳まで元気に生きたい」「家族の健康のために」とまじめに考える人ほど、「専門家の言うことだから」と踊らされ、かえって不健康になる皮肉。命を落とすことだってありうるのだ。ほんとうにからだによい食事とは? ここ数年の健康食ブームを徹底検証、常識のウソを暴く!【「一品健康食ブーム」の落とし穴】ごはんを抜いて肉を食べれば糖尿病が治る?/牛乳を飲めば骨粗鬆症が予防できる?/「朝バナナダイエット」に効果はあった?/青魚を食べると頭がよくなる?/ヨーグルトには老化防止のはたらきがある?/納豆を食べると血液がサラサラになる?……

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  • 気にしない技術
    3.8
    世間、流行、テレビ、職場……もう、ふりまわされたくない!「前向きなのはとにかくいいことだ」――ポジティブ・シンキングの絶対化は、いつしか「前向きでなければいけない」という強迫観念となった。すべてにおいて「頑張らなければいけない」私たち。明るく人づきあいができなければ人格的に否定され、ツイッターや朝活、婚活ブームに乗らなければ無能と見なされる。周囲の同調圧力に耐えかねて「うつ」になったり、やる気を失くしてしまう人が増えるのも当たり前。心が悲鳴をあげている。自分をだますのはもうよそう。世間や職場にふりまわされず、平凡な日常に幸せを感じるコツ。目標は小さくアバウトでいい/責任感は強ければいいわけでもない/「テキトー」って、そんなに悪いことですか?/ギスギスした職場で「心を通わせる」必要はない/健康志向もいきすぎれば体に悪い/あえて情報ツールを駆使しない/焦って「絆」をつくるのはやめましょう……

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  • 「まじめ」をやめれば病気にならない 簡単!免疫生活術
    4.1
    働きすぎない、夜ふかししない、悩みすぎない! 免疫力を高める<生き方革命>。現代人の万病の元はストレスだった!? 残業続きで働きすぎ、夜遅くまでパソコンのしすぎ、人間関係で悩みすぎ――まじめな人ほど病気になりやすい。飲み食いで解消するのも限界がある。からだを守る白血球とからだ全体を束ねる自律神経の関係を解明、「病は気から」を医学的に証明した世界的免疫学者が、いつまでもボケずに健康でいられる秘訣を伝授。「七十歳まで無理せず働く」「笑みを絶やさない」「毎日歩く」など、ちょっとした工夫で体調はみるみるよくなる。

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  • 病気知らずのビタミン学 がんから美容まで
    4.0
    ビタミン欠乏症やミネラル不足の影響は、がんから美容にまで及ぶ。「目が疲れる」「肌荒れがひどい」「二日酔いになった」「口内炎になりやすい」「性欲が減退した」「うつ状態で気分が暗い」「ストレスがたまる」――健康ブームが全国民的に広がった昨今、本書は万病に効く“元気の素”といわれるビタミンを中心に、ミネラル、ファイバー、DHAなど、現代人に必要な最新の栄養知識と、ほんとうに摂りたい栄養素の上手な摂取法をわかりやすく解説する。栄養素にまさる良薬なし。何を食べてきたかが「免疫力」の差を生み出す大きな要因である。つまり、どのような栄養素を摂っているかが、がんをはじめとする病気に、なるかならないかを決める分かれ目なのである。人体は、脳を含め、私たちが毎日食べた食物からできている。だから、正しい食物を摂れば免疫力が高まり、薬など飲まなくとも、健康を満喫できるのである。

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