園芸家12カ月 新装版

園芸家12カ月 新装版

われわれ園芸家は未来に生きているのだ――。草花をこよなく愛したチェコの作家、カレル・チャペックが描く、園芸愛好家の幸福な熱狂に満ちた一年。その軽妙な筆致で世界中の読者を魅了し続ける名エッセイを、著者生誕130年を記念し、新装版として刊行。
〈新装版解説〉阿部賢一

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園芸家12カ月 新装版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『R.U.R.(ロボット)』『絶対製造工場』『山椒魚戦争』など、人類のディストピアを描いたカレル・チャペック、その彼が園芸家として草花を愛でる日常を送っていた。それを知っただけでも心休まる。
    訳者は小松太郎。ケストナーやハインリッヒ・ベルなどの小説の訳者として知られる。本書はドイツ語訳からの重訳だが

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    私の持っているのは1997年改版の中公文庫、20年以上も前に園芸の楽しみを知り始めたころに「そうそう、そのとおり」と膝を打ちながら読んだ本。今もずっと庭仕事が好きでたまらず、赤ん坊を眺めていて飽きないのと同じにいつまでのみていたい庭である。明るいので窓辺に座って読書をしようと思っても庭に目がいってさ

    0
    2021年05月16日

    Posted by ブクログ

    1年を通して園芸家の生態を紹介している本。
    文体にちょっと皮肉っぽいところとか自虐ネタみたいなのもありそれがユーモラスで面白かった。
    私は本が好きだけど買うだけ買ってなかなか読む時間が取れず積読になってしまったり、そういう本たちが増えて部屋のスペースが圧迫されてたりするので、作中に出てくる育てたい植

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    固有名詞がたっくさん、ほんとたっっっくさん出てくるので、もっと植物に詳しくなってから読みたい!でもそんなん言ってたら一生読めんかもしれんから読んだよ。
    マニア特有の熱中を通り越した狂気がユーモラスに書かれてて楽しい。

    0
    2024年06月16日

    Posted by ブクログ

    チェコの作家、カレルチャペックによる
    園芸愛好家の一年のエッセイ。

    園芸愛好家が毎月、庭のことについて
    どんな事を考え、行動しているかが書かれていた。

    園芸の事だから、牧歌的内容かと思いきや,
    結構刺激的だった。
    園芸家だからという訳ではなく、
    感性、文章がとても刺激的で面白かった。

    一つの事

    0
    2024年04月11日

    Posted by ブクログ

    われわれ園芸家は未来に生きているのだ―。草花をこよなく愛したチェコの作家、カレル・チャペックが描く、園芸愛好家の幸福な熱狂に満ちた一年。そのユーモラスな筆致で世界中の読者を魅了し続ける、無類に愉快な名エッセイ。


    挿絵まであってとってもかわいい本

    0
    2022年04月19日

    Posted by ブクログ


    面白い!
    まさかこれほどユーモア溢れ、小気味良い寄席のような面白い本たど思ってもみなかった!

    現在の我が家は庭もなく、園芸と言えば4個のサボテンを何年も愛おしく育てている(サボテンの花は本当に美しいのです!)以外、何もしていないのだが…
    そんなの全く関係なく楽しめる

    熱心でマニアックで、少々偏

    0
    2021年02月24日

    Posted by ブクログ

    園芸家のつぶやき&心の中だろうか。
    いやいやあるある。ちょいとでも植物を育てたら、痛い程わかるなぁ。
    ここまで、私はマニアックではないけど。
    フレーズが詩的だなと思ったら、著者は本業は劇作家でした。

    0
    2020年10月24日

    Posted by ブクログ

    「ロボット」という言葉を生んだカレル・チャペック生誕130周年。北海道より北に位置するチェコで晩秋来春の庭計画を夢見、牛糞堆肥を愛し、クロッカスに狂喜し、雑草と水撒きに格闘し、いつかはダリア、薔薇の新種を求め。酒も煙草もやらずガタイが良く品行方正なガーディナーの12カ月。植物を愛する姿が愛しすぎと

    0
    2020年09月02日

    Posted by ブクログ

    今でこそ園芸店で見かける草木の名前が
    たくさん出てました。
    イギリス園芸で一般的な植物がやっと100年程
    かけて日本にやって来たんだなぁと感慨深く思いました。
    今も昔も、園芸は裕福な人達の趣味で、庭の無い
    自分にはただ憧れるのみです。
    本の中に出てきた白いリンドウは、当時は存在してなかったけど技術革

    0
    2025年06月29日

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