作品一覧 2021/08/13更新 一杯の珈琲から 試し読み フォロー 園芸家12カ月 新装版 試し読み フォロー 消え失せた密画 試し読み フォロー 雪の中の三人男 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 小松太郎の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 園芸家12カ月 新装版 カレル・チャペック / 小松太郎 園芸はやむにやまれぬ一つの情熱、園芸家は植物の名称を重んずる。園芸家は、経験と環境と自然の条件から生まれる。雨が降ると、庭に雨が降っている、と思う。日がさしても、たださしているのではない。庭にさしているのだ。日がかくれると、庭がねむって、今日一日のつかれをやすめるんだ、と思ってほっとする。カレル・...続きを読むチャペック(1890~1938、チェコ)「園芸家12ヵ月」、2020.8発行。12月の園芸家は、庭を眺める。そして、園芸カタログ、パンフレット、本、雑誌を。 Posted by ブクログ 園芸家12カ月 新装版 カレル・チャペック / 小松太郎 私の持っているのは1997年改版の中公文庫、20年以上も前に園芸の楽しみを知り始めたころに「そうそう、そのとおり」と膝を打ちながら読んだ本。今もずっと庭仕事が好きでたまらず、赤ん坊を眺めていて飽きないのと同じにいつまでのみていたい庭である。明るいので窓辺に座って読書をしようと思っても庭に目がいってさ...続きを読むっぱり進まないという困ったことになるのだ。文と兄ヨゼフの挿絵が一体となって実に楽しい。 Posted by ブクログ 園芸家12カ月 新装版 カレル・チャペック / 小松太郎 チェコの作家、カレルチャペックによる 園芸愛好家の一年のエッセイ。 園芸愛好家が毎月、庭のことについて どんな事を考え、行動しているかが書かれていた。 園芸の事だから、牧歌的内容かと思いきや, 結構刺激的だった。 園芸家だからという訳ではなく、 感性、文章がとても刺激的で面白かった。 一つの事...続きを読むに夢中になっている人から 出てくる感性っていえのは、 やっぱり面白いなと思った。 私も庭を素敵にしたいと思ったけど、 この本で、本気の園芸愛を知り 私には無理だろうなぁと諦めの気持ちになった。 庭での作業は、 初めたら無心になったり,自然との対話で 生活や人との会話では出てこないような 考えが出てきたりするので、 作家と園芸愛好家の生活は 精神的にも時間的にも相性抜群な気がした。 Posted by ブクログ 園芸家12カ月 新装版 カレル・チャペック / 小松太郎 1月から12月までの園芸家の毎日が綴られているエッセイ。 チェコの首都での植物の名前が260?くらいでてきて、知ってるのは少し。調べながら読もうとしていたけど追いつかない。 旅行へいくにも庭の植物が気になって帰る日を指折り数えていたり。 植物が好きなひとだけでなくなにかに熱中することの素敵さを感じた...続きを読む。 書かれた時代は厳しかったようだ。 Posted by ブクログ 園芸家12カ月 新装版 カレル・チャペック / 小松太郎 われわれ園芸家は未来に生きているのだ―。草花をこよなく愛したチェコの作家、カレル・チャペックが描く、園芸愛好家の幸福な熱狂に満ちた一年。そのユーモラスな筆致で世界中の読者を魅了し続ける、無類に愉快な名エッセイ。 挿絵まであってとってもかわいい本 Posted by ブクログ 小松太郎のレビューをもっと見る