土曜日は灰色の馬

土曜日は灰色の馬

715円 (税込)

3pt

恩田陸が眺める世界。小説、漫画、映画に音楽、舞台まで…少女時代からありとあらゆるエンターテインメントを堪能し、物語を愛し続ける作家の眼にはどんな世界が映っているのか? その耳では、どんな響きを感じているのか? どんな言葉で語るのか? 軽やかな筆致で想像力の海原を縦横無尽に楽しみ尽くす、とびきり贅沢なエッセイ集。

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土曜日は灰色の馬 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本や漫画、映画にまつわる恩田さんのエッセイ。どんな本が好きで、どんな影響を受けてきたのか、それがどう作品に影響を受けているのかなど、大変興味深く読みました。海外小説から日本の民俗学、絵本に漫画まで本当に幅広い作品群。読書案内としても面白く、また昔同じ作品を読んでいたんだなぁと、懐かしく思ったり、とて

    0
    2022年10月27日

    Posted by ブクログ

    女性作家のエッセイというと三浦しをんさんを何となくイメージしながら読み始めたけれど、しをんさんと比べると地に足が着いているというか落ち着いた印象(笑)。本格推理小説は伝統芸能なのだという一文には、そうだよなと納得。旅先に持っていく本を選ぶのは楽しいし、どれを読みたくなるかそのときになってみないと分か

    0
    2021年04月13日

    Posted by ブクログ

    流石に作家だけあって、幼少の頃から膨大な本を読んでいることを如実に示す著作だ.「工場の月」の話、よくあることだ.面白かった.松本清張に関する書評は時代を超えて通用するものだと感じた.Ⅱの少女漫画...はスキップしたが、Ⅲの映像の紹介は参考にして、何本か見てみたい.

    0
    2020年11月06日

    Posted by ブクログ

    恩田陸さんが出会った本たち、漫画たち、映画や演劇たちについて語られる。

    どこが良いと思ったか、どんな点を違うと思ったかを言葉で表すのはとても難しい。と言うか、何故そう思うのか具体的に分からないと言葉にできない、論じることはできない。と今更ながら身にしみた。

    0
    2020年04月01日

    Posted by ブクログ

    危険。いろいろ読みたくなる。
    恩田陸の読書量と幅広さに感服。でも、不気味とか少女とかやや偏りあるとこが、小説にも現れてて、こんなルーツがあるからなのね、と納得。

    0
    2024年03月31日

    Posted by ブクログ

    恩田さんの書評エッセイ、それほど肌に合う訳ではないけれどところどころ共感。『レベッカ』を好きなこと、マニアックな児童書の『トンボソのおひめさま』同じ年代に同じ本が好きだったんですねと話しかけたくなる。清水義範も久々に読みたくなった。あと本のカタログが好きなところ、背表紙のタイトルだけながめて飽きない

    0
    2023年02月24日

    Posted by ブクログ

     書評エッセー。「長年タイトルだけで妄想していたが、読んでみたら全然違った」という話が面白い。
     その意味では『土曜日は灰色の馬』というタイトルも、全然違う。

    0
    2020年11月20日

    Posted by ブクログ

    「土曜日は灰色の馬」恩田陸
    書評エッセイ集。特になし。

    恩田さんによる15年間くらいの各所に寄稿した書評の寄せ集め。
    エンターテインメントの素養の高さに唸らされる。

    ただ、本好きだということはこれまでも節々語っていらしたけど、イラストも、あんなに味のあるものを描かれるとは。また新しい一面を知った

    0
    2020年08月21日

    Posted by ブクログ

    どんどん出てくる圧倒的な知識。褒めるだけじゃなくて、残念だった本やドラマにも触れているけど、その理由がいい。「物語の神様の存在を感じない」

    漫画も大好き恩田さんだけど、いくえみ綾とか矢沢あいじゃないくって山岸涼子、美内すずえっていうのが好きって言うの納得。

    0
    2020年08月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    彼女がどんな本を読み、どんな世界を愛しんできたか、わかる一冊。
    同年代の私には多いに同感するところがあり、懐かしさや親近感を感じてしまった。
    もちろん、別人である以上、そうかなぁと思うこともありながら、彼女が読んで、わたしが読んでいない作品を読もうと企らむのである。
    あー、楽しかった。

    0
    2020年03月12日

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