西森聡の作品一覧
「西森聡」の「そうだったのか、新宿駅」「そうだったのか、乗りかえ駅」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
純喫茶のナポリタンのような一冊
少し鉄道をかじっているからこそ謎だったもやもやに、うまく手が届く内容で満足度は高かった。そして個人的な趣味としてかじり始めてる日本の都市研究にも大いに役立つ内容で、これまでとこれからを、まさに鉄道のようにつなげてくれた一冊であった。
交流と直流の話は面白かった。直流電化は発電所などの地上設備を必要とするため経費はかかるが、電車の製造費は安い。逆に交流区間は製造費こそ高いものの都心部ではなくそこまで編成数を必要としないので、逆に効率的であること。そして石岡にある地磁気観測所のせいで取手以北が全て交流になっていること。そして電化の過程は乗り換え駅に多大な影響を及ぼしていること。
京都駅に15-29番線が抜け落ちていて、山陰方面電車乗り場が30-34番線な理由。間に14本も線路なんかないよなぁと思ってはいたけど。
岐阜羽島駅ができた理由…
富山地方鉄道のすごさ…
阪急、阪神、JRと神戸の関係…
鉄道って、改めて面白いなぁ…
Posted by ブクログ
2019年に書かれた本。東西自由通路が出来る前に書かれた本。新宿駅の歴史がメインの内容で、その当時新宿駅やその周辺で見られた光景を紹介しながら、今の複雑なホームが出来上がった過程を見ていく。
新宿駅は乗車客だけで78万人で世界一、ということだが(p.14)、ということは世界ベスト3ってどこなんだろう、というのが気になった。あとやっぱり大阪や難波なんかはこれに比べたら全然少ないのだろうか?というのも気になり、もっと広いデータが載っていれば面白かった。正直、新宿駅の歴史についてはあんまり興味が持てなかったのだが、ところどころに面白いと思えた箇所があった。まず、謎に離れている「西武新宿駅」について。「地下に西武鉄道の新宿駅を設ける」(p.91)というプランもあったらしいが、「結局、西武鉄道の新宿駅は仮駅舎開業から約70年、現在の場所にある。」(p.92)ということになってしまった。でもこれにはプラスの面があって、「西武新宿線のターミナルが西武新宿駅と高田馬場駅に二分されることによって、ラッシュ時の混雑の緩和が図られている利は大きい。また、西武新宿駅は歌舞伎町の繁栄に貢献しているということもよく言われる。」(同)という、そういうこともあるというのは思いつかなかった。最後は、これからの東西自由通路を含めた新宿駅の展望が書いてあるが、「新宿駅に新幹線を」(p.163)という計画があるらしく、「上越新幹線の本来の起点は新宿駅で、まだ未開業という状態であるし、タカシマヤタイムズスクエアの地下には新幹線駅のスぺースが確保されている」(p.163)というところが最も驚いた部分だった。(20/09/27)