西森聡のレビュー一覧

  • そうだったのか、乗りかえ駅 複雑性と利便性の謎を探る

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    純喫茶のナポリタンのような一冊

    少し鉄道をかじっているからこそ謎だったもやもやに、うまく手が届く内容で満足度は高かった。そして個人的な趣味としてかじり始めてる日本の都市研究にも大いに役立つ内容で、これまでとこれからを、まさに鉄道のようにつなげてくれた一冊であった。

    交流と直流の話は面白かった。直流電化は発電所などの地上設備を必要とするため経費はかかるが、電車の製造費は安い。逆に交流区間は製造費こそ高いものの都心部ではなくそこまで編成数を必要としないので、逆に効率的であること。そして石岡にある地磁気観測所のせいで取手以北が全て交流になっていること。そして電化の過程は乗り換え駅に多大な影響を及

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    2020年02月10日
  • そうだったのか、乗りかえ駅 複雑性と利便性の謎を探る

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    そうだった、かどうだかは別として、久しぶりの鉄道新書で楽しんだ。旧国鉄と私鉄、旧国鉄の路線間の乗り換え事情が面白い。

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    2018年12月05日
  • そうだったのか、新宿駅 乗降客数世界一の駅の140年

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     2019年に書かれた本。東西自由通路が出来る前に書かれた本。新宿駅の歴史がメインの内容で、その当時新宿駅やその周辺で見られた光景を紹介しながら、今の複雑なホームが出来上がった過程を見ていく。
     新宿駅は乗車客だけで78万人で世界一、ということだが(p.14)、ということは世界ベスト3ってどこなんだろう、というのが気になった。あとやっぱり大阪や難波なんかはこれに比べたら全然少ないのだろうか?というのも気になり、もっと広いデータが載っていれば面白かった。正直、新宿駅の歴史についてはあんまり興味が持てなかったのだが、ところどころに面白いと思えた箇所があった。まず、謎に離れている「西武新宿駅」につい

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    2020年09月27日
  • そうだったのか、新宿駅 乗降客数世界一の駅の140年

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    新宿駅のいろんな歴史が載っていて面白かった。特に開業した年は、乗降客数が一日当たり36人しかいなかった、というのは、今の新宿駅からは想像もできない。あと、新宿駅が2個あって、新宿駅を出発したら次も新宿駅、ってなっていた時期があったのも面白い。まだまだ工事中ということで、将来新宿駅がどうなっていくのか楽しみだ。

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    2020年03月25日
  • ヨーロッパ鉄道紀行

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    地平まで続く広やかな大地。ハンガリーの大平原。首都ブタペストを起点にドナウの岸辺から遥かなるノルウェーのベルゲンまで欧州縦断6000キロ。15日間、6各国にわたる車窓の旅。ボヘミアの森を抜けて黄金のプラハへ。古城と街を巡る美しきラインの流れ。景勝の地を駆け抜ける列車から観る旅絵巻を存分に楽しんだ。

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    2015年02月17日