文学に描かれた「橋」

文学に描かれた「橋」

770円 (税込)

3pt

4.0

これまでに著者が読んできた詩歌、小説、随筆、折にふれて見てきた絵画などを通じて、「橋」の記憶を掘り起こしつつ、人々にとって「橋」とはどのようなものだったのかを描く。

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    Posted by ブクログ

     橋という素材を中心に古典から現代文学、その中には海外の文学を含む作品を見渡したエッセイである。橋は異郷との境界にあり、それを結ぶ施設である。だから、そこを渡るときに起きる緊張感とか、逆に脱力感といったものは文学の素材になりやすい。
     本書は筆者の読書歴に基づき、文学の中で橋がどのように捉えられてい

    0
    2024年12月28日

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