地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他七篇

地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他七篇

770円 (税込)

3pt

地獄変の屏風を画くため、娘を火にかける異常の天才絵師を描いた「地獄変」、映画「羅生門」で一躍世界に名を馳せた「藪の中」など、古い物語の中の人物を見事に近代の中に蘇らせ得た、芥川王朝物の第二冊。他に「運」「道祖問答」「袈裟と盛遠」「竜」「往生絵巻」「六の宮の姫君」「二人小町」を収める。(解説=中村真一郎)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他七篇 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読んでいて、書き手の顔が浮かんでこない。僕にとって、そういう感覚を覚える作家はそう多くない。第三者に語らせるという、表面上の技巧の話ではない。作者と関係の無い場所で起こった出来事を、作者と関係のない人が記述したものを読んでいる感覚。しかし、どの作品も無駄がない。何故、これ程読みやすいのか。読み手が、

    0
    2024年04月03日

    Posted by ブクログ


    地獄変
    お猿の存在が印象的でした。鬼気迫る文章に魅了されました。
    語り手の信頼できなさも面白かったです。

    藪の中 
    感情による脚色が施された証言によって生じる不透明さが不気味でした。

    0
    2023年03月06日

    Posted by ブクログ

    芥川の王朝物のなかから短めのもの十一篇が収録された短編集。


    芥川って今まで本当に「羅生門」と「蜘蛛の糸」しか読んだことがなかった。なんかもう馬鹿みたいだけど、めちゃくちゃに上手い!自分が今までどれだけ教科書的な先入観に侵されていたかを反省。
    とにかく文章を目で追うだけでうっとりしてしまう。「運」

    0
    2020年06月12日

    Posted by ブクログ

    何度読んだか分からない作品。
    約100年前の作品とは思えない。
    けれど、当時に読んだらもっと衝撃的だったろうと思う。

    0
    2016年04月07日

    Posted by ブクログ

    今 読み返してみても 新鮮に面白い!
    芥川さんの作品は斬新で スゴイと思う。
    人の心の裏側や 黒い部分、理不尽なこと・・・
    人間の 光と闇の部分について教えてくれる 教科書的な存在。
     

    0
    2011年05月09日

    Posted by ブクログ

    藪の中;1921年(大正10年)。
    上質なサイコミステリのよう。古今の推理小説を探しても、これだけシャープな短編は稀だと思う。無駄のない研ぎ澄まされた構成に、常套句になるだけのことはあると納得。1つの殺人に3つの解釈、真相は今も…。

    0
    2012年07月16日

    Posted by ブクログ

    王朝物。ほとんど全て再読。地獄変や藪の中は何度読んでも面白い。邪宗門は古い少年漫画のようで、しかも尻切れトンボ。

    0
    2024年06月20日

    Posted by ブクログ

    正直、前半の『運』『道祖問答』はあまりおもしろくなく、妙に説教臭さばかり鼻についた。『袈裟と盛遠』に至っては全く意味がわからない。
    次の『地獄変』は伊藤整などの小説評論や近代文学の概括によく出てくるので期待しつつ、流石にちょっと面白いなと思ったが、その続編みたいな入り方で始まった『邪宗門」の前半はま

    0
    2023年01月23日

    Posted by ブクログ

    平安な雰囲気がよろしい。「新・平家物語」の後に「袈裟と盛遠」、「少将滋幹の母」の後に「好色」、「大鏡」の後に「地獄変」を読んだので、更に面白かったかも。

    0
    2021年07月04日

    Posted by ブクログ

    芥川の中では聞いたことの無いような作品が多かった。いい機会に読めたと思う。一つひとつの短編同士が繋がっていることでいくつかのまとまりとしてすんなり溶け込むことができ、彼の中では非常に読みやすかった。しかしまだ最近のものと比べると難しく感じるので今後も慣れ親しんでいきたい。やはり有名どころは面白く「地

    0
    2015年08月31日

地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他七篇 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

芥川龍之介 のこれもおすすめ

地獄変

地獄変

無料あり
  • 試し読み

大導寺信輔の半生

大導寺信輔の半生

無料あり
  • 試し読み

蜜柑

蜜柑

無料あり
  • 試し読み

愛読書の印象

愛読書の印象

無料あり
  • 試し読み

秋

無料あり
  • 試し読み

秋 或阿呆の一生 影

秋 或阿呆の一生 影

芥川龍之介王朝小説集

芥川龍之介王朝小説集

芥川竜之介歌集

芥川竜之介歌集

無料あり
  • 試し読み

同じジャンルの本を探す