作品一覧 2021/10/22更新 アジア・旅の五十音 試し読み フォロー アジアの路上で溜息ひとつ 試し読み フォロー アフリカの満月 試し読み フォロー いくたびか、アジアの街を通りすぎ 試し読み フォロー タイ様式 試し読み フォロー 東南アジアの三輪車 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 前川健一の作品をすべて見る
ユーザーレビュー アジアの路上で溜息ひとつ 前川健一 やはり旅行関係の本は面白い。 古本屋で入手したから、雑多な本の類だと甘くみていたら、良い意味で期待を裏切られた。 旅を記した本が面白いのは、ありふれた日常にはない新鮮さがあるからだろう。 「深夜特急」ともちがう、やや憂いを含んだ著者の目に映るアジアが見れられる。 ーオプティミストでなければ、一人...続きを読むたびを続けられない。そして、同時に、ロマンチストあるいはセンチメンタリストでなければ、旅を続ける面白さがない。ー たしかにそうだと頷いた。 Posted by ブクログ タイ様式 前川健一 全方位の興味。 『バンコク:旅の雑学ノート』と評しても遜色のない、タイに対する有意義な知識と前川さんの研究成果(と言ったら前川さんは恥ずかしがると思いますが…)が詰まった一冊。その内容に圧倒されますが、自分の分からなかったところは素直に分からないと書かれているところもまた好感が持てます。 あとが...続きを読むきと山口文憲氏による解説が輝いています。これは必読! 「商店の並んだ街を歩くことは、それ自身が、楽しみの無限の源泉である。」 エドワード・モース『日本その日その日』(石川欣一訳) Posted by ブクログ アジア・旅の五十音 前川健一 尊敬する作家、前川健一さんの旅エッセイ本。「あ」から「ん」まで思いつくままの単語をもとに自らの旅を振り返っています。ときに冷め、ときに熱い細かい描写の鋭さに唸らされます。 自分の旅のこだわりのあるスタイルや理想を求める書きかたは、少しだけ伊丹十三の名著「ヨーロッパ退屈日記」を彷彿とさせる、ような...続きを読む気がするのでした。 Posted by ブクログ いくたびか、アジアの街を通りすぎ 前川健一 前川さんは変に旅を理想化しないので、自分の旅を「ただそこにあるもの」として淡々と綴っています。旅行記というよりもエッセイ集といったほうが近いかもしれないけれども、良書であることには変わりません。 「トラベラーズ・ブルーズ」と題されたコラムも嫌みがなく、良い味出しています。「笑っては気の毒だが、やは...続きを読むり笑ってしまう日本人旅行者の話」の数々には悶絶です。 Posted by ブクログ アジアの路上で溜息ひとつ 前川健一 前川さんの本は、自分と考えが近いというか、かなり似たような視点からアジアや旅を捉えているので、読みながら頷いてしまう部分がとてもたくさんあります。そして数多い旅行記の中でも隠れた名作だと僕は思っています。 本書は僕が初めて読んだ前川さんの本。アジアと銘打ちつつもケニアやアメリカの話も登場しますが、...続きを読む全体に漂う一歩引いた客観的な描写が心地良いです。 Posted by ブクログ 前川健一のレビューをもっと見る