歴史・時代ランキング(月間)
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102位米空母部隊に迫る亜細亜同盟航空隊……最終戦争に太平洋が燃える! インドに侵攻したドイツ軍に対抗するため、日・英・豪・インドを中心とする大亜細亜同盟は艦隊を派遣し、枢軸連合艦隊を破った。ヒトラーはアメリカに大亜細亜同盟への宣戦布告を迫り、米海軍は太平洋艦隊に出撃を命じる。同盟軍艦隊はマリアナ沖海戦で完敗を喫するが、中部太平洋の戦いで新兵器・電波砲によるレーダー撹乱で米機動部隊を撃破する。そして、ヒトラーの暴挙により世界情勢は風雲急を告げる。はたして日本は、米・独・ソ連が組んだ枢軸連合を打ち破ることができるのか……。 圧倒的なスケールで繰り広げられる大長篇架空戦記シリーズ「異史・第三次世界大戦」、第5弾。完結編。 ●羅門祐人(らもん・ゆうと) 福岡県出身。血液型はO型。星座は山羊座。少林寺拳法三段。主な著書は『元祖羅門堂病院』『蒼き波濤』『独立愚連艦隊』『天軍戦国史』『列島大戦NEOジャパン』『超極級戦艦「八島」』など。 ●中岡潤一郎(なかおか・じゅんいちろう) 1968年生まれ。獨協大学経済学部修士課程修了後、テクニカルライターに。1996年『決戦!津軽海戦 鋼鉄の嵐 維新篇』で商業デビュー。以降、架空戦記、時代小説を中心に執筆。近作に『同心若さま流星剣』シリーズ、『浪人上様織田信長』シリーズ(いずれもコスミック時代小説文庫)がある。競馬好き。関東圏の競馬場、特に中山競馬場、船橋競馬場によく出向く。
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103位政治家と軍人の軋轢、第一線の兵士の辛苦、失策、偶然、そして英雄的行為……。錯綜する戦況を俯瞰し、臨場感たっぷりに人間模様をも再現。大戦の帰趨を決した「奇跡」の舞台裏を活写する、稀有の戦記発掘。〈主要線戦闘地図収録〉
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104位「かれはいったい、歴史のなかでどういう位置を占めるためにうまれてきたのか」(「あとがき」より) 歴史と今を見つめ続けた司馬遼太郎さんが、自らにこう問いつつ新選組副長・土方歳三の生涯を鮮烈に描ききった『燃えよ剣』。下巻では物語もいよいよ佳境に突入。新選組も幕府軍の一角として加わり、薩長と激突した鳥羽・伏見の戦い。ここを転換点として幕末も最終局面を迎える。甲州勝沼、下野宇都宮、奥州会津……新政府軍に追い詰められていく過程で局長の近藤勇は離脱し、沖田総司は病死。残る隊士を束ねて歳三がたどり着いたのは函館五稜郭。そして、最後の決戦が迫る――! 渦巻く時代の激流に抗して闘い続け、歴史にその名を深く刻んだ男。司馬さんが活写する歳三の姿に、数多の日本人が心震わせてきました。不世出の小説家、司馬遼太郎の代表作『燃えよ剣』、電子書籍という器を得て、今ここに新たに登場!
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105位全米に広がった暴動の末、大統領が辞任を発表、さらに陸軍の英雄マッケンジー大佐の煽動により正規軍が反乱した! アメリカの分断がもたらすのは破局か、それとも。緊迫のシリーズ最終巻!
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106位『曾根崎心中』『国性爺合戦』など、 数多の名作を生んだ日本史上最高のストーリーテラー・近松門左衛門。 創作に生涯を賭した感動の物語。 越前の武家に生まれた杉森信盛は浪人をして、京に上っていた。 後の大劇作家は京の都で魅力的な役者や女たちと出会い、 いつしか芸の道を歩み出すことに。 竹本義太夫や坂田藤十郎との出会いのなかで 浄瑠璃・歌舞伎に作品を提供するようになり大当たりを出すと、 「近松門左衛門」の名が次第に轟きはじめる。 その頃、大坂で世間を賑わせた心中事件が。事件に触発されて筆を走らせ、 『曽根崎心中』という題で幕の開いた舞台は、異例の大入りを見せるのだが……。 書くことの愉悦と苦悩、男女の業、家族の絆、芸能の栄枯盛衰と自らの老いと死―― 芸に生きる者たちの境地を克明に描き切った、近松小説の決定版。 絶賛、続々! 〈実〉を緻密に積み上げ、〈虚〉の世界から情を迸らせる。 読みながら、何度もぞくりとした。 本作は、虚実皮膜のギリギリを攻める近松の浄瑠璃と地続きにある。 ――平松洋子 生真面目で切なくて、色っぽい。虚と実の間に立ち昇る、 近松の真実(リアル)。圧巻の芸道小説だ。 ――朝井まかて
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107位
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108位「御浪人様、わたくしの体を買うてくださりませ」──色香漂う武家の妻に呼び止められたのは、“江戸の守り神”と噂される正義の素浪人・豪木魂之介であった。 だが、彼が女を全裸にした途端、畳の下から鑓穂が突き出してくる。魂之介の腕試しをしたのは大商人・丹波屋徳右衛門で、その腕を大金で買いたいという。 丹波屋は、三代将軍家光の弟・駿河大納言忠長の五万両の埋蔵金をめぐり、美貌の後室・霧姫や凶暴な浪人集団・牙狼組を相手に三つ巴の暗闘を繰り広げていたのだ。 その渦中に飛び込む天下御免の豪剣侍。果たして伊賀の女忍や刀腰女を哭かせて、欲望にまみれた争いに終止符を打てるのか! 書下ろし番外篇「戸塚宿の夜に濡れる」も収録。時代娯楽の大傑作シリーズ、痛快な第三弾!!
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109位北に生きる者たちの 誇りを賭けた戦い! 朝廷・源氏軍に抗う安倍一族の命運は!? 陸奥の英雄、激動の生涯を描く大河巨編!! 作家デビュー25周年記念作品 我らは滅ぶとも、守るべきものがある! 平安中期、陸奥国奥六郡(現在の岩手県)を治める豪族・安倍氏は、幾度も戦を仕掛ける朝廷軍を、 一族の長・安倍頼良(よりよし)、若き勇将の貞任(さだとう)・宗任(むねとう)兄弟らの奮闘により幾度も退けてきた。 しかし、親王の密偵・木幡橿几の策略と鎮守府将軍・源頼義・義家親子が率いる朝廷軍に圧倒され、滅亡の危機に追い込まれる。 そこで宗任が繰り出した驚くべき秘策とは…… 朝廷軍と安倍軍が死闘を繰り広げる前九年合戦、その後陸奥の治政を任された清原氏の内紛に義家の軍が介入、 奥州藤原氏誕生のきっかけとなる後三年合戦を、宗任の流転の生涯とともに描く大河巨編。 〈目次〉 第一部 前九年合戦 第一章 鬼切部(おにきりべ)の戦い 第二章 阿久利川(あくとがわ)事件 第三章 黄海(きのみ)の戦い 第四章 小松柵の戦い 第五章 鳥海柵 第六章 厨川 第二部 後三年合戦 第七章 虜囚 第八章 陸奥へ 第九章 最後の戦 終章 大宮人は如何がいふらむ
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110位偽造証文一枚で濡れ手に粟の詐欺働き 気づいたときには無一文 江戸の町に「地面師」が暗躍! 霊巌島浜町の女地主りつが情夫との旅から江戸に帰ってくると、自分の貸店や住んでいる土地屋敷までがそっくり人手に渡ってしまっていた。権利証「沽券状」を偽造して、知らぬ間に乗っ取りを働くあくどい手口が横行しているのだ。事態を重く見た町年寄たちの命を受け、探索に乗り出した柏木宗十郎。逆に外道どもの魔の手が愛しいきぬと永吉にまで迫る! 人気時代剣戟シリーズ第五弾! 目次 第一章 沽券状 第二章 偽地主 第三章 浮かんだ女 第四章 待ち伏せ 第五章 食わせ者 第六章 夜襲
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111位優れた仕事ぶりで「おまんまを喰いっぱぐれる心配がない」ことから『おまんまの安』というふたつ名を持つ摺師・安次郎は、亡き女房の実家へ預けていた息子の信太を引き取り、神田明神下の長屋に父子二人で暮らしていた。ある日、魚屋のうろこ屋が初鰹を破格で売ると言い出した。粋な趣向に江戸の人々が大いに盛り上がる中、安次郎はうろこ屋のおかみ・お民が不義で家を追い出されたと聞く。一方、安次郎は二十数年ぶりに叔父との再会の時が近づいていた……(「邂逅の桜」)。人生の滋味にあふれた、切ない香りが吹き抜ける傑作人情小説、待望の第三巻。(解説・東えりか)
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112位
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113位日本軍の反攻に備え、ガダルカナル島では米軍により着々と迎撃態勢が整えられ、さらにムンダにも新基地が設営された。 これに対し日本側も、新造の潜水艦隊やラバウル航空部隊がムンダへの米軍輸送部隊を次々と沈め、さらにガダルカナル島への奇襲攻撃を開始。戦艦金剛と榛名が米基地滑走路を砲撃し、潜水艦で新型噴進弾を撃ち込む。 連日連夜の噴進弾攻撃に、海上輸送路の途絶、そのうえでの砲撃と爆撃……ソロモン海の覇権をめぐる日米の戦いは、高度な心理戦へともつれこんでいき、やがて、海戦史上稀な戦艦同士の打撃戦へと展開していくように思われたのだが……。 そこには、日本海軍の深謀遠慮が隠されていた!!
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114位明暦の大火で灰燼に帰した江戸―― 焼け出された人々に、癒しの湯をとどけたい! すべてを失った湯屋の娘ぎん。自らの再生と町の復興のため、舟で江戸じゅうをめぐる! 人情の“ぬくもり”が胸に沁みる時代小説。 舟に、生きる希望をのせて漕ぐ―― 所は神田駿河台・上柳原の寿々喜湯。江戸では珍しい湯女を置かぬ湯屋だが、良質な湧水と絶妙な湯加減で、多くの町人に親しまれていた。 跡継ぎの娘ぎんは、父・儀兵衛と折り合いが悪く、孤独を抱えながらも懸命に働いていた。しかし明暦三年(一六五七)一月十八日、本郷丸山から広がった猛火はあっという間に駿河台を呑み込み、江戸の大半を焼き尽くした。 家族と湯屋、無二の友を失くして絶望の淵に立つぎんは、偶然出会った羽州浪人・茅島の力添えで、寿々喜湯の再建を決意。さらには江戸じゅうの人々を湯で癒すために前代未聞の策に出る……。
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116位江戸のミス・マープルこと旗本の大奥様、 六十三歳の嬉代が、市井の謎を解き明かす。 孫娘の那美をお供に、心楽しく、温かい 読後感の時代コージーミステリー四話収録! 好評シリーズ2弾! ◎四百五十石の旗本・羽鳥家の大奥様・嬉代のもとには、 しばしば町中の小さな事件の謎が持ち込まれる。 嬉代主催の句会の常連・町名主の山左衛門から、 空き家に幽霊が出るという噂に困っている という相談を受けた。 幽霊の正体は? 意外な事実が明るみに…。 ◎句会の常連・江崎幸十郎が二百五十石の旗本・ 高松利兵衛(たかまつりへえ)という友人を 嬉代のもとに連れて来た。 十八になる娘の真智(まち)が、 近頃、一人で外出しているので心配している というのだ。 嬉代の推理が明らかにした事情とは? ◎行方不明になった長屋の猫が導く事件の真相。 出産した猫の隠れ家に隠されていたのは…? 二両という大金を紛失した事件を猫が解決!? 江戸コージーミステリー四篇が楽しめる シリーズ第二弾!
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117位思いが通じ合った相手の元へ嫁ぐ娘と、 両親に溺愛された美しい娘。 失踪する理由もない二人が忽然と姿を消した。 --その発端は、すべての女性が持つ「迷い」。 嫉妬と憧れ。美しさと醜さ。すべて表裏一体だ。 真っ赤な朝焼けの中、娘が一陣の風とともに忽然と消えた。居合わせた父親が自信番に捕らえられるが、自ら命を絶ってしまう。不自然な失踪に「神隠し」を疑うお初と右京之介。探索を始めた二人は、娘の嫁ぎ先に不審な点があることを突き止める。だがその時、第二の事件が起こった。 悲しみも苦しみも、恨みも嫉妬も全部吸い取ってくれる。 だから、宮部みゆきはすごい。 霊験お初シリーズ、第二弾!
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118位命がけの勝負、させてもらいます。 累計85万部! 大人気「損料屋喜八郎始末控え」シリーズ、第5巻。 真夜中の初午参りに出掛けた喜八郎らは、川で身投げの女を間一髪のところで助け出す。彼女の奉公先は色恋沙汰が御法度の賭場で、好いた男と心中を図ったものの自分だけが助かったという。喜八郎は非道と名高い賭場の貸元に直談判を挑むが――。喜八郎の恋にも進展が訪れる、待望の時代小説シリーズ第5弾! 解説=西上心太 単行本 2023年1月 文藝春秋刊 文庫版 2025年6月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
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119位
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120位武士から菓子職人に転身した変わり種の主、治兵衛。父を助ける出戻り娘、お永。看板娘の孫、お君。 親子三代で切り盛りする江戸麹町の評判の菓子舗「南星屋」には、味と人情に惹かれやって来るお客が列をなす。 麹町を大火が襲った夜以来、姿を見せなくなった気のいい渡り中間を案ずる一家だったが、 ある日、思わぬところから消息が届き……。 「誰だって、石の衣は着ているもんさ。中の黒い餡を、見せねえようにな」 ほろりとやさしく切ない甘みで包む親子の情、夫婦の機微、言うに言えない胸のうち。 諸国の銘菓と人のいとなみを味わう直木賞作家の大人気シリーズ、最新刊! 〈収録作〉 饅頭くらべ 母子草 肉桂餅 初恋饅頭 うさぎ玉ほろほろ 石衣 願い笹
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121位直木賞受賞作『木挽町のあだ討ち』が実写映画化! 「自由」に生きることの真実を描く歴史長編。 弥兵衛が弟子入りをして間もなく、師の海保青陵は亡くなった。当代きっての儒学者で、経済にも精通し、江戸の世に「自由ナル」生き方を説いた青陵。京弓師の跡取りでありながら職人としては未熟で、算盤勘定や商いにばかり惹かれる16歳の弥兵衛に、その「商い」こそが世を変えると教え、「自由自在」に生きる道を示してくれた先生だった。最後の弟子となった弥兵衛は「遺灰は空に撒け」という師の遺言を胸に、兄弟子と連れ立って青陵ゆかりの人々を訪ね歩く。江戸の実弟、変わり者の絵師、川越の商人、秩父の家老、金沢の隠居、そして京――。青陵に人生を変えられた者たちが語り出す、亡き師の思いがけない過去、人知れぬ後悔とは。
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122位日米両軍が激突し、硝煙と死臭漂う地獄と化したオアフ島で、伊達は最終ターゲットを狙撃したが……。ついに日米英に渦巻く陰謀が明らかに!! 第一シーズン堂々の完結。
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123位沖縄は私たちのものだ! 本土復帰直前の沖縄。 治安を守ろうとする者と真の独立を目指す者、それぞれの故郷への思いは徐々に激化し、激突していく。米軍の意向を受けて動く琉球警察員たちの意地と葛藤を、凄まじいほどの濃度で描く人間ドラマ。 戦後、本土復帰前の沖縄に、ある事件で九死に一生を得た東貞吉が帰ってきた。 再び琉球警察の公安部の一員として、そして米軍の意向を受けて動く者として。 その当時の沖縄はベトナム戦争の前線基地として、戦争の負の熱気に包まれていた。 米軍に対する反対派が過激さをましていくなか、公安警察の矜持と日本人の誇りに揺れる貞吉の運命は……。
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124位
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125位珊瑚海の大決戦! 山本五十六の苦悩、そして満身創痍の大和は…… 連合艦隊はハワイ奇襲に成功、ミッドウェー海戦でも勝利する。海軍への期待の高まりに陸軍首脳部はいらだちを強め、昭和17年7月、陸軍部隊が連合艦隊司令長官・山本五十六宅を包囲。政府・海軍・宮中は事前に情報を察知し、最悪の事態を避けることができた。日本はフィジー、サモアも支配下に収めて米豪遮断を図り、中国では日本陸軍が国民党に協力して共産党勢力を撃退。昭和18年6月の第二次ミッドウェー海戦でも新型空母を仕留め、米軍の侵攻を阻止する。しかし11月28日、米軍はガダルカナル島への上陸に成功。日米両艦隊は総力を結集して、最後の決戦に挑む! 帝国必勝の道を探る大型仮想戦史「大東亜大戦記」シリーズ、第5弾。完結編。 ●羅門祐人(らもん・ゆうと) 福岡県出身。血液型はO型。星座は山羊座。少林寺拳法三段。主な著書は『元祖羅門堂病院』『蒼き波濤』『独立愚連艦隊』『天軍戦国史』『列島大戦NEOジャパン』『超極級戦艦「八島」』など。 ●中岡潤一郎(なかおか・じゅんいちろう) 1968年生まれ。獨協大学経済学部修士課程修了後、テクニカルライターに。1996年『決戦!津軽海戦 鋼鉄の嵐 維新篇』で商業デビュー。以降、架空戦記、時代小説を中心に執筆。近作に『同心若さま流星剣』シリーズ、『浪人上様織田信長』シリーズ(いずれもコスミック時代小説文庫)がある。競馬好き。関東圏の競馬場、特に中山競馬場、船橋競馬場によく出向く。
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127位この男の生き様は美しい。 本屋大賞の話題作。読まずに語るな。 愛する家族、社員、そしてこの国の未来のために。 この奇跡のような英雄たちは、実在した。 敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。ホルムズ海峡を突破せよ! 戦後、国際石油カルテル「セブン・シスターズ」に蹂躙される日本。内外の敵に包囲され窮地に陥った鐡造は乾坤一擲の勝負に出る。それは大英帝国に経済封鎖されたイランにタンカーを派遣すること。世界が驚倒した「日章丸事件」の真実。 若き頃、小さな日本の海で海賊とよばれた男は、石油を武器に、世界と対峙する大きな野望を持っていた。 「ゼロ」から全てが始まる。
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130位
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132位「『大和』より上だ。間違いない」 英本土奪還へ王手をかけた日英連合軍。だが、ヒトラー総統の死守命令を受けたドイツ軍は、ロンドン周辺地域を固め徹底抗戦の構えを崩さない。 都市の破壊を引き起こす市街戦は避けたい英国政府としては、敵を兵糧攻めにして降伏に追い込むしかないと決断。英本土周辺海域にて、互いの援軍と補給を断たんとする激しい海空戦が繰り返されることとなった。 次々と新兵器を繰り出すドイツ軍は英仏海峡の制海権を一気に握ろうとし、これまで温存されてきたドイツ大海艦隊をも出撃させた。必勝を期し、日英連合軍艦隊に最後の決戦を挑んだのである!
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133位対米戦の切り札として太平洋戦争開戦の年にデビューした新鋭中攻―本来の対艦攻撃任務に加え、陸上爆撃、偵察、輸送、対潜哨戒、さらには人間爆弾「桜花」の母機として活躍した一式陸攻の4年余にわたる闘いの全容を描く初めての通史。未発表を含む写真・図版290余点掲載。
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137位死に至るウイルスはロシアの女科学者により撒布されたと判明。依然、治療薬はなく、菌は全土に広まった。交通は遮断、経済は崩壊、そして食料不足。日本は平和部隊を派遣するが……
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138位
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139位どんな細かい仕草や表情の変化も見逃さず、人の心理を読み解く本所見廻同心・矢野剣次郎。その特技から『神の眼』と呼ばれ、悪党どもに恐れられる腕利き同心である。 そして商家の出世頭となった女手代のかすみ。裏社会を仕切る侠客の和田新九郎…… 本所では有名な人物たちであるが、彼らはその出自に大きな秘密を抱えていた。この三人、じつは将軍・徳川家斉の血を引く、ご落胤なのである。 市井の暮らしに溶けこみ、平凡な人生を望んでいた三人であったが、そこに幕府をも揺るがす大事件が舞いこんでくる。なんと次期将軍・家慶の庶子が誘拐されたというのだが……。 葵の流星剣が弱き子を救い、悪を裁く! シリーズ最終・第三弾!
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141位恨むな。憎むな。あらゆる声へ耳を傾けよ。そして――とこしえの和をなせ。 時は戦国、北の大地。謎多きアイヌの壮年・シラウキが人喰いクマの襲撃から助けた少女はなんと、蠣崎氏当主の娘・稲姫だった。礼として居城に招かれるが、それが思わぬ和人とアイヌの戦の引き金を引いてしまう。 稲は己の無知が招いた惨状を目の当たりにして、和睦には自ら打って出ることを決意する。 一方シラウキも稲姫の姿に心打たれ、少年期の惨劇の清算を和睦へと託すのであった。無頼の女傑、女真族、恐山の怪僧……二人は心強い協力者とともに和睦の中人となりうる出羽国・安東氏のもとへ向かう。 果たして二人は、「とこしえの和」を実現することができるのか。 いま最も注目を集めるヒストリーテラーが贈る、乾坤一擲の本格歴史エンターテイメント。
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142位「のぼうの城」作者・和田竜執筆の脚本! 戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉。関東の雄・北条家に約五十万にも及ぶ大軍を投じた豊臣方に抗して最後まで屈しなかった唯一の支城があった。現・埼玉県行田市に本拠を構える武州・忍城。周囲を何重もの湖で取り囲まれた「浮き城」の異名をとった難攻不落の城である。 豊臣方二万の大軍を指揮した石田三成の水攻めにも屈せず、約数百の兵で抗戦した城代・成田長親とはどんな人物なのか。家臣はおろか所領の百姓達にも「のぼう様」などと囃されてなお泰然としていた男が決断した理由とは? 大ベストセラーとなった小説の執筆以前にすでに書かれていた瞠目の脚本。
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143位知恵も力も貸すと評判の江戸のレンタルショップの暖簾を、 今日も秘密を抱えたお客がくぐる── 口は悪いが心根の優しい娘店主の人情たっぷり謎裁き! 待望の第7弾! 「よかったな。思いを告げられて──」 江戸庶民が何かと頼りにする貸し物屋・湊屋両国出店の娘店主お庸は、厄介事を丸く収めると評判の江戸娘。口は悪いが情に厚いお庸のもとには、今日も事情を抱えたお客がやってくる──。 正月二日、不思議な宝船の摺り物は何のために長屋に配られた? 高価な煙草盆を借りに来た老侍の正体と目的は? 鶴の意匠の平打ちの簪を借りた男の抱える秘密とは? せつない思いを込めた恋文は誰に宛てて綴られた? 年越しまで取り置きされていた上等な布団一組の本当の使い途は? 初夢のまじない / 三つの煙草盆 / 平打ちの簪 / お慕い申し候 / 暖けぇ布団一組 の5話構成! お客が求める貸し物の陰に隠れた秘密を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、大人気書き下ろし時代小説、待望の第七弾! <著者プロフィール> 平谷美樹(ひらや よしき) 1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学卒。中学校の美術教師を務める傍ら創作活動に入る。 2000年『エンデュミオンエンデュミオン』で作家としてデビュー。同年『エリ・エリ』で小松左京賞を受賞。2014年、「風の王国」シリーズで歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。 著書に「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」「貸し物屋お庸謎解き帖」(だいわ文庫)シリーズのほか、「修法師百夜まじない帖」(小学館文庫)シリーズ、「貸し物屋お庸」(招き猫文庫)シリーズ、「採薬使佐平次」「江戸城 御掃除之者!」、「よこやり清左衛門仕置帳」(角川文庫)シリーズ、『安倍宗任伝 前九年・後三年合戦』『柳は萌ゆる』『国萌ゆる 小説 原敬』『虎と十字架』(実業之日本社)、『でんでら国 上・下』『鍬ヶ崎心中 幕末宮古湾海戦異聞』『天酒頂戴』(小学館文庫)、『大一揆』(角川文庫)、『賢治と妖精琥珀』(集英社文庫)等、多数がある。
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145位話題のNHKスペシャルの書籍化 誰が、なぜ選ばれたのか? 極秘資料が明かした選別の実態。 15年に及ぶ取材で隊員約4000人の本籍地や経歴を徹底調査。 浮かび上がってきたのは、選別の実態と職員たちの心情、 そして当時の日本人の特攻への熱狂――「一億特攻」の真実に迫る。
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146位若き本草学者の不思議に満ちた生きものとの出会い――心震わせる時代幻想譚。 美(う)っつい奇のくには、どこからか草木の「声」が聴こえてくる。 みずみずしい読後感につつまれた。 ―――――中江有里さん(俳優・小説家・歌手) 心震わせる生きもの賛歌。 美(う)っついのう。 紀州藩士の息子・十兵衛(後の本草学者・畔田翠山(くろだすいざん))は、 幼いころから草花とは自在に語らうことができるのに、人と接するとうまく言葉を交わすことができずに育った。 ある日、草花の採取に出かけた山中で天狗(てんぎゃん)と出会ってから、面妖な出来事が身の回りで次々と起こり……。 若き本草学者の、生き物や家族、恩師との温かな交感と成長を描く、感動の時代幻想譚。 〈目次〉 天狗 てんぎゃん 卯木 うつぎ 蜜柑 みかん 雪の舌 ゆきのした 伊佐木 いさき 不知火 しらぬい 藤袴 ふじばかま 仙蓼 せんりょう 譲葉 ゆずりは 山桃 やまもも 白山人参 はくさんにんじん 黒百合 くろゆり 瑞菜 ずいな 稲穂 いなほ 蓮華 れんげ 装画 MAYA MAXX 本文画 畔田翠山
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147位かつてはやさぐれていた同心・樋口忠次郎は、剣と探索に天賦の才を発揮し、町民から慕われる存在となった。奉行所内の評判も上々で、臨時廻りから八丁堀の花形・定町廻りに昇格する日も近いという噂である。だが、忠次郎には人知れぬ秘密があった……。深川を縄張りとし、義に生きる渡世人集団・やぶれ組。その頭領である白虎の小五郎こそ、忠次郎が持つもうひとつの顔であった。八丁堀同心とやくざの親分――危ういながらも順調な二重生活を送る忠次郎の前に、最大の危機が訪れる。やぶれ組を立ち上げながらも突然、姿を消した、本物の白虎の小五郎が現れたのだ。相反する信念を持つ二匹の虎が、深川を舞台に宿命の対決を繰り広げる!
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148位
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149位米の値が高くなる裏に… 打ちこわし騒動勃発! 標的にされた米屋の金蔵には男の亡骸が…。 江戸の町に米価暴騰の噂! その裏で開帳される賭場。 米屋と繋がりがあるのか? 老中稲山が新設を画策した悪を一掃する清掃組とは? 米屋は米を売り惜しみ、米価暴騰に備えているという、まことしやかな風評が流れた。悪徳商人として駿河屋も打ちこわしの対象となったが、当主文左衛門はなぜか平然としている。ところが金蔵では胸に包丁が突き刺さった男の亡骸が見つかり、打ちこわしの背後に莫大な金の動く賭場の存在が見え隠れする。博徒を一網打尽にしようとする老中お抱えの「清掃組」は悪か? 善か?
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154位
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155位手近なリゾート地というイメージが定着しているサイパン島は、第一次世界大戦中の1914年からアメリカが占領する44年まで、日本の統治下に置かれた。 移民によって開墾され、「南洋の東京」として栄えたが、やがて戦禍に──。 「楽園」を求めて南の島に渡った二つの家族を通して、日本領サイパン島の歴史をダイナミックに描く。〈解説〉池澤夏樹 〈目次〉 プロローグ 第1章 漂着 第2章 獣の島 第3章 南洋成金 第4章 南洋の東京 第5章 北ガラパン二丁目大通り 第6章 南村第一農場 第7章 海の生命線 第8章 軍島 第9章 戦禍 第10章 収容所 エピローグ 解説 池澤夏樹
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158位大坂の陣に破れ、諸国を武者修行したのち、江戸で用心棒となった萩原源四郎は、我流ながらも剣は達人の腕前。情に厚く、市井の人々からは「おたすけ源四郎」として慕われていた。寛永五年、夏。源四郎は、口入屋の紹介で、柳生十兵衛の依頼を受ける。京から逃げてきた女を探してくれという、手間はかかるものの、安全に思えた仕事であったが、目的の女を見つけた源四郎に、正体不明の忍び集団が襲いかかってきた。降りかかる火の粉を払いのけるうちに、源四郎は、江戸と京を揺るがす紫衣事件に巻きこまれていく…。歴史の闇に秘められた幕府の重鎮、南光坊天海の正体とは!?源四郎の必殺剣が、哀しき忍びの宿命を断ち斬る。
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159位第167回直木賞候補作、待望の文庫化! 「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。 その背後にあったのは、国の実権をめぐる女たちの政争。 そしてわかり合えない母娘の悲しい過去だった。 「大仏は眼が入って初めて仏となるのです。男たちが戦で彫り上げた国の形に、玉眼を入れるのは、女人であろうと私は思うのですよ」 建久六年(1195年)。京の六条殿に仕える女房・周子は、宮中掌握の一手として、源頼朝と北条政子の娘・大姫を入内させるという命を受けて鎌倉へ入る。気鬱の病を抱え、繊細な心を持つ大姫と、大きな野望を抱き、それゆえ娘への強い圧力となる政子。二人のことを探る周子が辿り着いた、母子の間に横たわる悲しき過去とは――。「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。その背後には、政治の実権をめぐる女たちの戦いと、わかり合えない母と娘の物語があった。
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164位「見えない人の心を戯作で表現したい」そんな決意を抱く戯作者の孫娘おけいは、次回作のネタ探しに苦しんでいた。そんな折、版元でおけいの想い人の勘助が、お菓子競べへと誘う。 そこで羊羹舟と呼ばれる菓子の型が宙を飛ぶという、とんでもない現場に出くわす。 もしかしたら付喪神かもという弟・幸太郎の言から、羊羹舟に秘められた想いを探ろうとするおけい。 やがて、手がかりが加賀にあると知り、関係者を訪ね歩く。そして加賀で一二を争う菓子職人兄弟の葛藤と苦しみに辿り着く。 おけいは、増長し上手く話せなくなった幸太郎との関係を振り返りつつも、羊羹舟に込められた持ち主の想いを一気に筆に託した。 「人と人との思いやる心」に涙する時代小説の傑作!
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165位双子で生まれ忍びの里で育てられた小田浜藩城主の弟・小弥太。兄逝去の報と共に出自が明かされると、連れ去られるように城に上がる。 兄と瓜二つの小弥太は、周囲に気づかれず城主に成りすませるが、日夜世継ぎづくりで、兄の正室や多くの女たちに囲まれてしまい……。 そんな小弥太を、陰日向に支えるのは幼なじみの女忍・かがり。その術は、美貌の女中から堅物の姫君にまで催淫の効果があり、ウブな小弥太も容易に女たちを悦ばせることができた。しかし、寄ってくる女のなかには亡き父の側室など、妖しげな美魔女までいてーー。 淫謀渦巻く小田浜藩で、小弥太はその正体を隠し、御家断絶の危機を救うことができるのか!? 睦月淫法帖の大傑作、待望の復刊!!
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170位古代の女帝推古、平家の肝っ玉母さん時子、江戸期の奥女中絵島など、日本史のなかの猛女たちのあっと驚く生き方をユーモアたっぷりに描く。大好評シリーズに花をそえる楽しい一冊。 【目次】 謎の女帝第一号 推古天皇 幻の女王 額田王 美貌の女帝 元正天皇 王朝の悪女に乾杯! 伊勢 王朝の長寿VIP 藤原彰子の系譜 王朝の落ちこぼれ女御 藤原元子 謎の女富豪 上西門院統子・八条院しょう子 美女に愛された美女 小督 平家一門の肝っ玉母さん 平時子 体験的戦国経営学 京極お初 優雅なる殺生石 東福門院和子 大奥スキャンダルの女王 絵島
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171位21世紀の歴史時代小説に新風を吹き込んだ巨編 没後10年、火坂雅志畢生の代表作 「現代社会に通ずる箴言にあふれている」(解説より) 文芸評論家 細谷正充 運命の主・豊臣秀長のもとで才能を開花させた藤堂高虎は、粉河二万石の大名にまで出世を遂げた。だが束の間、秀長が病で急逝してしまう。後継者の秀保も暗殺され主家を失った高虎は秀吉に取り立てられるが、朝鮮出兵など強引な政策に豊臣家の未来に危機を抱く。秀吉の死後、かねて親交のあった徳川家康に仕えた高虎は、天下分け目の関ケ原の合戦で、遂に宿敵・石田三成と対峙する……。己を変革し戦国をしぶとく生き抜いた名将の生涯!
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176位平家が西海の藻屑と消えてわずか半年後、武勲第一の義経は、それまで指揮下にあった頼朝の兵に追われる身となった。吉野から多武ノ峰、伊勢、伊賀――息をひそめて主従7人、平家の残党の如く生きる。静(しずか)を見捨ててまでの潜行につぐ潜行。義経はひたすら東北の空に仰ぐ。そこには、頼朝の最も恐れる藤原3代の王国が――。人間の愚、人間の幸福をきわめつづけた吉川文学の総決算、ここに完結。
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180位天子蒙塵 全4冊合本版 『天子蒙塵1』『天子蒙塵2』『天子蒙塵3』『天子蒙塵4』収録。 さまよう溥儀。 紫禁城を追われた最後の皇帝(ラストエンペラー)は、日本の庇護下に。 混沌の中国で天命を、龍玉を抱く者は誰か。 累計590万部! 「蒼穹の昴」シリーズ第五部、堂々開幕!!(全4巻) 1933年春。 父の築いた国と軍を失った張学良は、欧州へ向かった。 清朝最後の皇帝・溥儀は「満洲国」の執政となっていた。 北京では前の大総管太監・李春雲が、一人の女性の許を訪れる。 紫禁城を去ってからの溥儀がいかにして生きたか、 その証言者は史上はじめて皇帝を離婚をした、元皇妃であった。
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185位華統国の侵攻により危機に瀕したアスローンが友邦〈皇国〉に支援を要請。観戦武官として派遣されていた皇国水軍少佐は、御雇外国人将校ながらシンジョウ級強砲艦〈グランディリオ・シンジョウ〉の艦長に任じられ、姉妹艦〈プリナスキ・ユーリア〉以下十隻を超す艦隊を率いて敵陸上拠点の砲撃に向かうが……!? 中公文庫『皇国の守護者9』所収。
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186位※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦争を生き抜いた著者がつづる生と死の物語 戦記ドキュメンタリー完全復刻! 昭和19年、南太平洋ニューブリテン島中部、部隊は壊滅的打撃を受けたものの、ひとり生き延び、仲間の鈴木と合流することに成功する。そして断崖を通り抜け道なき道を進み、敗走を続けた。敵に追われ、飢えや渇き、暑さに苦しみながらも九死に一生を得た著者が綴る、生と死の物語。戦記漫画の傑作を6編収録。
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188位「冬の時代」を告げる凩(こがらし)が吹きすさぶ。大逆事件が迫る。――日露戦争後の明治41年、東京赤坂の陸軍歩兵第一連隊から兵卒37名が脱営した事件を軸に、軍国化の足を速めた大日本帝国と苦難の時を迎える社会主義運動の姿を、豊富な資料をもとに再構成する。史伝体と物語体の巧みな併用によって今日によみがえらせた歴史長編。1985年、第12回大仏次郎賞受賞作。
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196位盟友・橘逸勢らと共に、遣唐使として長安に入った若き僧・空海。密教の真髄を「盗みにきた」と豪語する空海は、ありあまる才で多くの人を魅了していく。一方長安では、奇怪な事件が続いていた。役人・劉の屋敷に猫の化け物が取り憑き、皇帝の死を予言したという。噂を聞いた空海と逸勢は、劉家を訪れ妖猫と対峙することに。その時から2人は、唐王朝を揺るがす大事件にかかわることになる──! 空海、四国八十八か所遍路開創1200年記念! 中国歴史伝奇小説の傑作を、お得な合本版で! ※本電子書籍は映画カバー版です。通常版とは書影画像が異なりますが、内容は同じものです。
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198位国境を挟み、宋遼二国は一触即発の状態に。宋の北辺を守る楊業と息子たちの前に、遼の名将・耶律休哥が立ちはだかる。神出鬼没、白い毛をたなびかせて北の土漠を疾駆するこの男は、「白き狼」と恐れられていた。意のままに動く赤騎兵を従えた「白き狼」の出現に、さすがの楊家軍も、思うように動けない。楊一族を苦しめたのは、敵将ばかりではない。力はあっても新参者の楊業に対し、宋軍生え抜きの将軍、文官たちが、次々と難問を突きつける。建国の苦悩のなかで、内なる戦いも始まっていたのだ。運命に導かれるように戦場に向かう男たち。天はいずれに味方するのか。滅びゆく者たちの叫びが切々と胸に迫る。最後の場面のためにそれまでの850枚があったかと思わせる感動のクライマックス。この先を読みたい、との読者の熱い要望に応え、著者は現在、続編「血涙」を執筆中だ。「水滸伝」に勝るとも劣らない英傑たちが活躍する北方『楊家将』、怒涛の後編。
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200位慶長十二年の江戸。京橋の遊郭に刃物を持った侍が押し入り、客や遊女を人質に立てこもった。 この凶事に巻き込まれた客のひとりの老剣士は、なんとか平穏にこの場をおさめようと、息を殺してなりゆきを見守っている……。 果たしてこの老剣士、一瞥してただものではないとわかるものの、その正体は予想のはるか上。なんと、本能寺の変を生き延びたかつての天下人、織田信長その人であった。 天下布武に興味をなくし、いまや江戸で自由気ままに暮らす信長は、退屈しのぎとばかりにさまざまな揉め事や事件を解決していく。 そしてそんな信長のまわりには、かつての名将や有名人などが、次々と現れてくるのだが……。