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太閤秀吉の居城となる伏見城の普請が進む中、盗賊石川五右衛門が京の三条河原で釜茹での刑に処せられた。凄惨な光景に茂兵衛も顔を顰めるしかない。無謀な「唐入り」も強行し、最近の秀吉はさすがにおかしい。暗澹たる茂兵衞にさらなる追い打ちがかかる。小田原の大久保忠世が危篤だというのだ。長く一緒に戦ってきただけに忠世とは愛憎半ばする仲である。今生の別れを告げるため、鉄砲百人組を引き連れて東海道を急ぐ茂兵衞だが、途上、何者かの襲撃を受ける。戦国足軽出世物語、不協和音響く第十四弾!
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いよいよ
豊臣秀吉の晩年の数多くの問題は様々な作家によって数多くの作品の材料となっているが、本シリーズの主人公茂兵衛の目から見るとこのように見えるのだ、再認識させられた。この巻は大きな戦はないが、鉄砲隊の細部の表現に作者の手慣れた手腕が感じられる。
Posted by ブクログ
ライフワークとはこれを指すんだろうな、と思わずはにいられない予定調和で楽しめました。
40代の茂兵衛が暴れ回ります。
さて、大河ドラマ『麒麟がくる』をはじめ秀吉の人物像といえば総じて不気味。この作品も全開で理解不可能な傑物として描かれています。しかしそれは、天下人までなったのに「下賤のもの」が付きまとう一生涯を送ったことと、どこか表裏一体ではないかなと感じました。
とことんまで他人を出し抜くには、とことんまで奇手奇策を用いるほかない。
プーチン大統領しかり、トランプ大統領しかり、キム総書記しかり。
石破さんも、なにかできそうな雰囲気はありますが。。
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