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Posted by ブクログ 2022年11月14日
革命的思想家としての松陰吉田寅次郎と革命家としての高杉晋作をある意味対比させているような、気がしないでもない。
というのは読みながらなんとなく感じていたけど、最後の松本健一さんの解説がわかりやすくて、なるほどなと腑に落ちた。
あの時代で見れば「狂」であるのは両者変わりないだろうが、活動する時期でまっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月02日
吉田松陰についての小説かと思っていたら案外あっさりと亡くなったのでビックリしたが、本作はむしろ高杉晋作を中心とした幕末志士たちの物語である。これらの人物に対しては心酔しているファンも多いが、しかし本当に有能であったかどうかは本作を読んでも評価がわかれるところだろう。もちろん将来的に明治維新が実現した...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月07日
1〜4巻、全体の感想
何だろう。この本を読んでると、突き動かされるような気持ちになってくる。吉田松陰や高杉晋作の生き方そのものはもちろんのこと、それ以上に思想や革命、正義といったものへの司馬遼太郎の考え方や解釈がそうさせるんだろう。
読み終わるまで、思想やそれが見据える正義の影響力の凄さに引き込まれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月23日
ついに最終巻。晋作爆発の時。
創始者である奇兵隊から挙兵の加勢を断られた晋作は自分と伊藤俊介(のちの博文)と力士隊のみで長州藩に対してクーデターを行った。嗚呼、晋作よ。生き急ぎ、師である松陰先生同様幕府の瓦解と新しい日本を見ることができなかったが、それでも師の教えの通り、生きて為すべきとを為してから...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月12日
【感想】
ついにシリーズ読破!!
高杉晋作の本では、やはり司馬遼太郎が最高に面白かったな。
2巻途中から、主人公が吉田松蔭→高杉晋作に移り変わり、高杉晋作の奇想天外な生涯が描かれていた。
「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し」。
正にそのような生涯を過ごした高杉晋作は、どのような思いで死んでいっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月27日
第二次長州征伐の終盤、高杉晋作が歿する迄。
生きて維新を迎えていたら日本はどうなっていたか?と想像するが、藩内クーデター成功後と同様にきっと大官は固辞したんだろうなあ。
鬼神のような行動力はひたすらかっこいいです。
その後ながく長州人のあいだに伝えられた名言、「人間というのは、艱難は共にできる。...続きを読む
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