無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2024年03月14日
買ってから数年間、本棚にありました。読み始めたら止まりませんでした。上下巻あわせて、数日で読み終わりました。
日本史で名前を聞いたことのある、政治家・文化人が多数出てきます。それらの人が、主人公に関係しています。へぇー、この人とこの人は、こういう場面で付き合っていたのかと驚きます。
文庫の下巻の...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月14日
久々に気持ちの良い小説だった。江戸初期日本で初めての天文学者渋川春海の本。
囲碁のプロの一家でありながら算術と日時計が趣味。23歳から取り組み46歳、23年かけて改暦に挑んだ男。
平安時代の貞観4年(862)から中国の宣明暦をもとに毎年の暦を作成したが、800年以上もの長い間同じ暦法を使っていたので...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月17日
今更ながら読んでみたが非常に面白かった。
実話でありながら、将軍お抱えの囲碁の棋士が、算術や天文学も究める中で、和算の開祖関孝和との出会い、全国への北極星測量の旅を通じて、暦の改定という大事業に取り掛かっていく、漫画としか思えない展開を、非常に美しい日本語で綴る本作はレベルがとても高いと言える。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月14日
下巻。それにしても改暦事業という壮大なことは、容易ではなく、時がかかる。それはこの時代においては人がよく亡くなるということであり、この小説も漏れずに登場人物の移り変わりが激しい。しかし改暦事業の意思は、確かに主人公である渋川春海に託され、徐々にではあるが、形となっていく。
そして特に下巻は、情熱...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月14日
素晴らしい1冊でした!改暦というとピンとこないのですが、一月を30日にするか、31日か、28日にするかし、1年を何日にするか考え、誤差が生じないようにする暦にすることでしょうか。この改暦に携わる渋川春海。何度も挫折に遭いながらも、一歩ずつ進む姿が印象的でした。事をなすには、一足飛びには無理。いかに地...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。