天地明察 下
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天地明察 下

715円 (税込)

3pt

「この国の老いた暦を斬ってくれぬか」会津藩藩主にして将軍家綱の後見人、保科正之から春海に告げられた重き言葉。武家と公家、士と農、そして天と地を強靭な絆で結ぶこの改暦事業は、文治国家として日本が変革を遂げる象徴でもあった。改暦の「総大将」に任じられた春海だが、ここから想像を絶する苦闘の道が始まることになる――。碁打ちにして暦法家・渋川春海の20年に亘る奮闘・挫折・喜び、そして恋!! ※本書は2012年5月に発売された角川文庫版『天地明察』を底本に電子書籍化したものです。

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天地明察 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 天地明察 上
    594円 (税込)
    徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれた春海は己の境遇に飽き、算術に生き甲斐を見出していた。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く――。日本文化を変えた大計画をみずみずしくも重厚に描いた傑作時代小説。第7回本屋大賞受賞作。 ※本書は2012年5月に発売された角川文庫版『天地明察』を底本に電子書籍化したものです。
  • 天地明察 下
    715円 (税込)
    「この国の老いた暦を斬ってくれぬか」会津藩藩主にして将軍家綱の後見人、保科正之から春海に告げられた重き言葉。武家と公家、士と農、そして天と地を強靭な絆で結ぶこの改暦事業は、文治国家として日本が変革を遂げる象徴でもあった。改暦の「総大将」に任じられた春海だが、ここから想像を絶する苦闘の道が始まることになる――。碁打ちにして暦法家・渋川春海の20年に亘る奮闘・挫折・喜び、そして恋!! ※本書は2012年5月に発売された角川文庫版『天地明察』を底本に電子書籍化したものです。

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天地明察 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    素晴らしい本ですね。
    江戸時代初期に暦を作るという壮絶な事業を成し遂げているのがすごい。
    何よりも円周率3.14という記述がありましたが、もうすでにこの時代にこの概念があったのかと驚きました。

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    上巻下巻とも良い!!!!!一切飽きがない!!!下巻は1日で読み終えてしまった

    表現や単語が難しくGoogleと行き来しながら読む箇所もあったが、全体的にテンポ良くサクサク読めてしまった。特に物語終わり方、最後2人で同日にこの世を去ったところ、オシャレな終わり方だな。春海の最後はゆっくり穏やかにえん

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    圧巻の下巻。囲碁侍・渋川春海の勇姿に感動。そしえ改暦ということにこれだけの人が関わり成し遂げられたものなのかと素直に感動。高校で日本史を学んでたけど、個人的に「名前だけは聞いたことあるけど何をしたかイマイチ分からない人」である、渋川春海・保科 正之・山崎闇斎・関孝和あたりの方々の功績を学べたし、(フ

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    再読です。

    天文×時代小説。

    「チ。地球の運動について(以下「チ。」という。)」の人気が再燃するなか、この作品がずっと脳裏をかすめていた。改めて読むと、改暦には数学と高精度の天文学が必須であると書いてあり、やはり求められていたのは「チ。」と同じだった。

    渋川春海こと安井算哲は、変わり者だったが

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    歴史小説は苦手だけど、この本は凄く読みやすかった。
    多才な知識、不屈の精神、師•仲間•ライバル•妻の存在など、魅力的な存在と壮大なプロジェクトを完遂するドラマ性。
    描き方も上手く、痺れたり感動したり揺さぶられた。

    0
    2025年03月21日

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。
    春海の生涯をかけた勝負に惹かれました。
    まさに、七転び八起きの人生でしたが
    諦めない姿勢は自分も見習うべき部分が多いです。
    研究し続けることを諦めず
    周りの人間と協力し合って、
    自分も勉学に励みたくなるようなお話でした。

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    文句無しに面白い。主人公春海が人との出会いと別れを繰り返してどんどん成長していく、まるで少年漫画みたい。最初と最後はもう別人だもんね。

    怠けず、逃げず、信念を貫き通し、家族を大切にして幸福な人生を全うする。素晴らしい。

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    絶異。面白すぎた。

    上巻の感想にも書いたが、登場人物が皆んな生きている。今はもうとてつもなく春海のファンになった。

    また、史実としてもこの小説での描かれ方としても、保科正之が自分の中で最推し偉人になった。
    戦国時代からの武断の流れを文治へ導く思想と行動、素晴らしい!

    0
    2025年02月15日

    Posted by ブクログ

    面白い。足掛け23年の歳月をかけて作り上げた暦が出来上がるまでの過程はすごいロマンを感じる。今のよなら、スーパーコンピュータやAIでもっと早くとてつもなく膨大な計算が出来ると思うが、江戸時代に、それに人生を賭けて挑んだ渋川春海の一途さを思うと本当にかっこいい。
    明日も生きている、明日もこの世はある〜

    0
    2025年01月31日

    Posted by ブクログ

    第7回 本屋大賞
    第31回 吉川英治文学新人賞
    第4回 舟橋聖一文学賞
    第4回 大学読書人大賞第1位

    おもしろくて夢中で読み耽りました!
    歴史小説ならではの馴染みのない文章で言葉を調べながら読みましたが、不思議なくらい話の内容がわかりやすくて楽しかったです。

    前半は江戸時代の未知な情報がいちいち

    0
    2024年10月31日

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