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「信長を主人公にした戦国小説は無数にあるが、その中でも特異な輝きを放つ作品だ。」
――細谷正充氏(文芸評論家)
信長が天下統一へと邁進する中、織田家中では羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益ら師団長たちが苛烈な出世争いを続けていた。
が、“この世を支配する原理”によれば、5人のうちの1人は必ず働きが鈍り、おれを裏切る。いったい誰が?
焼けつくような駆け引きは、やがて「本能寺の変」の真相へと集束する。
理想を追い求めた異端児の苦闘と内面をまったく新しい視点から抉り出し、人間の根源に肉薄した歴史小説の金字塔!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2023年11月06日
前巻に引き続き一気読みしました。
とても面白かったです。この話はフィクションですが、本当に信長が二八の法則を突き詰め過ぎて本能寺の変が起きたんじゃないかと思えるのは作者さんの能力の賜物でしょうか。
光秀の定理と本作の光秀は同キャラなのか前編では?でしたが別物ですね。
またこの手の本を出してくれたら必...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月14日
下巻を読んで中身の深さを知った。当たり前と言えば当たり前。
「働き蟻の原理」に基づいた作品。信長はこの原理を徹底的に考え抜く人物になっている。また信長の有力家臣団のそれぞれの原理が描かれていた。その違いが見所。
特に明智は大きく取り上げられ、第二の主人公。最後の本能寺へと止まらない、止めることができ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月09日
各武将の心中にスポットを当てることによってか、もの凄い臨場感。「働き蟻の法則」も見事に史実に当てはめているのにも感服。歴史小説=フィクションながらも、この本に書いてあることが歴史の真実と思ってしまうほどのもの。思わず「光秀の定理」の最終章を読み返すと同時に、垣根涼介の他の歴史小説も絶対読まねばと改め...続きを読む
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