信長の原理 下
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信長の原理 下

814円 (税込)

4pt

「信長を主人公にした戦国小説は無数にあるが、その中でも特異な輝きを放つ作品だ。」
――細谷正充氏(文芸評論家)

信長が天下統一へと邁進する中、織田家中では羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益ら師団長たちが苛烈な出世争いを続けていた。
が、“この世を支配する原理”によれば、5人のうちの1人は必ず働きが鈍り、おれを裏切る。いったい誰が?
焼けつくような駆け引きは、やがて「本能寺の変」の真相へと集束する。
理想を追い求めた異端児の苦闘と内面をまったく新しい視点から抉り出し、人間の根源に肉薄した歴史小説の金字塔!

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信長の原理 のシリーズ作品

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  • 信長の原理 上
    814円 (税込)
    「垣根涼介の時代小説こそ  真に『独創的』という言葉がふさわしい。」 ――恩田陸氏 何故おれは、裏切られ続けて死にゆくのか――。 斯界の絶賛を受けた歴史長編、ついに文庫化! 織田信長は、幼少時から孤独と、満たされぬ怒りを抱えていた。 家督を継ぎ、戦に明け暮れていた信長はある日、奇妙な法則に気づく。 どんなに鍛え上げた兵団でも、働きが鈍る者が必ず出る。その比率は、幼い頃に見た蟻と同じだ。人間も、蟻と同じなのか……と。 信長は周囲の愚かさに苛立ちながらも、軍事・経済の両面で戦国の常識を次々と打破。怒濤の血戦を制してゆく。 不変の“法則”と史実が融合した革新的エンタテインメント!
  • 信長の原理 下
    814円 (税込)
    「信長を主人公にした戦国小説は無数にあるが、その中でも特異な輝きを放つ作品だ。」 ――細谷正充氏(文芸評論家) 信長が天下統一へと邁進する中、織田家中では羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益ら師団長たちが苛烈な出世争いを続けていた。 が、“この世を支配する原理”によれば、5人のうちの1人は必ず働きが鈍り、おれを裏切る。いったい誰が?  焼けつくような駆け引きは、やがて「本能寺の変」の真相へと集束する。 理想を追い求めた異端児の苦闘と内面をまったく新しい視点から抉り出し、人間の根源に肉薄した歴史小説の金字塔!

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信長の原理 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月03日

    原理を理解した信長がそれに溺れて本能寺の変が起こるというのが面白い。仕事が出来て権力があるだけでは、それぞれが子会社社長な武士の社会では、トップに立ち続けられないということなんだろうなぁ。
    光秀がコトを起こさざるを得なかった織田家中の状況説明が、丁寧で非常に説得力があった。

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    Posted by ブクログ 2023年11月06日

    前巻に引き続き一気読みしました。
    とても面白かったです。この話はフィクションですが、本当に信長が二八の法則を突き詰め過ぎて本能寺の変が起きたんじゃないかと思えるのは作者さんの能力の賜物でしょうか。
    光秀の定理と本作の光秀は同キャラなのか前編では?でしたが別物ですね。
    またこの手の本を出してくれたら必...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月04日

    初歴史小説でした、面白かったです。信長と家臣たちとの関係、それぞれの気持ちが絡み合い、天下統一に向かっていく。信長だけでなく裏切る家臣や成り上がる武将の駆け引きが面白くて引きこまられました。スピード感もありあっという間。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月23日

    面白いです
    純粋な歴史小説としても読み応えがあり
    信長やその家臣たちの心の動きが鮮明である

    なにより光秀が謀反を起こすに至った経緯をロジカルに表現している
    なるほど
    そういうことなら、あり得る
    と思える

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月14日

    下巻を読んで中身の深さを知った。当たり前と言えば当たり前。
    「働き蟻の原理」に基づいた作品。信長はこの原理を徹底的に考え抜く人物になっている。また信長の有力家臣団のそれぞれの原理が描かれていた。その違いが見所。
    特に明智は大きく取り上げられ、第二の主人公。最後の本能寺へと止まらない、止めることができ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月01日

    原理に気づいた秀吉と、最後に原理に流された光秀を上手く描いており舌を巻く。
    ビジネスにおいてもこの原理は当てはまるしその様に動いている。

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月09日

    各武将の心中にスポットを当てることによってか、もの凄い臨場感。「働き蟻の法則」も見事に史実に当てはめているのにも感服。歴史小説=フィクションながらも、この本に書いてあることが歴史の真実と思ってしまうほどのもの。思わず「光秀の定理」の最終章を読み返すと同時に、垣根涼介の他の歴史小説も絶対読まねばと改め...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月04日

    ~2021.04.03
    誰もを信じることができない人の不幸。

    これまでの信長とは違う内面からのいやらしさ、強さ、そして、脆さを感じる本。

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    Posted by ブクログ 2021年02月14日

    めちゃめちゃ面白かった。なぜ本能寺の変に至ったか、諸説の中で一番納得できる。遠い時代の戦国武将が、まるで同じ時代を生きている人のように感じられる。作者はサラリーマン経験者かな?アイデアと筆力に脱帽。

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月07日

    上下巻にわかれている本作ですが、全体の感想を上に書いてしまいました笑 こちらにもこれだけは書いておきます。これ凄い作品です

    0

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