歴史・時代ランキング(月間)

  • イクサガミ 地
    101位
    第1巻『天』が続々ランクイン、大反響!!☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★  第1位!/「時代小説SHOW」2022年時代小説ベスト10 文庫書き下ろし部門  第2位!/読書メーター OF THE YEAR 2022 第2位 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 討て。生きるため。 武士の時代の終幕――魂の戦い! 読者の熱烈な支持を受けた、明治バトルロイヤル譚。 待望の第2巻! 東京を目指し、共に旅路を行く少女・双葉が攫われた。 夜半、剣客・愁二郎を待ち受けていたのは、十三年ぶりに顔を合わせる義弟・祇園三助。 東海道を舞台にした大金を巡る死闘「蠱毒」に、兄弟の宿命が絡み合う――。 文明開化の世、侍たちの『最後の戦い』を描く明治三部作。待望の第2巻! 【文庫書下ろし】
  • 涅槃 下
    102位
    1~2巻 1,899円 (税込)
    歴史は、常に勝者の目によって捏造され、喧伝される。敗者は、彼岸にて沈黙するのみである――近隣の浦上や三村と激しくつばぜり合いをくり返し、彼らの背後にいる巨大勢力の毛利・織田の狭間で、神経を削りながら戦い続ける直家が最期に辿り着いた理とは。傑作歴史小説、堂々の刊行。
  • 新・入り婿侍商い帖 二つの祝言
    値引きあり
    103位
    善太郎との間にもうけたお珠を久実に見せるため、五月女屋敷に向かっていたお稲は、何者かに襲われる。さらに、大黒屋に、大口の仕事が舞い込んでくる。善太郎はお家存続のため、事件解決に向けて奔走する!
  • 新 本所おけら長屋(一)
    無料あり
    104位
    貧乏だけどお節介、情の厚さは天下一。笑いと涙の連作時代小説。 笑いと涙の大人気時代小説、第二幕開始! あれから三年――本所亀沢町はおけら長屋に、万造とお満が帰ってきた! 酒屋奉公人の松吉との再会を喜ぶ間もなく、左官の八五郎、浪人の鉄斎、お染ら馴染みの面々を騒動に巻き込んでゆく。 盗賊が狙う薬種問屋を守る「まんてん」、えせ宗教からの足抜けを画策する「みかえり」、訳あり上意討ちの謎に迫る「にたもの」の三篇収録。
  • スーパー・ハイテク艦「大和」(11) 連合艦隊レイテ湾突入!!
    105位
    太平洋戦争末期、大本営が企図していた『絶対国防圏』は崩壊し、劣勢のなか獅子奮迅の戦闘を続けて独り気を吐くスーパー・ハイテク艦「大和」だったが、アメリカ軍が日本本土攻撃に王手をかける状況に至り、遂に捷号作戦が発令された。圧倒的な物量を誇るアメリカ軍の猛攻は熾烈をきわめ、そんななかで連合艦隊の戦艦『大和』『武蔵』『長門』は、決戦の場レイテをめざした。レイテ沖では、闘将西村祥治中将率いる戦艦『山城』『扶桑』の第三部隊が、全滅覚悟で米第77機動部隊に突撃を敢行し、空からは神風特別攻撃隊が、爆弾を抱えて敵空母に突っ込んでいった。レイテでは、まさに血で血を洗う地獄絵図が描かれていた。歴史通り、日本は、このまま敗北を喫してしまうのか!?一方、現代から太平洋戦争にタイムスリップしてしまった日米の5人の宇宙飛行士たちは、互いに協力し合って21世紀に戻ろうとするが、果たして彼らの運命は!?血わき肉おどる人気戦記シミュレーション、遂に完結。
  • 孟嘗君(5)
    106位
    嘗邑(しょうゆう)を与えられた孟嘗君・田文(でんぶん)は、「天下万民のための宰相たれ」との孫ぴんの遺言で斉を出る。魏に乞われて宰相となり、斉にもどって宰相をつとめ、更に秦に赴くが、そこで生涯最大の危機を鶏鳴狗盗(けいめいくとう)で切りぬける。激しい争乱の世と、人間を愛して生きた戦国の名宰相にして中庸の思想を体現した大器を描ききった、感動の歴史ロマン。全5巻完結。(講談社文庫)
  • 振り出し 旗本出世双六(一)
    107位
    文政六年、いじめに耐えかねた西丸書院番二番組の新参・松平外記が三名の古参を城中で斬り殺す大事件、いわゆる「千代田の刃傷」が起きた。幕閣が混乱する中、二百二十五石の小旗本で無役の小普請組・北条志真佑は、番士を一新し再編成された二番組に抜擢され、妹の幸や叔父の相模八左衛門とともに喜んでいた。上泉新陰流を使い、十一代将軍徳川家斉の世子・家慶の力にならんと腕を撫す志真佑だったが……。待望の新シリーズ始動! 【目次】 第一章 騒動の後始末 第二章 役付の誉れ 第三章 城中規律 第四章 恨の根 第五章 盾の意味
  • 炎立つ 全5冊合本版
    108位
    陸奥の豪族安倍頼良の館では、息子貞任の婚儀が盛大に始まった。平将門の乱が平定されてすでに百年を越え、朝廷は蝦夷たちを俘囚と侮るばかりだった。源平の武士たちの台頭を前に、東北の地に黄金の楽土を築こうとした藤原氏の夢がこの夜大きな炎となって燃えあがる。著者渾身の大作歴史ロマン全5巻の合本版。
  • 家康、江戸を建てる
    109位
    天正十八年、家康は関白・秀吉から関東二百四十万石への国替えを要求された。そこは、水びたしの低湿地が多い広大な土地。家臣団の猛反対をよそに「関東には、のぞみがある」と受け入れた家康。貧村・江戸を本拠と定め、街づくりに着手。利根川東遷、神田上水、江戸城築城……日本史上最大、驚天動地のプロジェクトが始まった! ピンチをチャンスに変えた究極の天下人の、面目躍如の挑戦を描く快作誕生!
  • 穴屋でございます 六文銭の穴の穴
    110位
    〈どんな穴でも開けます 開けぬのは財布の底の穴だけ〉という珍商売「穴屋」佐平次。ある日、高橋荘右衛門と名乗る武士が訪ねてきた。吉原の花魁に入れあげた信州上田藩主・松平忠学を諫(いさ)めるため、相合傘に穴を開けてほしいという。依頼は無事成功したが、再び荘右衛門がやってくる。幕府大目付の早坂主水之介が、先祖が真田家に打ち負かされたことを逆恨みしているという……。
  • 世に棲む日日(四)
    111位
    動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し。高杉晋作はわずか八十人で兵を挙げ、長州藩のクーデターを際どく成功させる。幕府は慶応二(1866)年、長州藩を圧し潰そうと天下の兵を糾合し、藩の四方から進攻するが、時運はすでに移り変わっていた。維新の曙光をその目に認める高杉。しかし彼は肺を病んでいた――。『世に棲む日日』最終巻。
  • 燃えよ剣(下)
    112位
    「かれはいったい、歴史のなかでどういう位置を占めるためにうまれてきたのか」(「あとがき」より) 歴史と今を見つめ続けた司馬遼太郎さんが、自らにこう問いつつ新選組副長・土方歳三の生涯を鮮烈に描ききった『燃えよ剣』。下巻では物語もいよいよ佳境に突入。新選組も幕府軍の一角として加わり、薩長と激突した鳥羽・伏見の戦い。ここを転換点として幕末も最終局面を迎える。甲州勝沼、下野宇都宮、奥州会津……新政府軍に追い詰められていく過程で局長の近藤勇は離脱し、沖田総司は病死。残る隊士を束ねて歳三がたどり着いたのは函館五稜郭。そして、最後の決戦が迫る――! 渦巻く時代の激流に抗して闘い続け、歴史にその名を深く刻んだ男。司馬さんが活写する歳三の姿に、数多の日本人が心震わせてきました。不世出の小説家、司馬遼太郎の代表作『燃えよ剣』、電子書籍という器を得て、今ここに新たに登場!
  • 御宿かわせみ34 浮かれ黄蝶
    113位
    麻生家に通う途中で感じた熱い視線。新内流しの娘の思惑を量りかねる麻太郎だが…(表題作)。幼い頃に角兵衛獅子に売られ、果ては水夫になったという男が二人、「二人伊三郎」。数十年ぶりに父の郷里へ旅したるいを待っていたのは、少女時代の思い出とともに甦る、親族をめぐる怪事件…「公孫樹の葉の黄ばむ頃」。麻太郎、花世、源太郎たちが活躍する8篇を収録。明治版「かわせみ」への予感をはらみつつ、懐かしい江戸情緒の世界に惜別する一冊です。
  • 三国志 第十二巻
    114位
    正史に基いたかつてない三国志、ここに完結 後漢、曹操の祖父の時代に原点を求めた新しい三国志はついに蜀の滅亡へ。迫る魏軍に劉禅は降伏を決意し、三国時代はこの日畢った――
  • 皇国の守護者(全) 1~9+外伝集
    115位
    ※中公文庫『皇国の守護者1~9』(本篇および外伝、随想)と『CN25』所収の短篇を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ 帝国軍怒濤の侵攻に、殿軍を率いる皇国陸軍中尉・新城直衛は奇策を以て対抗。一度ならず敵を撃退し、凱旋を果たす。だが皇都には怨嗟と陰謀が蠢き、そして厳冬を衝く帝国の苛烈な反攻が! 血塗られた英雄の伝説を描く戦記巨篇!! 本篇9巻と外伝9篇、随想1篇を集大成した完全版。 〈収録作品〉 『皇国の守護者1 反逆の戦場』 『皇国の守護者2 勝利なき名誉』 『皇国の守護者3 灰になっても』 『皇国の守護者4 壙穴の城塞』 『皇国の守護者5 英雄たるの代価』 『皇国の守護者6 逆賊死すべし』 『皇国の守護者7 愛国者どもの宴』 『皇国の守護者8 楽園の凶器』 『皇国の守護者9 皇旗はためくもとで』 「猫たちの戦野」 「観光資源」 「職業倫理」 「新城支隊」 「島嶼防衛」 「お祖母ちゃんは歴史家じゃない」 「新城直衛最初の戦闘」 「我らに天佑なし」 「猫のいない海」 筆者贅言「はじめにみえたもの」
  • 新装版 播磨灘物語 全4冊合本版
    116位
    黒田官兵衛。戦国時代末期の異才。牢人の子に生まれながらも、22歳にして播州・小寺藩の一番家老になる。だが、「この程度の小天地であくせくして自分は生涯をおわるのか」という倦怠があった。欲のうすい官兵衛だが、「広い世界へ出て、才略ひとつで天下いじりがしてみたい」という気持ちは強かった。秀吉を天下人にした希代の軍師の物語が合本に!
  • 餓死した英霊たち
    117位
    アジア太平洋戦争において死没した日本兵の大半は、いわゆる「名誉の戦死」ではなく、餓死や栄養失調に起因する病死であった──。戦死者よりも戦病死者のほうが多いこと、しかもそれが戦場全体にわたって発生していたことが日本軍の特質だと著者は指摘する。インパール作戦、ガダルカナル島の戦い、ポートモレスビー攻略戦、大陸打通作戦……、戦地に赴いた日本兵の多くは、無計画・無謀きわまりない作戦や兵站的な視点の根本的欠落によって食糧難にあえぎ、次々と斃れていった。緻密な考証に基づき、「英霊」たちのあまりにも悲惨な最期を明らかにするとともに、彼らを死へと追いやった責任を鋭く問う、告発の書。
  • 超時空艦隊
    118位
    テロ発生により、アメリカのアフガニスタン侵攻が決定した。日本は後方支援のため、イージス艦こんごうを含む海上自衛隊第二護衛隊群を出撃させる。ところがその一時間後、静寂に包まれていた全艦は、正体不明のサイバー・テロに遭遇し、霧中を抜けるとそこはマリアナ沖海戦直前の昭和19年6月10日の太平洋上だった! 歴史を知る小野田海将補は、サイパン・グアム陥落がB‐29の焦土作戦の始まりと考え、大日本帝国海軍第二戦隊として参戦することを決意する。 マリアナ諸島を舞台に繰り広げられる、智将スプルーアンスと小野田海将補の一進一退の頭脳戦。果たして最新鋭兵器を有する第二護衛隊群は、日本の未来を変えられるのか!?
  • 駿河城御前試合
    119位
    巷説寛永御前試合は虚構である。 事実は、秀忠の次子・駿河大納言忠長の御前で行われた十一番の真剣試合が、その下敷きとなっている。 その日、駿河城内には腥風悽愴と荒び、戦国生き残りを賭ける武芸者たちは、だが、無骨さゆえの生きざまが宿痾となって、だれもが破滅の淵へと疾走し、血海に斃れていった。 日暮れ、人去った城内は寂として声なく、人心の倦厭の気のみ残されていたという。 時代巨篇。大人気コミック「シグルイ」(漫画/山口貴由)の原作小説!
  • 秘本三国志(六)
    120位
    1~6巻 519~611円 (税込)
    曹操、劉備、それに劉備が義兄弟の盃をかわした関羽、張飛とおなじみの英雄豪傑たちは死んだ──動乱の世は、魏、呉、蜀の三国鼎立で、小康を保ってはいる。蜀の智将・諸葛孔明は、まず南方を平定し、後ろをかためたうえで、出師の表をたてまつって魏を討つ。しかし、参謀・馬謖のせいで敗れ、“泣いて馬謖を斬った”。孔明はついに仲秋の五丈原で陣没し、“死せる孔明、生ける仲達を走らす”と後世の語り草を生む。陳史観によるこの異色の『三国志』も本巻をもって完結。
  • 影武者徳川家康(上中下) 合本版
    121位
    慶長五年関ヶ原。家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された! 家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。しかし、この影武者、只者ではなかった。かつて一向一揆で信長を射った「いくさ人」であり、十年の影武者生活で家康の兵法や思考法まで身につけていたのだ……。 ※当電子版は『影武者徳川家康』(上)(中)(下)の全三巻をまとめた合本版です。
  • 華舞剣客と新米同心 女郎蜘蛛の罠
    122位
    佳純は父の道場で剣術を磨いた、凄腕の女剣士。ひと月前、江戸中を震撼させた鬼蜘蛛という盗賊は、佳純の活躍によって壊滅したが、頭の色右衛門は逃げのび、再び佳純へと触手を伸ばそうとしていた。 一方、上方より新たな盗賊が江戸に入っていた。夜叉姫という女盗賊だ。 南町同心の真之介は、湯屋を探るように下知される。頭の絹の股間には、女郎蜘蛛の刺青があるというのだ。しかし、絹は、抜群の美貌で男を籠絡し、手引きさせた押込み先でも男を犯し精気を吸い尽くすともいわれている。 夜叉姫と対峙する真之介は、絹の誘惑を振り切り、捕らえることができるのか……。痛快無比の時代エンタテインメント!
  • 戦国覇王伝10 乱世終焉
    123位
    1~10巻 880円 (税込)
    豊臣秀頼の仕掛けた罠に填まり、徳川軍は賊軍の烙印を押される。徳川家康は関東平野で決戦を行うため、すべての防衛線を放棄して関東に集結するよう命令。そして奥州の雄・伊達政宗は、上杉、佐竹、南部と合流し、家康との決戦へ向かった。政宗の後詰めのため、箱根の関を突破する豊臣秀頼軍。未曾有の大決戦を経て、日の本に新たな歴史が生まれる。戦国シミュレーションの傑作、ここに堂々完結!

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  • 超武装空母「大和」【4】米本土爆撃!
    完結
    124位
    超兵器武装を施された空母「大和」を旗艦とする極秘航空艦隊は、神出鬼没の奇襲攻撃で、米太平洋艦隊を震撼させていた。 形勢挽回を狙うアメリカ軍は、ようやく復旧されたガダルカナルに、陸軍の新鋭機P47「サンダーボルト」を投入する。対する日本は、超技局が秘密兵器、双発重戦闘機「雷王」を開発。ソロモンの空に、日米両国が繰り出す雷鳴が轟く! そして、米本土サンディエゴ基地では、アメリカ海軍最新鋭双胴空母「アフロディーテ」の竣工が間近に迫っていた。日本は劣勢をはねのけるべく、「大和」超武装艦隊が米本土基地空爆作戦を画策する! 世界初のジェット戦闘機や驚愕の超ロケット魚雷など、奇想天外な兵器と史実が絶妙に混ざり合う戦記シミュレーションの名作、堂々の完結。
  • 新装版 奇貨居くべし(五) 天命篇
    125位
    民意が反映される王朝のありかたとは、どういうものか――。千年つづく政体の確立を目指して呂不韋は奔走する。しかし、昭襄王の崩御に乗じて、秦の力を削ごうとする他国との熾烈な戦いのさなか、呂不韋のもとに、即位したばかりの子楚・荘襄王の思わぬ訃報がもたらされ……。累計100万部を突破した中国歴史小説の金字塔、完結篇。【全五巻】〈解説〉平尾隆弘
  • 新三河物語(下)
    126位
    本能寺で信長が斃れ、天下は秀吉が簒奪した。大久保一族では彦左衛門が成長し、忠世・忠佐の奮戦を支え続けた。上田攻めでは真田昌幸、大坂の陣では幸村の深謀に苦戦しつつも彼らの忠義は一瞬たりとも揺るがなかった。やがて、家康は天下を掌握し、忠世・忠佐とも大名となるが……。大久保一族の衷心と、家康の絶望的な冷淡。主従の絆の彼方にある深い闇を描く歴史雄編堂々の完結。
  • 浪人上さま 織田信長 大江戸戦国剣
    続巻入荷
    127位
    慶長十二年の江戸。京橋の遊郭に刃物を持った侍が押し入り、客や遊女を人質に立てこもった。 この凶事に巻き込まれた客のひとりの老剣士は、なんとか平穏にこの場をおさめようと、息を殺してなりゆきを見守っている……。 果たしてこの老剣士、一瞥してただものではないとわかるものの、その正体は予想のはるか上。なんと、本能寺の変を生き延びたかつての天下人、織田信長その人であった。 天下布武に興味をなくし、いまや江戸で自由気ままに暮らす信長は、退屈しのぎとばかりにさまざまな揉め事や事件を解決していく。 そしてそんな信長のまわりには、かつての名将や有名人などが、次々と現れてくるのだが……。
  • 戦争論(上・下)合本
    128位
    プロイセンの名参謀としてナポレオンを撃破した比類なき戦略家クラウゼヴィッツ。その思想の精華たる本書は、戦略・組織論の永遠のバイブルである。 【目次】 第一部 戦争の性質について 第二部 戦争の理論について 第三部 戦略一般について 第四部 戦闘 第五部 戦闘力 第六部 防禦 第七部 攻撃(草案) 第八部 作戦計画(草案) 訳者あとがき 訳注 年表 訳者解説(清水多吉) 解説(是本信義)
  • 風濤の艦隊 超零戦、飛翔せよ!(6)
    129位
    昭和18年2月、“超空の要塞”B-29が日本上空に飛来、九州などに爆撃を繰り返すようになった。しかし、高度1万メートルという高空を飛ぶB-29に、超零戦も手も足も出ない。現在は日本の領地となっている漢口を占領されれば、本州も爆撃圏内となってしまう。苦悩する日本海軍では、高空を飛行できる航空機の開発を急ぐが……。シリーズ完結篇。 ●菅谷 充(すがや・みつる) 1950年静岡県富士市生まれ。1971年『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎)でマンガ家デビュー。代表作に第28回小学館漫画賞受賞作となった『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』など。1985年からパソコン通信を始め、87年よりNIFTY-Serveでモータースポーツ情報を発信するオートレーシング・フォーラムを主宰。1987年、パソコン通信発展に寄与したことが認められ第1回ネットワーカー大賞(株式会社アスキー)を受賞。2004年にはネットワークで通じてモータースポーツの発展に貢献したことが認められ第1回モータースポーツ大賞(社団法人日本自動車工業会)を受賞。1996~2008年まで、米国のインディカーシリーズとインディ500のテレビ解説も担当した。1994年、菅谷充名義で小説の執筆活動を開始し、『漆黒の独立航空隊』(有楽出版社)で小説家デビュー。以後、モータースポーツ小説、架空戦記小説を中心に60作以上を発表。2011年、60歳で早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程を修了し、2013年より2021年まで京都精華大学マンガ学部教授。近著に『ゲームセンターあらしと学ぶマンガ版「こんにちはPython」』(日経BP)、『コミカライズ魂』(河出新書)など。
  • あかね淫法帖 独り楽しび
    130位
    矢垣千之助は二十歳の浪人。父は奥州某藩の藩士だったが、藩が取り潰しになり、父子で江戸に出てきて独楽作りの内職で食いつないできた。 だが、その父も亡くなり、神田の長屋に独り住む千之助は日本橋の小間物屋「小猫屋」に独楽や根付を納めて口を糊する日々だった。 そんな千之助のもとに奇妙な注文が舞い込んだ。依頼してきたのは茜と朱里の母娘。二人は田代藩に仕える忍びの者で、筑波にある素破の里での淫法修行に使う張り形を作ってほしいという。 自らの一物を模して仕上げた張り形だが、それをきっかけに千之助の女運は急上昇。茜母娘のみならず「小猫屋」の女将・美津、その娘の珠と情を交わし、ついには「小猫屋」に婿入りの話が出て…。 書下ろし長編、第四弾!
  • 激突 日中戦争(3) 中国空母撃滅作戦
    131位
    虎視眈々と外洋進出の機会を窺う中国。海自艦船と中国艦船との間で交戦が勃発し、尖閣諸島周辺で巻き起こった戦火は瞬く間に東シナ海全域へ拡大した。 そんな中、突如、中国軍空挺部隊が宮古諸島の離島に侵攻し、建設中の空港や港湾施設を占拠。日中両国は全面戦争の危機に直面する。 太平洋を臨む島の軍事要塞化が中国のもくろみと悟った自衛隊は直ちに離島奪還作戦を発動。国産初の空母「しなの」を核に、F‐35Bや水陸機動団などを擁する機動打撃群を宮古島沖へ急派させた。 その一方で、迫り来る空母「山東」を擁する中国空母機動部隊。 遂に激突した日中の最新鋭空母。果たして戦いを制するのは日本か、それとも中国か…。
  • 装甲空母大国【2】中部太平洋大決戦!
    132位
    アメリカ海軍は1944年初頭までに7隻のエセックス級空母を戦力化してきた。対する帝国海軍は3隻の大鳳型空母を竣工させていたが、量産性においては断然エセックス級が優れ、搭載機数でも大鳳型を圧倒していた。 機動部隊の航空兵力が日本軍を上まわったとみるや、米艦隊は伝統的戦略「オレンジプラン」の大方針に則って中部太平洋を一気に進軍して来る! 空母の数こそ拮抗していたが、はたして連合艦隊はマーシャル諸島(ハワイ攻略の策源地)を護り切れるのか!? 空母14隻対14隻の大機動部隊がマーシャル沖で激突!──大鳳型とエセックス級がついに雌雄を決する!!
  • 残夢の骸―満州国演義九―(新潮文庫)
    133位
    1~9巻 869~1,100円 (税込)
    敷島兄弟は通化の地に集う。苦い再会だった――。満州国はわずか十三年で理想の欠片(かけら)さえ失い、重い鉄鎖と化した。昭和二十年八月九日、ソ連軍が遂に侵攻を開始する。轟音とともに崩壊してゆく「王道楽土」。男たちは吹きすさぶ風の中で自らの運命と対峙する。日本そして満州、二つの帝国が破れ、残ったものとは何か。船戸与一が最期の炎を燃やし描き切った大叙事詩、ここに完結。(解説・井家上隆幸)
  • ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間
    134位
    フランス革命の転換点となった有名な逃亡事件「ヴァレンヌ事件」はなぜ失敗したのか。愛のため、命がけで計画を練ったフェルゼン、狂おしいほどに優柔不断なルイ16世、「贅沢と傲慢」の女王アントワネットの真実。嫉妬、楽観、逡巡。濃密な人間ドラマと追いつ追われつ迫真の攻防戦24時間の再現は、息も継げない第一級の面白さ! 焦る王妃、迷う国王。フランス革命史上の濃密な人間ドラマ。マリー・アントワネットの運命の24時間とは。
  • 真田太平記(十二)雲の峰
    135位
    関ヶ原の折の屈辱を忘れかねる徳川秀忠は、家康が死去するとただちに信之の真田藩に襲いかかった。秀忠は、信之の側近に送り込んだ隠密を使い、冬の陣の直後に幸村と密会した事実を突いて取潰しに追込もうとするが、ただ一人生き残った草の者お江の活躍で信之は難をまぬがれる。そんなある日、上田城に向井佐助の最期を見とった摂津の農夫が遺品を届けに現れる……。全十二巻完結。

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  • 帰蝶さまがヤバい 2
    136位
    永禄三年(1560年)、桶狭間の戦いで、強敵・今川義元を斃した織田信長と妻の帰蝶。その勢いを駆って一直線に天下へと突き進むのかと思いきや、現実はそう簡単ではない。次の標的である美濃はもっと手強いのである。帰蝶が嫌う実の兄、斎藤義龍が天下取りを目指す夫婦の前に立ちはだかった。ところがそれほどの時を置かず、帰蝶が「殺した」と侍女に嘯いた。織田への輿入れのとき、つまり10年以上前に兄・義龍に刺客を放ってあったという。なんという深謀遠慮。信長を前面に押し立て、帰蝶の「天下取り」がまた一歩大きく前進する!
  • 海神の子
    NEW
    137位
    明の海賊と日本人の間に生まれた少年は海へ――。 「国性爺合戦(こくせいやかっせん)」のモデル・鄭成功を描く 闘いと冒険の物語。 鎖国時代の平戸。孤独な少年・福松を迎えに来た母は、 台湾を根城にする大海賊の頭だった―― 明に渡った福松はやがて鄭成功となり、清と闘う道を選ぶ。 日本と中国の血を持つ男が台湾の民族的英雄に、 後に「国性爺合戦」主人公として江戸の人々を熱狂させる。 生きる場所を求め闘う魂を描く大スペクタクル長編! 解説=仲野徹 ※この電子書籍は2021年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 帝国本土迎撃戦【3】帝都防衛最終決戦
    138位
    日本との開戦を口実に、ドイツに宣戦し世界の覇権を握ろうと考えていたアメリカ。圧倒的な戦力で連合艦隊を撃破された日本は、九州を要塞化し本土決戦を決意する。 同時に、ドイツなどから兵器や技術を輸入し戦力の向上を企図するも、昭和19年秋ごろには九州平野部のほとんどを米軍に占領されてしまう。 さらに勢力拡大を続ける米軍は奪取した九州の飛行場を基地化し、戦略爆撃を開始する。 九州陥落、本土への空襲で日本を追い込むも終わらない対日戦争。マッカーサー率いる部隊は最後の決着をつけるべく、ついに関東上陸作戦を始動する。 相模湾、九十九里浜沖に迫り来る米大艦隊群に、徹底抗戦の構えで立ち向かう日本陸海軍がとった作戦とは……!?
  • 【4冊 合本版】三国志演義
    139位
    劉備、関羽、張飛の三豪傑が乱世を正すべく義兄弟の契りを結び立ち上がる--。NHK人形劇で人気を博した 立間祥介訳で蘇る壮大なロマン! 2019年夏、東京国立博物館で大規模な三国志展も開催。 ※本電子書籍は『三国志演義』シリーズ全4冊を1冊にまとめた合本版です。

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  • ヒトごろし
    140位
    鬼と恐れられた新選組の副長・土方歳三。幼き日に目にした光景が忘れられず、「ヒトごろし」に囚われていく。怒濤の幕末を最凶の男が駆け抜ける!
  • 合本 菜の花の沖【文春e-Books】
    141位
    江戸時代の後期、淡路島の貧家に生れた高田屋嘉兵衛は、悲惨な境遇から海の男として身を起し、ついには北辺の蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく……。沸騰する商品経済を内包しつつも頑なに国をとざし続ける日本と、南下する大国ロシアとのはざまで数奇な運命を生き抜いた快男児の生涯を雄大な構想で描く一大巨編、待望の合本化!
  • 手籠め人源之助秘帖 若後家ねぶり
    142位
    下総の百姓の三男・茂助は江戸に出てきた矢先、人殺しの濡れ衣によって伝馬町の牢に入れられてしまった。なんとか無実を証し、娑婆に出たものの、行き場のない茂助は途方に暮れるばかりだった。 そんな茂助を拾ったのは鉄魔羅の源の異名を取る鉄丸源之助。彼は茂助が内に秘める絶大な淫気に目をつけ、江戸の闇に暗躍する「手籠め人」の仲間に引き入れたのだ。 裏稼業の道を歩みだした茂助は、熟れた身体を持て余す両替商の若後家・琴江、輿入れを間近に控えた不感症の大名家の姫君・月姫、無垢な町娘・お圭など、さまざまな女たちと情を重ねていくが……。 好評傑作時代エンタメシリーズ、第二弾!
  • 合本 世に棲む日日(一)~(四)【文春e-Books】
    143位
    「思想」の師、「行動」の弟子。維新前夜の青春群像を活写した怒濤の歴史長編、全四巻合本版。 2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公は久坂玄瑞の妻、文(ふみ)。文の兄であり玄瑞の師である吉田松陰こそ、『世に棲む日日』前半の中心人物です。「人間が人間に影響をあたえるということは、人間のどういう部分によるものかを、松陰において考えてみたかった。そして後半は、影響の受け手のひとりである高杉晋作という若者について書いた」(「文庫版あとがき」より) 嘉永六(1853)年、ペリー率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕かをめぐり、国内には激しい政治闘争の嵐が吹き荒れていた。この時期、骨肉の抗争を経て倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ松下村塾主宰・吉田松陰と、後継者たる高杉晋作がいた――。
  • 私本太平記(八)
    144位
    ※本作品は 2011年1月31日~2014年8月31日まで販売しておりました『私本太平記』全13巻を、全8巻に再編成した作品です。 巻の切れ目が違うのみで、本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。 湊川に繰り広げられた楠木軍の阿修羅の奮戦。さしもの正成も“敗者復活”の足利軍に制圧された。正成の死は、後醍醐方の大堤防の決壊に等しかった。浮き足立つ新田義貞軍、帝(みかど)のあわただしい吉野ごもり。その後の楠木正行、北畠顕家の悲劇。しかし尊氏も、都にわが世の春を謳うとは見えなかった。一族の内紛?勝者の悲哀?彼は何を感じていたか。終章「黒白問答」が、その解答である。
  • 朝鮮戦争(下) 慟哭の曠野
    145位
    半島全土を血で染めながらも、両陣営とも誤算の連続で混迷の度合を深めた朝鮮戦争。米中の初激突、ソ連極秘参戦と熾烈な攻防が続くなか、日本は再軍備を迫られ、さらには民間人が戦火に巻き込まれる――。戦闘の実相のみならず、現代にも及ぶ複雑な世界のありようを真に理解しうる傑作戦記。文庫書下ろし
  • 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六)
    146位
    江戸の人気者が帰ってきた! 記念書き下ろし お蔭まいりが大流行する中、小籐次親子や読売屋の空蔵が連携して人を救う? 書き下ろし300冊記念、人気者が帰ってきた!
  • 照降町自身番書役日誌【全5冊 合本版】
    147位
    理由あって武士の身分を捨て、町人として生きることを心に決めた喜三次。日本橋は照降町で自身番書役を務め、庶民の人情や機微に触れてゆくうち、心の疵も次第に癒えてゆき……江戸市井の人間模様を端正な筆致で描く、胸にしみいる人情時代小説! ※本電子書籍は『雁渡り 照降町自身番書役日誌』『寒雀 照降町自身番書役日誌』『虎落笛 照降町自身番書役日誌』『夜半の春 照降町自身番書役日誌』『雲雀野 照降町自身番書役日誌』を1冊にまとめた合本版です。
  • 甘味屋十兵衛子守り剣5 はなむけ草餅
    無料あり
    148位
    深川の甘味屋・笑福堂の十兵衛と遥香が、偽りの夫婦となって二年半。お互いを想う気持ちはあるものの、実は御国御前である遥香への遠慮が邪魔をして、十兵衛は一歩踏み出せずにいた。そんな折、草餅好きな常連客・土方歳三は京に上る予定を前に、遥香への想いを果たす決意をして……。わけあり菓子匠がかりそめの妻子を護る痛快時代小説、いよいよ最終巻!
  • 角なき蝸牛(かたつむり)~其角忠臣蔵異聞~
    149位
    吉原で紀伊國屋文左衛門が毒を盛られ危うく死にかけるが、其角の機転で事なきを得る。寛永寺の根本中堂建立をめぐって、強引な商売をした文左衛門は、方々で恨みを買っていた。背後では、材木屋の豪商・奈良屋茂左衛門が暗躍しているとにらんだ其角は、探りを入れ始める。一方、徳川光圀の法要で江戸に来ていた近松門左衛門や坂田藤十郎らは、なぜか浅野家の家臣を紹介してくれと其角に頼み込んでくる……。シリーズ第四弾!
  • 裏火盗裁き帳【七】
    150位
    紅蓮の業火が立ち上がる。家人を皆殺しにして金品を奪い取る悪党の中の悪党、赤猫の捨蔵一味の押し込みの完了を告げる狼煙火だった。 現場に向かった「裏火盗」の御頭・結城蔵人だったが、黒装束の男らに行く手を阻まれる。敵が放ったのは柳生流十字手裏剣。将軍家剣術指南役が残忍な事件にかかわっているのか?と蔵人は愕然とする。 一方、蔵人からの報告を火盗改方長官・長谷川平蔵は老中・松平定信に告げるが、過去に捨蔵を取り逃がした件を叱責されるのみ。 今度は旗本屋敷が一味に襲われる。手掛かりは十字手裏剣と焼け残った異国の風景画。蔵人は大胆な策を柳生家に仕掛け……。 果たして赤猫の狙いは?愛刀同田貫が悪を断つ、待望の第七弾!
  • 峠しぐれ
    NEW
    151位
    峠の茶屋は、駆け込んでくる客を拒まない! 峠の茶屋の中年夫婦。夫は滅法腕がたち、妻はとても賢い。夜逃げ家族、女盗賊など珍妙な客が続々と。痛快な歴史エンタテインメント。 峠の茶店を切り盛りする中年夫婦。腕っぷしの強い夫の半平と「弁天様」と呼ばれるほど美しく賢い妻の志乃。茶店を訪れる夜逃げ家族や女盗賊、はたまたお家騒動の渦中の一行など、困っている人らを見過ごせない二人には実は苦難の過去が……。笑いあり涙あり陰謀あり剣戟あり、著者の魅力満載の傑作時代小説。解説・末國善己
  • 問答無用 八 流転の峠 〈新装版〉
    152位
    1~8巻 737~748円 (税込)
    公儀捕り方を惨殺する 悪逆非道の盗賊 決して許さぬ!! 死闘の果てに下した苦渋の決断とは!? 囚獄・石手帯刀の膝下で数々の極悪非道の輩を成敗してきた佐久間音二郎であったが、 その後公儀お庭番・村垣重秀の補佐役として、悪を討つ修羅の日々は続いていた。 老中筆頭・松平定信の屋敷から 五千両もの金を奪った黒蟻の勇蔵一味を追い浜松に向かう音次郎。 仲間の捕り方が次々に惨殺され……。 さらに追い打ちをかけるように、音二郎に思いもかけない敵が迫っていた! シリーズ第1期完結。 第一章 盗賊 第二章 浜松宿 第三章 雨 第四章 役人狩り 第五章 転落 第六章 峠道 あとがき
  • 若殿はつらいよ 妖玉三人娘
    続巻入荷
    153位
    現将軍家斎の娘婿にして隠密剣豪の松平竜之介は、浪人者に斬られた血まみれの女を発見。女は「とら……」と言い残して絶命する。 その後も「とら」にまつわる殺人事件に遭遇する竜之介。「とら」とは一体何なのか? 混迷は深まるばかりであったが、その謎が、凄腕の浪人組、凶女の率いる外道衆、盗賊の高坂党が入り乱れての争いの火種に。そしてついに、徳川家康も関わる二百年前の秘密が暴かれた──! 秘武器も色の罠も打ち破り、竜之介の正義の豪剣が唸る!!  書下ろしシリーズ、処女と艶女の愛欲がうごめく十九巻目!!
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一~巻ノ四 映画カバー合本版
    154位
    盟友・橘逸勢らと共に、遣唐使として長安に入った若き僧・空海。密教の真髄を「盗みにきた」と豪語する空海は、ありあまる才で多くの人を魅了していく。一方長安では、奇怪な事件が続いていた。役人・劉の屋敷に猫の化け物が取り憑き、皇帝の死を予言したという。噂を聞いた空海と逸勢は、劉家を訪れ妖猫と対峙することに。その時から2人は、唐王朝を揺るがす大事件にかかわることになる──! 空海、四国八十八か所遍路開創1200年記念! 中国歴史伝奇小説の傑作を、お得な合本版で! ※本電子書籍は映画カバー版です。通常版とは書影画像が異なりますが、内容は同じものです。
  • 武王の門(下)
    155位
    けものが眼を醒ました ――読み継がれ、今なお新しい不朽の北方太平記 「おまえがいるかぎり、敗れるはずがない」 懐良親王と菊池武光はついに悲願の九州統一を果たす。 海の民や山の民、そして高麗との交易を知り、「武士」のあり方をさえ変える「新しい国」を構想する懐良。 そんな折、足利幕府の今川了俊が九州探題に任命される。 自分の星を追う男たちの生を、壮大なスケールで描いた著者初めての歴史小説。
  • 楊家将(ようかしょう)(下)
    156位
    1~2巻 610~630円 (税込)
    国境を挟み、宋遼二国は一触即発の状態に。宋の北辺を守る楊業と息子たちの前に、遼の名将・耶律休哥が立ちはだかる。神出鬼没、白い毛をたなびかせて北の土漠を疾駆するこの男は、「白き狼」と恐れられていた。意のままに動く赤騎兵を従えた「白き狼」の出現に、さすがの楊家軍も、思うように動けない。楊一族を苦しめたのは、敵将ばかりではない。力はあっても新参者の楊業に対し、宋軍生え抜きの将軍、文官たちが、次々と難問を突きつける。建国の苦悩のなかで、内なる戦いも始まっていたのだ。運命に導かれるように戦場に向かう男たち。天はいずれに味方するのか。滅びゆく者たちの叫びが切々と胸に迫る。最後の場面のためにそれまでの850枚があったかと思わせる感動のクライマックス。この先を読みたい、との読者の熱い要望に応え、著者は現在、続編「血涙」を執筆中だ。「水滸伝」に勝るとも劣らない英傑たちが活躍する北方『楊家将』、怒涛の後編。

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  • 新装版 捨て童子・松平忠輝 上中下合本版
    157位
    捨て童子とは、この世ならぬ途方もないエネルギーを持ち、人を戦慄せしめる人物! 徳川家康の第六子でありながら、容貌怪異なため、生まれ落ちてすぐ家康に「捨てよ」と言われた“鬼っ子”松平忠輝の異形の生涯を描く、傑作伝奇ロマン小説。新鮮な発想や史観、壮大なスケールで完結をみた、著者最後の長編。一気に読める合本版。
  • 天地明察 下
    158位
    「この国の老いた暦を斬ってくれぬか」会津藩藩主にして将軍家綱の後見人、保科正之から春海に告げられた重き言葉。武家と公家、士と農、そして天と地を強靭な絆で結ぶこの改暦事業は、文治国家として日本が変革を遂げる象徴でもあった。改暦の「総大将」に任じられた春海だが、ここから想像を絶する苦闘の道が始まることになる――。碁打ちにして暦法家・渋川春海の20年に亘る奮闘・挫折・喜び、そして恋!! ※本書は2012年5月に発売された角川文庫版『天地明察』を底本に電子書籍化したものです。
  • 深川の重蔵捕物控ゑ3 真実の欠片
    続巻入荷
    159位
    ホントを見つけるにゃ、思い込みは御法度だぜ。 重蔵の堅実地道な探索。 商家のあるじ夫婦の惨殺に、一人息子の話から若い女が浮かび上がるのだったが…。 帳場から消えた金が教える、下手人の過去からの叫び! 深川の荒物屋で、あるじ夫婦の惨殺死体が見つかる。重蔵と同心千坂京之介、定吉が駆けつけるが、殺された二人を見た定吉は、ひと月ほど前に若い女が二人に詰め寄り、喚くのを見たという。夫婦の一人息子の話からも女が怪しいと踏むのだが、帳場にあった五十両のうち、きっかり二十両だけがなくなっていた。下手人はなぜ全部盗まなかったのか? 重蔵の探索が真実を明かす! 感涙必至の本格的人情捕物帳 第3弾!
  • 峠(上中下) 合本版
    160位
    幕末、雪深い越後長岡藩から一人の藩士が江戸に出府した。藩の持て余し者でもあったこの男、河井継之助は、いくつかの塾に学びながら、詩文、洋学など単なる知識を得るための勉学は一切せず、歴史や世界の動きなど、ものごとの原理を知ろうと努めるのであった。さらに、江戸の学問にあきたらなくなった河井は、備中松山の藩財政を立て直した山田方谷のもとへ留学するため旅に出る。 ※当電子版は『峠』(上)(中)(下)の全三巻をまとめた合本版です。
  • 夫には 殺し屋なのは内緒です 2
    値引きあり
    161位
    日本橋本石町の薬種問屋・山口屋の手代が殺された。清七という色男で、女癖が悪かったらしい。金は盗られず、正面から一太刀で斬られているので武士の仕業か。読売は「辻斬り」と騒いでいる。隠密同心の要が捜査に乗り出し、清七が悪質な金貸しをやっていたことがわかる。そして、妻の月が殺し屋であることを知らない要は、捜査への協力を依頼する。顔が広まってしまうことを心配しながらも、麦湯売りに扮して情報収集をする月。だが、月には別の「殺しの指令」が……。
  • 高家表裏譚7 婚姻
    162位
    波乱の京から、帰途についた吉良三郎義央は、箱根の関所で思わぬ敵の歓迎を受けた。何者かが三郎を捕らえようとしたのだ。三郎は難なく刺客を撃退し、江戸への道を急ぐ。一方、米沢藩上杉綱勝の妹・三姫に、縁談が持ち込まれた。三代将軍家光の異母弟の保科肥後守が仲立ちした相手は、高家の吉良三郎だという。三郎と三姫の知らぬ間に進められた縁談は、本人たちの思惑をよそに、驚愕の展開を見せ始める。書き下ろし時代小説。
  • この世をば(下) 藤原道長と平安王朝の時代
    163位
    優秀な二人の兄が相次いで病死、長兄の子・伊周との政争にも勝利した道長。やがて一条天皇のもとへ長女彰子を入内させ、のちの後一条天皇が生まれ、権力を握る。彰子に仕えた紫式部や清少納言など王朝の才女たちも鮮やかに描いた王朝歴史小説。
  • 覇権交代8 香港ジレンマ
    完結
    164位
    海南島制圧を目指し北上していた日米は、都市ゲリラ戦へ突入したことで進行が停滞していた。一方、韓国では反日を叫ぶ釜山市長が解任され、香港では自由を叫ぶ学生たちが続々と獅子山に集結する――。これまでに無い兵器や情報を駆使する新時代の戦争は最終局面を迎え、各国・各軍がそれぞれの思惑で動く中、中国軍の最後の反撃により、水陸機動団長になった土門に最大の危機が迫る!? ハワイから続くこの戦いの勝者は? 〈サイレント・コア〉のメンバーは、無事日本に帰ることができるのか――。 大人気「覇権交代」シリーズ完結!
  • 柳は萌ゆる
    165位
    知られざる もう一つの戊辰戦争! 東北・盛岡藩から見える維新の真実―― 高橋克彦氏(作家)絶賛の歴史巨編! 単行本から大幅加筆の大増補版 明治維新の裏側にこういう傑物がいた。そしてこれからは生まれない美しい魂だ。 最後の章でだれしもが号泣し、美しい生き様に羨ましささえ覚えるだろう――高橋克彦(作家) 真の維新とは何か――若き藩家老の決断は!? 幕末、盛岡藩内で貧困と重税に反発し、一揆を起こす百姓たち。そして、その要求を簡単に反故にする藩の重臣。若き藩士・楢山茂太(後の佐渡)は「百姓による世直し」を夢見、家老となってからも、新しい世の政の実現を志す。しかし、維新の混乱の中、奥羽越列藩同盟に属した盛岡藩は新政府軍と対決の時を迎える――。
  • 村上海賊の娘(一~四) 合本版
    166位
    時は戦国。乱世にその名を轟かせた海賊衆がいた。村上海賊――。瀬戸内海の島々に根を張り、強勢を誇る当主の村上武吉。彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは、娘の景(きょう)だった。海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦(かんぷ)で醜女。この姫が合戦前夜の難波へ向かう時、物語の幕が開く――。本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞! 木津川合戦の史実に基づく壮大な歴史巨編。 ※当電子版は新潮文庫版『村上海賊の娘』(一)~(四)の全四巻をまとめた合本版です。
  • フランス戦艦入門 先進設計と異色の戦歴のすべて
    167位
    革命の国が生んだ個性派主力艦ヒストリー。コンパクトな船体に四連装主砲塔を備え、30ノット超の快足を誇った高速戦艦群。母国降伏後、艦隊のプライドをかけた勇壮な戦いの物語! 前ド級戦艦クールベ級に始まり、超ド級戦艦ブルターニュ級、未成戦艦ノルマンディー級・リヨン級を経て、 軍縮条約下の先進技術艦ダンケルク級、世界最後の戦艦リシュリュー級まで、フランス近代戦艦の歴史をたどる。ラディカルな設計思想が生んだ個性的艦容と、連合国艦隊と砲火を交えた知られざる戦いの記録!〈挿画・菅野泰紀〉
  • 風の陣【裂心篇】
    168位
    称徳帝が没し光仁天皇の御世になって8年、物語の舞台は陸奥に移る。平城の都で働く道嶋嶋足に対し、伊治鮮麻呂は陸奥の地で、蝦夷でありながら国府多賀城の役人として蝦夷の乱の鎮圧にあたっていた。祖国を戦場にしないため、朝廷と蝦夷の共存を目指し腐心してきた鮮麻呂だったが、8世紀半ばに発見された黄金を狙う陸奥守の横暴、背後で牙を剥く朝廷側の無理難題に我慢は限界に達していた。さらに、蝦夷の地である奥六郡に城を築く計画が着々と進み、また蝦夷を人と思わない帝の勅に、鮮麻呂はもはや戦を防ぐ手立てはないと決起を覚悟する。後事を託すのは胆沢の首長・阿久斗とその息子・阿弖流為(アテルイ)。狙うは陸奥守の首ひとつ。ついにその時はやって来た。北辺の部族の誇りをかけた闘いが、ここに幕を下ろす。「風の陣」シリーズ、感動の最終巻。『火怨』『炎立つ』へと連なる著者渾身の大河歴史ロマン、堂々完結! 解説はマンガ家の里中満智子氏。
  • 照れ降れ長屋風聞帖 : 18 まだら雪 〈新装版〉
    値引きあり
    169位
    1~18巻 275~748円 (税込)
    福寿草が雪を割る新春。浅間三左衛門とおまつの長女おすずが嫁入りすることとなった。胸に穴があいたような三左衛門だったが、元風烈廻り同心八尾半兵衛に「幸せと淋しさは背中合わせ」と慰められる。祝言から数日後、七十を過ぎても矍鑠としていたはずの半兵衛の様子がおかしい。妻のおつや曰く、まだら惚けだという。徘徊のすえ、行方知れずになった半兵衛は、倉木主水と名乗る若侍に背負われ屋敷に戻ってくるのだが……。人情長屋の悲喜こもごもを描く傑作新装版、最終巻!
  • 新・里見八犬伝 下
    完結
    170位
    伏姫のお陰で平穏な時代が続いていた里見家だが、隣地の館山城は蟇田素藤という得体の知れない男に乗っとられていた。城内では連日、妖しげな狂宴が繰り広げられ、悪霊の城と呼ばれている。そんなある日、突如、素藤が黒の騎馬侍と共に里見家を襲った。ただ一人、辛くも難を逃れた里見家の遺児静姫は、家の再興を願うが……魑魅魍魎の悪の軍団と静姫を助ける八人の光の戦士との最終決戦の刻がきた。映画化され、一世を風靡した驚天動地の時代エンターテインメント・ノベル、ここに復活。〈全2巻〉(解説・細谷正充)
  • 大江戸神仙伝シリーズ 全7冊合本版
    171位
    現代の東京から花のお江戸へと転時(タイムスリップ)した男が見た150年前の姿とは? そこには、見るもの聞くものすべて、現代人の常識を覆す、実に魅力的な暮らしがあったのだ。彼は、持参した文明の利器や医学知識で大活躍、世にも不思議な能力を持つ“神仙”として、女たちにも大もての大尽暮らしとあいなったが……。 『大江戸神仙伝』シリーズ(全7巻)合本版
  • 表御番医師診療禄13 不治
    172位
    ついに将軍綱吉の命を脅かす者たちの存在が明らかになり、御広敷番医師の矢切良衛も命を狙われることとなった。だが、良衛の敵は、城外だけではなかった。出世と保身のために、良衛を妨害せんと目論む大目付と典薬頭が、奸計を仕掛ける。将軍に牙をむく者たちの真の目的を探るため、右筆部屋で将軍家の過去を調べる良衛。そこで、良衛は、ある驚愕の事実に直面することになる。全ての真相が明かされるシリーズ完結巻。
  • 潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理
    値引きあり
    173位
    江戸の珍味が事件を呼ぶ。書下ろし・痛快捕物帖「潜入 味見方同心」シリーズもいよいよラスト! 魚之進が立ち向かう料理と敵とは! 精進料理の店「雲海」から魯明庵が出てきたという目撃情報を仕入れた魚之進。さっそく店の裏手をこっそり探ってみると、精進料理どころか牛の臓物を客に食べさせているらしいことがわかる。怪しい。魚之進は本田や麻次らと雲海を見張ることにする。もし店先で出くわしたらその場で捕縛するつもりなのだ。将軍暗殺を企む魯明庵をここで取り逃がしたら、二度と捕まえる機会は訪れない宵に思われた……。大人気書下ろし時代小説、完結!
  • 公家さま隠密 冷泉為長
    NEW
    174位
    ひょんなことから、北町奉行所隠密廻り春田猪之助の同心長屋に転がりこむことになった男。なりは烏帽子に狩衣、面妖な京言葉を使い、学もあるが、なによりも剣は凄腕。 じつはこの男、かの冷泉家の血筋を引く、やんごとなきお公家さま・冷泉為長だった。 名家とはいえその傍流。生来のあぶれ者の為長は、風の吹くまま江戸に流れてきたという。隠密同心の店子となった為長はみずから公家隠密と名乗り、猪之助の手下をつとめることになった。  そんな折、巷では男児が攫われる事件が頻発。その中の一人が骸となって発見される。咎人を捕縛すべく動きだす猪之助と為長だが、彼らが目をつけたのは誰もが知る超有名人だった…。新シリーズ第一弾。
  • 蒼穹の昴 全4冊合本版
    175位
    汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう――中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児(チュンル)は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀(ウェンシゥ)に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を宿命の覇道が待ち受ける。万人の魂をうつベストセラー、待ちに待った合本で登場!
  • 三島屋変調百物語 おちか編5冊合本版  『おそろし 三島屋変調百物語事始』~『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』
    176位
    十七歳のおちかは、ある事件を境に、ぴたりと他人に心を閉ざした。ふさぎ込む日々を、叔父夫婦が江戸で営む袋物屋「三島屋」に身を寄せ、黙々と働くことでやり過ごしている。ある日、叔父の伊兵衛はおちかに、これから訪ねてくるという客の応対を任せると告げ、出かけてしまう。客と会ったおちかは、次第にその話に引き込まれていき、いつしか次々に訪れる客のふしぎ話は、おちかの心を溶かし始める。三島屋百物語、ここに開幕。合本版には、宮部みゆきによるあとがきとイラストギャラリーを収録! ※本電子書籍は「おそろし 三島屋変調百物語事始」「あんじゅう 三島屋変調百物語事続」 「泣き童子 三島屋変調百物語参之続」「三鬼 三島屋変調百物語四之続」 「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」を1冊にまとめた合本版です。
  • 隠し目付服部半蔵「遠国御用組」始末2 イスパニアの陰謀
    値引きあり
    177位
    江戸を震撼させる事件の背後に異国の影が!  遠国御用組の統領となった服部半蔵は京都に向い、裏柳生の武士が中心となった集団、外道衆やイスパニアからやって来たバウティスタの涙と戦った。 半蔵たちはいったん長崎で調べを進めたが、江戸に一時帰国する。江戸では、一家心中を装って商家が相次いで殺されていた。いずれも、大名や旗本に金を貸し付けて莫大な利益を上げていた連中だった。幕府や大名が借金帳消しに企んだ陰謀にも取られかねない事件だった。  そして、金貸しの検校を襲撃してきた外道衆と半蔵たちが対決。半蔵は、首領の鬼達磨と戦って切り捨てる。死ぬ間際に「真の敵、真の悪を見紛うな」と言われたことを気に掛けながら……。  さらに、海賊が異国船から奪ってきた最新の武器の試射と取引にバウティスタの涙も参加することを知り、悪徳商人ともども成敗すべく城ヶ島に向かう。  鬼達磨が言った「真の敵」とは誰なのか。バウティスタの涙の狙いは何なのか。
  • ぶらり平蔵 決定版【20】女衒狩り
    178位
    浅草花川戸町の両替商[湊屋]から四千両の金が奪われ、二人の娘が攫【さら】われた。 賊は西国を荒らし回ってきた希代の盗賊・漣【さざなみ】権兵衛一味。攫われたのは主人の娘・千代と女中のおみさだった。しかも、おみさは平蔵の患者。北町同心・斧田晋吾から事件を聞いた平蔵はおみさの安否を憂うが、自分は一介の町医者の身。いかんともしがたい事態に歯噛みするばかりだった。 だが、そこに現れたのは徒目付組頭の味村武兵衛。味村は盗賊捕縛の助太刀を平蔵に依頼する。そして、それは将軍吉宗直々の命だった。 品川沖に停泊する千石船に娘たちが囚われていることを察知した平蔵たち。伝八郎、女忍のおもん、黒鍬組・火盗改総出の決戦の行方は? 大人気痛快時代シリーズ、ついに完結!
  • 出世侍(五) 雨垂れ石を穿つ
    179位
    将軍御目見の旗本・香坂家へ婿入りし、新御番衆として、江戸城へ出仕する身分となった藤吉。ある日、徳川家斉の増上寺参拝に同行したその帰路で、将軍の駕籠を襲う狂馬が現れた。藤吉はその場を収める活躍をみせるのだが――。狂馬に将軍の駕籠を襲わせたのは何者か? 農民から武士へと出世を果した藤吉の真価が問われる、シリーズ最終巻。
  • 烈日 下 ミッドウェー1942
    180位
    米機動部隊の航空攻撃により主力空母が被弾し、たちまち劣勢に陥る日本軍。が、空母「飛龍」の獅子奮迅の活躍で米空母を撃沈、戦いは艦隊決戦へともつれこむ。――壮絶な戦いの行方は!?
  • 万両役者の扇
    181位
    江戸森田座気鋭の役者・今村扇五郎にお熱のお春が、女房の座を狙って近づいたのは……。芸を追求してやまない扇五郎に魅せられた面々の、狂ってゆく人生の歯車。ある日、若手役者の他殺体があがり、ついには扇五郎本人も――「芸のため」ならどこまでの所業が許されるのか。芝居の虚実を濃密に描き切ったエンタメ時代小説。
  • 無間の鐘
    182位
    修験者のなりをして国々を放浪する謎の「十三童子」。 役者と見まがうこの色男は、錫杖を鳴らし銀のキセルをふかしながら、欲にまみれた人間たちをこう誘う。 ーー来世で地獄に堕ちてもよいなら、ひとつだけ願ってこの鐘を撞け。 ただし、撞いた者は来世に底なしの無間地獄に堕ち、子も今生で地獄に堕ちる。 撞くか撞かぬは、本人次第。さあ、あなたならどうする? 人の欲をためす不思議の鐘、鳴らすか、やめるか? 今が人生の分かれ道。 ストーリーテリングの凄さ際立つ新星が放つ傑作時代小説! 心の奥底に響く物語。深い、深すぎる。ー細谷正充(文芸評論家) 読むと、心のひだをじゃらんと撫でる音が聞こえる。ー三宅あみ(ジャパネスク・ナビゲーター/江戸文化研究家)
  • 成り上がり弐吉札差帖 公儀御用達
    続巻入荷
    183位
    旗本の黒崎が札差・笠倉屋にやってきた。すでに借り入れできない配下の侍に、さらに十両貸せと言う。突然の無茶な金談に違和感を覚えた弐吉は、2人の繋がりを調べ始める。黒崎は、弐吉の父の死にまつわる疑惑の相手でもあった。ただならぬ思いで黒崎に迫る弐吉に、公儀御用達の品の怪しい動きが見え隠れするのだが、確かな証が見つからず……。行き詰まった弐吉は、命がけである勝負に出る。 決意と覚悟のシリーズ第3巻!
  • 帳尻屋仕置 : 7 激突
    値引きあり
    184位
    1~7巻 275~572円 (税込)
    天明七年、江戸市中は飢饉の影響で混迷を極めていた。その一方で、長らくの間だぼ鯊からの命は下ってこず、忠兵衛はおぶんと重太郎とともに束の間の平穏を味わっていた。だが、それは帳尻屋を襲う未曾有の大嵐の前の静けさに過ぎなかった――。蔓延る悪に引導を渡す、闇の男たちの活躍を描く、大人気シリーズ、圧巻の最終巻!!
  • 賭場の狼 新・大江戸定年組
    185位
    大地震の被害を受け、江戸の治安は乱れきっていた。隠居して「よろず相談所」を開いた藤村・夏木・仁左衛門の古なじみ3人組は、奉行所の手助けをはじめ、次々と舞い込む依頼に手を焼いていた。やくざ者の“狼の剣太”が怪しげなバクチをはじめたことで深川は悪所と化し、ついには殺人事件が起きてしまう。知恵と経験を武器に、平穏な江戸の日常を取り戻すことができるのか。ご隠居たちの活躍を描く大人気シリーズ完結編!
  • くさまくら 万葉集歌解き譚
    値引きあり
    186位
    恋の道行き暗転!?陰陽師の末裔、秘伝の技。 賀茂真淵の弟子で薬種問屋と油問屋を兼ねる伊勢屋の娘・しづ子の歌の名所めぐりは、葛飾の真間への旅で火が付いた。安藤広重の浮世絵でも名高い手児奈の継橋を目の当たりにしたしづ子の、万葉集への思いは深まるばかり。次なる旅は万葉集ゆかりの地、上野国伊香保に決まる。一行はしづ子と母親の八重、伊勢屋手代の庄助に小僧の助松、それに女中のおせいの総勢五人。もちろん、護衛役は伊勢屋出入りの陰陽師の末裔、総髪の占い師・葛木多陽人だ。道中大過なく、伊香保温泉に到着した一行だったが、当の多陽人が五日間、別行動を願い出た。どうやら、途中でなにか気になったものがあるらしい。しかし約束の日時が過ぎても、いっこうに戻ってくる気配がない。八重の命で捜索に向かった庄助と助松の胸に、国境の藤木ノ渡しの流れで目にした人形祓いが重くのしかかる。この烏川の上流になにかあるにちがいない。勇を鼓して川を遡り始めた二人が霧の中に見たものは――。千年を超えて連綿とつづく和歌の魅力をわかりやすく伝えながら、歌の言の葉で心を通わす大店の娘しづ子と不思議な術を使う総髪の占い師・多陽人のほのかな恋のゆくえを描く。「万葉集歌解き譚」シリーズ第3弾。
  • 日雇い浪人生活録(十五)金の蠢動
    187位
    将軍家重の治下、江戸に流れ込む者が増えた。無宿者たちは、地元の博徒の習わしを無視して町中での横暴や商店への暴挙を働き、治安が悪化。そのため、財十万両とも言われる両替商・分銅屋をこれまで幾度も盗賊から守ってきた用心棒・諫山左馬介は、浅草界隈でちょっとした有名人になっていた。商家は左馬介のような用心棒を求め、町奉行所は無宿者狩りに着手するが──。一方、先代吉宗からの遺命「米から金へ」の改革がなかなか進まぬことに焦れた田沼意次は、権力を欲するようになっていた。大人気シリーズ、第十五作!
  • 馬駆ける 岡っ引黒駒吉蔵
    188位
    甲州黒駒を乗り回す岡っ引・吉蔵が大活躍するシリーズ第二弾 ある時は凧屋の店主、またある時は馬を操る腕利きの岡っ引。 追い求めるのは、父の面影――。 暮れも押し迫るなか、見回りをしていた吉蔵は、 田楽の店を一人で切り盛りする身重のおはると出会う。 彼女には何やら事情があるらしい。 一方、神田堀には心の臓を一刺しにされた死体が浮かぶ。 その男が阿漕な高利貸しの宇兵衛だとわかり……。 黒駒を乗り回し、父への思いが詰まった凧を愛する異色の 岡っ引・吉蔵が大活躍の、シリーズ第二弾!
  • 天下を買った女
    189位
    室町幕府の力が衰えた乱世の時代。八代将軍の足利義政に嫁いだ日野富子は「銭」すなわち「経済」の力で平和をもたらすことを決意する。俊英・伊勢新九郎らの知識を借りて幕府の立て直しを目指すが、未曾有の戦「応仁の乱」が勃発。戦を鎮めようと奔走する富子の努力が、家族である足利の男たちとの間にも亀裂を生んでいく。孤独な闘いの果てに、富子が手に入れたものとは? 北条政子と並び立つ、「強き御台所」日野富子。応仁の乱を鎮めようとした悪女の実像を描く歴史巨編。
  • 疾風の義賊 三 乱雨の如く 〈新装版〉
    190位
    1~3巻 748~759円 (税込)
    斎(いつき)乱之介は料理茶屋の板前に身をやつしながら、養父を刑死へと追いやった目付の鳥居耀蔵への復讐を胸に秘めていた。料理茶屋自体が天保世直党の隠れ蓑でもあった。隠密廻り方同心が読売屋を使嗾して執拗に乱之介の出自を探っていた。その秘密が、陸奥笠原家のお家騒動に絡む意外な事実とともに明らかになったとき、新たな敵が牙を剥いて乱之介たちに襲いかかった。長篇時代剣戟。
  • 合本 坂の上の雲【文春e-Books】
    191位
    明治維新をとげ、近代国家の仲間入りをした日本は、息せき切って先進国に追いつこうとしていた。この時期を生きた四国松山出身の三人の男達―日露戦争においてコサック騎兵を破った秋山好古、日本海海戦の参謀秋山真之兄弟と文学の世界に巨大な足跡を遺した正岡子規を中心に、昂揚の時代・明治の群像を描く長篇小説、全八冊が待望の合本化!

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  • 合本 竜馬がゆく(一)~(八)【文春e-Books】
    192位
    総発行部数2500万部超! 坂本竜馬の奇蹟の生涯を壮大なスケールで描く、司馬文学の金字塔、全8巻(文春文庫)が合本に。 土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯。司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第1巻/幼年時代から、江戸での剣術修業、奥手だった青年時代、人斬り以蔵、桂小五郎との出会いなどを描くシリーズ第1作。 第2巻/勤王・攘夷の勢力と、巻き返しを図る幕府との抗争は次第に激化してきた。土佐藩でクーデターを起し、勤王化して天下へ押し出そうとする武市半平太のやり方に限界を感じた竜馬はついに脱藩を決意する。 第3巻/浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。竜馬はどの勤王の志士ともちがう独自の道を歩き始める。「幕府を倒さねばならないのだ」と――。 第4巻/長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権の瓦解。竜馬はついに一隻の軍艦を手に入れた。 第5巻/池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫するが、竜馬自身にも危機が訪れる。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまったのだ。 第6巻/竜馬が動いた。慶応二年一月、幕府の厳重な監視下にある京で、密かに薩長の軍事同盟が成立する。維新への道は、この時大きく開かれた。 第7巻/同盟した薩摩と長州は着々と討幕の態勢を整えてゆく。そして竜馬は、思い切った奇手を思いついた。大政奉還――。 第8巻/慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。しかし竜馬はそれを見とどけることはなかった……。「竜馬がゆく」遂に完結!
  • 鬼神の一刀 刀剣目利き 神楽坂咲花堂
    値引きあり
    193位
    ついに三種の神器、揃い踏み! 綸太郎は使命を果たせるか! 市中で辻斬りが頻発していた。死体の斬り口を見た咲花堂の上条綸太郎は、得物(えもの)が上条家から徳川家康に奪われた三種の神器の一つ、“宝刀・小烏丸(こがらすまる)”ではと疑う。一方、老中・松平定信も、自らが将軍になるという野望のため、小烏丸を狙っていた。三つそろえば世を変革するといわれる驚愕の神器を巡る攻防の行方は……(『鬼神の一刀』)。刀剣目利きシリーズ第10巻、ここに堂々の完結!
  • 拵屋銀次郎半畳記 無外流 雷がえし下〈新装版〉
    194位
    刊行開始から十年、累計80万部を突破した大人気シリーズ「拵屋銀次郎半畳記」の開幕を飾る傑作長篇! 雄渾にして華麗、峻烈にして優美。炎噴、激情の銀次郎剣、一閃す! 銀次郎に仇討ちの手助けを依頼した母娘が忽然と消えた! しかも仇討ちは作り話だったのだ。母娘の正体は? そして目的は? 一方残忍な盗賊集団の隠れ家を発見した銀次郎はそこで集団の頭らの斬殺体に出くわすが銀次郎と探索を共にしていた寛七親分も殺されたのだ! 炎噴、激情の銀次郎剣が乱舞する! ベストセラー快進撃の「拵屋銀次郎半畳記」シリーズ、開幕を飾る傑作長篇! 娯楽剣戟小説の王道を疾駆する「門田泰明時代劇場」の代表作!
  • 覇者の戦塵1943 ダンピール海峡航空戦 下
    195位
    中部ソロモン方面作戦は輸送船団が壊滅的な打撃を受けラバウルへの撤退を余儀なくされていた。だがなおも首脳達は敗北の事実を隠蔽し責任の回避と現体制の維持に奔走するのだった!

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  • 覇者の戦塵1943 ニューギニア攻防戦 下
    196位
    連合軍反攻せまる! 東部ニューギニアの山中で豪軍斥候の備忘録を発見した日本軍は、間近に迫った奇襲作戦を察知。急遽防護陣地を増強し、密林を衝いて現れたM2軽戦車を撃退する。だがこの攻撃は連合軍の威力偵察に過ぎなかった。敵の本格的反攻を前に、日本軍は、連合軍が辛うじて維持する補給空路の遮断を図る。対空監視哨を設営し防空体制を強化、さらに山間部の敵飛行場の攻略に向かうが……。果たして連合軍の攻勢を凌げるか!? 要衝ポートモレスビーを巡るニューギニア攻防戦、ついに決着!!

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  • 三国志全八冊合本版
    197位
    不朽の名作、吉川三国志を一気に読める完全版。日本では卑弥呼が邪馬台国を統治する頃、中国は後漢も霊帝の代、政治の腐爛は黄巾賊を各地にはびこらせ、民衆は喘ぎ苦しむ。このとき、楼桑村の一青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園に義盟を結び、害賊を討ち、世を救わんことを誓う――以来百年の治乱興亡に展開する壮大な世紀のドラマ。その華麗な調べと哀婉の情は、吉川文学随一と定評のあるところである(吉川英治歴史時代文庫)。
  • 朝比奈凜之助捕物暦 美しい女房
    198位
    評判の鴛鴦夫婦の裏の顔──。 娘たちを食い物にする色悪に凜之助が迫る! 日本橋に店を構える榛沢屋の羽左衛門とお多代は、近所でも評判の鴛鴦夫婦。 美貌のお多代は笑顔で今日も客に愛想を振りまく。 だが、羽左衛門は誰にも言えない深い悩みと、妻への暗い情念を抱えていた。 ある日、妻を待ち伏せる羽左衛門の目の前で惨劇が起きる。 折しも、江戸では近頃、若い娘の夜鷹が出没するようになり……。 新米同心・凛之助が、絡み合った事件の切ない真相と、 背後で暗躍する裏組織を追う! シリーズ91万部突破「おれは一万石」著者、待望の書き下ろし時代小説。
  • 最後の甲賀忍者
    NEW
    199位
    幕末・ミッション・インポッシブル! MISSION 『幕末最後の戦いで見事活躍し、甲賀忍者ここにありと知らしめ、武士の地位を獲得せよ!』 幕末、江戸幕府が大政奉還をし、旧幕府と薩摩・長州の間で大きな戦が起ころうとしているその時、〝元〟忍びの里・甲賀は揺れていた。忍びとして戦国では大いに活躍したにもかかわらず、戦がなくなると時の権力者たちは難癖をつけて身分と領地を没収。気づけば忍びの術は失われ、百姓として困窮するまでになっていた。そんな折の大戦。忍びの技を再び世に示し、甲賀忍者ここにありと知らしめれば、武士の身分につけるのでは――。そんな願いのもと、集められた甲賀の里の若者たち。その中でも、鬼っ子・山中了司、宮司見習い・安井金左衛門、箱入り息子・大原伴三郎、誇り高き血筋・鵜飼当作、少々年の行った薬術師・間瀬勘解由の五人組は喧嘩ばかりのはちゃめちゃで!? 幕末を駆け抜けた「最後の忍者」の活躍を描くノンストップ・エンターテインメント時代小説!
  • 月の輪草子
    200位
    崇拝する中宮定子を慰めるため「枕草子」では美しいことばかり描いた。智識と才気で紫式部と反発し合った清少納言も、いまは山の庵でひとり九十を迎える。自分の定命がわからないのも仏の慈悲。心には華やかな宮中での日々が甦える。九十歳の著者が九十歳の清少納言に乗り憑ってのモノローグ。著者畢生の意欲作。