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Posted by ブクログ
遂にクライマックスを迎えた第4巻。
その名にふさわしく手に汗握る死闘に、ドキドキ、ワクワク、ハラハラが止まらなかった。
こんなに長い時代小説を読んだのも初めてだけど、船上の戦いも初めて。
それでも、まるで映像を見ている様な感覚で、この命をかけた海戦を楽しむことができた。
最後まで読み切って思ったことは、歴史が好きな人はたとえ教科書であっても、今回自分が味わった様な高揚感を持って、興味をそそられて、歴史を楽しんでいるんだろうなと思った。
もしも、もっともっとこの時代のことを知っていたら、もっとこの小説を楽しめたのではないかと思うと、ちょっと悔しい。
大分遅くなってしまったけど、今から…とも思うけど、勉強となるとやっぱりちょっと別かな。
和田先生の教科書なら、きっと楽しめると思うけど。
Posted by ブクログ
圧倒的な迫力と面白さで終わった。史実は変わらないはずだから、作者の都合よく事が進められているわけではなかろうに、でも、やはりこうなるのか!と言う物語が展開する。小説終了後の解説で、作者の史料に対するこだわりっぷりについて書かれていた。つまり、この本の登場人物は全て実在の人物で、戦さの結果なんかも全て史実なのだ。まぁ、百姓や下っ端の手下は創作上のキャラクターだそうだか。史実と史実の間をつなげる描写、史実の脚色、この表現力に私はやられてしまったのだ。解説はさらに私の気持ちを見抜いている。小説の舞台となった芸予諸島への観光を推しているのだ。主人公「景」の行く末は最後まで目を離せなかったし、小説はクライマックスに近づくにつれ面白くて面白くて、片時も手が離せない状態になってしまった。中毒性のある『村上海賊の娘』、オススメです。
Posted by ブクログ
ついに完結。長かったけどその分満足感サイコーです。
四巻目にして、やっと能島村上の姫、景の初陣。
煌めく白刃、上がる血飛沫、炸裂する焙烙玉。炎に矢に銃弾に包まれた船の上で海賊衆と泉州侍が入り乱れる…。
これは主人公、七五三兵衛でもいいんじゃ?笑
海賊として、漢として最高にカッコイイ人物でした。自家存続を掲げ、戦う姿はまさに海賊。荒々しさは天下一品で、見ているものを戦慄させる恐怖。
飄々としている余裕さ&それに伴う実力。でも海賊王と呼ばれる漢は別にいるって、武吉どんだけ強いんでしょう笑
そしてそれに負けじと戦う能島村上の姫、景。
強いなあ。怪我してもう無理だってなりながら次には刀を振っている。なぜこんなにも強くてカッコイイ人たちが戦っているのか。
行き着くところは、自家存続。
自分たちの家を保つ、次世代に繋ぐ。その思いは共通で、ときには自分の命と引替えに存続の道を探る。今の世の中では取りにくい手法ですが、どこまでも人間味を感じ、敵味方関係なく感動しました。
Posted by ブクログ
はい、というわけで全編にわたり手に汗握る合戦シーンが描かれる第四巻は、村上海賊(毛利水軍)の大勝利によって幕を閉じたのでした!
いきなりのネタバレ?
いやいやいや、本作は史実にある「第一次木津川口の戦い」を描いていますのでね
そんなことは最初から分かった上で読み始めるのが正しいのです
譲りませんよ!
そしてこの和田竜さん
作中のちょっと馴染めない史料のねじ込みからも分かる通り、その辺のところかな〜りこだわる作家さんぽい
なのでこの和田竜さんの想いを汲むならば、本作を読む時は、ちゃんと史実を当たってから読み始める方が、よりしゃぶり尽くせると思うのだ
ええ、譲りませんとも
わい泉州侍でっから!
そして唯一史実に登場しない(村上海賊当主の武吉に娘はいたらしい)景姫というキャラクターが縦横無尽に暴れまわることで、史実にとんでもない色付けをしてるわけです
やっぱ小説家ってすげーわ!
うん、史実を知ってたほうが、この凄さも、より感じられると思うんよな〜
というわけで史実の通り毛利水軍大勝利です!(^_^)v
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