無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
本屋大賞受賞作家が描く、戦国巨編!
「二〇一九年七月、取材を本格化。『村上海賊の娘』以降、遊んでいたわけではありません。この小説を書いていました。
この丹後一色氏最後の男の物語を。」 和田竜
「信長か。珍しゅうもない。ざらにいる男よ--。」
織田信長による天下布武の軍団が日本全土を侵略していくなか、その怪物は戦場にあらわれた。名を丹後の守護大名、一色義員(いっしき・よしかず)の嫡男・五郎(ごろう)と言った。
十七歳の青年は、父が倒された圧倒的不利な状況下で、凄惨な戦闘を繰り広げ、その場にいた全ての人間を恐怖に陥れる。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
新聞連載開始当初は『時代物やん、人物名覚えきれんなぁ』と後ろ向きだった。一色氏当主も『醜男か〜い』といささか魅力は感じなかったのだが…
違ったのですよ…細川忠興は血の気の多いイケメン、というくらいの予備知識だったけど、対する一色五郎の不思議な魅力にどんどんハマっていく。
そして気がついたら、怖ろしいほどのイケメンビジュアルに!
家臣群も良いの。家督を継いだばかりの主様を、始めのうちは懐疑的な態度で舐めてるんだけど、徐々にそのカリスマ性を理解し、固い絆で結ばれていく。信長の派手好き、新しもの好きが頂点に達した、お馬揃えの儀は圧巻。その後の武田討伐、本能寺の変で上巻は終わる。
Posted by ブクログ
読書備忘録1026号(上)。
★★★★。
のぼうの城とか、村上海賊の娘とか、実在の人物をベースにした歴史小説がめっちゃオモロイ和田さんの最新作。やっと順番が来ました。
上です。
分冊になっている作品は左側から並べるのが正しいので、下を右にするために本棚登録済み!
日本史というものを全く知らないジジイなので一色家という存在すら知らなかった。織田信長の戦国時代、天橋立がある丹後地方を治めていた守護大名の一族のようです。知らんけど。
とにかく戦国時代は物騒。
信長の傘下だけど、信長が同じく傘下の長岡家に命じて丹後を攻めさせたみたい。
一色家の五郎と、長岡家の忠興は同い年。
二人の確執の物語って感じです。
下を読み終えないと分からんけど。
Posted by ブクログ
久々の戦国小説で信長時代に馴染みの無かった若くして一色家当主となった「一色五郎」を描く内容で面白く読めた。
丹後国の主権を争う「長岡家」と「一色家」は、当初信長の庇護を受けた長岡家当主長岡藤孝と子忠興は丹後国を統一すべく一色家と覇権を争うも五郎の奮闘で何度も苦杯をなめる。忠興は同じ年頃の五郎との一騎討ちにも敗れいつしか五郎を葬るとのライバル心に燃える。信長はそんな状況下で五郎に興味を持ち京での馬揃えの儀式で丹後国主として長岡家と共に一色家(五郎)を参加させ五郎と初対面する。信長は長岡藤孝から上申された丹後国の検地を承認すると共に長岡家から忠興の妹を五郎の嫁に出す事を命じ長岡家と一色家は縁組親戚となり長岡家特に忠興は面白く無い。そんな状況下で信長は宿敵武田勝頼を破って後、本能寺で死して次巻に続く。一色五郎は今後どうなるのか?楽しみだ。
史実文献をふんだんに織り込んだ内容は、ちょっと読み難いが和田竜さんの本は面白い。。
Posted by ブクログ
室町時代から安土桃山時代にかけて丹後国守護・一色家を継いだ主人公・一色五郎。
物語前半は怪物、魔物と称されるように一色五郎の異能性、凶暴性が強く描かれる。
織田信長の家臣であり明智光秀の与力でもある長岡藤孝・忠興親子と五郎との領地を巡る戦いと因縁も、信長との対面、五郎の縁組などを経て少しづつ変わっていく。
特に魔物と称された男が後半では人としての優しさ、ふるまいを垣間見せてくれる所がキャラクターの落差もあり一気に引き込まれました。
歴史物らしく各種軍記や資料からの引用の説明は多いものの、その時代の考えや地理、戦術なども丁寧に書かれているので読みにくさは感じませんでした。
上巻最後はいよいよ歴史の転換点へ。
下巻を早く読みたくなりました!
Posted by ブクログ
丹後地方を舞台にした歴史小説と聞き…。上巻は本能寺の変までのお話。
丹後地方を舞台に、怪物の戦いぶりを読めるのかと思ったが、上巻はライバルである長岡忠興のキャラクターの方がわかりやすく、一色五郎はひたすら腹が読めない人物であった。怪物ぶりも冒頭のみで、何やら考えがあるようなのだが、それがなんなのか一切明かされない。後半、妻を娶ったあたりから、吾郎の人間らしさが垣間見える。
歴史小説は苦手であるがとても読みやすく、人物像も軽やかなのでとっつきやすいと思う。解説もほどほどでちょうどいい。
実はこの本の舞台である丹後地方に住んでいるため、現在と過去の姿を照らし合わせながら読む楽しみも味わえた。
下巻で話がどう動くのか、長岡家との関係性はどうなるのか、歴史を知らないからこそ楽しみである。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。