中原の虹(4)
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中原の虹(4)

小説・文芸
946円 (税込)

4pt

新生中華民国に颯爽と現れたカリスマ指導者・宋教仁(ソンジァオレン)。しかし暗殺者の手により時代は再び混乱し、戊戌(ぼじゅつ)の政変後日本に亡命中の梁文秀(リアンウエンシウ)の帰国を望む声が高まる。極貧の中で生き別れた最後の宦官・春児(チュンル)と馬賊の雄・春雷(チュンレイ)はついに再会を果たす。そして龍玉を持つ真の覇者は長城を越える! 魂を揺さぶる歴史冒険小説、堂々完結。(講談社文庫)

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中原の虹 の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 中原の虹(1)
    858円 (税込)
    「汝、満洲の王者たれ」予言を受けた親も家もなき青年、張作霖(チャンヅオリン)。天命を示す“龍玉”を手に入れ、馬賊の長として頭角を現してゆく。馬と拳銃の腕前を買われて張作霖の馬賊に加わった李春雷(リイチュンレイ)は、貧しさゆえに家族を捨てた過去を持つ。栄華を誇った清王朝に落日が迫り、新たなる英雄たちの壮大な物語が始まる。(講談社文庫)
  • 中原の虹(2)
    968円 (税込)
    半世紀にわたり、落日の清王朝を1人で支えた西太后(シータイホウ)が人生の幕を閉じようとするころ、張作霖(チャンヅオリン)や袁世凱(ユアンシイカイ)は着々と力を蓄えていた。死期を悟った西太后が考え抜いて出した結論は、自らの手で王朝を滅ぼすということだった。次の皇帝として指名したのは、わずか3歳の溥儀(プーイー)。その悲壮な決意を前に、春児(チュンル)は、そして光緒帝は――。(講談社文庫)
  • 中原の虹(3)
    946円 (税込)
    大いなる母・西太后(シータイホウ)を喪い、清王朝の混迷は極まる。国内の革命勢力の蜂起と諸外国の圧力に対処するため、一度は追放された袁世凱(ユアンシイカイ)が北京に呼び戻される。一方、満洲を支配する張作霖(チャンヅォリン)は有能なブレーン・王永江(ワンヨンジャン)を得て、名実ともに「東北王(トンペイワン)」となる。幼き皇帝溥儀(プーイー)に襲い掛かる革命の嵐の中、ついに清朝は滅亡する。(講談社文庫)
  • 中原の虹(4)
    946円 (税込)
    新生中華民国に颯爽と現れたカリスマ指導者・宋教仁(ソンジァオレン)。しかし暗殺者の手により時代は再び混乱し、戊戌(ぼじゅつ)の政変後日本に亡命中の梁文秀(リアンウエンシウ)の帰国を望む声が高まる。極貧の中で生き別れた最後の宦官・春児(チュンル)と馬賊の雄・春雷(チュンレイ)はついに再会を果たす。そして龍玉を持つ真の覇者は長城を越える! 魂を揺さぶる歴史冒険小説、堂々完結。(講談社文庫)

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中原の虹(4) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白すぎる。

    西太后や張作霖など、悪役として教えられる人物の真意を想像し、好きにさせられる。
    シリーズ通して敵役度とされていた袁世凱ですら、最後には真の士大夫として描き、好きにさせられる。史実とは異なる点もあるだろうが、これは中国史の勉強に使える良い教材だろうと思う。

    本作最後には張作霖が長城を越え、死亡フラグともいえる白太太の卦が描かれるが、史実でも、長城を越えた張作霖と蒋介石が対立し、敗れた張作霖が奉天へ引き返す道中で爆殺される。そのあたりをどう描くかを楽しみに、続編を読もうと思う。

    0
    2026年03月26日

    Posted by ブクログ

    幾度読んでも感動してしまう浅田作品。中でも今巻は名シーンが多い。(ネタバレ故以下省略)キャッチフレーズの«魂を揺さぶる歴史冒険小説»は過言ではない。貧乏がなんだ。没法子とは唱えるな。運命など糞食らえ。ど根性で生きてやれ。背中を強く押すメッセージ性の強い作品。 ネタバレを避けたいと言いながら、ここだけは触れたい。作中張学良に鄭薫風という友人が居る事にホッとした。特に薫風は個人的に琴線に触れるキャラクター。馬占山と薫風の親子関係も残酷だが展開としてはストライクゾーン。親子の憎悪劇が堪らなく趣味で仕方がない。

    0
    2024年11月04日

    Posted by ブクログ

    「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」に続く清朝末期の小説第三弾。

    西太后、袁世凱、張作霖‥
    歴史の教科書で名前と事件くらいしか知らず、イメージもわかなかった時代と人物たちのストーリーに引き込まれ、心動かされました。

    「記事は都合よく書き変えられてしまう。真実はことごとく、歴史の闇に葬られてゆく。」
    今史実として伝えられている人物評も、その人の本当の心はわからなくて、事実の裏にある真実は誰もわからなくて‥歴史は切なく、奥が深いなと思いました。

    志半ばで倒れる人もいるのに、
    何度も危機を乗り越えていく人もいて、
    その人その人の運命というものについて考えさせられます。

    0
    2024年03月02日

    Posted by ブクログ

    読み終わったー!!登場人物の名前に慣れてきて、さらっと読めた。

    宋教仁の演説は、私も国民と一緒になって、この人ならどうにかしてくれるかもと思える素晴らしい内容でした。西太后もいなくなり、国内外でも混乱を極めていた時の希望とすら思えたのに、本当に残念でした。誰だこんなことするのは!って怒りすら覚えた。宋教仁が生きていたら、どんな国になってたのか気になる。暗殺って国の運命すら変えてしまうかもしれないとんでもないものだ。

    そして李兄弟の再会。ついにって感じで、あれは涙無しでは読めなかった。みんなそれぞれが幸せになって、本当に良かったねぇってなった。みんなお互いのことちゃんと思いあってたんだと分かる素敵な場面でした。

    袁世凱も自分の利益と権力しか考えてない人かと思ったら、全然違った。自分が悪者になっても、誰よりも国のためを思い行動できる人物として描かれていました。なんか国民とか色んな人達から誤解されすぎてて最後可哀想にすらなった。

    あと溥儀ね。この小説読む前に、ラストエンペラーの映画観て、どんな人生歩むのか知ってたからより心痛くなった。でもこの物語では西太后が味方でいてくれたから良かった。

    中国の歴史楽しい!

    0
    2023年06月17日

    Posted by ブクログ

    いよいよ読み終わってしまった。蒼穹の昴も好きだが中原の虹の方がすいすい読めた気がする。
    長城を越えろ。中原の虹を追いかけろという話……
    以下読んでいて印象的だった箇所など。


    正義。何という残酷な言葉だろう。正義なき時代にそれを全うしようとすれば、人は悪女となり、落人となるほかはない。

    賢人支配による専制は、愚民思想に基く。はたして、この駅頭に集う諸君が愚民か。ならはいったい、誰が賢人だというのだ。おやそ人間の賢と愚とが、わずかに一歩を隔てた、いや一筋の毛ほどのちがいでしかないことを私は知っている。

    トム、トム、嘘でしょう。漁父、嘘でしょう。こんなに、こんなに輝かしい希望が見えたのに。どうして。

    いったい何ゆえ歴史を知らねばなるのか。おのれの歴史的な座標を常に認識する必要があるからである。

    過去の歴史を鑑み、現在の状況を思料し、もって未来の他者に利をもたらすこと、それが人としての上善である。

    袁世凱は死ねず、虚無よりも残酷な宇宙を彷徨うというのがまた残酷だったな……

    0
    2023年03月12日

    Posted by ブクログ

    蒼穹の昴から連綿と続く中国近代シリーズ。

    蒼穹の昴の主人公の伏線を回収しながら張作霖の激動の人生を描き切った。

    何回も読めば、また感じ方も違うのだろうか。

    夜中まで熱中して読んでしまった。

    是非、浅田次郎を読むならこのシリーズを読んでもらいたい。

    0
    2021年05月16日

    Posted by ブクログ

    明から 李自成 そして 清 となる。
    満族による 漢民族の支配・・・・

    『わが 勲しは 民の平安』を となえ
    野人の紳士たる 満族のリーダーたち。

    父を殺し 兄を殺して 天命に従う。
    その運命は いかばかりのことぞ。

    清が滅亡し 共和制の時代がやってくるとき
    袁世凱 張作霖。

    始まりと終わりを描写する中で 中原の覇者とは・・・
    を物語で 構成する力は 浅田次郎のすごさですね。
    日本の明治維新に関して 司馬遼太郎の果たした役割は大きい。
    中国において 辛亥革命は 重要な意味を持つが
    それよりも 1949年の毛 沢東革命のほうが
    クローズアップされすぎている。
    すくなくとも 辛亥革命の果たした群像に もっとスポットライト
    当ててもいい感じがする。
    その中で 日本留学生の果たした役割は大きい。

    中国の歴史は学生のころ少し勉強したが
    こうやって 読んでいると まったく知らない 中国が
    垣間見えて あぁ。
    中国という国の ダイナミズムを痛感する。

    清朝が 滅びてしまった 大きな要因は 西太后に
    あるのかもしれない。
    時代の大きな流れの中で 日本の明治維新を 
    十分に学びとれなかったのだろう。
    徳川幕府と朝廷を併せ持ったような 清朝。
    結局は 徳川幕府のような終末を迎える。

    辛亥革命を調べると その広がりの大きさに驚くが・・・
    孫文はなぜ 退き、袁世凱に託したのか
    よくわからない。
    袁世凱の機を見て 時代の流れに乗るうまさは格別だ。

    洋を排斥する 動きとあわせて
    満族も 排斥する 動きが 底流にある。
    孫文は はじめは その立場であるが 変わっていく。

    浅田次郎 おそるべし。
    その巧みな エンターテイメント。
    春雷 春児 柳川婦人。
    この3人の物語が 凝縮しているし、
    それが きちんと感情を抑えていることがすばらしい。

    0
    2013年02月13日

    Posted by ブクログ

    新生中華民国に颯爽と現れたカリスマ指導者・宋教仁。しかし、暗殺者の手によって時代は再び混乱し、戊戌の政変後日本に亡命中の梁文秀の帰国を望む声が高まる。極貧の中で生き別れた最後の宦官・春児と、馬賊の雄・春雷はついに再会を果たす。そして、龍玉を持つ真の覇者は、長城を超える・・・!

    長らくシリーズを支える人物として描かれてきたトーマス・バートンの死や、最後の仕事をするためについに立ち上がった梁文秀など、喜怒哀楽それぞれの感情を強く揺さぶられる最終巻だった。
    春児と春雷の再会のシーンでは、もどかしさもありつつ、別れ際には兄弟としての会話をすることができたことに、目頭が熱くなった。
    張作霖らが長城を超えるところで物語は完結するが、ぜひその後の彼らの新たな物語を浅田次郎に描いてほしいと思った。

    0
    2019年01月16日

    Posted by ブクログ

    最後物足りなかったというか、マンチュリアンに続くのかなぁ?
    みたいな感じもあったけど、結局この4冊、何度電車で涙をこらえたことか…
    蒼穹の昴から読んでないとこの感動は薄かったと思う
    ちゃんと読んでて良かった
    蒼穹の昴からもう1回読み返そうかと悩み中…

    0
    2019年01月16日

    Posted by ブクログ

    いろいろな人の立場から歴史を見ることで、見方も変わるから、面白かった。
    知らない歴史上の人物も出てきて、中国の史実にもさらに興味が湧いた。

    梁文秀や春児たちも救われたのかなと思うと、よい終わり方だった。
    でも、歴史はまだまだ続く予感。。

    0
    2024年01月16日

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