角川文庫の検索結果
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死体検死医
カゼをひけば内科にかかり、ケガをすれば外科へ行く。自分の命を守る上で当然の選択である。同様に、死者の生前の人権を守るためには、死体所見に精通した監察医にまかせるべきである。死後も名医にかからなければならない……。(あとがきより) 医学博士で変死体解剖34年の経験を持つ著者が、下山国鉄総裁轢断事件から酒鬼薔薇(さかきばら)事件まで犯人と被害者しか知らない真実に迫る。 -
死体は生きている
変死体を検死していくと、喋るはずのない死体が語り出す。 「わたしは、本当は殺されたのだ」と。死者が、真実の言葉で生者に訴えかける! 突然死や自殺か他殺か不明の変死体を扱って34年。元東京都監察医務院長が明かす衝撃のノンフィクション。死体は嘘をつかない。その言葉に耳を傾けてみよう――阿刀田高。医者を選ぶも寿命のうちというが、死体になっても名医にかかりたい――夏樹静子。死体をよみがえらせる法医学は、犯人と社会悪にとって恐ろしい学問だ――森村誠一。 -
死体は告発する 毒物殺人検証
「毒殺が病死として葬られるのは、もうたくさんだ!」変死体解剖34年の経験を持つ“死体の権威”上野正彦が、途絶えることのない毒殺事件に怒りの筆をとった。砒素、青酸、農薬、睡眠剤、一酸化炭素、トリカブト、覚醒剤、アルコール、猫いらず、クレゾール、シンナー……。古今東西のありとあらゆる毒物殺人の謎を解き明かしながら、監察医制度の未整備な“毒殺天国日本”の現状を告発する。 -
死体は知っている
ゲーテの臨終の言葉を法医学的に検証し、死因追求のためとはいえ葬式を途中で止め、乾いた田んぼでの溺死事件に頭を悩ませ、バラバラ殺人やめった刺し殺人の加害者心理に迫る……。監察医経験三十年、検死した変死体が二万という著者が、声なき死者の声を聞き取り、その人の人権を護り続けた貴重な記録。 -
七星国宿星伝 二度目の星姫は天を穿つ
北斗七星を奉じる国・七星国。君主である星家に生まれた公主・辰零(シンレイ)は、自分の意思とは関係なくしとやかさと従順さを強要され、珠家に嫁ぐことになった。婚礼の夜、珠家は攻撃を受け滅亡。辰零も北斗七星君から授けられた宝玉をたたき割り死亡した。しかし死の間際、北斗七星君が現れ、辰零は宝玉の欠片を集めることを条件に、二度目の生を与えられる。婚礼以前まで戻った辰零は、名を辰と偽り、男性として欠片探しに奔走する。欠片探しの相棒は、一度目の生の時に夫だった夏燎(カリョウ)。順調に欠片を集め始めた二人の前に立ちはだかる、大きな壁とは――――。自らの運命を切り開く、中華ファンタジー開幕! -
死神がくれた君と僕の13日間
「こんにちは。僕は死神です」 高校2年生の青柳康介の前に現れたのは、サチヤと名乗る死神だった。死神界の制度が変わり、対象者の大切な人にだけ告知することになったと言われる。また、自分が死ぬか、変わりの命を差し出せば、その大切な人は救えるともサチヤに教えられる。別れる予定だった彼女の未波が今日から数えて13日後に死ぬことを知った康介は、同情して付き合い続けることに。未波の願いをかなえる13日間を満喫する内に、自分にとっていかに大切な存在だったかを再認識していく。今まで知らなかった未波の過去や優しさに気づいた康介は、自分の命と引き換えに未波を救おうとするが……。お互いの大切さに気づいていく中で、全てがすれ違っていく切なすぎる純愛青春小説。 -
死に戻り令嬢と宿命の鬼
没落華族の令嬢・月宮桔梗は、家のために名門藤山家の次男で心優しい誠二と結婚し穏やかな日々を送っていた。 しかし、その7年後に誠二の兄である鷹彦に一家を惨殺されてしまう。 鷹彦の正体は「鬼」だった。 1人生き残った桔梗は絶望のあまり崖から身を投げるが、気が付くとなぜか7年前に時が巻き戻っていた。 この日から桔梗は同じ人生を繰り返し、平穏だった日常を取り戻そうと足掻くが、最後には必ず鷹彦にすべてを奪われてしまう。 そんな3度目の人生の最後、桔梗は美しいが慇懃無礼な鬼・清影と出会う。 自身が類稀なる“支配の奇術”の持ち主であることを知った桔梗は、清影とともに、この悪夢のような人生の繰り返しに終止符を打つため奔走するが……。 第11回 角川文庫キャラクター小説大賞 〈読者賞〉&〈カクヨムテーマ賞〉W受賞作! -
指紋捜査官 「1cm2(平方センチ)の宇宙」を解き明かした男の1万日
瞬時に指紋の状態を見極め、どの検出薬を使うか判断し、採取時には細心の注意でルーペを覗き込む。刷毛を使う角度、方向、指先の微妙な力の入れ具合。ここで一つの判断を誤れば指紋はなくなってしまう。それは技術であり経験だ。「三億円」「よど号」「オウム」。二十世紀の影にいた“指紋の神様”。世界一の指紋鑑定のスペシャリストである一人の男の人生を追った、衝撃のノンフィクション。 -
沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一~巻ノ四 映画カバー合本版
盟友・橘逸勢らと共に、遣唐使として長安に入った若き僧・空海。密教の真髄を「盗みにきた」と豪語する空海は、ありあまる才で多くの人を魅了していく。一方長安では、奇怪な事件が続いていた。役人・劉の屋敷に猫の化け物が取り憑き、皇帝の死を予言したという。噂を聞いた空海と逸勢は、劉家を訪れ妖猫と対峙することに。その時から2人は、唐王朝を揺るがす大事件にかかわることになる──! 空海、四国八十八か所遍路開創1200年記念! 中国歴史伝奇小説の傑作を、お得な合本版で! ※本電子書籍は映画カバー版です。通常版とは書影画像が異なりますが、内容は同じものです。 -
週末カミング
30代で独身、恋愛、結婚に縁がなく、平日は生活のためにひたすら働いている女たちの何気ない日常がこまやかな感性とともに描かれている。だからこそ、週末のどこかへの旅が特別になる。 ひょんな事故から乗り合わせることになったドライブ――日常からふっと「週末」ぐらいの距離感で抜け出したその先にあるもの――。 「一瞬一瞬が奇跡的。その懐の深さが、私は泣きたくなるくらい好きだ」瀧井朝世(ライター)さんが本書の解説に寄稿。芥川賞作家が見つめる、見慣れたはずの風景が違って感じられる8つの物語。 「野性時代」「デジタル野性時代」に掲載した短編に、「モンキービジネス」に掲載、英語版にも載っている「海沿いの道」、「わたしがいなかった街で」につながる「ハルツームにわたしはない」も収録した全8篇。どれも週末にまつわる話です。(著者オフィシャルサイトより) -
祝福
少女のころ、私たちは赤い糸にあこがれていた。生まれながらに、目には見えない赤い糸で結ばれたひとにいつか出会い、恋をして、幸せに暮らし、死ぬまで離れることはない。大人になって、いくつかの恋を経験して、赤い糸はないって気づいたけれど、でも、銀の糸はあるのかもしれない。人生の大きな流れの中で、自分で選んだ相手と意志的に結ぶ、それが銀の糸――。だれかとつながりたい気持ちをすくいとる、珠玉の恋愛小説集。表題作ほか「しゃぼん」「セカンドハウス」「銀の糸」「遊園地」「メトロノーム」を収録。 ※本書は文庫版『銀の糸』を改題し、単行本刊行時のタイトル『祝福』とした作品です。 -
出身成分
この国に生を受けただけなのに、希望はどこにある―― 平壌郊外の保安署員クム・ヨンイルは11年前の殺人・強姦事件の再捜査を命じられた。犯人として収容されている男と面会し記録を検証するが、捜査の杜撰さと国家の横暴さを再認識するだけだった。実はヨンイルの父は元医師。最上位階級である「核心階層」に属していたが、大物政治家の暗殺容疑をかけられ物証も自白もないまま収容されている。再捜査と父への思いが重なり、ヨンイルは自国の姿勢に疑問を抱き始める。そしてついに、真犯人につながる謎の男の存在にたどりつくが……。鉄壁な国家が作り出す恐怖と個人の尊厳を緻密に描き出す、衝撃の社会派ミステリ長編。
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