ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
日曜日の午後、5歳の少女が、バレエスクールに向かう途中、頭にボウガンを撃ち込まれ、意識不明の重体になった。緊急配備が発令され、管内の交通の要衝に警官が配置された。巴橋交差点に急行した城西署の捜査主任、赤松作造は、風采の上がらない、一見どこにでもいそうな中年男。だが、彼は独得の動きで最新の捜査計画の間隙を縫ってゆく……。〈警察ミステリー〉の傑作として単行本刊行と同時に連続ドラマ化された話題の書。元警視庁警部補が描く、リアル・ポリス・ストーリー。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
この作者の作品は初めてだが、期待以上の内容だった。なによりまず、リアリティが大変高く感じられる。別に私自身警察の内情に詳しいわけではないので、本当なのかどうか判断できるわけではないのだが、リアルに感じさせるような技術が高いと感じるのだ。他に類を見ないような警察署内の描写の細かさや、さりげない会話など...続きを読む、非常に綿密に計算された内容であると感じた。その意味で異色といえるのではないかと思う。 元警察官と聞いて納得。他の作品も俄然読みたくなった。
警察小説 見習いが主人公でベテラン刑事について事件を追う 見習いはいろんなことが勉強になっていたよう ベテランの聞き取り、いろんな情報筋など 地道な捜査により解決へ向けて・・・ いまいち盛り上がりにかけた感はありましたが 警察小説としては楽しめました
本が分厚かったので買ってからにかなか読めませんでしたが、読み始めるとさくさく読めました。 推理するというよりも、所轄のベテラン刑事が日頃の人脈を使って捜査を進めていく過程が面白かったです。
二月最後の日曜日の午後、五歳の少女が、バレエスクールに向かう途中、頭にボウガンを撃ち込まれ、意識不明の重体になった。すぐに緊急配備が発令され、管内の交通の要衝に警官が配置された。巴橋交差点に急行した城西署の捜査主任、赤松作造は、風采の上がらない、一見どこにでもいそうな中年男。だが、彼は独特の動きで最...続きを読む新の捜査計画の間隙を縫ってゆく…。
僕が刑事になるための実務研修に派遣された先で指導担当になったのが、赤松主任だった。 刑事らしからぬ物言いや態度に最初は戸惑うが、やがてベテランの刑事の凄さを知ることになる。 華やかな捜査、時間との戦いのような捜査、そして地道な捜査。 ときにはネタモトを明かせないような、それでいて信憑性の高い情報を手...続きを読むに入れる赤松に僕は驚く。 5歳の少女が狙われた事件には予兆があった。 しかし、それを見逃したのは交番勤務の警官であり、すでに証拠品は破棄されてしまっている。 幸いにも5歳の少女の命は助かったが、結局犯行をエスカレートさせた犯人は次の犠牲者の命を奪う。 集まる情報の中から犯行につながるものに注目する。 それは刑事の長年の勘のようなものだろうか? 聞き込みにまわる場面にも、赤松のベテランらしい味がよくでている。 聞くべきことは聞くけれど、けっして相手を見下したような態度は取らない。 「犯罪者は、強盗事件を起こそうとして、強盗事件を起こすわけじゃない。 ただ金が欲しいだけのことだ」 ベテランらしい味わいのある深い言葉だ。 ここに赤松の刑事としての矜持がこもっているような気がする。 読みやすかったけれど、物語としてはどうなのだろう? 淡々と捜査記録を読んでいるような感じがした。 もう少し展開に緩急があれば・・・と思った。
疑いや引っかかりがあれば何度も足を運んだり、所轄の顔利きや足を使っての地道な捜査がよく描かれてました。 一見地味な職務ですが、実際の捜査もこんな感じなんだろうなと思わされました。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
ショカツ
新刊情報をお知らせします。
佐竹一彦
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
挙動不審者
警視庁公安部
新任警部補
駐在巡査
刑事部屋
よそ者
「佐竹一彦」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲ショカツ ページトップヘ