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Posted by ブクログ 2016年06月09日
「少しキツい内容」というように思ったのは、筆者達が「社内的立場がドンドン悪くなる」ような感じになる過程だ…筆者御自身は、現在では御出身の高知で新しい活躍の場を得ているというのだが、本書を読むと「多大な功績と数々の表彰を受けた経過が在るのに、半ば追われるように社を去り、北海道を離れたのであろう」という...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月23日
北海道新聞で道警の裏金追求のスクープを出した。著者を含むそのチームが、新聞社内の不祥事を材料に圧力を受ける。その後、チームで打った「泳がせ捜査」の記事が証拠がないとのことで撤回などを道警から求められる。著者らは抵抗するも、組織的にかけられる圧力により力を削がれる形となり、最終的には道警の意を汲む形で...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月22日
2003年に発覚した北海道警察による裏金事件と、その後に起こった覚醒剤流出事件という大不祥事。その当時、北海道新聞社の社員として一連の取材指揮を執った高田昌彦氏による著書。
本作の内容は、事件当時に道警の総務部長であった佐々木友善氏が、警察を退職後に道新と出版社を相手に起こした、名誉棄損裁判の様子...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月03日
驚きだった。恐ろしい内容だった。なぜ北海道警が認めた裏金問題で、報道した側がひざを屈しなければならなかったのか。関係を元に戻したかったから?スクープを推奨する会社側は、会社員であるスクープした記者を守るべきだが、全くできていない。体面を守っているようで、会社の歴史に禍根を残している。批判した記者はそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月28日
衝撃的な副題がついている。
マスメディアと警察権力との生々しいやり取りが綴られた著書。背筋が凍りそうなくらいだった。
この本で感じたのは2つのポイント。
一つはマスメディアと権力との関係。警察に限らず、政治、経済界も同じく。
もう一つは、組織と個人の関係。悪徳で不正な組織を分解すると、普通に一生懸命...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月28日
メディアが権力に屈服した様を
執拗に生々しく描かれたおり、あっという間に読み終えました。
真実を追求するジャーナリズム、
しかし権力からの圧力な屈指なけらばならない組織の論理。
権力のなすがままとなった現実の怖さ、
それを実行した連中は悪人ではないことの怖さ、
それがこれからの時代、我々にも波及...続きを読む
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