国内ホラー - KADOKAWAの検索結果
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忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件
ホラー作家、那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美は、彼が初めて体験したという怪異譚を題材にした未発表原稿を読むことに。 そこに書かれていたのは、心霊現象に懐疑的な小学6年生、篠宮悟が、流行りの噂話で語られる『崩れ顔の女』を呼び出してしまうという物語だった。 その顔を見てしまった者は視力を奪われ、精神的に追い詰められた末に自殺してしまうという怪異。その真相を調べにやってきた那々木悠志郎の助けを借りて、悟は調査を進めていく。 一方で、原稿を読み進める古都美のもとにも『崩れ顔の女』が現れる。怪異の目的は何なのか、原稿に登場する怪異が自分のもとにやってくるのは何故なのか。 答えは那々木悠志郎の原稿の中にーー。 彼の物語はここから始まった。 異端のホラー作家、那々木悠志郎の原点が描かれる。シリーズ第三弾! -
殺人と幻視の夜
大学生・久守は触れた人の後ろ暗い秘密が視える幻視能力に、幼い頃から苦しんできた。しかしある日、美大生の佐伯に触れ、話題になっている残忍な連続殺人の犯行を幻視してしまう。この事件を止めるべく、懐に入り、証拠をつかもうとするものの、佐伯と交流を重ねるうちに、孤独だった久守は本当の絆を感じ始める。犯行を止めるため、能力を駆使する彼の友情は、どんな結末を迎えるのか? 一気読み必至のノンストップ・ミステリ! 『幻視者の曇り空 ―― cloudy days of Mr.Visionary』(二見書房)を改題・加筆のうえ、文庫化したものです。 -
サンマイ崩れ
熊野本宮に近い山村が大水害で多くの死傷者を出したと聞き、僕は精神科の病院を抜け出した。奇妙な消防団員二人と老人とともに熊野古道を進み、崖崩れで崩壊した隣村の墓地にたどりついた僕が見たものとは? 熊野山地の集落で台風による山崩れが起こった。パニック障害と離人症性障害のため入院中だった僕は、いてもたってもいられなくて、病院を抜け出した。現地対策本部で出会った不思議な老人ワタナベさんと二人の消防団員とともに、土砂崩れで流された墓地の応急処置に向かうが…。第13回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した表題作のほか、書き下ろし中編「ウスサマ明王」を併せて収録する。 -
屍介護
看護師から介護業界に転職した栗谷茜は、山奥の屋敷で、寝たきりの婦人をヘルパーとして住み込みで介護することになった。しかし、妃倭子というその婦人は、なぜか頭に黒い袋を被せられ、肌は不気味に変色し、言葉を発することも動くこともなかった。新人がゆえ、全力で職務に向き合おうとするも、茜の胸にはじわじわ疑念が広がる――これは、もう死んでいるのでは? 先が読めない、ひたすら怖いとネットを戦慄させた、禁断の介護ホラーが登場! 石田衣良氏も推薦! 「介護×ホラーのミスマッチが生み出した異次元の邪悪なデビュー作。母の愛と母の愛が命がけで壊しあう!」 石田衣良 -
侵蝕 壊される家族の記録
ねえ。 このうちって、とてもいいおうちよね。 ――わたしの、理想のおうちだわ。 皆川美海は平凡な高校生だった。あの女が、現れるまでは……。 幼い弟の事故死以来、沈んだ空気に満ちていた皆川家の玄関に、 弟と同じ名前の少年が訪れた。 行き場のない彼を、美海の母は家に入れてしまう。 後日、白ずくめの衣裳に厚塗りの化粧をした異様な女が現れる。 彼女は少年の母だと言い、皆川家に“寄生”し始め……。 洗脳され壊れてゆく家族の姿におののく美海。 恐怖の果てに彼女を待つ驚きの結末とは……。 恐ろしくて、やがて切ない、 大人気シリーズ『ホーンテッド・キャンパス』著者による傑作ミステリ! ※本書は二〇一四年八月に小社より刊行された単行本『寄居虫女』を加筆・修正の上、改題し文庫化したものが底本です。 -
戦都の陰陽師【全3冊 合本版】
時は戦国。不穏な戦雲におののく京の都に、無数に張られた結界を破って六百年ぶりに恐るべき天魔が侵入、魔界への口を開こうと画策していた。大陰陽師・安倍晴明の末裔である土御門家の姫・光子は、唯一天魔を討つことができる出雲の霊剣・速秋津比売の剣を取りに行くことを決意。藤林党の若き惣領・疾風ひきいる伊賀の忍び七人を護衛とし、出雲への危険な旅に出発する。はたして光子は都を救えるのか!? 時代小説注目の気鋭が描く、誰も見たことのない陰陽師物語。第1弾に加え、第2弾「騒乱ノ奈良編」、第3弾「迷宮城編」を合わせたシリーズ合本版! -
その怪異はまだ読まれていません
わたしはこの本を書くために、3名の人物に取材をおこないました。 彼らの身の回りでは不気味な出来事が起きているそうです。 「ワニみたいな生き物」がいるという通報、見えない何者かに付け回され噛まれている女性、放課後の理科準備室で発見したつきのうらがわのほん、コックリさんが流行ったとある学校…… みなさんも彼らの話を一緒に聞いてあげてください。 【目次】 #1 マヨイガ人間 #2 下水道に棲む白い…… #3 皮膚の下のかみおとこ #4 つきのうらがわのほん #5 いたかもしれない弟 #6 やとのさたことくぬし #7 うしのくびとわたし -
探偵事務所ANSWER ~アンサーさんとさとるくん~
都市伝説をはじめとした怪奇事件しか取り扱わない「探偵事務所ANSWER」に奇妙な来訪者が現れた。 「事務所を奪いに来ました。怪談など存在しないと証明しましょう」と生意気な発言をする少年・明石屋聡。彼はアンサーさんこと探偵事務所所長・明石屋士郎の弟で――!? 「実にくだらん勝負だが、霊感もない生意気な弟を矯正するのも兄の務めだ」と語るアンサーさんは、怪談を証明するために事務所で働く響子に口裂け女になれという。そんな傍迷惑な兄弟喧嘩は、本当の「口裂け女」「コトリバコ」、そして諸説入り乱れる「くねくね」の謎に迫ることになり……。 -
探偵・朱雀十五シリーズ 5冊合本版
昭和9年、浅草。神隠しの因縁まつわる「触れずの銀杏」の下で発見された男の死体。だがその直後、死体が消えてしまった。神隠しか、それとも……!? 一方、取材で吉原を訪れた新聞記者の柏木は、自衛組織の頭を務める盲目の青年・朱雀十五と出会う。女と見紛う美貌のエリートだが慇懃無礼な毒舌家の朱雀に振り回される柏木。朱雀はやがて、事件に隠された奇怪な真相を鮮やかに解き明かしていく――。「バチカン奇跡調査官」シリーズの著者がおくる、朱雀十五シリーズが5冊合本になって登場! 本書は『陀吉尼の紡ぐ糸 探偵・朱雀十五の事件簿1』『ハーメルンに哭く笛 探偵・朱雀十五の事件簿2』『黄泉津比良坂、血祭りの館 探偵・朱雀十五の事件簿3』『黄泉津比良坂、暗夜行路 探偵・朱雀十五の事件簿4』『大年神が彷徨う島 探偵・朱雀十五の事件簿5』の5冊をあわせた合本版です。 -
鬼談(角川文庫)
愛、絆、情、欲。 執着の虜となった者たちを描く、京極小説の神髄! 藩の剣術指南役を仰せつかる桐生家に生まれた作之進には、右腕がない。 物心付いた時には、もうなかったのだ。二の腕の途中から、すっぱりとない。 これが普通だこういうものなのだと、ずっとそう思っていた。 元服の夜、作之進は父に呼び出された。 そして父は――厳かに言った。 「お前の腕を斬ったのは儂だ」 一方、柔らかで幸福な家庭で暮らす「私」は、何故か、弟を見ていると自分の中に真っ黒な何かが涌くのを感じていた。 ある日、私は見てしまう。 幼い弟の右腕を掴み、表情の無い顔で見下ろす父を。そして父は、 「これだよなあ」 と、暗い声で言ったのだった――。 過去と現在が奇妙に交錯する「鬼縁」ほか、<人と鬼>の狭間を漂う者たちを描いた全9篇。 <解説/東雅夫> -
チルド
時間が過ぎるのを待つように日々をやり過ごす都築は、ある日バイト先の店でおかしな姿の客がいることに気付く。 彼女には客の全身が本のシュリンクのようにパックされて見える。 それ以降、都築はそんな姿の人間を時折見かけるようになった。 様々な人間との交流や街で見かける光景で、都築は「あのパッケージされた姿はなにかの予兆だ」と確信していく。 虚無の日々の中、パッケージ人間を見かけることに少し楽しみを覚える都築。徐々に自身もそっち側になりつつあることに気づかないまま……。 ベルリン国際映画祭国際批評家連盟(FIPRESCI)賞受賞ホラーのもう一つの物語。 -
ツタンカーメンの心臓
古代エジプト神、東京に降臨! エジプト考古学史上最大の謎―― ツタンカーメンの死の真相が解き明かされる!? 聖東大学古代エジプト調査室の嘱託研究員・小栗陽は、ツタンカーメンに関連する発掘調査の誘いを受けエジプトへ向かった。先輩の日下美羽と共に桐生蘭子准教授の指揮のもと調査を開始した矢先、遺跡から大量の首なしミイラが発掘され、さらにミイラの内臓を収める容器「カノポス」が見つかった。謎を秘めたカノポスをめぐり、小栗と美羽に危機が迫る! 聖東大学古代エジプト研究室で起こった惨劇から二年――前作『黒いピラミッド』(第25回日本ホラー小説大賞大賞受賞)を超える衝撃が走り抜ける! 古代文明の謎に迫る、ホラー・アドベンチャー! -
角の生えた帽子
何度も同じような夢を見る。それはさまざまな女をいたぶり殺すことでエクスタシーを覚えるという夢だ。その夢はまるで自分が手を下したかのような錯覚に陥るほど、リアルなのだ。ある日、自分が見た夢と同じ殺人事件が起こっていると知る。犯人逮捕のニュースには、自分と同じ顔をした違う名前の男が映っていた―ー。運命の残酷さに翻弄される悲劇を描いた「悪魔の帽子」ほか、植物に取りつかれた男を描いた「花うつけ」、主人公が犬嫌いになった理由があかされる衝撃のラスト「犬嫌い」、著者の出身地である松山が舞台の正統派ゴーストストーリーの「城山界隈奇譚」などの他、文庫化にあたり雑誌掲載原稿を2篇、文庫版書下ろしも収録した充実の十二篇。登場人物たちの心の昏闇や地獄は、自分の中にもあると気付いたとき、すでに著者の術中にはまっている。一度読み始めたら、止められない語り口、一気読み必須の正統派怪談。 -
夫恋殺 つまごいごろし
かけつぎ職人の澪子には、結婚十年になる夫の真志がいる。多忙な刑事である真志とはすれ違いの生活が続いていた。募る孤独に耐えかねて二年前に離婚を切り出したが、埋め合わせの約束さえも果たされない惨憺たる状況が続いている。ある日、かけつぎの師匠でもある叔母の店に、初恋の相手で幼馴染の泰生が現れる。時を同じくして、澪子の住む町では倦怠期の夫婦が相次いで亡くなるという事件が起きる……。事件に異常な執着を見せる真志、過剰に干渉してくる泰生。一方で澪子の周りでは、奇怪な出来事が頻発するようになり――。第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈特別賞〉受賞作、極上極怖の「家族」ホラー。 -
てのひら怪談
大好評シリーズが帰ってきた! 惜しまれつつ終了した「ビーケーワン怪談大賞」の魂を受け継ぎながら、新設された「てのひら怪談大賞」。その第一回募集に寄せられた409篇から選考委員が選りすぐった73篇を収録。800字というミニマムなスタイルに凝縮された、不思議で怖くて切なく懐かしい怪異の数々。巻末対談では綿矢りさと東雅夫が徹底解説!