作品一覧

  • ツタンカーメンの心臓
    3.8
    1巻1,870円 (税込)
    古代エジプト神、東京に降臨! エジプト考古学史上最大の謎―― ツタンカーメンの死の真相が解き明かされる!?  聖東大学古代エジプト調査室の嘱託研究員・小栗陽は、ツタンカーメンに関連する発掘調査の誘いを受けエジプトへ向かった。先輩の日下美羽と共に桐生蘭子准教授の指揮のもと調査を開始した矢先、遺跡から大量の首なしミイラが発掘され、さらにミイラの内臓を収める容器「カノポス」が見つかった。謎を秘めたカノポスをめぐり、小栗と美羽に危機が迫る! 聖東大学古代エジプト研究室で起こった惨劇から二年――前作『黒いピラミッド』(第25回日本ホラー小説大賞大賞受賞)を超える衝撃が走り抜ける! 古代文明の謎に迫る、ホラー・アドベンチャー!
  • 黒いピラミッド 聖東大学シークレット・ファイル
    3.4
    1巻748円 (税込)
    将来を嘱望された古代エジプト研究者の男が、教授を撲殺し、大学屋上から投身自殺した。「黒いピラミッドが見える……あのアンクは呪われているんだ」 男の同僚の日下美羽は、彼が遺した言葉をヒントにエジプトから持ち込まれた遺物”呪いのアンク”の謎を追う。 次々に起きる異常な事件。禁断の遺跡にたどり着いた美羽を待ち受けるのは、想像を絶する恐怖と、”呪い”の驚くべき秘密だった。 第25回日本ホラー小説大賞受賞作。

ユーザーレビュー

  • ツタンカーメンの心臓

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    黒いピラミッドに続く、エジプトの神が絡む
    アドベンチャー代2弾!
    考古学者の日下美羽が、不穏な事件に巻き込まれる
    今回は小栗という若者も一緒に動き出す!
    ツタンカーメンは有名だけど、色々謎があるんですね
    アテン信仰から、アメン信仰へ戻る過渡期にいたツタンカーメンは、テレビで見た事ありましたが、
    なんかワクワクして読み進めました
    代3弾ありそうですね

    0
    2021年11月10日
  • ツタンカーメンの心臓

    Posted by ブクログ

    前作、黒いピラミッドの続編となる本作。
    つながる話もあるので、順番に読むのをおすすめします。
    前作と比較してよりファンタジー感があるように感じました。
    非現実的だけれども、エジプトっていうのがひとつの夢というか、そういうジャンルに入るからというか。
    だからこそ、成立する話だというか。
    わかりにくい表現ですが、エジプト好きなら読んでください。

    1
    2021年12月30日
  • ツタンカーメンの心臓

    Posted by ブクログ

    著者の第一作目を読んだときは、路線が定まっていない感じがしたけど、二作目となるこの本では、方向性が見えてきた気がする。ホラー大賞をとったけど、そんなにホラーを書きたいわけじゃなかったんだ、と思う。

     今作品も著者のエジプト考古学の知識を活かした娯楽作品だ。ツタンカーメンという日本でも馴染みのあるファラオが題材とあって、一作目よりわかりやすい。ツタンカーメンの死の謎、歴代の王の名から削られた謎、父の時代にあった宗教改革と権力闘争、などなど。この手の情報、テレビの特番でもたまにやるし、録画して見てるけど、結構、最新の情報で書かれていると思う。考古学的な蘊蓄も多いので楽しい。「世界ふしぎ発見」っぽ

    1
    2021年10月26日
  • 黒いピラミッド 聖東大学シークレット・ファイル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろかった。
    最初は普通にミステリー殺人と思って読んでいて、途中でホラーと気づいたくらい、ホラー的要素は少なめに個人的には感じた。

    面白いぐらいに、アレを持つ人が死に至るのは、言葉は悪いけど痛快で、主人公も死ぬんではないかと、ヒヤヒヤもした。
    展開、スピード、どれも満足。
    もともと海外舞台の話は好きではないけど、設定がしっかりしているからなのか、文章力なのか、最初のプロローグから違和感なく読めたのは、よかった。

    呪いに関する話であり、主人公は結局は選ばれた人間だから生き残れたのだろうけど、最後の部分は興奮したね。
    もしかしたら、まだ自分たちが発見できていないものが眠り続けていて、これか

    1
    2021年09月15日
  • 黒いピラミッド 聖東大学シークレット・ファイル

    Posted by ブクログ

    エジプトの地下の墓で発見された遺物のアンク。許可を得ず日本に持ち込まれる中、それを手にした者が次々と変死することから、このアンクを元々の場所に返そうとする主人公。終盤は幻の遺跡で、アヌビス神やアメミットなどの古代エジプトの神々も登場。エジプトや砂漠やだね、ピラミッドの雰囲気が臨場感があり、よく伝わってきて、スラスラと楽しく読めました。まだ続編もありそうな展開なので楽しみです。

    1
    2021年07月18日

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