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将来を嘱望された古代エジプト研究者の男が、教授を撲殺し、大学屋上から投身自殺した。「黒いピラミッドが見える……あのアンクは呪われているんだ」
男の同僚の日下美羽は、彼が遺した言葉をヒントにエジプトから持ち込まれた遺物”呪いのアンク”の謎を追う。
次々に起きる異常な事件。禁断の遺跡にたどり着いた美羽を待ち受けるのは、想像を絶する恐怖と、”呪い”の驚くべき秘密だった。
第25回日本ホラー小説大賞受賞作。
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Posted by ブクログ
おもしろかった。
最初は普通にミステリー殺人と思って読んでいて、途中でホラーと気づいたくらい、ホラー的要素は少なめに個人的には感じた。
面白いぐらいに、アレを持つ人が死に至るのは、言葉は悪いけど痛快で、主人公も死ぬんではないかと、ヒヤヒヤもした。
展開、スピード、どれも満足。
もともと海外舞台の話は好きではないけど、設定がしっかりしているからなのか、文章力なのか、最初のプロローグから違和感なく読めたのは、よかった。
呪いに関する話であり、主人公は結局は選ばれた人間だから生き残れたのだろうけど、最後の部分は興奮したね。
もしかしたら、まだ自分たちが発見できていないものが眠り続けていて、これからも眠り続けるのかな、とか。
映画を見ているような小説でした。
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