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Posted by ブクログ
全ての予想を覆してくれたお勧めの短編文庫でした・・・
文体が全て会話形式でページ数も少ない・・・
それなのに読み進めると、どんな状況なのか鮮明にイメージされる
それでいて、この一冊中に色んな喜怒哀楽の全ての感情が書き込まれている
グロ態勢が無い方は厳しい…特にそれを会話形式で表現しちゃっているものだから尚更で妙にリアルに…その情景が浮かぶようだった…
たぶん 個人的に今まで読んだグロ系の中でもこれが一番きつかった…
でも、グロい文はそんなに長く無いけれども…
そして激動のラスト…
全てにおいて・・・ 感動した!!!
人間の感情、本質は環境に依存するなんて言われているけれども
それだけじゃないっていう思いを感じ取ってしまった一冊だった
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
近未来、ゴミに溢れた横浜ベイブリッジで少年の死体と一本のカセットテープが発見された。いま、再開発計画に予算を落とそうと、会議室に集まる人々の前でそのテープが再生されようとしていた。耳障りな雑音に続いて、犬に似た息遣いと少年の声。会議室で大人たちの空虚な会話が続くなか、テープには彼の凄絶な告白が…。弱冠23歳の著者が巨大な嘘を告発する新黙示録。第4回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作。
日野日出志かジョージ秋山の絵で見たいような、陰惨で且つとっても美しい悲話です。捨てられた少年が、捨てられた少女を守る為にあらゆることを犠牲にしていく姿が胸を打ちます。グロテスクな描写の連発でドン引きする人もいるかと思いますが、それを凌駕する悲しさです。
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