D-ブリッジ・テープ

D-ブリッジ・テープ

462円 (税込)

2pt

近未来。ゴミに溢れた巨大な橋のたもとで、少年の死体と一本のカセットテープが発見された。いま、再開発計画に予算を落とそうと、会議室に集まる人々の前でそのテープが再生されようとしていた。耳障りな雑音に続いて、犬に似た息づかいと少年の声。会議室で大人たちの空虚な会話が続くなか、テープには彼の凄絶な告白が……! 第4回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した幻の名作が、ついに電子書籍で刊行!

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D-ブリッジ・テープ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    苦しく悲しい

    何ともいえない読後感でした…。
    そしてこれが現実にありそうで恐ろしい。

    1
    2014年07月02日

    Posted by ブクログ

    評価は分かれるかな‥この本の内容は、ありきたりのサスペンスや恋愛ものから一線を画した内容。読んでみる価値はあると思う。

    0
    2024年01月13日

    Posted by ブクログ

    全ての予想を覆してくれたお勧めの短編文庫でした・・・

    文体が全て会話形式でページ数も少ない・・・
    それなのに読み進めると、どんな状況なのか鮮明にイメージされる

    それでいて、この一冊中に色んな喜怒哀楽の全ての感情が書き込まれている

    グロ態勢が無い方は厳しい…特にそれを会話形式で表現しちゃっている

    0
    2009年12月28日

    Posted by ブクログ

    ゴミ捨て場と化したD-ブリッジで一人の少年の遺体が見つかった。
    彼が最初で最後に残したテープ、その内容とは…。

    生きるということを、そして無慈悲な世界が、短く淡々とした言葉でつづられています。

    久しぶりに読み返して、胸にぐっと来ました…。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    近未来、ゴミに溢れた横浜ベイブリッジで少年の死体と一本のカセットテープが発見された。いま、再開発計画に予算を落とそうと、会議室に集まる人々の前でそのテープが再生されようとしていた。耳障りな雑音に続いて、犬に似た息遣いと少年の声。会議室で大人たちの空虚な会話が続く

    0
    2018年03月16日

    Posted by ブクログ

    嫌いな人にはただグロイだけだろうし、映像化したらただの13日の金曜日になってしまいそうだけど、この強烈な描写には圧倒される。いろいろと分からない事が一杯なんだけど、そこを想像してみるのも、野暮と言うものか。

    0
    2014年03月07日

    Posted by ブクログ

    沙藤一樹先生が4月の文学フリマで
    久々に新刊を出されると聞いて、テンションが上がった状態で再読。


    軽く読めるのに何度読んでも読み終わった後に
    この世界から抜けにくい。
    グロ耐性があるのと、それに到るのに理由(もしくは必要性)があるので
    描写から受ける嫌悪感ない。
    ただただ、精神的にキツイ。

    0
    2013年04月01日

    Posted by ブクログ

    第4回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作。正直、特に面白いと思ったわけではない。すごい作品だと思った。テープの語りの必死さと会議室の無関心さが、絶妙だった。どういう人生を歩めば23歳でこんな作品が書けるのか、とも思った。才能を感じる。

    0
    2011年02月08日

    Posted by ブクログ

    内容は
    ベイブリッジのゴミの山の中に捨てられた少年が
    死ぬ時に自分の声を吹き込んだテープの内容。
    食べ物がなく、ありとあらゆる生き物を食べる様
    たとえば、蛾などを潰して中から出る茶色の汁を
    利用して丸めて作る「虫団子」をはじめ、
    数年後に死ぬまでの壮絶エピソード。
    そのテープの合間合間の、会議室の大

    0
    2010年11月13日

    Posted by ブクログ

    台詞が多かったので、スラッと読めました。
    所々、表現が怖い所もあったけど、人は生きる為ならここまでするのかと実感する1冊だと思います。

    0
    2009年10月04日

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