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「これは棒の手紙です。この手紙をあなたのところで止めると必ず棒が訪れます。二日以内に同じ文面の手紙を……」。水原千絵は妹から奇妙な「不幸の手紙」を受け取った。それが恐怖の始まりだった。千絵は同じ文面の手紙を妹と別の四人に送ったが、手紙を止めた者が棒で撲殺されてしまう。そしてまた彼女のもとに同じ文面の手紙が届く。過去の「不幸」が形を変えて増殖し、繰り返し恐怖を運んでくる。戦慄の連鎖は果たして止められるのか?
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Posted by ブクログ
ホラーものにしては全体の流れもオチもキレイにまとまっていて面白かったデス (2004/3/30(火))
不幸(棒)の手紙を巡るホラー小説。 ストーリー自体は面白かったのだが、キャラクターの相関関係が分かりづらく、特にエンディングが意味不明。
「不幸の手紙」「棒の手紙」 あんまりホラーと思って読んではいなかった。 描写はわりと分かりやすくて想像しやすいと思う。 トリックは途中で気が付いてしまったが、なかなか面白いかな。 長いけど一気に読めました。 まぁ、古本で買って読むくらいがいいかも。
最初はスムーズだったのだが、途中から誰が何をいっているのかがわからなくなり・・ どうもそこが一人二役?というかストーリー展開上の肝だったんだけれど、ちょっと疲れて楽しめなくなったので、残念ながら★3つ。
この作家さんが気になってたんで、古本屋で即買いしました。 ホラー作家じゃなくてミステリー作家さんなんでどうかなぁ〜?と思ったけど、むちゃくちゃ怖かったっす(汗)
オカルトホラーは好みではない私ですが、これは楽しめました。なぜかというと、この作品はホラーといってもオカルトじゃないです。ちゃんと犯人がいるんですよ。 だから、ホラー+ミステリーといったところか。 怖すぎますねーー。夜一人で読んでたんですが・・・背筋が寒くなりました(笑)こんな手紙受け取ったらど...続きを読むうしよう?この本を読む前だったらきっと「くだらんっ!!」って一蹴できたんでしょうけど・・・読んでしまった今は・・・絶対出すか悩んでしまう(笑) ホラーだけど、最後の最後まで犯人がわからないというミステリー要素もあって、とっても楽しめます。ちょっと半ばが冗長な気がしないでもないが・・・。 ほんっと、二転三転を繰り返し、最後の最後まで犯人はわかりませんよっ!!「こいつが犯人か」と思ったらやっぱり違って、「じゃやはりこいつか」と思ってもまた違って・・・(笑)読ませますね、折原先生(*^m^*)
折原一のホラー小説処女作。良くも悪くも折原一の作品。どうしても話の展開が読めてしまうんですわ。こういった作風のものって出尽くした感もありますし。折原一を初めて読む、という人にはお薦めです。
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