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  • 猫の神様
    4.2
    彼が死んだのは、暖かい春の陽射しが射し込む、穏やかな朝だった。十年と八ヶ月一緒に暮らしたというのに、それはとてもあっけないお別れだった…ぎじゅ太が死んでからというもの、僕は毎日を呆然と過ごした。僕の薄い膜の中に入って来れるのはみャ太だけだった…こいつは長生きするだろう。これから先、ずっと長い間可愛がって、二人仲良く暮らして。でもそうはならなかった。独身ライターとその小さな家族の、愛と孤独の物語。(講談社文庫)
  • 猫の神様
    5.0
    1巻660円 (税込)
    「ニャーン」と甘えるように鳴くと、やせ細った猫は別れを告げた。視力を失った左眼から涙がこぼれ、僕を見つめていた右眼から、ゆっくりと光が遠のいていく――。「ぎじゅ太」と「みャ太」。公園で二匹を拾い、二間しかない狭いアパートで毎日を過ごした。まるで夢のように幸せな日々だった。でもあの時間はもう二度と帰っては来ない。あの子たちはきっと猫の神様が一時期だけ僕に預けてくれた子達なんだ。なあ、ぎじゅ、みャ太、お前は俺と出会って幸せだったか――? 出会い、闘病、そして別れ。二匹の猫と、一人の男の、感涙必至の愛と孤独の物語。

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  • 猫の傀儡(くぐつ)
    4.3
    猫町に暮らす野良猫のミスジは、失踪した先代・順松の後を継いで“傀儡師”となった。人を遣い、人を操り、猫のために働かせるのが傀儡師だ。さっそく、履物屋の飼い猫から、花盗人の疑いを晴らしてほしいと依頼があり、ミスジは狂言作者の阿次郎を連れ出した。次々依頼をこなす一匹と一人は、やがて、順松失踪の意外な真相に――!? 時代ミステリーの傑作!!
  • 猫の舌に釘をうて〈青春篇〉
    4.0
    “私はこの事件の犯人であり、探偵であり、被害者……”一人三役というアクロバティックな設定が、主人公の手記を通して、変奏されながら明らかになっていく華麗なる本格推理。同時に、この作品は、青春の傷(いた)みをせつなく感じさせる恋愛小説としての魅力も併(あわ)せ持つ(「猫の舌に釘をうて」)。ほかに、郷愁を誘う幻の珠玉短篇集『哀愁新宿円舞曲』を完全収録。
  • ねこの証明
    3.9
    森村家に迷い込んできた猫が、いつの間にか居間でテレビを見ている。散歩の途中で出会った猫のしぐさにカメラを向け、俳句をひねる……。作家生活五十年を越えた森村誠一は、言わずと知れた猫好き。ミステリーに時代小説に、森村作品には猫がしばしば登場する。専門紙「ねこ新聞」に連載したエッセイを軸に、「お猫様事件」など猫小説を三篇収録。ふんだんな猫写真と俳句もちりばめ、まるごと一冊ねこずくしで送る、初の森村猫本!【解説入り】
  • 猫の診察で思いがけないすれ違いの末、みんな小刻みに震えました
    値引きあり
    4.1
    1巻715円 (税込)
    笑いしか生み出さない異彩を放つ文章を生み出し、Twitterとnoteで配信し続けるやーこのデビュー作。 Twitterで30万以上のいいねが付いた「猫の診察で泣きそうになった話」や「新幹線で座っていたら予想のつかない事態になり悔しい思いをした話」、「カツアゲにあった話」、「男が玄関に入ってきて悲鳴を上げた話」など話題作の他、書籍のために描き下ろした新作10篇以上も収録。長篇も含む全33篇をお届けする。 また、やーこのファンアートを投稿し、ファン界隈では神絵師とも言われているイラストレーターの栖周ともコラボ。文章の世界観をリアルに再現した迫力あるイラストは笑いの起爆剤となり、最初から最後まで笑いしかない1冊に。 思わず声を出して笑ってしまう可能性があるので、念のため周りに人がいないか確認してから読むのをおすすめする(気にしない方はそのままお読みください)。
  • 猫の時間
    4.2
    6歳の真子のもとに、ある日子猫がやってくる。みゃーと名付けられた子猫は、しきりと人間に話しかけてくる。話すことが苦手だった真子は、みゃーとの会話を大切にしながら成長していった。だが真子が大学に進学したときから、その関係に変化が……。(「ネコの時間」) 精一杯繋がろうとする人と猫。幸せも哀しみも、猫からもらったたくさんの想いが胸を熱くする感動の7編。
  • 猫の十字架
    5.0
    1巻1,672円 (税込)
    絶望の底から光を信じていた。 <ごみの城>と呼ばれる孤島で出会った少年と少女。 醜悪な現実の中で、彼らが見つけた“希望”とはーー 傷ついた者たちの、切なくも力強い物語。 本島から隔絶された孤島<ごみの城>。混沌と欲望が渦巻く迷宮のような高層住宅街で、少女・テルミは本島へ渡る日を夢見ていた。 そんなテルミの前に、本島から追われてきたユーイチと母・イズミが移住してくる。ユーイチとイズミの優しさに触れ、テルミは徐々に心を開き始めるが、そこに思いもよらぬ悲劇が訪れるーー。

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  • 猫の住処へようこそ 第1巻
    -
    15歳の主人公・指宿柊は、一人で住んでいたアパートが火事になり、住むところを失ってしまう。行く当てもなく、公園のベンチに腰掛ける柊。そこで見つけた一匹の猫に導かれるように、カフェ「猫の住処」にたどり着く。長い黒髪に黒縁眼鏡をかけた女教師のような店長代理と、ピンク色のセーラ服を着たアタリと呼ばれる少女がいるこのカフェで、柊はバイトとして働くようになる……。 第1回お仕事小説コン入選作。
  • 猫のソラリス
    -
    1巻880円 (税込)
    ペット小説大賞にも輝いた 廃業を強いられた映画館と一匹の猫のお話 時代の流れとともに経営難になり、取り壊しが決まってしまった古き良き老舗の映画館「昭和座」。 三十年前に廃業となったその映画館には一匹のオス猫・ソラリスが住み着いていた。 2年間ほどそこで働いてきた主人公が、昭和座とソラリスについて回顧していくところから物語が始まる。 昭和座の閉館が決まった日、何よりも心配だったのが、ソラリスをどうするかであった。 結局「私」が引き取り手に決まるも、映画館の閉館日に、ソラリスは朝から姿を現さなかった――。 消えゆく映画文化を惜しみつつ、 <人と人>そして<人と猫>との心のつながりを爽やかに綴ったノスタルジックな短編小説。

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  • ネコ・ノ・デコ/LOVE or LIKE
    4.0
    1巻330円 (税込)
    自分の輸入雑貨店の壁をレンタルギャラリーにしている真弓子。ある雨の日、打ち合わせ前にランチをとっていたら、びしょ濡れの女がむかいに座ってきた。女は真弓子のことを「マユちゃん」と呼ぶ。どうやら同窓生?彼女と出会って男子達の記憶が蘇る…。珠玉の恋愛アンソロジー『LOVE or LIKE』収録の、山本幸久が描く、にくめない女のしたたかさ。

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  • 猫の泣ける話
    -
    道端や公園で出会ったり、ペットとして飼われていたり、私たちは色んな場面で猫と出会います。 気を惹こうと鳴き声を真似しても無視され、近づけば逃げられ、気まぐれな猫たちに振り回された経験がある人も多いでしょう。 それでもやはり、猫は私たちを癒してくれる不思議な存在です。 本書は気まぐれな猫たちが織り成す12編の物語を収録しています。 ライト文芸の世界で活躍する気鋭の作家12人が紡ぐ優しさ溢れるアンソロジー、ぜひ本書で気持ちの良い涙を流していただければ幸いです。 【一部あらすじ】 『猫が飼いたい』/天ヶ森雀 三十五年連れ添った夫にある日、「猫が飼いたいから離婚して下さい」と妻は告げるが…… 『星取り網と夜の猫』/沖田 「よし、星を取りに行こう」。突飛な提案に戸惑いながらも、夏樹は千冬を浜に連れていく。 『コーリング・ユー』/浜野稚子 妹が猫アレルギーになり、猫を手放すことに。納得できない文乃は家族に嚙みつくが…… 『あの夏の日の猫』/一色美雨季 小学生のころ孤立していたタツオ。久しぶりに会った彼は俺に、当時の想いを打ち明ける。 『風に消えない幸福のかけら』/澤ノ倉クナリ 病気の治療のためアメリカに引っ越すトモノは、猫の新たな飼い主探しをキョウカに頼み…… ほか7作品収録 『お猫さま審判』烏丸紫明/『猫背くんと迷い込んだ猫』日野裕太郎/『おばあちゃんと猫だより』編乃肌/『猫と父と月の夜』神野オキナ/『天邪鬼の勇気』国沢裕/『化け猫リン』浅海ユウ/『猫と姉さんと私』那識あきら
  • 猫の名前
    3.5
    「私が死ぬのはあなたのせい」気づかないうちに傷つけ、傷つけられて。でも、もう、自分を隠せない、だませない! ――「佳苗に会いたがっている」と担任の先生に頼まれ、不登校の春名に会うことになった佳苗。ところが、春名は、佳苗に復讐したいと言い出す。理由がわからない佳苗は、戸惑うばかり。しかもそれ以降、友人の絵里や周囲との関係もうまくいかなくなってしまう。真の友情の姿を、丁寧な心理描写を駆使して綴った感動作。
  • 国枝史郎伝奇文庫 猫の蚤とり武士(上)
    -
    秘密結社・明暦義党は、徳川幕府転覆を謀る組織である。首領の鵜の丸兵庫は、由井正雪の異母弟で、猫の蚤とりという賤業に身をやつし、義挙の機会を狙っている。だが、盟主とあおぐ紀州・頼宣の違約により、計画の実現は容易でない。松平伊豆守の女隠密・梶子、頼宣の嫡孫・萩丸、兵庫の恋人・菊女、義党にとって凄愴な敵・刃三十郎など、種々多様な人間模様の、種々多様にからみあう、謀反と反逆と宝探しの面白さ。<上下巻>
  • 猫の話をそのうちに
    3.6
    1巻1,287円 (税込)
    燃え殻さん絶賛! 元カノ青春小説。  永遠だと思った日常は、今の僕には眩しくてもう見えない。  どこか自分の作品と似た匂いを感じました――燃え殻さん  お前はひどい奴だよ。でも、歌うしかないんだよ、彼女のことを。  売れないギターデュオ・ネクストマンデイのひとり、野崎周一郎は、相方がこの業界から去り、覚束ない日々を送っていた。そんなある日、偶然居合わせた居酒屋で、人気ミュージシャン・黒沢と飲むことになる。その場で、説教をされ、号泣した野崎だったが、翌日、何事もなかったように黒沢から飲みの誘いを受ける。以降、野崎は、気が付けば頻繁に黒沢と飲むようになった。だが、元カノとの中途半端な交際を指摘されたことをきっかけに、野崎と黒沢は連絡が途絶えてしまう。それから、長い時間が流れた――。
  • ネコの福音 ***ある保護猫活動家とテレパシーで会話するネコの物語***
    -
    1巻777円 (税込)
    人間中心主義の世界を破壊する人(ヒト)と猫(ネコ)による文学的爆弾投下!! 自分のことしか考えない「ジミン」、無償の愛をもってイエネコに福音を届けようとする〝シン〟、そして全存在に独自の地位を与えるために戦う《シト》。 9匹の猫を保護する8050問題を抱える坂本家。民間保護猫団体の代表であり日本最強の武術家の娘、高原心。自分自身の生き方を猫を守ることに見出した若者、石田徹。 猫を助けられなかったことを悔いる元ウクライナ義勇兵、中川純也……。 他者の命と自由、尊厳を守るため、邪悪な存在「ジミン」に立ち向かう、心優しき人(ヒト)とテレパシーで会話する猫(ネコ)の史上空前の戦いの物語がはじまる!!

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  • 猫のほそ道 ノラ猫俳句旅
    4.0
    ノラは子猫を探し「奥のほそ道」の旅に出た。 《我が家の老猫ノラはある日コツゼンと姿を消しました。ノラは、芭蕉さんの「奥のほそ道」の旅に出たのだと思うのです。消えてしまったノラの念力をいただいてこの話ができました。》東京から松島へ、そして平泉へ、ノラの旅はつづく。登場する猫たち――ボイシー、トーちゃん、ニャー水、ネコ尼、ネコ丸……いずれも個性豊かで、みな俳句を詠む。句会はもちろん、連句(五七五の句のあとに七七の脇をつける)もあるし、句合せ(持ちよった句の勝ち負けを決める)もある。全篇に猫たちが詠んだ句があふれ、人気猫イラストレーター・浅生ハルミンの絵も多数収録された(カラーも5点)傑作猫物語。文庫化に際して全篇にわたり加筆訂正した完全版、待望の刊行。全14章、見出しは全て俳句。 猫たちの句の一部をご紹介:片すみに猫がかたまる走梅雨/老猫の小さな足に西日さす/みちのくの涼しさつげよ猫の旅/水を飲む猫の小舌に秋の風/渋柿の花散る里に帰りゆく そして連句―― スーパーの煮干しの固き余寒かな  ノラ 貧しき家にけふもいついて     トーちゃん
  • 猫の水につかるカエル
    3.9
    1巻1,672円 (税込)
    静かなユーモア・優しいペーソス、淡々と沁みる小説集。「父母の、友の、猫の、己の死を深く見つめる作者の眼差しが、今ここにあるかけがえのない生に向けられる時、すべての事物が記憶を語りはじめる――。
  • 猫の目犬の鼻
    3.0
    1巻1,562円 (税込)
    中学三年の夏休み前、根本心美は、突然別のクラスの小山一樹から「つきあってほしい」と告白される。心美が返事を迷っている頃、生後間もない猫の姉弟が近所を歩いていた。姉猫は後に心美から「ぶち子」と名付けられることになる。初恋、遠距離恋愛、初体験、就職活動、同窓会……。心美は思春期から社会人へと成長し、ぶち子は出産と子離れを何度も繰り返す。不思議にリンクする女性と猫、それぞれの十年。
  • 猫の目を借りたい
    4.3
    入院した叔父に代わって飼い猫のユキの面倒を見始めた島村千鶴は、ユキの特殊能力を知らされる。ユキが許せば、霊がその体に入り目の中に姿を現して、この世の人間ともう一度対面することができるという。ただしユキが7回瞬きをする間だけ。突然死した弁護士が支えてくれた妻に。殉職した消防士が高校生の妹に。毒親に育てられた苦労人が実の母親のように接してくれた大家さんに。感謝、謝罪、告白――たとえ時間は短くとも、大切な人に今こそ伝えたい。スペシャルな猫の力を借りた再会の物語。
  • ねこの湯、営業中です! 函館あやかし銭湯物語
    3.6
    祖父の葬儀のため生まれ故郷である函館に戻ってきたみゆりは、八年前に死んだ愛猫のさくらと再会する。猫又となってみゆりの元へと帰ってきたさくらは、祖父の遺産である銭湯をなくさないで欲しいと頼み込んできた。みゆりはさくらとともに、なんとか銭湯を再建しようと試みるが、そこにアイヌのあやかしたちが助けを求めてきて……。ご当地ネタ盛りだくさん! 函館愛大大大増量のほっこり不思議な銭湯物語。
  • 猫のように自由 ~Libero come un gatto イタリア猫物語
    値引きあり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イタリアでは、野良猫はガット・リベロ――自由な猫と呼ばれ、守られています。ローマ、ヴェネツィア、フィレンツェ、シチリアで暮らすそんな猫たちの優雅な姿。イタリア猫事情のエッセイや、猫のことわざもご紹介!
  • 猫の惑星
    3.7
    この世界の本当の支配者は猫なんだよ。人間はまったく気づいていないけれど――。秘密組織「シテン」に集められた子供たちは、それぞれの能力を研ぎ澄ます訓練を受けながら、「ホンテン」から命じられた数々のミッションに派遣されていた。その中の少年の一人イクオは、自分と会話できる猫ウリと出会い、組織の恐ろしい秘密を聞かされる。伝説の「猫の王」に会いたいと言うウリとともに、イクオは脱走を決意するが……。世界に隠された思わぬ真実とは? そして少年と猫の冒険の結末は?
  • 猫は神さまの贈り物〈小説編〉
    3.0
    猫は、そこにいるだけで「物語」を生む。 なぜ作家は猫を描くのか。天邪鬼でわがまま、時に甘えん坊。 飄々としたこのいきものに心惹かれ、物語を仕立てようとする作家は多い。 人間より上位の動物として地球に君臨する猫を表現したSF「ネコ」(星新一)や、 飼い猫から見た作家の生態を描く「黒猫ジュリエットの話」(森茉莉)など、9人の作家による個性あふれる猫小説集。 【収録作品】 森茉莉 『黒猫ジュリエットの話』 吉行理恵 『雲とトンガ』 室生犀星 『猫のうた』『愛猫』 佐藤春夫 『猫と婆さん』 小松左京 『猫の首』 梅崎春生 『大王猫の病気』 宮沢賢治 『どんぐりと山猫』 金井美恵子 『暗殺者』 星新一 『ネコ』
  • 猫は9回夢をみる。猫好きのあなたが少し笑えて感動してしまう物語。20分小説シリーズ
    5.0
    さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の40ページ程度) 【書籍説明】 もし、愛猫が最後の時、願いがわかれば叶えてあげたい。 そう猫と暮らしたことがある方は思ったことがあるのではないでしょうか。 でも、現実にはどんなに頑張っても難しくて、大きな後悔に涙してしまいます。 だからこそ、小説という世界で叶えてみたかったのです。 【目次】 1.出会い 2.猫の願い 3.約束げんまん 4.はじまりはおやつから 5.2番目の願い 6.カウントダウン 7.最後の願い 【著者紹介】 加藤虹(カトウコウ) 本が好き。 猫が大好き。
  • 猫はこう語った
    5.0
    1巻880円 (税込)
    人間と猫が対等に互いの「現状と未来」を語り合う。 2018年9月上旬、10歳の少年が首相官邸に送ったメールをきっかけに、K大学獣医学部「いぬねこ研究室」の猪狩一夫は、政府から猫の実情調査を任される。一夫と猫たちとの交流が深まるにつれて明らかになる、人間に対する猫の本当の気持ちとは。

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  • 猫はときどき旅に出る
    4.0
    第1部発表から十一年を経て完成された長編小説の傑作! 作家兼脚本家兼映画監督兼劇画原作者兼誠実なる酔っぱらい人間、楠三十郎の遍歴。
  • 猫は毒殺に関与しない~猫探偵 正太郎の冒険5~
    3.8
    誰が犯人だ!? 桜川ひとみの自宅で開かれた鍋パーティ。作家仲間である四方幸江を陰で中傷する人物を探り出す。それが、ひとみに任された役割りだった。だが、パーティ参加者の中に、大きな殺意を抱く者がいて……。(表題作) いつもクールに謎を解く猫探偵 正太郎が、生涯二度目の恋をした!?(「正太郎、恋をする」) 珠玉の3編を収録。
  • 猫はどこ?
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『吾輩は猫である』の子孫猫をついに発見!? お気楽こそ身上。イラストと写真満載でつづる、猫エッセイの決定版! ――『吾輩は猫である』に描かれた猫の子孫を探して、いざ下町へ。路上観察家として活躍する著者が見つけた、肥やし猫、ミッキーマウス猫、広告猫、車猫、猫実……って何!? マイペースで生きる猫たちを、豊富なイラストと写真で、たっぷり紹介します。見るほどに読むほどに、いつのまにやら癒される、猫エッセイの決定版。
  • 猫は笑ってくれない
    3.2
    1巻1,650円 (税込)
    映画監督の女と、脚本家の男。自分たちの恋愛は映画をつくるようにはうまくいかない。 かつてともに暮らした猫を看病する、元恋人同士の2人。愛猫の看取りを通し、愛の苦みと望みを描く傑作長編。気鋭の映画脚本家による初の小説。
  • ネコばあさんの家に魔女が来た
    値引きあり
    4.1
    第4回カクヨムWeb小説コンテストキャラクター文芸部門 特別賞受賞! 「しゃべっても、しゃべっても、誰にも届かないの」 窮屈だったわたしの日々に突如現れたのは、ありのままの私を認めてくれる、マジョでした。 娘を案じるあまり過干渉気味な母親、杓子定規な態度の担任。 日常に息苦しさを感じるユキノは、高校に行けずごはんを食べることもままならない。 だけど、自分と向き合いながら楽しく日々を過ごす自称“魔女”たちと過ごすうちに 心の中で絡まっていた気持ちが、少しずつほどけはじめる。 巻末にレシピ付き。
  • ネコババのいる町で
    3.8
    わずか三歳でロスアンジェルスから一人、日本へ送られた恵里子は、実の母に捨てられたショックで失語症に陥る。家にいるのは気性のはっきりした叔母と口さがない祖母のふたり。隣家には「ネコババ」と祖母が呼ぶ女性。ネコババの家にはやさしいおじさんと「ネコバン」。行き場のない幼い少女の心をなぐさめるのはネコたち。生みの親が不在の家庭で、恵理子は人間のきずなというものを学んで成長していくが……。芥川賞受賞の表題作ほか二篇を収録。
  • ねこばん
    3.0
    家を顧みず仕事一筋40年。無趣味で頑固な男・根本勲、60歳。鉄道員として見事定年退職まで勤め上げた彼だったが、いまは毎日家で留守番している。妻は毎日何処かへ出かけ、彼に残されたのは冷蔵庫のボードに書かれたメモだけ。しかし、「ちぎり絵・朝・納豆・卵」など、単語の羅列でなんともそっけない。仕事をしていた時には時間に追われていたが、いまは時間を持てあます日々。そんな勲が留守番をする家の庭には、毎日違う猫がフラっとやってくるのだった。猫と触れ合ううちに、その男は、生まれて初めての「癒し」を味わうことになる…。猫は「人」になつかず、「家」になつく。これはそんな「猫になつかれた家」の物語です。
  • ねこ物件 猫がいるシェアハウス
    -
    1巻770円 (税込)
    三十歳の二星優斗は、一軒家に住む祖父と猫の世話だけをして生きてきた。しかし、突然祖父が亡くなってしまい途方にくれていた時、不動産屋の女性に「シェアハウスをやりませんか」と提案される。同意した優斗が決めた入居資格は二つ。「二星家の猫(チャーとクロ)に気に入られる」「男性限定」だ。だが『猫審査』に合格する者はなかなか現れず……。 ねこ×イケメン×シェアハウス 誰もが癒やされる「猫エンターテインメント」開幕!
  • 猫弁と狼少女 【電子版特典画像付き】
    3.8
    累計50万部突破、大人気「猫弁」シリーズ最新作! 冴えない容貌、天才的な頭脳……自分のことは後回しで人の幸せを第一に考える稀代のお人好し弁護士、百瀬太郎。 婚約者である大福亜子と同居中で、幸せをかみしめている。 猫がらみの脅迫事件の依頼を受けて調査中、未成年者略取の疑いをかけられて留置場に! 当番弁護士の、「透明人間」こと沢村透明以外との面会を断り、事件については黙秘を貫く百瀬。 警察から連絡ももらえず蚊帳の外に置かれた亜子は、百瀬を信じ切れるのか。 振り切った亜子がとった行動とは。 沢村透明のもとに武者修行に出ていた縁から一緒に百瀬のために奔走する直は、そのなかで自らの進む道を見つける。 七重と野呂は相変わらずの賑やかさで百瀬を信じ、支え、事務所を守っている。 百瀬は留置場でも法律相談会を開いている。 そして自らの過去を振り返る。 【百瀬太郎】という人間は、どうやって形成されたのかーー「猫弁エピソード0」とも言える作品です。 今まで「猫弁」を読んだことがない人でも大丈夫! 今作からでもお楽しみいただける、そんな優しくあたたかい作品です。 ※電子版には特典として、カバーイラストが収録されています。
  • 猫弁と幽霊屋敷【電子版特典画像付き】
    3.6
    累計50部突破!! 前代未聞の「ペットホテルたてこもり事件」勃発! 事務所の猫まで「猫質」に? 人も猫も助ける天才弁護士・百瀬太郎は、婚約者の大福亜子ととうとう同居スタート。ところが、”幽霊屋敷”を相続した依頼人の代理を引き受け、家にも帰れない忙しさ。そんな時、ペットホテルで宿泊客を「獣質」にとったたてこもり事件が発生! 百瀬の機転が意外な展開をみせる、ハートフル・ミステリ最新作! それぞれの「幸せの扉」を開けて
  • 猫間川をさがせ
    -
    1巻550円 (税込)
    大阪の暗渠の残影を追う物語 商業の中心地として栄えた近世の大阪はまちに堀川が巡らされ運送路として利用されていた。近代都市化のなかでそれら堀川には埋め立てられて姿を消したものも多い。西横堀川、長堀川、蜆川、鯰江川……。それら埋められた川のなかで唯一、自然河川でありながら現在完全に埋め立てられて姿を消した川がある。その名を「猫間川(ねこまがわ)」という。 大阪に住む人たちからもほとんど忘れ去られようとしている猫間川を記録と記憶の両面から残しておくべく、河口部から幻の源泉部までを追った。 【目次】 序章 河口 物語のなかの下流 鵲橋幻影 中道の湾曲 二軒茶屋の石橋 石橋をさがして歩く 猫間川筋 小流たち 源ヶ橋あたりから、南をのぞむ 和楽路屋の地図 猫間川の写真 三明町の石垣 光竜寺川 (拾遺)玉造の商店街にて、その一 (拾遺)玉造の商店街にて、その二 (拾遺)源ヶ橋温泉 (拾遺)あるエスペランティストの小伝 あとがき 再々刊にあたってのあとがき 【著者】 椋 康雄 暗渠であったり石彫であったりをテーマに、ノンフィクションなのかフィクションなのか曖昧な小説作品を書いています。詳細は著者サイトをご参照ください …… https://mukunokiyasuo.com/
  • 猫又とキャンパスライフ
    値引きあり
    3.0
    地方国立大学の貧乏女子寮「万葉寮」一帯を縄張りとする野良猫が二匹。一匹はのどをゴロゴロならしては女子から餌をせしめるのが上手な腹黒な白猫くん。一匹は決して毛並みを人に触らせないぶっきらぼうなキジトラ猫くん。そんな彼らの正体は数百年を生きる老獪な猫又で……? とあるトラウマから極端な猫嫌いとなった寮生の圭美は、そんな二匹(二人?)の猫になやまされている。 窓から勝手に部屋に入っては寝床にされ、食料を勝手に拝借してはやれもっと上等な餌を用意しろと嫌味をいわれ、あまつさえ圭美を脅しては猫の問題事に巻き込まれ……。 そんな二匹の猫又と一人の猫嫌いが織りなす、ゆるやかな大学青春模様。
  • ねこまた~狸穴素浪人始末~
    -
    素浪人・猫矢又四郎は麻布飯倉町の荒物屋の用心棒。主家の黒猫かちんとは“猫吸い”で会話ができる。界隈では交合中の男女を刺殺する辻斬りが続き、不穏な空気が漂っていた。そんな中、さる大名家から黒猫招待の報せが来る。かちんと共に屋敷を訪れた又四郎は庭の木の刃の傷に気づき、この主こそが下手人ではないかと疑いを持つ。何度目かの訪問の折、又四郎とかちんを待ち受けていたのは、辻斬りと同じ装束の人物だった。
  • ねこまち日々便り(上) ねこが来た編
    3.3
    1~2巻792~836円 (税込)
    きっかけは一匹の猫だった。 まだやれる!を信じて生きる人々を描く奇跡の物語。 緑色の大きな目をした、やけにヒゲの長い猫だった。離婚を機に故郷根古万知に戻った愛美は、この灰色の拾い猫をノンちゃんと名付け、飼うことに。町名をもじって「ねこまち」と呼ばれるシャッター商店街の再活性化を狙い、ノンちゃんは一日駅長を務めることになる。すると、これが話題になり、ノンちゃん見たさに駅は大賑わい、町も観光客で活気を取り戻す。ところが……。
  • 猫まみれの日々 猫小説アンソロジー
    4.3
    猫専用の洋裁店を訪れる客たちとそれぞれが選ぶ生き方、NOと言えない女性が出会った『見えるひとにしか見えない』猫、なぜかイケメン同期の飼い猫の世話係に選ばれたOL、愛猫家の店長が営む喫茶店の常連客になったお嬢様、元捨て猫にまつわる「ありがとう」の言葉たち―――人気作家が描く、どこかにあるかもしれない猫と誰かの日々。好評につき第二弾が登場! 【目次】猫町洋裁店(かたやま和華)/猫又の小料理屋さん(水島 忍)/七匹もいる!(毛利志生子)/Cafeトラ猫のマスターは猫を愛しすぎている(秋杜フユ)/ありがとう(前田珠子)
  • 猫道 単身転々小説集
    5.0
    失礼ですが御主人は? 収入は? 本籍地は? 保証人は? バブル後期の東京で"単身女性の安全な住まい"を求めて漂流する長編「居場所もなかった」に加え、後の"家族"キャト、ドーラ、ギドウ、モイラ、ルウルウをめぐる住居転々の短編。さらに不意の別れを描く「モイラの事」、その悲しみを越える単行本未収録の「この街に、妻がいる」、作者と猫の書き下ろし近況エッセイ二編も収録。
  • 猫も歩けば文豪にあたる
    3.6
    少年のロクはある晩、盗みに入った家で主人の夏目金之助に見つかってしまう。しかし金之助はロクを新しく来た書生と勘違いしたようで、そのまま夏目家で生活を共にすることになり……。(「夏目家どろぼう綺談」) 離婚して実家に出戻った君江は、路上で猫を拾い可愛がる。しかしその猫は高名な小説家・内田百閒の飼う「ノラ」だった。失踪した愛猫を探し東奔西走する百閒のもとへ、ノラを帰そうと試みるが――。(「内田家うらない綺談」)テレビ朝日新人シナリオ大賞を受賞した脚本家が描く、猫を愛した文豪たちの心温まる物語。
  • 猫も杓子も
    3.5
    自分に夢中な可愛いお坊ちゃん、つかみどころのない素朴な美しい男、遊び慣れた大人の男。仕事と複数の恋を楽しみながら、自由を謳歌する30歳の阿佐子。女子に大人気のイラストを描き、かわいい物語を書き、脚本もたしなみ、テレビに出て歌もうたうタレントだ。「わたしは人生の美食家」──欲望に正直に生きる楽しさの底で、しかし人生の孤独も知っている1人の女性の、甘やかな遍歴の行方は……。50万人に愛された、時代を超える恋愛傑作長篇。
  • 猫をおくる
    3.8
    1巻1,870円 (税込)
    餌付けをしているわけでもないのに猫が寄りつき、「猫寺」と呼ばれていた都内の木蓮寺。若き住職の真道は高校教師だった藤井に声をかけ、猫を専門に扱う霊園を開設する。愛猫を看取ったばかりの瑞季、そして真道と藤井もまた誰にも明せない悲しみと孤独を抱えていた。猫と共に生き、猫に生かされてきた男女の祈りと再生の物語。
  • 猫を数えて
    4.0
    「独り者学校」の必須課目は「同音異義語」に「公平感覚」、「ソプラノと油絵」ならびに「恋の確率」。「ドメスティックな女」が「石とダイヤモンド」の「薄い関係」に「景子の家」で「猫を数えて」いたら気がついた……。阿刀田ファンおまちかね!! 男と女の愛のレッスン10教程。素敵な恋の成就が修了証の代わりです。
  • 猫を拾いに(新潮文庫)
    4.0
    誕生日の夜、プレーリードッグや地球外生物が集い、老婦人は可愛い息子の将来を案じた日々を懐かしむ。年寄りだらけになった日本では誰もが贈り物のアイデアに心悩ませ、愛を語る掌サイズのおじさんの頭上に蝉しぐれが降りそそぐ。不思議な人々と気になる恋。不機嫌上機嫌の風にあおられながら、それでも手に手をとって、つるつるごつごつ恋の悪路に素足でふみこむ女たちを慈しむ21篇。
  • ねごと、たわごと、えそらごと
    4.7
    1巻1,595円 (税込)
    秀逸な言葉選びや想像を覆すオチ、ハッと気づかされたりクスっと笑えたりする仕掛けやひねりのきいたタイトルで読者を魅了する、暇十朗の140字小説がついに書籍化。 Xの投稿と同様に、読者の考察欲や想像力を掻き立てる作品をラインナップ。 「がさつる」「夫限定ボイス」「最近はちょっと多めに貸す彼女」「小人でもありません」「迫る危険」「過失割合」「職業病の自白」「おもしれーとかつまらないとか」「ワルの小洒落た言い回し研修」「危機はこれから」「話すと長くなります」「そして始まるダンスタイム」など反響が大きかった人気作のほか、5000字程度の掌編を含む書き下ろし90篇以上を加え全141篇を収録。 挿絵と装画はイラストレーター・わたぬきけいが担当。シンプルながらも独創的なイラストで物語の深みへと誘う。
  • ねじのかいてん
    完結
    5.0
    さまざまな専門家たちがなにかの理由で集められた収容所で、男は太軸二段式十字ドライバーを片手に脱獄をはかろうとする表題作『ねじのかいてん』。水で覆い尽くされた世界で逞しく生きる人間の姿を描いた『水域』。ヒーローショーで着ていたウルトラマンのコスチュームが脱げなくなり、ウルトラマンとして生活していくことになった男の数奇な運命を描く『パンツをはいたウルトラマン』。謎が謎を呼ぶ9つの短編小説を収録。巻末には電子書籍版の追加として「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。

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  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上)
    3.8
    1~2巻495円 (税込)
    近未来。時間遡行装置の発明により、過去に介入した国連は、歴史を大きくねじ曲げたことによって、人類絶滅の危機を招いてしまう。悲惨な未来を回避するために、もう一度、過去を修復してやり直す。その介入ポイントとして選ばれたのが1936年2月26日、東京「二・二六事件」の早朝。そして史実にかかわる3人の軍人が使命をおうことになる。過去の修復はできるのか!?
  • 寝ずの番
    値引きあり
    4.0
    上方落語界の重鎮、笑満亭橋鶴が、いままさに臨終のとき――。「師匠、何か心残りは? これはやっておきたかったということは?」と、弟子が聞くと橋鶴の口がもごもごと動いた。「そ、そ○が見たい」!! 弟子たちはみな、呆気にとられ、その後、大騒動に。果たして「そ○」とは、いったい何のことなのか――? マキノ雅彦第一回監督作品原作ともなった、粋で泣かせる中島らもの傑作三部作!
  • 寝ずの番
    3.8
    希代の咄家・橋鶴が最期までオチをつけてオッチンだ。今宵は弟子たちが集まる通夜だけに艶っぽい逸話(エピソード)も飛び出す無礼講。笑って死ぬか、死ぬまで笑うか、どっちもどっち? 粋でホロリとさせる咄家模様を描く『寝ずの番』3部作ほか、読み出したら止まらない、Hで笑撃的な“らもテイスト”満喫の短編集。
  • 鼠 鈴木商店焼打ち事件

    3.7
    利潤を追求する企業と、不況にあえぐ大衆、大衆を扇動するかのようなマスコミ。まさに今日的問題を、歴史上の事件を題材にえぐる。大正七年、一介の商店から三井・三菱と並ぶ大商社に成長した鈴木商店は、米の買占めを噂され、大衆をあおる新聞の論調もあって、米騒動の群集の焼打ちにあった。第一次大戦による好況から戦後の不況へ、そして昭和初頭の恐慌に至る激動の時代に諸悪の根源と指弾された同店の盛衰とその大番頭・金子直吉の劇的な生涯を描く異色作。
  • ねずみ石
    3.8
    真ん中にひと文字「子」という漢字が入った灰色のすべすべとした楕円形の石。神支村の子どもたちが祭りの夜に探す「ねずみ石」は、願いをひとつだけ叶えてくれる――。中学1年生のサトは4年前の祭りの日、一時行方不明になった。その夜、村で起きた母娘殺人の犯人は未だに判明していない。親友セイとともに、祭りを調べていくうち、サトは事件の真相へと迫っていく。
  • 鼠、嘘つきは役人の始まり
    値引きあり
    3.6
    江戸一番の人気者は、大泥棒゛鼠゛か、はたまた与力゛鬼万゛か。巷で話題、奉行所の名与力、゛鬼の万治郎゛。しかしその正体は、盗人よりもなお悪い!? 謎と活劇に胸躍る゛鼠゛シリーズ第10弾。
  • 鼠、地獄を巡る
    値引きあり
    4.5
    昼は甘酒屋、夜は天下の大泥棒という二つの顔を持つ鼠小僧・次郎吉。 たまには羽を伸ばそうと、妹の小袖と色とりどりの温泉を回る 〈地獄巡り〉が売りの湯治場を訪れたのに、 江戸で人気の歌舞伎役者に凄腕のスリも現れ、旅籠は何やら騒がしい。 しまいには女湯で侍が刺し殺される事件に遭遇する。 どうやらその侍はある女の影を追っていたようなのだが……。 旅先でも困っている人は放っておけない、痛快時代小説シリーズ第9弾!
  • 寝相
    3.8
    1巻1,584円 (税込)
    人生最後の日々を過ごす老人とその孫娘の静かな同居生活を描く「寝相」。失業中の男、元女番長、なぜか地面を這うようになった小学生が織り成す異色の群像劇「わたしの小春日和」。奇妙な美しさを放つ庭を男女四人の視点で鮮明に描き出す「楽器」(新潮新人賞受賞作)。目を凝らし、耳を澄ませるための三つの物語。瞠目のデビュー作。
  • ネタ元
    3.6
    事件記者とそのネタ元。騙し合い、ときに共闘するその特別な関係が、日本の歴史を作り続けた。時代をえぐる著者渾身の短編集!
  • 熱血人情高利貸 イングリ
    3.0
    元演劇青年でデリヘルのバイトをしている希の元に、デカくて筋骨隆々の女性・イングリが会いに来た。希のお客である桐畑敦子が、イングリが経営している金融会社の金庫から一億円を持ち逃げしたという。自分が共犯でないことは納得してもらったが、何の因果か、希はイングリの捜索を手伝うことに……。実は正義漢が強く、人情に厚いイングリといると、希は、いろいろな事件に巻き込まれて――。涙と笑いのノンストップエンターテインメント小説、待望の文庫化。
  • 熱帯安楽椅子
    3.6
    恋をしてから、小説が書けなくなった「私」。自分を甘やかしたい。横になる寝台が欲しいのだ。そう言った私に、男友達はバリ島行きの航空券を手配してくれた。暑い国で休んでおいで。行っておいで、あの熱帯の安楽椅子に。そこで出会った男たちと愛しあううち、私の中にバリ島の熱が染み込んでゆく。豊潤で濃密な愛の物語。
  • 熱タイ色恋花火
    値引きあり
    -
    年金暮らしの冬次郎は、タイに移住して第二の人生を謳歌していた。ある夜、繁華街で笑顔の素敵な女性に出会い、恋と肉欲の日々が始まった――。南の楽園を舞台に繰り広げられる愛と官能の物語。
  • 熱帯魚
    3.4
    若い大工の大輔は子連れの美女、真実と同棲している。そこに引きこもり気味の大輔の義理の弟・光男が転がり込み、さらに部屋の大家である先生も家族同然だ。不思議な共同生活のなかで、大輔と真実のあいだには微妙な温度差が生じて……。ひりひりする恋を描く、クールな青春小説。表題作のほか、煮詰まった二組のカップルの微妙な感情のゆれを緻密に描き出す「グリンピース」、外資サラリーマンの奇妙な休暇と出会いが短篇ながら忘れがたい「突風」を収録。
  • 熱帯植物園
    3.0
    覚えたてのセックスは考えてたよりよかった。正直いっていまは猿のようにはまってる。でもあたしには生理がまだない。女じゃないのにセックスしてる――。16歳になった日、下校途中に、薔薇の花束を抱えた派手な女が待っていた。あたしと同じ名前のおやじの愛人が……。ほとんど拉致されて連れて行かれたレストランで、おやじの愛人・由美が言った。「名前を変えてほしいの」――。10代の生と性を描いた5編を収録。R指定の室井佑月衝撃のデビュー作!

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  • 熱中ラジオ 丘の上の綺羅星
    4.0
    十六歳だった嘉門タツオは、タクシーから降りて笑福亭鶴光に、荒い息づかいで声をかけた。「弟子にしてください!」。一方、先達の金森幸介の曲は、「ヤングタウン 今月の歌」に選ばれ、洋々たる未来が開けていた……。千里丘のラジオ局は、大阪の若者たちの憧れそのもの。だけど未来は必ずしもまっすぐじゃない。辛い内弟子時代と破門、鳴かず飛ばずからの再デビュー。業界追放の苦しみの中、タツオは放浪し、自分の生きる芸事の道を探す。大阪人の夢物語そのものと言える、濃くもあったかい自叙伝物語!
  • 熱風
    3.7
    【第48回講談社児童文学新人賞佳作受賞作】「こいつにだけは絶対に負けたくない!」テニスの練習試合で他人を見下すような態度の対戦相手・順一を見て、中学2年の孝司は無性にそう思った。ところが、ある大会で2人はダブルスを組むことに。ハンデがあり、性格もプレーも正反対な彼らは、不器用ながらも、本気でぶつかり合う。そんな中、大会前にある事件が起こり……。一途な情熱を鮮やかに描く、第48回講談社児童文学新人賞佳作受賞作。
  • 熱愛者
    -
    音楽評論家で大学の講師でもある「私」が、主我的で嫉妬深い歌劇団のプリマドンナ・千坂牧子との生活に疲れ、小悪魔的な室内装飾家・津島頼子に心をひかれ、結婚して家庭生活に耽溺する。しかし、やがてその生活に破綻をきたし、頼子は別の男の許に走り去る。……心憎い程に女性心理を透視する著者が、男の異常なまでに純粋な熱愛がかえって女の愛を動揺させていくという物語を、物やわらかいムードの中に描いた力作。
  • 熱愛者
    -
    妻に去られて一人暮らしの翻訳家の悠治は、相前後して二人の美女と知り合った。女神のような典子と、妖精のような悦子である。悠治は交互に二人と体を重ね、旅先で、アパートで体が軋むほどに愛し合った。性の瞬間だけが生きていく上で確かなものに思えた、つかのまの日々。やがて熱い愛情は三人を固く結びつけてゆくが…。愛することで人は本当に孤独から逃れられるのだろうか?直木賞作家がその問いに答えて書いた、恋愛小説の白眉!性の根源を描き切った、と絶賛された一冊です。

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  • 熱愛者ふたたび
    -
    恋人に去られた秋の午後、翻訳家の悠治は小料理店で、着物の似合う信乃に出逢った。若い娘の奔放な行動に、悠治はふりまわされ、自分を見失った。が、やがて、結婚を誓い合った典子との再会を果たし、アメリカに旅立った悦子ともよりを戻す。恋人との空白を埋める性愛の日々が、また始まった。無限に続くかと思われた魂と躰の歓喜。その末に訪れたものは…。直木賞作家が、大胆に性と愛の深層を描き出した衝撃のベストセラー『熱愛者』の完結続編!

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  • 熱源
    4.0
    樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。 一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、苦役囚として樺太に送られる。 日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。 文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。 樺太の厳しい風土やアイヌの風俗が鮮やかに描き出され、 国家や民族、思想を超え、人と人が共に生きる姿が示される。 金田一京助がその半生を「あいぬ物語」としてまとめた山辺安之助の生涯を軸に描かれた、 読者の心に「熱」を残さずにはおかない書き下ろし歴史大作。 ※この電子書籍は2019年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 熱夜
    -
    1巻935円 (税込)
    南国沖縄でアヴァンチュール 深みに嵌まった7人の女 抜き差しならない夜もある  沖縄に移り住んだ官能作家の「私」が、十年の間に深い関係を結んだ七人の女との性愛の日々を綴る。十八歳年下の奔放な愛人ユキノとのめくるめく火遊び、今はなき花街真栄原新町の娼婦ハルカとの限りなく危険な逃避行、歓楽街松山の秘密クラブで出会った淑女レイコとの行きずりSMプレイ……南国の島の熱い夜を舞台にした名手による読み切り連作官能ロマン。私小説的情炎小説集。 目次 第一話 雨のリゾート──ユキノ・二十二歳  第二話 病める薔薇──ハルカ・二十四歳  第三話 目隠しの夜──レイコ・三十四歳  第四話 夜の海に溶ける──マリコ・三十二歳  第五話 声の限りに──カンナ・二十八歳  第六話 第六話 ロリ顔──ミオ・三十歳  第七話 第七話 無人島へ行こう──トモミ・二十三歳
  • 根津権現裏
    値引きあり
    3.5
    明治の末期に、病さえ治せぬ貧困の中に暮らす訪問記者の私。友人の急死によって浮かび上がる社会への怨嗟とは…。初刊から100年、不朽の名作私小説が堂々復刊! 歿後弟子・西村賢太の校訂による決定版。
  • 寝ても覚めても 増補新版
    3.7
    話題の映画原作、待望の増補新版! 濱口竜介監督 東出昌大主演 第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品 2018年9月1日全国公開 運命の人は二人いた…… 芥川賞作家の代表長篇に加え、 森泉岳土のマンガとコラボした魅惑の書き下ろし小説を収録。 謎の男・麦に出会いたちまち恋に落ちた朝子。だが彼はほどなく姿を消す。三年後、東京に引っ越した朝子は、麦に生き写しの男と出会う……そっくりだから好きになったのか?好きになったから、そっくりに見えるのか?運命の恋を描く野間文芸新人賞受賞作。
  • ねなしぐさ 平賀源内の殺人
    3.8
    天下の奇人か、稀代の天才か―― 日本中を漂流した男・平賀源内の死の謎に迫る! 「平賀源内は晩年に殺人事件を起こし、その罪を問われて伝馬町の牢屋敷で獄死した。ショッキングだけど、歴史上は確かにそういうことになっている。 しかし本書は、その史実を鵜呑みにしていいのか、磊落な天才の人生の行き着く先に、他の希望の道はなかったのだろうかと問いかける物語だ。ラストの二行が胸にしみる」 ――宮部みゆき 「読売新聞」2020年4月19日付 身分は侍、本業は本草学者。医学や蘭学、鉱物の知識にも明るく、戯作者、発明家といったよろずの才を持つ平賀源内。ある朝、彼が自宅で目を覚ますと、部屋には男の亡骸が転がっていた。知らせを受けて駆けつけた杉田玄白の前には、脇差を手に持ち、茫然自失とする源内の姿があり、記憶がないとただ首を振るばかり……。稀代の天才の身にいったい何があったのか。 (著者プロフィール) 乾緑郎 1971年、東京都生まれ。2010年に『完全なる首長竜の日』で第9回『このミステリーがすごい!』大賞を、『忍び外伝』で第2回朝日時代小説大賞を受賞。他の著書に「鷹野鍼灸院の事件簿」シリーズ、「機巧のイヴ」シリーズ、『愚か者の島』など。
  • 根の島
    値引きあり
    4.0
    生物学的な男(メイル)が生まれなくなった近未来。 メイルは貴重な資源とされ、無生殖能力者(スュード)である鶫(ツグミ)は、 メイルの略奪者として働いていた―― 「スュードに生まれるのは悪いことなの? なぜ、こんな生き方を選んでしまったのだろう」 任務に背いてメイルを解放した鶫。 そのメイルを連れ、唯一メイルが生まれる太母市に潜入する。 そこで鶫が見たものとは―― === 決断したという自覚さえないままに、鶫は戦士になっていた。 なぜ、こんな生き方を選んでしまったのだろう。 およそ、この世に略奪者ほど卑しく汚い仕事はないのに。 あるいは、それだからこそだったのか。 スュードは何も生み出さない。 無意味で不毛な人生を送って虚しく死んでいくだけだ。 やりたいこともなりたいものも特に見つからなかった。 それとも、考えようともしなかったのか。 母親にさえ見捨てられる無価値な存在が 人生について真剣に思い悩んだところで何になる。 自分には人に蔑まれる仕事こそがふさわしいのだ。 ===
  • ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~
    3.6
    この街は壁に囲まれている。 札幌を襲った天災から十六年、復興という名の再開発事業のせいで、街は高い壁の中にすっぽり収まっていた。 風変わりなその街で育った十五歳の少年・駆は外の世界への憧れを抑えきれずにいた。怖いもの知らずの彼は、街一番の秀才・勇夢と幼なじみの夏月を巻き込み、無謀すぎる脱出作戦を立てるのだが……。 そんな夏の日、放課後の屋上に“過去へ駆ける少女”が落っこちてきて―― !? 悩める彼らの運命が動き始める! 一人の少女が巡る三つの暦。 高い壁に秘められた小さな星のナゾを紐解く、青春ロスタイムストーリー。
  • ネバーランド(新潮文庫)
    3.0
    堅苦しいのは嫌い、ふざけているのが好き。30歳になってもそんな子供っぽさの残るミサが好きになったのは、同棲中の恋人がいる隆文だった。夏の終わりの夜、ファミレスで恋人の愚痴を聞いたことをきっかけに隆文はミサの家に居候。なのに恋人との関係を終わらせようとしないのだ。しびれを切らしたミサはついに出禁を言い渡すが……。普通の二人の歪な関係。芥川賞作家による絶品恋愛小説。(解説・角田光代)
  • ネバーランドの向こう側
    3.8
    1巻1,500円 (税込)
    文化センターで働く30歳の実日子。実家で何不自由ない生活を送っていたが、両親が交通事故で亡くなり、母方の叔母と同居することに。箱入り娘で、家事ができず、世間知らずな実日子と合理主義の叔母は全く波長が合わず、実日子は人生初めての一人暮らしを決意するが……。新居であるメゾン・ド・ミドリで出会った大学生サイトーくんや声優の新田さん、お見合い相手の椎名さんとの交流の中で、実日子は少しずつ強くなっていく。大人になり切れない大人の葛藤と進歩を描く、ハートフルストーリー。
  • 寝ぼけ署長
    4.0
    五年の在任中、署でも官舎でもぐうぐう寝てばかり。ところが、いよいよ他県へ転任が決ると、別れを悲しんで留任を求める声が市民たちからわき起った……。罪を憎んで人を憎まずを信条とする“寝ぼけ署長”こと五道三省が、「中央銀行三十万円紛失事件」や「海南氏恐喝事件」など十件の難事件を、痛快奇抜で人情味あふれる方法でつぎつぎと解決する。山本周五郎唯一の探偵小説である。

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  • ねむい幸福
    3.0
    橋場淳夫は妻・君香と理想的な家庭生活を送っている……と思い込んでいた。だが、些細な口論をきっかけに、妻が突然、家を出て行ってしまった。男性と暮らし始める一方で、淳夫に毎日のように電話をかけてくる。そんな妻の行動がさっぱり理解できない淳夫は、ある日、スポーツクラブで、インストラクターの祥子と出会う――。男女の心の深奥を描き出した傑作長編小説。
  • 眠い町
    -
    1巻110円 (税込)
    日本のアンデルセンと言われる小川未明の童話。「灰色の姉と桃色の妹」「負傷した線路と月」「眠い町」の三本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 眠たい入江
    -
    人生の、まどろむような昼下がり。胸底に押し込めたわだかまりが、哀しみがふとしたことで噴き上げ、平凡な日常が一瞬、色を変え、ゆがむ。にがい日曜日・オンブバッタ・ためいきの罪・もうひとりのシンデレラ・聖者のコンパクト……。シュールな感覚の34のショートショートと、12の愛のショートストーリー。
  • 眠っているあいだの無防備
    完結
    4.0
    全1巻275円 (税込)
    男たちが「しなかった」話 登場人物は5人だ。女が2人と男が3人。仕事が終わり、誘い合って食事をし、次の店に移る。3人の男たちはそれぞれ、過去の「しなかった」話をする。つまり、明らかに女性の側からモーションをかけられていながら何もしないままに時を過ごした、いわば「据膳食わぬは……」という経験だ。これが前振り。その他愛も無い経験談を受けて、二人の女性のうちの一人がもう一人の女性の部屋で無防備にも寝てしまい、そこを3人の男たちが囲んでいる、という状況ができる。さて、そこから何がどうなるか、ならないか。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • ネムとジド
    -
    1巻1,408円 (税込)
    心を揺さぶる5つの寓話 この世界はすこし切なくて、不思議で、あたたかい。 子どもから大人まで世代を超えて楽しめる、珠玉の短編小説集。 おしゃべりがうまくできずに学校に行けないネムは、子犬のジドといつも一緒。 村の人たちは、獲物一匹取ってこないジドのことを「役立たず」といった。 「息子に手がかかるのに、あんな犬までかかえたんじゃ、さぞたいへんだろうよ。」 でも、ジドにはひみつがある。耳を羽のように動かして、空をとぶことができるのだ。 ある日、空とぶ犬のうわさを聞きつけた村の旦那が、ネムの元にやってきて―― 表題作「ネムとジド」ほか、優しく沁みこんでいく全5編の物語。

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  • ねむの木の子どもたち
    -
    就学猶予……障害児へのこの冷たい言葉に怒りを覚えた女優・宮城まり子。悪戦苦闘の連続で育てた「ねむの木学園」園長、そして障害児たちの「おかあさん」宮城まり子。……「なぜ、ねむの木を作ったのか? 理屈をつくっても、どれも本当で、どれも後から考えること。ただ、言えることは、私が彼と彼女を知ってしまったこと。そして就学猶予という悲しい言葉があったことです」……心身に障害をもつ子らと、裸の心とからだを寄せ合って育てた「ねむの木」の、愛と誇りにみちた闘いの軌跡。一人一人の子どもに宛てた愛のメッセージや、子どもたちの美しい詩も、多く収める。障害児たちとのヒューマンな触合いの記録。園児たちの背負うハンディの重さと、彼らとのやさしい心の交流をつづる、感動の書!<正続 全2巻>
  • 眠らない少女 高橋克彦自薦短編集
    4.0
    妻が娘に語っていた「あまのじゃく」の物語を聞いていた「私」は、自分の故郷に伝わっていた凄惨な「あまんじゃく」を思い出し…。前世の記憶と怨念が凄絶な惨事を引き起こす表題作など厳選の10編。
  • 眠らない瞳
    -
    忽然とあらわれた少女「耳子」の強いまなざしに魅かれた私は、耳子と母・清見の住む家についていってしまう。二人の壮絶な母娘関係に圧倒された私は、やがて、恋人・サトシとの結婚すら犠牲にして、耳子を引きとって育てたいと決意するのだった。生命の輝きを真摯に見つめ新しい世界に挑んだ、意欲的長編小説。
  • 眠りなき夜
    4.0
    【第4回吉川英治文学新人賞受賞作】弁護士・谷の同僚、戸部が失踪、つづいて彼と関わりのあった小山民子が殺された。メモを手がかりに、谷は山形県S市に飛んだ。早速、三人組に襲われる。黒幕とみられる大物政治家・室井などの名が浮かぶ。そして戸部の惨殺体発見…。民子との間に何があったのか? 室井との関連は? 友の死を追って、谷は深い闇を解明すべく、熱い怒りを雪の街に爆発させる。第一回日本冒険小説協会大賞受賞作。
  • 眠りの庭
    3.6
    1巻704円 (税込)
    女子校の臨時教員・萩原は美術準備室で見つけた少女の絵に惹かれる。それは彼の恩師の娘・小波がモデルだった。やがて萩原は、小波と父親の秘密を知ってしまう……。(「アカイツタ」) 大手家電メーカーに勤める耀は、年上の澪と同棲していた。その言動に不安を抱いた耀が彼女を尾行すると、そこには意外な人物がいた……。(「イヌガン」) 過去を背負った女と、囚われる男たち。2つの物語が繋がるとき隠された真実が浮かび上がる。
  • 眠りの森クリニックへようこそ ~「おやすみ」と「おはよう」の間~
    4.0
    薫が働くのは、札幌にある眠りの森クリニック。“ねぼすけ”だが腕のいい眠りの専門医・合歓木院長のもとには、毎日ひっきりなしに患者が訪れていた。子どもの夜泣きに悩む母親には「虫切り」のおまじないを、金縛りにうなされる少年には眠りを誘うホットミルクを……。薫は合歓木のもと、眠れない人をさまざまな処方で安らかな夜へと導いていく。
  • ねむり姫
    3.9
    なんの前ぶれもなく、永いねむりについてしまった美しい姫と、腹違いのひとりの童子――中世の京の都を舞台に繰り広げられる男と女の不可思議な生涯を物語る表題作のほか、実母の生んだ牝狐を愛して命を奪われてしまう男の物語「狐媚記」、夢が男女の出会いを予告する「ぼろんじ」など、あやかしの物語六篇。

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  • 眠る魚
    3.5
    ガイドや通訳をしながら南太平洋のバヌアツに暮らす彩実は、東日本大震災からしばらくの後、父の訃報を受けて故郷の北関東の町に一時帰国する。放射線被害についての危機感の相違や、保守的な家族たちの思考と言動に噛み合わない思いを抱くうち、「アオイロコ」という奇妙な風土病の噂を耳にする。そんな中、彩実の口中の腫瘍が悪性と診断され、入院することに――。坂東眞砂子、絶筆作品。
  • 眠れない凶四郎(五) 耳袋秘帖
    3.6
    狂人が描いた絵を見る夜半過ぎ 不眠症が続く凶四郎の身辺に幽霊が出没する。 妻殺しの一件が解決した後も、未だ不眠症の癒えない南町の土久呂凶四郎は、 奉行の根岸の計らいで夜専門の見回りを続けることに。 江戸の闇は意外に騒がしく、今宵もまた幽霊が出る屏風だの、 盗みに入ったお店でお化けが出たと騒ぐ間抜けな泥棒だの、凶四郎は振り回される。 事件を解決する凶四郎に安眠できる日は訪れるのか。 大好評、耳袋秘帖・殺人事件シリーズ第5弾!
  • 眠れない凶四郎(三) 耳袋秘帖
    3.6
    私の妻はこんな事で死なねばならなかったのか! 妻を殺されて不眠症になった同心が、妻惨殺事件の真相に迫る! 妻を池の端の出合い茶屋で惨殺された同心・凶四郎は不眠症となり、 夜回り同心として江戸の町を見守っている。 「武家屋敷に化け猫が出た」「神社の石灯籠が動く!?」――江戸の夜は意外と賑やかだ。 一方妻の実家の主が蝦夷地の交易に密かに手を染めているらしいと判明した。 果たして妻が殺された真相に迫ることが出来るのか!
  • 眠れない凶四郎(四) 耳袋秘帖
    3.9
    難事件解決後も、凶四郎はなお江戸の闇を巡り廻る 今度の魔物は一体何か? 妻殺しの一件はなんとか解決。 し かし凶四郎の不眠症は快癒しないまま、今日も暗闇の江戸の街を見回る。 奉行の根岸は闇の世界に引きずり込まれないよう注意深く凶四郎を見守る。 しかし、再び殺しが起きる。 芝居小屋の裏方が張り巡らされた綱に縊り殺された!そして第二第三の殺しが。 走る凶四郎。根岸の名推理が冴え渡る! 土蜘蛛、骸骨、一体次は何だ!! 大好評、耳袋秘帖・殺人事件シリーズ。
  • 眠れないほどおもしろい源氏物語
    3.9
    マンガと人物ダイジェストで読む、日本一わかりやすい『源氏物語』の本! 千年の時を超えた、究極の“王朝・ラブストーリー”!日本が世界に誇る『源氏物語』は、平安時代の天才・紫式部による54帖もの長編大作。そこで本書では、『源氏物語』のストーリーを、それぞれの魅力にあふれた“登場人物ごと”に紹介。*“永遠の恋人”を生涯追い求めた「光源氏」*きゃしゃで可憐な一夏の恋人「夕顔」*少女の頃から光源氏に愛された「紫の上」*不器量だけど一途な姫君「末摘花」*低い身分ながら誰より気品ある「明石の君」――きっとあなたも、千年の時を超えて共感する姫君や貴公子と出会えるはずです。また、『源氏物語』のハイライトシーンはマンガ化して収録!印象的なシーンが、ますます頭に残ります。

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  • 眠れないほどおもしろい恋する古文[王朝の美女と貴公子篇]
    4.5
    万葉集、伊勢物語、枕草子、源氏物語――“王朝恋物語”のベスト・セレクション!わかりやすいあらすじで、あの名作を一気読み!ロマン溢れる「古典の世界」へ、あなたを誘う本。◇夢かうつつか――在原業平と伊勢斎宮との“禁じられた一夜”◇中宮定子と一条帝――権力に引き裂かれ、なお揺るがなかった愛◇「恋の誘い」に軽妙な切り返し――清少納言の“さわやかな知性”◇嘆きながらの「独り寝」――男と女の“すれ違い”は千年前も同じ◇二人の天皇に愛された魅惑的な女――額田王の才気あふれる一首◇「やまとうた」の最高峰! 「古今和歌集」は平安貴族のバイブル◇芥川、谷崎も作品に取り上げた“平安一の好色者”とは◇『源氏物語』にも影響を与えた「秘琴」と「美女」をめぐる物語――この“切ない恋”から、目が離せない!
  • 眠れないほどおもしろい徒然草
    -
    「眠れないほどおもしろい」古典シリーズ30万部突破!最高級の人生論と、超一流の悪口が交錯する『徒然草』の世界へようこそ!それは「隠遁者の美学」か、あるいは「ひねくれ者の戯言」か――。兼好法師が「つれづれなるまま」言いたい放題!◇ 見栄を張っても、ろくなことがない◇「女難」には、くれぐれも気を付けよ!◇「だって、死んだら灰になるだけだろ?」◇ エリートたちだって一皮むけば、この程度◇「友とするにわろき者」――その条件とは?鎌倉時代、兼好法師が書いたエッセーが『徒然草』。枕草子、方丈記と並び「三大随筆」と呼ばれますが、その中身は「40歳になる前に死んだほうが見苦しくない」「用事がすんだらさっさと帰ってほしい」など、上から目線の皮肉ばかり!毒舌まじりに語られる「処世のコツ」の数々をご紹介します。――板野博行

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  • 眠れないほどおもしろい日本書紀
    3.4
    シリーズ累計50万部! アマテラス、スサノオ、日本武尊、神武天皇、中大兄皇子、天武天皇…知れば知るほど凄いぶっ飛びのエピソードを、あの藤原不比等のナビで実況中継! 伝説と事件の舞台裏でその時、何が起きたのか――?古代日本史オールスターズが登場する最古の歴史書『日本書紀』の魅力に迫る本!◇『古事記』と『日本書紀』の“意外な違い”とは?◇「ヤマタノオロチの尻尾から鉄剣」が意味すること◇「三種の神器」を携えて、天孫ニニギ、降臨!◇オオクニヌシはなぜ「国譲り」を迫られた?◇「蘇我氏≒極悪」に書かれた理由とは◇英雄ヤマトタケルは、なぜかくも悲しいのか?◇「乙巳の変」のラスボス――意外な人物◇実力十分! なぜ中大兄皇子はすぐに即位しなかった?◇アマテラスの姿に自身を投影した女帝とは?漫画も入って、超リアル!

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  • 眠れないほどおもしろい百人一首 あの歌に“驚きのドラマ”あり!
    3.8
    百花繚乱! 心ときめく和歌の世界へようこそ!恋の喜び・切なさ、四季折々の美に触れる感動、別れの哀しみ、人生の儚さ、世の無常・・・・・・わずか三十一文字に込められた、日本人の“今も昔も変わらぬ心”。 王朝のロマン溢れる、ドラマチックな名歌を堪能!*稀代の色男の“元恋人”へのメッセージとは?――在原業平*自らの美貌の衰えを、桜に重ねる――小野小町*美しい紅葉を、神への捧げ物に見立てた――菅原道真*暴君の詠んだ、驚くほど“清らかな恋心”――陽成院*浮気をされてプライドはズタズタ――藤原道綱母*月を見上げて詠んだ、切ない“望郷の念”――安倍仲麻呂*一度は離れても、必ず再び逢おうと願う――崇徳院*深窓の内親王の“内なる激しい恋心”――式子内親王あなただけの“お気に入りの一首”を見つけてください。

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  • 眠れないほどおもしろいやばい文豪
    3.7
    いくら天才作家だからって、ここまでやっていいものか――? 誰もが知る文豪の「やばすぎる素顔」に迫る本。酒も女も、挫折も借金も……全部、「小説のネタ」だった!?「あの名作」は、こうして生まれた!◇ハチャメチャな生き方で女にモテまくり! 太宰治◇滅びの美学を表明! 「憂国」の天才作家 三島由紀夫◇「狂気」に呑まれる前に死んでしまいたい 芥川龍之介◇「女は『神』か『玩具』のいずれかである」 谷崎潤一郎◇「知の巨人」は「痴の巨人」でもあった?  森鴎外◇「東大教授の椅子」を蹴った理由は年俸額 夏目漱石◇「文春砲」をつくった男の“男気”と“男色”  菊池寛◇金の使い道の最善は「女へやる事」  直木三十五◇「純愛一筋」から「火宅の人」に大豹変! 檀一雄

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