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Posted by ブクログ
わかっているのに、予想できたのに涙が出てしまった。
現代はグーグルアースで自分の卒業した学校を見ることができる。小学校は木造校舎はなくなり、全く変わってしまった。中学、高校も近代的になり私が通っていた頃の姿ではない。時代は移り行くのは仕方がない。
しかし限界集落といわれる過疎地域の学校はそれさえも許されず消滅してしまう。
未来を担う子供たちのためにも学校の在り方、先生の価値を国は見直してもらいたい。そんなことを考えさせられた。最後の章は予定調和みたいで不満だったが、久しぶりに清々しい小説だった。表紙が黒板アートだと知ったのには最後にも感動を残してくたれた。
Posted by ブクログ
「そこそこ分厚いけれどあっというまに読める本」というのは、めちゃめちゃ面白いか、読みやすいかのどちらか。これは私にとっては後者です。
次年度の廃校が決まっている小学校。児童7人と先生4人の1年。吊り橋で有名な奈良県十津川村が舞台で、フィクションだけど、モデルになった学校があるらしい。
『22年目の告白 私が殺人犯です』のノベライズを担当した著者。言葉が平易で読みやすい。半面、想像力を掻き立てる表現や唸る比喩がないような。だから頁はどんどん進む。
鼻をほじる癖のある先生が「う○こ」を連発しすぎで、私はちょっと食傷気味(笑)。けれども、ラストはきっちり感動的なシーンで〆。この辺りはさすが放送作家だなぁと思います。
廃校や閉校を経験した人にとっては涙なくしては読めない作品かもしれません。キャストがそろえばすごく良い映画やテレビドラマにもなりそうです。
いちばん驚いたのは表紙がチョークアートだということ。素晴らしい。
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