灰かぶりの夕海

灰かぶりの夕海

小説・文芸
1,100円 (税込)

5pt

辻堂ゆめ氏 絶賛!
「私はこの作品に、《本格ミステリの向こうにある何か》を見出していた」

波多野千真の前に現れたのは、亡き恋人と瓜二つの顔と声で、同じ名前《夕海》を名乗る少女。
記憶がないという彼女を保護した千真だが、仕事で立ち寄った家で、不可解な事件に巻き込まれる。
それは密室殺人。
しかも被害者は恩師の亡き妻とそっくりな女性で……。
自分は一体、何に巻き込まれているのか? 世界が反転するミステリ。
〈解説〉辻堂ゆめ

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公文庫
  • タイトル
    :
    灰かぶりの夕海
  • タイトルID
    :
    1977358
  • ページ数
    :
    368ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年08月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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灰かぶりの夕海 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かったです!一気読みしました。
    隣にずっと謎がいる感じ。最初こそ、何が関係あるんだろ?と思うことが多かったのですが、読み進めていくうちに前半にあった何気ないことがどんどん深みを帯びて重たくのしかかってくる感じが凄かったです。

    ラスト、どっちが本当かわからない感じに終わるのではなく、ひとつの確固たる答えを出してるところが私は好感持てました。

    1
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    なるほどー面白い!
    プロローグの内容がどこにかかってくるのか全く分からず、ミステリなのかSFなのか世界観もよく分からず、インタールードの誰ともわからない謎めいた会話とか途中の主人公の不可解な行動とか。とにかく読んでてずーっと違和感があったんだけど、最後の章でそれが全部解消。あーそういうことかーって全てが腑に落ちました。タイトルにも納得。
    なのに、エピローグでもまた裏切りが待っていたのはちょっとお腹いっぱいな気がしないでもない。

    0
    2026年05月21日

    Posted by ブクログ

     亡き恋人と瓜二つの顔と声の少女、遭遇した不可解な密室殺人事件の被害者もある人物と瓜二つという謎が謎を呼ぶ本格ミステリーで、どこか冷めた部分がある主人公が少女との邂逅で変化していく描写が印象的で、一方で読み手を翻弄するかのようなトリックに度肝を抜かれた。

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

     何を説明してもネタバレに繋がる重要な事実を開示してしまいそうで、何を言っていいか不安になってしまう作品があります。本書もまさにそんな作品のひとつ。だからこの作品に関しては特に、これ以降の私の拙い感想などは読まずに、本書を読んで欲しい、と思っています。

     倒れている少女がいた。行き先も分からないらしい少女は一年前にこの世を去った恋人と瓜二つで、名前も同じ『夕海』だった。こんな偶然が本当にあるのだろうか。

     隙間に非日常が入り込んできたようなどこか不安定に進んでいく物語はやがて、その不安定さがなければ成り立たなかった物語に変わっていきます。伏せられていた事実が明らかになった時、思わず「すごい!」と唸ってしまう、強烈な感動が待っています。ラストで明らかになる『彼女』の起こした行動については賛否別れるところかもしれませんが、私は切ない余韻に目頭が熱くなってしまいました。

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    ・展開が早いので飽きない。
    ・他にはない設定だった。
    ・突拍子もない内容で、よくわからなかった。
    ・最後の方はなにが書いてあるのか
     理解できなかった。

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    まるで地震を体現したかのような小説。

    序盤から小さな違和感が何度も積み重なる。写実的なのに、時代背景や風景の描写は乏しく、どこか不安定。度々唐突に現れる粗さが前震のように揺さぶる。そして終盤、本震が訪れるかのように積み上げられた違和感が全く別の意味を帯びる瞬間は衝撃的だった。映像化は不可能なように思えた。

    登場人物の内面はあまり深掘りされず、犯人の動機すら表層を掬うように描かれる。それは他者に視線を向ける余裕のない世界を映す意図的な表現のように思えた。

    そこに死者さえ「数」として情報や記録に残され、現実にいつ訪れてもおかしくないディストピアを感じた。けれどそんな中でも人は誰しも誰かの記憶に残りたいと願うのだろう。どれだけ管理社会へと移行し、すべてが数値化され情報や記録のひとつとして残されるようになったとしても、人の存在を証明するものは結局、人の記憶や繋がりの中にあるのは変わらないのかもしれない。
    その普遍は脆く、危うさも孕むけれど希望でもある。

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    本格ミステリ×少しの不思議×愛
    この3つを感じる作品でした。
    冒頭から感じる違和感が、物語が進むにつれ増えていく。「こういうものなのか…?」と思いながら読み進めて、ひとつずつ違和感が増えていく。

    なんとまぁそういうことだったのか!
    昨今の自分の経験が、この物語に至ってはフィルターになっていた。それはもう分厚い瓶底のメガネくらいに。

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    プロローグが何処に繋がるか不明なまま展開して行く。とつぜん現れた亡き恋人と同じ名前と姿の女性。主人公の千真だけでは無く、こちらも混乱する。インタールードとして挟み込まれる内容も唐突に不思議な状況の説明。
    これに殺人事件が発生するが、殺されたのは恩師の死んだ妻のよう。犯人と思われた恩師も殺される。ここで千真と恋人似の女性と犯人捜しへ。
    複雑な設定で、驚くような災害後の世界だった。思い返すと、途中にヒントは一杯あったのだが、気付けなかった。
    恩師達の殺人事件の真相もそうだが、恋人似の女性の真相も二転三転して驚くような、そうでも無いような、複雑怪奇。分かりづらく、スッキリ感が無い。

    0
    2026年03月05日

    Posted by ブクログ

    死んだはずの恋人が現れた
    これはファンタジーなのか…

    殺人事件が起こる
    実はミステリーなのか…

    そうこうするうち
    災害のドキュメンタリーっぽくなってきた

    いつか起こると言われている大災害
    本当にこんな事になってしまうかもしれない
    怖いなと思いながら読んでいくと

    ラブストーリーだった

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    亡くなったはずの人物が生きていてなど、謎の多い作品で面白かったです。途中話がこんがらがってしまったのと、結末がある程度予測できたのが少し残念でした

    0
    2025年10月05日

灰かぶりの夕海 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公文庫
  • タイトル
    :
    灰かぶりの夕海
  • タイトルID
    :
    1977358
  • ページ数
    :
    368ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年08月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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