ジェリーフィッシュは凍らない

ジェリーフィッシュは凍らない

小説・文芸
794円 (税込)

3pt

特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。その発明者のファイファー教授を中心とした技術開発メンバー6人は、新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の最終確認試験に臨んでいた。ところが航行試験中、閉鎖状況の艇内でメンバーの一人が死体となって発見される。さらに自動航行システムが暴走し、彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。脱出する術もない中、次々と犠牲者が。21世紀の『そして誰もいなくなった』登場! 第26回鮎川哲也賞受賞作にして精緻に描かれた本格ミステリ。/解説=千街晶之

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ジェリーフィッシュは凍らない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    できるなら、一気読みしたかった(^_^;)

    市川憂人さん著の『ジェリーフィッシュは凍らない』は、アガサ・クリスティ代表作『そして誰もいなくなった』のオマージュと帯で謳われていたようですが、解説にもあるように『十角館の殺人』でしたね(^_^;)

    概要ですが、ある研究開発チームがテスト飛行中に行方不明となり、数日後に他殺体として発見された事件から、女性警部のマリアと刑事の九条漣(レン)が事件の違和感を紐解いていく。

    といったマリア&漣のペアで解決する流れになっています。ただ、冒頭に表現した『十角館の殺人』のように、二人は事件を「事後」に向き合っているため、「最中」と「事後」、そして「過去」の三つの時系列を追いかけるスタイルで、読者に様々なつながりを見せていきます。

    で、衝撃的などんでん返しを読者に突きつける場面が来るのですが、数日かけてチマチマ読み進めていた私は「あれ?誰だっけか?」とフー・アー・ユー状態。大変申し訳ございません。

    エピローグまでいって、ようやく状況を振り返れたので満足でしたが、記憶が薄まったら一気読みしようと思いました!
    (と書いたことも忘れてしまうのだろうな…)

    0
    2026年10月11日

    Posted by ブクログ

    面白かった。登場人物たちと同じ情報を持ちながらもなかなか真相に辿り着けず、どう考えてもおかしいという違和感を最後まで感じながら読んでいた。与えられた情報の解釈の仕方によって全く違う世界が見えてくることを感じさせられた、

    0
    2026年10月01日

    Posted by ブクログ

    こんな極上なミステリがあるなんて。
    まさに21世紀の『そして誰もいなくなった』です。
    舞台は1983年のU国A州。
    架空の技術開発により小型飛行船「ジェリーフィッシュ」が発展を遂げているある種パラレルの世界。
    本書は飛行船内というクローズドサークルを舞台に連続殺人が描かれる過去のパート、刑事が捜査を進めていく現在パート及び犯人の独白という3つのパートにより構成されています。
    物語のテンポ、刑事コンビの小気味の良い会話、登場人物の意外性、奇想天外なトリック、魅力がいっぱい。
    読後の余韻も爽やかで、登場人物の想いが感じられるタイトルもgoodです。

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    いやー、最初から最後まで面白かった!!

    事件章と推理章の二部構成で、ストーリーが進んでいく。じわじわ交わっていく感じが堪らなく興奮した。

    これがデビュー作か。
    さすが鮎川哲也賞受賞作ですね。

    架空の飛行艇ジェリーフィッシュという乗り物1つで、こうも話が広げられるのかと感動すら覚えました。

    個人的に科学要素は苦手な部分もあるけれど、主人公のマリア&漣という警察コンビが上手い具合にストーリーに絡ませて説明してくれるので苦になりませんでした。

    犯人もトリックもミステリ読んでればそんなに難しくないです。でもそれ以上にストーリーが面白いので、全然無問題!!

    早くも続編が気になって、読み始めました。

    暁星とか、十角館の殺人、とか、私はこの手の構成が好きなのかもしれない。

    0
    2026年05月04日

    Posted by ブクログ

    伏線が丁寧に散りばめられていて、一つ一つ紐解いていくと真相が推理できるタイプのミステリー。といっても全てを推理するのはとても難しいわけで、自分は断片的にしかわからなかった。
    真空気嚢式浮遊艇などの架空の設定も面白くて、かといって小難しすぎずちょうどいい塩梅。

    0
    2026年04月19日

    Posted by ブクログ

    所々は推測できても、全問正解するのは難しいんじゃないだろうか、という真相だった。

    一つ一つの疑問にきっちり検証と答えがあり、納得できる種明かしだったのだが、その分良くも悪くも綺麗にまとまっていて、目玉のトリックがぼやけてしまった印象。
    最近、ラストでどんでん返しをくらって最早爽快感すら覚える作品を読む機会が多かったから慣れてしまっていただけで、本作のようなギッチギチに条件が整えられた舞台の謎を地道に解き明かすのもミステリの醍醐味だと思い出した。

    0
    2026年04月08日

    Posted by ブクログ

    Chatgptに自分が好む傾向の小説をインプットしてから、おすすめしてもらった作品。
    まさかの展開もありつつ、結局名前がわからないままだったりと、なかなか変わった作品に感じた。

    0
    2026年09月19日

    Posted by ブクログ

    タイトル意味不なSF系ミステリで敬遠していたものの、約3年を経て読む機会が訪れました

    開発メンバー6人全員他殺確定で、犯人はどこへ?

    「十角館の殺人」を想起させる展開でハラハラドキドキの読書体験でした

    まさかのトリックであり、思いつかなかったと同時に、記憶に残ること間違いなしです!

    0
    2026年08月16日

    Posted by ブクログ

    SF世界観でのミステリー小説。乗組員6名の飛空挺が墜落。残骸から6名の他殺体が発見されたという事件。事件当時と捜査パートが今後に展開されることで、ミステリーとしてもサスペンスとしても楽しめる。

    0
    2026年08月06日

    Posted by ブクログ

    面白かった。パートが入れ替わって進んでいくので飽きずに読み進められる。「発想」で片付けすぎな気もするが、やるときにはやるマリアと冷静なレンのコンビも悪くなかった。
    ただ、ラストほんの少しで鮮やかなどんでん返しをくらうことを期待していたのもあって、最後の最後でちょっと盛り下がったような印象も受けた。

    0
    2026年06月24日

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